2005/08/09 - 2005/08/17
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AandMさん
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随分前(2005年8月)になりますが、オーストリアのウイーンでレンタカーを借りて、チェコ、ドイツ、ポーランドを巡るドライブ旅行をしました。1週間で約2500kmの車走行で、今から振り返るとカーナビも無かった頃で、道路地図と標識を頼りにひたすら車を走らせたことが思い出されます。
行程は、ウイーン(オーストリア)→ベルリン(ドイツ)→グダニスク(ポーランド)→トルン→ワルシャワ→クラクフ→ブルノ(チェコ)→ウイーンで、1日の平均走行距離は360km。
冷戦時代にベルリンが東西に分けられていた象徴であったブランデンブルグ門、グダンスクの落ち着いた感じの旧市街、ワルシャワ郊外にあるフレデリック・ショパンの生家、世界遺産の岩塩鉱ベリチカ、そして負の世界遺産であるアウシュビッツ収容所などが印象に残りました。連日の長距離車運転であったこともあり、撮影した写真枚数が限られ、断片的となりますが、東北欧のドライブ旅行の一端を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月9日
ウイーンでレンタカーを借りて、ひたすら車を走らせてベルリンに到着。最初に見学したのが、カイザー・ウイルヘルム記念教会。第2次世界大戦の空襲で破壊されたままの旧教会堂鐘楼が、戦争の悲惨さを象徴する記念碑として残されています。
戦争被害の程度は相当異なりますが、広島にある原爆記念ドームに相当するように思います。ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会
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ベルリン東部にあるペルガモン博物館、中近東のヘレニズム美術や工芸品の展示が充実していることで知られます。
ペルガモン博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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鸚鵡のモザイクタイル画、紀元前160-150年頃に制作されたもの。緻密で繊細な芸術作品です。
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こちらはドイツ国会議事堂。東西分裂前の旧ドイツ国会議事堂であった建物が修復され、東西ドイツ統一後の1999年から国会議事堂として使用されています。東西ドイツ統合の象徴。
ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築
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ブランデンブルグ門。1989年にベルリンの壁が崩壊する前は、東ベルリン側で、西側観光客は門を通過することはできませんでした。東西ドイツの分離と統合の象徴。
ブランデンブルク門 建造物
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8月11日
宿泊ホテルのヒルトン・グダニスク前は運河で遊歩道が整備されています。遊歩道を南に進み。旧市街の中心部に向かいます。 -
グリーン・ゲート(Green Gate)の先に、旧市街(オールドタウン)のロングマーケットの光景が広がっています。
緑の門 建造物
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ロングマーケットは中世に建造された建物で囲まれたグダニスク旧市街の広場。
ドゥーギ広場 広場・公園
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広場にあるネプチューンの噴水。17世紀初頭に建設された噴水で、グダニスクのランドマーク。
ネプチューンの噴水 建造物
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別方向からみたネプチューンの噴水。有名な芸術家(Kashubians)の作品。
アルトゥスの館 博物館・美術館・ギャラリー
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ロングマーケットを進むと歩行者天国ドウガ通り。レストランや土産物店が一杯です。
ドゥーガ通り 散歩・街歩き
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8月12日
グダンスクの南、約170kmにあるトルンの町に到着。古くから栄えた町で、天文学者コペルニクスの出身地でもあります。町の中心部の旧市庁舎前に地動説を唱えたことで知られるニコラス・コペルニクス(1473-1543)の銅像があります。コペルニクスの像 (トルン) モニュメント・記念碑
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町の中心部にあるコペルニクスの生家はレンガ積の結構大きな家、お金持ちの有名人だったようです。
コペルニクスの生家 建造物
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アルトウス裁判所。赤色砂岩を使用し19世紀末に建造されたルネッサンス様式の見事な建造物。
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この辺りが旧市街広場の中心部。18-19世紀に建造された建物が沢山残っています。
旧市街広場 広場・公園
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旧市街広場は13世紀に開かれた長い歴史を有する広場で、旧市庁舎は、中世建築の最高傑作の一つとされています。
グダニスク旧市街は、観光客もいましたが多くはありません。中世時代から続いている景観を静かな雰囲気で味わえる観光スポットです。旧市庁舎 建造物
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トルンから約200km車を走らせ、ワルシャワ郊外にあるショパン(1810-1849)の生家を訪れました。家内の要望です。静かな森の公園の中に屋敷があり、入り口に「ショパンの生家」と書かれたプレートが掲げられています。ショパン博物館として公開されています。
ショパンの生家 (ショパン博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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庭園にあったショパンの像。
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2階建ての立派な家屋が、フレデリック・ショパンの生家。
ポーリッシュ ランドスケープ(ショパン生誕の地ジェラゾヴァ ヴォラ) バス系
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庭に木製ベンチが並べられていました。ショパンコンサートが行われる特別な場所であるとの説明がありました。
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家の中は、比較的質素でシンプル。ショパンが使っていたピアノです。
ショパンの生家 (ショパン博物館) 博物館・美術館・ギャラリー
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ショパン生家から車を東に50kmほど進め、ワルシャワ中心部に到着。超高層建造物の文化科学宮殿が聳え立っていました。典型的なスターリン様式の建造物で、ロシアにあるモスクワ大学(https://4travel.jp/os_shisetsu_tips/12845888)やルーマニアのブカレストにある議事堂宮殿(https://4travel.jp/os_shisetsu_tips/14218650)と形がそっくりです。
文化科学宮殿 建造物
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見上げると迫力が感じられる印象的な建造物です。
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隣接して建てられている劇場。ポーランドを代表する劇場です。
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ワルシャワ滞在中、レストランで注文したポーランド料理。肉と野菜を煮込んだ美味しい料理でした。
ポーランド料理は、概して素朴ですが、日本人の味覚に合致しているように感じます。メニュー写真を見てエイヤッで注文しても、「外れ」に出会うケースは殆どありませんでした。 -
ワルシャワ旧市街の北東部、オールド・タウンマーケットの付近に「マリー・キューリ記念館」があります。
キュリー夫人博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ノーベル賞を2度受賞したマリー・キュリー(1867-1934)を記念した博物館で、キュリーの生家でもあり、18世紀に建造された3階建ての立派な建物でした。マリー・キュリーの縁の品々が展示されています。
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重厚な造りのワルシャワ・バービカンは、旧市街と新市街の境にあり、中世時代に旧市街を護る要塞であったそうです。最初の要塞は1540年に建造され、以降、修復や改築が繰り返されています。
バルバカン 史跡・遺跡
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バービカン要塞内側の旧市街広場。13-14世紀に造られた広場で、歴史を感じさせるレンガ造り建物で囲まれ、現在も市場が開かれています。
旧市街広場 旧市街・古い町並み
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ワルシャワの街中を走るトラム。
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旧市街の通りを白馬に引かれた優雅な馬車が走っていました。結婚を祝うパレードのようですが、ワルシャワのレトロ感や歴史を感じさせてくれます。我々観光客にとって嬉しい遭遇です。
馬車の赤と黄色の組み合わせは、先ほど目にしたトラムと同じ、偶然?? -
大統領官邸を背景として設置されているヨセフ・ポニアトフスキー王子(1763-1813)の記念碑。ポニアトフスキーは貴族ですが、軍人として活躍した方で、ポーランドにおける歴史上の有名人のようです。
ポニャトフスキ像 モニュメント・記念碑
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ワルシャワ大学の横の公園に建てられている銅像は、カトリックの枢機卿ステファン・ヴィシンスキー(1901-1981)の記念碑。1987年の建立ですので、比較的新しい彫像です。
ステファン ヴィシンスキ像 モニュメント・記念碑
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ワルシャワ大学の門ですが、外見は宮殿入り口の雰囲気が感じられます。1947年に大学になる以前は、貴族の館ウイスキッチ宮殿だったそうです。この門、19世紀の建造です。
ワルシャワ大学 建造物
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門脇の建物の柱、ギリシャ風の彫像付き。
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迫力ある見事な彫像です。
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8月15日
ポーランドの古都クラクフ郊外にあるヴェリチカ岩塩鉱を訪れました。13世紀頃から岩塩が発掘されてきたヨーロッパ有数の鉱山で、世界文化遺産に登録されています。訪問日は生憎の雨模様ですが、鉱山見学では天候の影響はありません。ヴィエリチカ 散歩・街歩き
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鉱山採掘で使われていたエレベータで下り、ガイドに案内(英語)されて見学開始です。
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木材で坑道が補強されています。木材が新しいので、見学者用に修復されたものと思われます。
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坑道の奥に広い空間があり、礼拝堂の設備が備えられていました。柱、台、装飾などは全て岩塩を彫り込んで造られたものです。
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地下の空洞は、まるで大広間。音響効果が良いので、コンサートなども開催されるとのことです。
ヴィエリチカ岩塩坑 (ツーリストルート) 建造物
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岩塩採掘の坑道が沢山掘られていましたが、大部分は封鎖されていました。見学用に一部だけが公開されています。
ヴェリチカ岩塩鉱は1996年まで商業採掘が行われていましたが、以降は観光客向けの施設として一般公開されています。岩塩壁に宗教関係、歴史関連の多様な彫像が彫られています。採掘を担当していた工夫達の作品だそうです。 -
古都クラクフを見学します。旧市街中心部にあるヴァベル城に向かいます。
ヴァヴェル城 城・宮殿
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坂道を上り、門を通って城内に入ります。
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ヴァベル城の中庭、前方の建物はヴァベル大聖堂。中世に建造された城内に教会があるケースは一般的で、ヨーロッパの歴史ある都市で結構見かけます。
ヴァヴェル城 城・宮殿
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ヴァベル大聖堂は1020年に建造されたカトリック教会の大聖堂で、歴代国王の戴冠式が行われ、王族やポーランド英雄の墓所にもなっているとのことです。
大聖堂の塔には、ポーランド最大の鐘が吊り下げられ、観光客の見学目玉になっていました。ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会
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大聖堂の隣にある旧王宮。王宮の中庭から建物を眺めることができますが、ウイーンやパリにある王宮に比べて質素です。
ヴァヴェル城 旧王宮 城・宮殿
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華美を避けた繊細な造りは、イタリア・ルネッサンス様式です。
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マグダラのマリア広場から眺めた聖ペテロ聖パウロ教会。1597-1619年に建造されたローマンカトリックの教会で、バロック様式の見事な建物です。広場の中心にあるのは、マグダラのマリア像。
聖ペテロ聖パウロ教会 寺院・教会
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8月16日
クラクフの西約70kmにあるアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所跡を訪れました。ナチスが開設した絶滅収容所跡であり、負の世界遺産として有名です。現在は、博物館として一般公開されています。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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収容所の施設概要を説明した表示。収容所として使われていた頃は、沢山の建屋や施設がありましたが、残されているのはほんの一部だけであることが、説明を読むと分かります。
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「働けば自由になれる」とドイツ語で記されている収容所の入り口ゲート。
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収容者達が残した品々、当時の写真、再現されたガス室などナチスが行ったホロコースト政策に因む沢山の品々が展示されていました。世界中から訪れた沢山の人々で、施設内は結構混みあっていました。
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「死の門」と呼ばれたアウシュビッツ強制収容所の鉄道引き込線。
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収容所の周辺には鉄条網が張り巡らされています。収容者達の脱出を防ぐため、高電圧が印加されていたそうです。
アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所跡は、他の観光地と異なり、楽しめる場所ではありません。ただ、今からそう遠くない時期にこのような施設があったことを、現地を訪れて認識することは大切だろうと思います。 -
8月17日
ポーランドからウイーンに戻る途中、チェコのブルノで1泊。ブルノ駅前にあるグランドホテル・ブルノを利用しました。140年の歴史を擁するホテルで、チェコの伝統的なホテルライフの一端に触れることができたように思います。
清潔・簡素・モダンなアメリカ風ホテルも使い勝手が良いですが、時々はその地にある伝統的なホテルを利用してみることも興味深いと感じます。グランド ホテル ブーノ ホテル
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ウイーンに向かう途中にあった湖の畔で小休憩。
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ポーランドやチェコでは、小休憩や食事などで道路沿いにある町に立ち寄ると、銅像や歴史を感じさせる建物に屡々巡り会います。観光案内書には述べられていませんが、味わいがあって興味深いと思います。気ままなドライブ旅行のメリットでしょう。
この後、ウイーン中心部にあるレンタカー会社に到着し、車を返却し、約1週間、走行距離2500kmのドライブ旅行を完了しました。1日の平均走行距離360kmは、時速60km/hで走った場合、6時間走りっぱなしであったことになります。車走行が主で、見学に使う時間が足らなかったとチョッピリ事後反省をしました。次回以降は、車ドライブの場合、走行距離を減らす必要があると認識しました。限られた休暇期間に、目一杯見学場所をスケジュールに組み込むのは要注意です。
今回、オーストリア、チェコ、ドイツ、ポーランドを巡り、有名処を沢山駆け足で巡りました。天候に恵まれ効率的に見学できましたが、急ぎ過ぎたためにそれぞれの場所での見学印象が減少したようにも感じます。適度に余裕を持たせたスケジュールを立てることが肝要です。若気の至りを反省!
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