2021/10/03 - 2021/10/06
5975位(同エリア29184件中)
jokaさん
今年最初で最後のつもりで臨んだ9月の縦走が、飛騨地方を襲った地震によりあえなく撤退を余儀なくされたのが二週間前。
ザックまで新調したのにこの有様かと意気消沈しましたが、臥薪嘗胆、不撓不屈、あらゆる四字熟語に励まされ次の機会を虎視眈々とうかがう日々。
その甲斐あってかどうやら10月第一週が天気上々らしい!
日程は最大三泊四日で候補は四つ。
①蓮華温泉~蓮華岳の後立山連峰縦走
②弥平四郎~大石ダムの飯豊連峰縦走
③菅の台~越百山~木曽駒ヶ岳の中央アルプス縦走
④槍ヶ岳~立山の前回リベンジコース
②③は毎年機会を狙っているとても気になるルートですが、どちらも二泊三日で十分。三泊使うのはもったいない気がするので今回は却下。
残る①と④を比較して、未踏区間が多い①が第一候補となりました。
気がかりなのは①には日本三大キレットのうち不帰と八峰の二つを含んでいること。高所恐怖症のわたしには大問題です。
予習のためにYouTubeで不帰キレットと八峰キレットの動画をさんざん視聴した結果出た結論は
・体力面…問題なし(なんなら二泊三日でも可)
・技術面…へたっぴだけど体力で十分カバー可能
・恐怖心…出たとこ勝負、その場にならないとわかりません…
出発前日には、楽しさより怖さが勝るルートを達成感のためだけに歩くのは本末転倒な気がして中房温泉行のあるぺん号を検索するもタッチの差で満席に。仕方ない、計画通りに行ってやるか!
そして迎えた出発当日の朝。出勤前に何気なく上高地行きのバスを検索すると残席1の表示が…
これは神の啓示か?なにも表銀座だけが槍へのルートじゃあるまいし。未踏の槍沢ルートを歩くのも悪くないんじゃないか。天狗池からの逆さ槍も見てみたいし。
というわけでその場で方針変更。仕事終えてから慌ただしく装備替えをして、無事車中の人となりました。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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二週間前よりだいぶ落ち着いた人出のバスタ新宿。
前回は連休中日だったので、日曜の夜ならこんなもんか。バスタ新宿 乗り物
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今回はスタンダード四列車。
確保できただけでもありがたい。 -
定刻の5時20分、上高地バスターミナル着。
ここの人出も前回の半分くらいかな。上高地バスターミナル 乗り物
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水だけ汲んでさっさと移動。
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河童橋すぐそばのいつもの場所へ。
ここはいつも空いてるんですよね。 -
本日の朝食♪
定番の紀伊國屋のヒレカツサンドがどこ探しても売り切れでやむなく代替品。ふだんはヒレカツサンド二箱でちょうどいいのでちょっとボリューム不足な気がする…
惣菜パンもう一個買っておけばよかった。 -
お手洗い行ってコンタクト装着して戻ってきたら……奥穂高岳が燃えてる!
河童橋 名所・史跡
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今年の夏?の新兵器、アウトドア専用日焼け止めを塗りたくります。
“日焼け止め”はもれなくアウトドア用では”という野暮な疑問は無しで。
三千円以上!もする高級品なんだから頼むよ。 -
5時58分、観光案内所のシャッターがガラガラと上がる音と共に出発です。
奥穂高岳のモルゲンロートは継続中。 -
小梨平キャンプ場を通過。
このあたりで数名のトレラン集団に追い抜かれました。
そのあとすれ違わなかったのでもしかしたら新穂高へと抜けたのかもしれません。小梨平 自然・景勝地
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6時26分、明神館通過。
上高地 明神館 宿・ホテル
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徳沢キャンプサイトは今日も大盛況!
山のテント場より色とりどりで、見ていて楽しいですね。徳沢キャンプ場 キャンプ場
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6時59分、徳沢園に着きました。
みちくさ食堂の営業開始の7時まで少し待って入店。氷壁の宿 徳澤園 宿・ホテル
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相変わらず素敵な店内。
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朝食が不足気味だったのでカロリー高めのものを食べたかったのですが、あいにくケーキやプリンといった手作りスイーツは販売しておらず。
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出来合いのロールケーキとホットミルクで優雅なひと時♪
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食後、あるものを探しに売店へ。
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ありました!
ふだんは携行してもまず使うことのないグローブ類ですが、本日は何故か指先が冷えて仕方ない。ていうか寒さで痺れて曲げるのに苦労する状態。そして百回に一度のこんな時に限って忘れてくるという…
標高1500mちょいでこれだと明日以降まずいな、と思ってました。
わたしにはちょっと可愛らしすぎる気もするけど、まぁいいか。 -
7時15分、出発。
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サイズもぴったりで実に快適♪
明日以降も頼むよ!とこの時は思ったのですが、一時間後にサコッシュの中に仕舞い込み、今回の山行中二度と日の目を見ることはありませんでした… -
7時52分、横尾通過。
山岳救助隊の方々が登り方面へ向かう人達に声をかけていました。先々週の地震の影響ですね。
“できれば引き返してね。登るなら緊張感持てよ!”という感じでしょうか。
前向いてスタスタ歩いていたわたしは幸いにもスルーされました。横尾山荘 宿・ホテル
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大半の登山者が涸沢方面へ。
考えてみれば10月第一週といえば例年なら涸沢カールの紅葉真っ盛り。曜日に関係なく一年で最も混雑するシーズンです。
“紅葉より断然新緑派”のわたしは今の今までそのことをすっかり忘れてました… -
物々しい警告文。
まぁでもこのくらいの脅しは必要だと思います。 -
横尾を過ぎると途端に人影が消えました…
小屋の予約はそれなりに埋まっていたので、そこまで登山者が少ないというわけではないと思うけど。 -
画面中央奥に見えているのは南岳。
なんとも雑な命名ですが、標高3033m、国内に二十数座しかない三千m峰の一つです。
大キレットのスタート&ゴール地点としての方が有名かも。 -
森を抜け
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この辺りでは、すでに梓川ではなく槍沢と呼ばれるようになっています。
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横尾を出て40分、初めて先行者を目にしました。
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おっ!
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8時53分、槍沢ロッジに着きました。
槍沢ロッジ 宿・ホテル
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ランチは10時からか…
いろんな小屋のランチメニューを試すのが好きなのでちょっと残念。 -
小屋前のベンチで荷物整理して、水を補給したら出発です。
もっと冴えない(失礼!)小屋を想像していましたが、とても居心地の良さそうな場所でした。
あとで調べたら風呂場も完備だそうで。 -
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小屋を出てすぐのところにこんなものが。
レンズの先には -
これ!
枝打ちでもして維持してるんでしょうか?
自然にこの状態ならなかなかの偶然です。ハート型に見えなくもないところもポイント高し。 -
9時21分、ババ平のテント場を通過。
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開放的で明るいのに木立や遮蔽物で風も避けやすく、その上きれいなトイレと使いやすい水場も完備した素晴らしいテン場。人気なのも頷けます。
小屋が遠い(約1km)のが唯一の難点ですが、下ってくる時には事後申告で料金を払えばいいらしい。
あとはアルコール補給問題だけだな… -
人気の割に狭いかなと思いきや、なんと目と鼻の先の川原にも大きめのスペースがあるみたい。
最高じゃないかババ平!
と思ってたらそんなことみんなとっくに知ってるみたいで、溢れてテントが張り切れないこともあるようですね… -
槍沢の脇の夏道を登っていきます。
展望良く歩きやすいルートです。 -
9時40分、大曲りを通過。
ここで右に進むと水俣乗越で東鎌尾根に合流します。
今回は天狗池に立ち寄るつもりなので直進。 -
この槍沢は7月半ばごろまでがっつり雪渓が残っているとか。6月頃から今歩いている夏道が露出し始めるのでこの先の大曲あたりまでは登山靴のまま進むことができるようですが、その先はチェーンスパイク程度はあった方が安心のようです。
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振り返ってみる。
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10時12分、天狗原分岐に着きました。
ここから天狗原および天狗池までコースタイムで往復一時間ちょっとぐらい。
ザックをデポして向かいます。
雪渓が残っている時期に天狗原に向かう場合にはアイゼンまたはチェーンスパイクがあった方がいいかも。 -
地図の位置関係から勝手に下るのだとばかり思っていたのですが、どうやら登るみたい…
地図の等高線をよく見れば明らかでした。
まあ、帰りは下りになるからいいか。 -
槍の穂先が!
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赤を添えてみた♪
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岩の道を進む。
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多分ここが天狗原。
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うん、たしかに絵になる…
天狗原 自然・景勝地
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こちらにも赤をプラス!
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あのとんがりヘッドは常念岳か?
裕次郎風にキメてみました。 -
天狗原のすぐ先に天狗池。思ってたよりずいぶん小さい。
それでも二十人くらいのハイカーで賑わっています。 -
逆さ槍、ドン!!!
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池のほとりには常に十名前後のギャラリーが。
その中の最前列の方がどうやら写真係と化しているようで、わたしもシャッターをお願いするともれなく場所指定付きでした(笑)
一枚撮ってもらい戻ろうとすると、ギャラリーから“せっかくなんだからなんかポーズをとったら”とのリクエスト(指令?指示?)… -
こんな感じでいかがでしょうか?
なおも何ポーズか撮っていただいて(とらされて?)無事撮影終了。 -
雄大な景色を目に焼き付けながら帰ります。
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11時8分、天狗原分岐に戻ってきました。
ザックを回収して、いざてっぺんへ! -
分岐を過ぎたあたりから傾斜がキツくなり始めました。
この写真で前方に見える方に追いついた時に話をうかがうと、上高地~槍ヶ岳~新穂高を日帰りで歩いているとのこと。
ご苦労様です。 -
道の脇に水場らしき場所を発見!
場所的に考えておそらく最後の水場の可能性大。
ここから上の小屋でも水の補給はできますが、基本的に天水(雨水を消毒したもの)になります。当然あんまり美味しいとは言えないわけで… -
上高地で汲んできたのは2.5L。もともと水の消費量が少ないタイプなので、明日の双六小屋か三俣山荘の水場まで余裕十分保つ計算ですが、せっかくなので補給することにしました。
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もしかしてここがグリーンバンド?と旅行記書いてる今になって思う…
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一度顔を隠した穂先がまた現れました。
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謎の数字1400…
位置的に槍ヶ岳までの距離かなとも思うけど、こんな手前からのカウントダウンなんて初めてです。さすが大人気の山! -
11時14分、殺生ヒュッテとヒュッテ大槍の分岐。
ああっ!
播隆窟に立ち寄るの忘れた!! -
ズーム!
殺生ヒュッテがちょこんと見えています。 -
ただしわたしが向かうのはこちら方面。
かわいい看板に励まされながら登る。 -
あと少し。
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12時10分、ヒュッテ大槍に着きました。
さっそく宿泊手続きを済ませます。ヒュッテ大槍 宿・ホテル
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D1-3???
小屋で注文可能の場合たいてい弁当を頼むのですが、今回はパス。
なぜなら明朝槍ヶ岳山荘で焼き立てパンを大量購入する予定だからです。
あ~楽しみ♪ -
かわいらしい内装の食堂を通って部屋へ。
明るくて居心地良さそう♪♪♪ -
画面中央左が受付スペース。
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食堂を出てすぐ左の部屋が本日割り当てられた“槍沢”。
廊下の突き当りが洗面所と乾燥室。見ての通りとてもこじんまりとした小屋です。
快晴にも関わらず乾燥室がフル稼働していたのはポイント高し。 -
この寝台の向かい側にも同じ造りのものがあります。
寝台一段が6人用なので上下で12人。計24人部屋ということですね。
このツルツル垂直階段がなかなかのくせ者で、急いで上り下りした際に何度足を攣りそうになったなったことか…
今回の山行で一番足に負担がかかった箇所かもしれません。いや、ホントに! -
なるほど。D1-3というのは上段Dの1から3までという意味だったんですね。
三人分のスペースを独り占め!早く着いた甲斐がありました。
上の段は6人分を二分割、下の段は同じく6人分を三分割ですが、上段の仕切りがカーテンなのに対して下段は厚めの板。しっかりしているぶん場所を取ってしまい、居住スペースはかなり狭めの印象です。実質、上段の半分くらいでしょうか。 -
荷物を置いたらさっそくお楽しみの昼食タイム♪
好みからすると小屋飯といえばカレー一択となるのですが、こちらには名物ランチがあるので激しく迷いました。 -
ほんとは黒生かハーフ&ハーフといきたいところ、なんとか我慢してコーラで乾杯!
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やっぱり名物を食べておくかと選んだのは山小屋では大変珍しい“つけ麺”&“ミニチャーシュー丼”。
どちらもクオリティーは正直微妙でしたが、特につけ麺に関してはこの場所で提供しようという心意気が素晴らしいと思います。 -
量的にミニチャーシュー丼は余計だったかな。食べ過ぎで夕食時まで動きが鈍かった。
なにより満腹感が続いてしまい、けっきょくこれを頼めなかったのが最大の心残りかも… -
今すぐ横になって昼寝したい気持ちに鞭打って準備を済ませます。
ぐずぐずしてると動けなくなりそうなんで。
本来ならば画面中央の東鎌尾根沿いが槍への一番の近道(コースタイムで約40分)ですが、二週間前の地震で登山崩落のため通行禁止。
コースタイムで倍近い時間のかかる左手の殺生ヒュッテ経由で向かいます。 -
画面下、山腹を横切る引っかき傷のような道の先に殺生ヒュッテが見えていますね。
13時ちょうどに出発です。 -
ほぼ水平のトラバース道。
明日は夜明け前に歩く予定なので足元を確認しながら進む。
特に危険個所はないけれど、険しい鎖場であれお気楽散歩道であれ足滑らせたりつまずいたりして滑落したら死んじゃう可能性があることに変わりはないので。 -
ほのぼの看板♪
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13時8分、殺生ヒュッテ通過。
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布団干しご苦労さまです。
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”槍ヶ岳山荘のテント場満杯時の保険”的に扱われることの多い殺生ヒュッテのテン場ですが、なかなかどうして素敵な場所です。
小屋に近いし風除けもしっかりしてる。位置的に夕陽は望めないけど少し登れば日の出はバッチリで、見上げれば間近に槍ヶ岳。
岩だらけなので床面の快適さの問題はあるかもだけど、こればっかりは実際張ってみないとなんとも。 -
先ほどのヒュッテ大槍との分岐をそのまま直進してくるとここに合流するわけですね。
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眼下に殺生ヒュッテ、その左上にヒュッテ大槍。
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ここが本来なら東鎌尾根との合流点。
尾根沿いに真っすぐ進めばヒュッテ大槍です。 -
13時33分、槍ヶ岳山荘。
槍ヶ岳山荘 宿・ホテル
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テラスは思ったより空いてました。
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穂先もそれほど人がいなさそうなので、そのままぬるっとクライムオン。
高い所が苦手なわたしにとってマイペースで登れるかどうかは死活問題… -
穂先に登るのは二度目。
さすが大人気の山だけあってルート整備がしっかりされていて、高所恐怖症のわたしでも問題なく歩けます。 -
振り返る。
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が、あっという間に詰まってしまった…
けっきょく渋滞するかどうかは、人の数ではなく前を歩くハイカーのペース次第なんですよね。
気持ちを切り替えてのんびりのんびり。 -
頂上直下の垂直梯子。
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13時51分、槍ヶ岳山頂(3180m)
思ったより人がいますね。 -
順番待ちの列に並んで一枚!
今回の縦走ルートでヘルメット着用率が高いのはこの穂先部分のみ。そのためだけに持参するのは面倒だったので前回同様帽子のまま登っています。槍ヶ岳 自然・景勝地
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槍ヶ岳山荘が意外に近くに見える。
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画面右端のとんがり頭は常念岳(2857m)。稜線沿いに左へ移動すると横通岳(2767m)、東大天井岳(2814m)を経て画面左の大天井岳(2922m)へ。
そこから今度は右手前に向けて東鎌尾根が伸び、常念岳左下が西岳(2758m)。その右にはヒュッテ西岳とテント場が見えてます。
東鎌尾根は西岳から画面右下隅へと進み、ヒュッテ大槍へと至るわけです。 -
一番奥に見えているのが後立山連峰。
左寄りの一番尖って見える山が旭岳(2867m)。その右が白馬岳(2932m)。画面中央右の双耳峰が鹿島槍ヶ岳(2889m)です。 -
南方面を向いたところ。
画面右には槍ヶ岳山荘の外トイレやテント場が。
尾根を下って画面中央のでこぼこした山頂が大喰岳(3101m)、さらに南(左奥)に進むと中岳(3084m)、南岳(3033m)へと続きます。
すべて国内に二十数座しかない(数え方によって若干異なる)三千m峰という日本屈指の天空トレイルです。 -
14時5分、下山開始。
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やっぱりマイペースでは下りられませんね。
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14時20分、無事帰還しました。
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あれっ?今の方が空いてる??
さくさく歩ければ往復で10分程度だと思います。 -
お待ちかねのキッチン槍へ。
う~ん、ミニチャーシュー丼やめて、こちらでもつ煮と生が正解だったな~ -
お疲れさま~~~♪♪♪
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テラスのカウンターに座ってくつろぎタイム♪
殺生ヒュッテ左上の盛り上がった部分にヒュッテ大槍。
あそこまで戻るのか… -
まだ続々と登ってくる人が見えます。
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槍ヶ岳山荘のテン場は全部で40張。区画されて数が決まっているのでそれを超えると小屋泊か下の殺生ヒュッテのテン場を目指すことになります。
週末や連休前には12時前に満杯になることもある人気ぶりですが、今日は15時近い今でもまだ受付可能。 -
表銀座のスタート地点の中房温泉を6時頃発だとさすがに槍ヶ岳山荘着は15時前後になりそうなのでギャンブルだけど、上高地発なら仮に天狗原に立ち寄ってもサッサと歩けば12時前には到着できそうなことがわかったのは今回の大きな収穫です。
次回からテント場難民の不安なくテント泊を選択できます。 -
好みの手ぬぐいがあればと思ったけれど今一つ手が伸びず。
Tシャツは竹下通り並みの品揃えなのにそれ以外のグッズがちと弱い気がします。
画面右下の黄色の槍Tには心が動かされましたが、残念ながら売り切れ…… -
14時49分、槍ヶ岳山荘をあとに。
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下りはあっという間。
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15時7分、殺生ヒュッテ着。
登りの際には気づかなかった小屋前のベンチ。
色遣いと字体のセンスにヤラれました! -
ふと奥を見ると“お昼寝槍見”!?
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ただの板ですが…
騙されたつもりで寝転んでみた。 -
広がるこの景色!
ただの板のくせに寝心地も十二分に快適♪
ちょっとウトウトしちゃいました。これはいいですね。
五の池小屋のパラソルテラスにも負けていない(んじゃないかという気がしないでもない…)!
後ろ髪をひかれつつも小屋をあとに。 -
15時20分、やっとのことでヒュッテ大槍に帰還。
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体を拭いて着替えたらさっそく食堂でお疲れさ~~~ん♪
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今回の旅のお供はこれ。
ふつうの旅行ではおもしろい本ならなんでもいいのですが、山行の場合には国内作品だと身近過ぎたりすいすいと読め過ぎてしまってせっかくの山タイムの邪魔になる危険性が経験上高い気がする。
なので基本的に山には海外作品しか持参しません。あまりウェットだったり論理的過ぎるのもNGです。ビター&スイートやビター&ウイットなハードボイルド作品、クライムノベルがベストかな。
今回のセレクトは大成功! -
窓の外はまだまだピーカンです。
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みなさん思い思いにくつろいでいます。
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夕食のセッティングが始まったので16時半に食堂を出て小屋裏のベンチへ。
影だけでも一目でわかる槍ヶ岳。さすがです。 -
目の前の尾根には三年前に泊まったヒュッテ西岳のテント場が。
今とほぼ同時期の小屋の最終営業日に泊まって、広いテント場に四張だけの静かな夜でした。
この時間には小屋前の岩場に座って槍ヶ岳を眺めながら自炊中だったはず。上空は晴れているのに谷から大きな雲がモクモク湧いて、まるで巨大な生き物のように刻一刻と姿を変えるのを飽かずに見ていました。 -
今年で五回目となる年に一度の長期山行はどれも思い出深いものですが、三年前の表銀座縦走は二年前の南アルプス南部縦走と並んで記憶に残る旅でした。
特に初日のヒュッテ西岳キャンプ場での一夜は“すべてが完璧にかみあった最高の瞬間”として胸に刻まれています。
たぶん現時点での生涯最高の時間かなと… -
-
17時ちょうどに夕食開始。
美味しいと評判なので楽しみにしていました。
洋食ベースのメニューに味噌汁がいい味出してます。白ワインが付くのもポイント高い。 -
なにより大きな鶏肉が三つもある!
山小屋の食事に一番足りないタンパク質をたっぷり摂れるのはとてもありがたい!!
あっという間に完食です。
ご馳走様でした♪ -
この時期の日没は17時40分前後。
西側のベンチで待ってみる。 -
何事もなく暗くなってしまいました…
部屋に戻って読書タイム。なんだかんだで20時ごろ就寝Zzz…
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