ボリビア旅行⑤（天空の鏡：ウユニ塩湖Ⅲ 朝焼け）

2020/03/09 - 2020/03/12

寒さに耐えながら、ウユニ塩湖で夜明けを迎えます。
昼間も夕方も夜明けも、どの時間帯の風景も心に大きく残る
幻想的な風景が広がっていました。

エリア ウユニ(ボリビア)

• 旅行の満足度: 5.0

徐々に夜が明けてきました。

明るさを増してきた東側と違い、西側はまだ暗いままの状態です。

雲のない状況も見てみたい気はするけど、濃紺の雲と湖面の間から差し込むオレンジの光もまた美しい。

真ん中の山を境に太陽の登る方角はオレンジ、左側は白い陽光とはっきりと色が分かれています。

雲が多くて、朝日は拝めないかもと思いながらも、刻一刻と変わっていく風景に見とれてしまいます。

こういう場所に富士山があれば、逆さ富士を簡単に拝めそうです。

季節は丁度、ほぼ満月の時期。雲が無くても、星降るような夜空は見れなかったでしょうね。田舎で育った子供の頃は、当たり前のように天の川や色々な星座を眺める事が出来ましたが、今となっては貴重な体験だったんだなあと思います。

遠くに見えるキャンピングカー。ウユニ塩湖内で泊ったのかな。
車を止める場所には、困らない地形ですね。

稜線や湖面が、赤く染まってきた。
ため息が出る程、鮮やかな景色。

丸い太陽は拝めなかったけど、この風景だけで十分すぎる程の満足感を味わいました。

太陽が昇るにつれて赤みがなくなり、淡いオレンジの空に変わってきました。

夜明け前から塩湖に滞在していましたが、そろそろ朝食を摂りにホテルに戻ります。

塩湖は、厚い雲に覆われていましたが、雲の流れも速く、刻一刻と風景が移り変わっていきます。

西側の空には、まあるいお月様。

遠くの車が浮いているように見えます。

ウユニ塩湖は、降雨によって絶景が造られていますが、地下水が湧き出ている場所もあります。想像以上の水量で、ぼこぼこと水が湧き出ています。

何の設備もない、原野の露天風呂みたい。
死海よりも、塩分濃度が濃そう。

水が湧き出ていたであろう穴。模様のようになっています。
ウユニの地上絵。

湧水で出来た、かなり大きな水たまり。

パリ～ダカールラリーの記念碑。

パリ～ダカールラリーが実施される日程は、ウユニ塩湖は立ち入り禁止になるようです。いつかまた旅できるようになったら、注意が必要ですね。

記念碑周りの風景。白い地平線。

ウユニ塩湖内に存在する唯一のホテル：プラヤ・ブランカ。
但し、建前上ホテルとしては営業しておらず、元ホテルの扱いのようです。

ホテル プラヤ ブランカ ホテル

現在は、レストランや観光施設として利用されているとのことです。

ホテル横にある国旗が立ち並んでいるスペース。
周りの風景も含めて、極点到着の記念国旗みたい。
次から次へと、調査隊が訪れているような感じですが。
勿論、日本の国旗もありました。

こちらはレストランかバーだった場所かな。
誰もおらず、時計も止まっています。
柱には、世界各国から訪れたと思われる観光客が残した、ワッペンやシールが貼られていました。

卓上ゲームなども置かれているので、旅行者が集まる場所だったんでしょうね。屋根が薄いので、雨が降ったらすごい音が鳴りそう。

こちらにもダカールラリーの記念碑が置かれていました。
目標物が無い場所での運転は、色々と難しいでしょうね。

パット見た目、雪景色にしか見えないですね。