陸マイルで行く！初夏のポーランド【4】世界遺産マルボルク城へ小旅行&グダンスク新市街街歩き～

2023/06/24 - 2023/07/02

グダンスク最終日

半日かけて世界遺産のお城を見にマルボルクへ。
マルボルク城はレンガのお城では世界最大級の大きさ。

今回のグダンスク滞在で、世界で一番のものに5つも巡り合っていました。
旅行記を書いてる中での発見です。

①レンガの教会では世界最大級（聖マリア教会）
②世界で一番美しい音色のパイプオルガン（オリーヴァ大聖堂）
③世界で一番長い木製の橋（ソポト）
④レンガのお城では世界最大級（マルボルク城）
⑤生産量が世界で一番（琥珀）

エリア グダンスク(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ポーランド3日目
今日は世界遺産のマルボルク城へ小旅行！

写真はグダンスク中央駅
モザイクが可愛い駅なのに生憎の改装工事中。

ポーランド国鉄の臨時切符売り場はコチラ

ケンタッキー側のプレハブ
きっぷの券売機も窓口も全部この中でした。

駅地下にある窓口と券売機はSKM専用。
長蛇の列に並んでもポーランド国鉄の切符は購入不可なのでご注意を（2023・6月の情報）

グダンスク中央駅9:49→マルボルク駅10:21

10分ぐらい遅れて、綺麗な電車がやってきました。
インターシティ（IC)です。

車窓
のどかな景色を見ながら約20分の電車の旅。

マルボルク（Malbolk）駅

お城までは徒歩約20分

しかし、自分は全部の旅程を全力で行動すると、最後に体調壊してダウンしてしまうことに最近ようやく気が付きました。

と、言うことでココは体力温存の為タクシーで。
巨大なお城は歩くだけで体力消耗しますからね。

20ズロチ（約730円）

マルボルク駅 駅

世界遺産マルボルク城
中世にドイツ騎士団が建てたお城（1278年～建築が始まる）

今は博物館として公開。
イヤホンガイドを聴きながら見学します（英語）

マルボルク城 城・宮殿

このイヤホンガイド、GPSが付いていて自分が今いる場所に合わせて説明してくれると言う優れもの。

コロナ前はチケット売り場行列してたみたいですが、並ばず買えました。

入場券（イヤホンガイド付き）80ズロチ（約2900円）

跳ね橋を渡って中へ。

昔は堀に水が流れていた模様。

敵が来たらガッシャーンって落ちる仕掛け？

お城は下の城、中の城、上の城に別れています。

お城の中庭

ココは中の城。
複数の建物がありとても広いです。

マルボルク城は煉瓦のお城としては世界最大級だそう。

まずは「アンバーコレクション」へ
琥珀の生産量世界一を誇るポーランドならでは。

写真は新石器時代の天然の琥珀石
ポーランドでは新石器時代から琥珀の工房が存在していたとか。

琥珀でできた祭壇。

1メートル以上の高さ。
こんな巨大な琥珀を見たのは初めて。

琥珀でできた棺
グダニスクの巨匠、クリストフ・マウハさんの作品（17世紀）

とても価値がある、という説明。
暗くてうまく写せませんが、細かい彫刻でウットリする美しさ。

琥珀でできた祭壇

どれもズッシリ大きくて、琥珀の工芸品、素晴らしかったです。

中に虫がいる琥珀は高価ならしい。
旧市街の琥珀店の店員さんが言っていました。

これなんか虫が化石みたいになってます。
指輪かな。

武器と防具の展示

社会科見学の子供たちで混雑していたのでサラッと見て通り過ぎることに。

ただ広いので通り過ぎるのも大変。

大食堂
ヴォールト天井が圧巻！
柱3本で天井を支えている。

体育館みたいに広い。
お城で一番大きな部屋。

壁画：ドイツ騎士団の戦い

床が暖房になっている、と言う説明。
中世に床暖房があったんですね～。

下の階に床を温めてた釜みたいなのがありました。

ドイツ騎士団総長の像

最も偉大な4名の像、とのこと。

写真少ないけど、もうランチの時間になりました。
あんまり見て回ってない感じですが、広くて移動するのに時間がかかるのです。

お昼はお城のレストランへ。

広くて席数多め。

本当はドイツ騎士団の料理が食べられるレストラン「ゴシック」に行く予定が、まさかの閉店。
コロナによる観光客減の影響？

楽しみにしていたのでとても残念(T_T)

Googleでは営業中になっていたのだけど。
コロナ禍で情報が多々アップデートされてないので困ります＞＜

お肉料理

「うーーん」と言う感じ。
量が多くて味が単調なので途中で飽きてしまいます。

グラーシュだったかな。
ハヤシライスのようなビーフシチューのような煮込み料理です。

大好きメニューなんだけど「うーーーん」と言うお味。
量が多すぎて食べきれず。

全部で130ズロチ（約4700円）街のレストランよりお高め。
お城の入口ちかくにマックがあったので、次来たらマックに行っちゃうな～。

高い城を見学。

こちらの門をくぐります。

高い城の中庭。
まさにドイツ騎士団のお城！と言う感じ。

騎士団の会議室
ヴォールト天井と柱に注目。

壁画

ところで、ドイツ騎士団のお城はいくつか見たことあるんですが、「ドイツ騎士団ってどんな団体？」と今さらながら疑問に思い調べてみました。

●パレスチナに誕生した中世のヨーロッパ三大騎士団のひとつ。
●キリスト教化してなかった国々に布教し、征服活動をしていた。
●国家と同じような権力を持っていた。

大きいのは総長のイス

ドイツ騎士団の正式名称は『ドイツ人の聖母マリア騎士修道会』

マルボルク城はドイツ語でマリエンブルク城
『マリアの城』と言う意味だそう。

お城の調理場

生活感がある部屋で面白い。

長ーい回廊

広いし階段多いしで足が疲れます。

悪魔のレリーフはトイレのマークだそう

階段の彫刻

高い城の塔
ココからの眺めは素晴らしいとのこと。

この塔に登ったつもりだったんですが、どうもちがう塔に登ってたことが判明。

私達が登った塔の最上階にあったのは「トイレ」

便座を覗き込んだら1階が見えた（と思う。）
昔は下に水が流れていたらしい。

なぜこんな高いところにトイレを作ったのだろう。

聖マリア教会の入り口

テラコッタの彫刻
入口だけ第2次世界大戦の戦火を免れたそうです。

中へ
部屋全体が教会になっています。

他の部屋とは違う独特の雰囲気。

第2次世界大戦の被害の痕跡が残っています。

天使と思いきや悪魔ですよね？

外に出たら雨が降っていた。

雨が降ると半袖では震え上がるほど寒くなります＞＜

外にも作業小屋や教会がありました。

写真は8メートルある聖母マリア像

マルボルク城とにかく広かった！

東京ドーム4個分の敷地らしいけど、1階だけじゃなく2階、3階、、、上にも部屋があるのでそれ以上です。約3時間半の滞在でした。

川の対岸から見るお城が綺麗なので写真撮りに行くことに。
よくお城の紹介写真で見る風景です。

でも雨が本降りになり寒かったので、途中で引き返すことに。
今思えばあとちょっと頑張ればよかった。

帰りはタクシーが止まってなくて歩くことに。
約1.2キロ

何かの券売機

★ポーランド語
★英語
★ドイツ語
★ロシア語

普通にロシア語があった。

帰りもインターシティで。

今日はグダンスク新市街を散策。

スタバの看板が緑じゃない！

写真は大製粉所

以前はショッピングセンターだったそうですが、現在は琥珀博物館になっているようです。火曜休館のため入れず。

大製粉所 建造物

それでは教会巡りします。

まずは聖ブリジット教会へ。

聖ブリジダ教会 寺院・教会

中へ
思わず「わ～っ」と言ってしまいました。
祭壇がキラッキラ。

主祭壇

この祭壇は琥珀でできているそうです。

どこが琥珀でできてるのかな。

教会の説明
琥珀の部分がアップで載っています。

パイプオルガン
1973年に再建されたようで新しく感じたなぁ。

隣の聖キャサリン（St. Catherine）教会

コチラはシンプルな内部

聖キャサリン教会 寺院・教会

まだポンチキ食べてないねってことで休憩。

ポーランドのお菓子ポンチキのお店
Piekarnia Cukiernia
こちらはチェーン店みたいです。

ドーナツの中にジャムが入ったお菓子。
2個購入したら1個オマケ付き。夕方のタイムセールだったようです。

お店の中
セルフサービス

たくさん歩いて疲れてたので甘ーいポンチキが美味しかった^^

ジャックタワー（Jacek Tower）
高さ36m、築500年以上のレンガ造りの塔とのことですが、臨時休業中。

市場の建物らしきものを発見。

夕方だとほぼ閉店していました。

外に市場あった～(*´▽｀*)
ポーランドに着いてからずっと探してたのです。

野菜いろいろ

お目当てはさくらんぼ！
前来た時、ポーランドのサクランボ安くてとても美味しかったので。

サクランボあった～。
今季節なんですよね。

いくつか種類があったので適当に「コレ」って選んで。
表示価格は１キロ当たりの価格ですが、「Half」で通じて少し少なめに購入。
レシートを見ると0.676キロ＠28PLNで、18.93ズロチ(約700円)。

とっても美味しかったな～。
この後のポズナンまで持ち歩いて3日間で食べきりました^^

聖ニコラス教会
13世紀築のグダンスクで最も古い教会（バロック建築）

外観からは想像できないくらい中は豪華、見ごたえあり。

聖ニコラス教会 寺院・教会

中へ。
全体的に黒が基調でとても素敵だった。

聖ニコラス教会は第2次世界大戦でグダンスクで唯一被害を受けなかった教会だそう。

昨日、戦争で街が瓦礫と化した写真を見た後では奇跡としか思えない！

祭壇
バロックの彫刻が豪華。
それに人がいなくてものすごく静かなのもヨカッタ。

天使たち

パイプオルガン
演奏を聴けた人は幸運です、と言う口コミがあり。

細部まで美しい。
ポーランドの教会は慎ましやかな印象だったので、こんな豪華なのは新鮮でした。

そして、ウクライナへの募金箱やっと見つけた！
国旗を見るのも初めてです。

初の募金、ココでは寄付になるのかな。

旧市街に戻って来ました。
最後にお気に入りのマリアツカ通りへ。

趣がありとても心落ち着く通りです。

マリアツカ通り 散歩・街歩き

別名を琥珀通り。
琥珀を見ながら歩くのも楽しくて。

夕食は大好きなイタリア料理

イタリア以外の国でイタリアン食べると高確率で失敗するんだけどポーランドでも挑戦してみよう！

フェリーニ（Fellini）と言うイタリアン
ホテルで美味しいお店聞いて予約してもらいました。

サービスのフォカッチャ

パンが美味しい国はフォカッチャも美味しい^^
次が楽しみだ。

マグロのカルパッチョ

上にのった色んな薬味と一緒にパクッ。
たしかに美味しいけど、日本のマグロは最高だと思ってしまいます。

スコティッシュサーモンのグリル
バルト海のがなかったのでスコットランドのを。

肉厚で脂のってて美味しい。
野菜も◎

そう言えばこのお店で一番高級な料理が「和牛」でした。
メニューではWAGYU
一皿2万円ぐらいだったような。

エビのパスタ

今でもよく覚えてる、ものすごく塩辛かった。
夫も塩辛かったことを覚えてました（←珍しい）

麺は伸びてなかったのに残念。

お店の中
店員さんコース料理じゃないのにシャーベット出してくれたりとても親切

写真の料理にお水とサービス料プラスで282ズロチ(約10300円）
西欧諸国なみのお値段でビックリ((+_+))

トリップアドバイザーでもGoogleでも高評価なんだけど、日本のイタリアン美味しすぎて罪！！と思ってお店を出たのでした。

街をぶらぶらしながらホテルへ帰宅

左側にダンスをする人々が写っています。
みんな通りすがりのカップルで、ちょっと踊って去って行き、また違うカップルがやってきて踊りだすと言う。

日本じゃなかなか見られない光景。

1人だけいたブロツワフの小人ちゃんみたいなの。

ホテル窓から見る夜景も今日がさいご。

3泊4日のグダンスク、楽しかった～。
明日は絵本みたいに可愛い街（のはずだった）ポズナンへ！