2021初秋・みなかみ→新潟そして鶴岡へ～ゆったり保養の癒し旅～

2021/09/08 - 2021/09/12

こんばんは。去る9月のはじめですが、色々あって大変だった8月の見返りとして急遽長い旅に出ることになりました。主な目的は「精神的に参った心の保養」ということだったので特にはしゃいだりはせず、温泉や自然の中でただただゆったりと過ごしました。日本海や山間の綺麗な景色にも沢山出会え、何度も温泉に入ってゆったりくつろぐことができました。それでは出発…

エリア 鶴岡(山形)

さて、だらだら続いた「緊急事態宣言」も折からの感染者数減少に伴い、漸く解除になるとのこと。こちらは9月中旬頃の集計データなので、今より若干多く出ているものの、壊滅的だった8月と比べ遥かに良い傾向になりました。

グラフで見てもこの通りで、急速に感染者数が減少したことがはっきりとわかります。どうして減ったのかはよく分かりませんが、「ワクチン接種の進展」・「お盆界隈の感染爆発＆荒天による外出自粛」などが可能性としてはあるのではないかと思います。

ですが9月中旬時点での東京都市区町村別の状況は決して良いとは言えず、もう少し改善が必要かもしれません。

よって私の行動計画としては、「10月から君信号を停止→警戒現示」に変更（思い切った遠出等の段階的な再開）→「11月から注意現示」（やむを得ない場合に限り、混雑する乗り物等の利用を徐々に解禁する。※主にソーシャルディスタンス確保が困難で昨秋から長らく中止していた飛行機の利用や、満員電車等の利用を伴う外出を想定。）
という流れを想定しています。気軽に利用できるコロナ治療薬がない現状、まだ一気に緩めるという訳には行きそうも無い為適宜感染状況の調査を行い、制限を緩和したりそれの中止や強化といった対策を取りつつ、秋の旅行をエンジョイしていく予定です。

★9:00
旅の出発は安定の八高線で。

JR八高線 乗り物

★10:20
高崎からコンスタントに上越線に乗り換え～

高崎駅 駅

今日は生憎の天気ですが、なんとか赤城山が見えるかな…

JR上越線 乗り物

★11:30
水上駅に到着。今日はみなかみに泊まって、リラックスして行きます。

水上駅 駅

平日ということもありますが、昨年春以来に緊急事態宣言が出されたみなかみの町は、多くのお店が閉まっていてゴーストタウン状態に…
ただでさえ寂しいみなかみの町が、もっと寂しくなってしまいました。

★12:00
開店と同時に目星をつけてたお店に到着。

焼肉昭和 グルメ・レストラン

少し前に移転して来たという「焼肉昭和」さんでランチを頂きたいと思います。

焼肉昭和 グルメ・レストラン

ホルモンが名物ということなので、みなかみホルモンと豚ロース、ライスとスープを注文。（サラダも頼みたかったのですが、量が多そうで一人だと厳しいので断念）

焼肉昭和 グルメ・レストラン

そして運ばれて来たロース肉とホルモンを焼いて、いただきま～す！

焼肉昭和 グルメ・レストラン

絶妙な柔らかさと旨みで実に美味しいホルモンとロース肉。ランチメニューはなく、昼で身2500円ほどと値が張りますが、その分美味しさはピカイチ。みなかみ界隈で肉を食うならオススメです。

焼肉昭和 グルメ・レストラン

その後は雨が強弱を繰り返しながら降っているので、駅まではバスに乗って戻ることに。

諏訪峡 自然・景勝地

水上駅到着後、送迎車を頼みます。

水上駅 駅

駅前の土産物店も平日なのでこの有様…「ぜんぶコロナのせいだ」ですねぇ。

水上駅 駅

★14:30
今宵宿泊する温泉宿「水上山荘」に到着。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

谷川岳の見えるロビーで、お茶を飲みながらゆっくりとチェックイン。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

今日は生憎の天気で谷川岳を見ることはできませんでしたが、真正面に見えるそうです。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

部屋はロビーと同フロアにある温泉付客室「橘」。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

落ち着いた雰囲気で広さも程よく、終始快適に過ごせました。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

トイレ等の水回りは、入口の脇に完備。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

洗面所の奥のドアを開けると、そこに源泉かけ流しの温泉があります。
窓を大きく開けることが可能で、露天風呂気分も味わえて良し。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

★18:00
夕食はダイニングと個室のどちらかになるかわかりませんでしたが、今回は夕朝共に個室「四季亭」に通されました。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

お陰で周囲を気にすることなく、ゆったりとご馳走を堪能することができました。
メインの上州牛のしゃぶしゃぶや、

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

上州名物「おっきりこみ」のうどんに…

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

川の恵み、岩魚の塩焼きなど、美味しい料理がふんだんに登場。しかしこれ以外の料理で、私が特に美味しいと感じたものがありました。それは？？？

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

そう。みなかみのブランド米「水月夜」を釜で炊いたご飯。食べる前の米の艶を見た地点で旨そうに感じましたが、食べてみて更に感激…今まで食べた米の中でも、トップクラスに君臨する美味しさでした～

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

そして食後のデザートも堪能。予想外に美味しいお米に大満足の夕食でした。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

その後は部屋に戻って温泉に入ったり、のんびりしたり…スーパーで「ぐんまちゃん」のイラストがかわいい群馬産の牛乳を見つけ購入し、部屋で飲みました。（味は安い牛乳なのでそれなりでした…）

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

★8:00
そして翌朝の朝食も例の美味しい「水月夜」のごはんが登場。おかずの量も沢山あり、朝から食欲が進む一方。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

食後はラウンジでコーヒーが頂けるので勿論いただきます。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

谷川温泉は数多くの温泉地があるみなかみの中でも高級路線にあたる温泉地で、安くはないもののお洒落で素晴らしい旅館が沢山あります。贅沢したい時にはお勧めですよ。

谷川温泉　檜の宿　水上山荘 宿・ホテル

★9:30
その後は宿送迎で水上駅へ移動。この日は18きっぷ最終日ということなので、早めに行かないとボックス席の確保が困難なことが予想されました。

水上駅 駅

ということで高崎方面の列車が来る前に乗車し確保。案の定列車が来た後18きっぷ組と思われる男たちが次々と乗ってきて、丸々空いたボックス席はあっという間になくなりました。

水上駅 駅

水上出発後は列車の走行ペースに合わせ、上越線115系の運転ゲームをやっていました（笑）実際の景色を見ながら運転すると、意外と雰囲気がでるんですよね。

岩原スキー場前駅 駅

その後湯沢を過ぎて、魚沼平野に入るとたわわに実った黄金色の田んぼが美し～い！

六日町駅 駅

★11:00
六日町で北越急行に乗り換え、さらに先を目指します。

北越急行 (ほくほく線) 乗り物

数駅先の十日町駅で買い出しの為に下車。北越急行線は三セクとなり、ＪＲと別路線になるのですが、「JR線と通算の距離が101キロ以上の乗車券の場合、北越急行線内でも途中下車可能」なんです。遠方から北越急行の沿線旅を楽しむのであれば、是非とも「JR駅→北越急行線経由→直江津」等の買い方をオススメします。

十日町駅 駅

駅前の広場で、スーパーで購入したおにぎりを食してランチ。朝ごはんがボリュームだったので今日のお昼はこれで充分なんです。

十日町駅は北越急行は高架駅なのですが、地上を走る飯山線が手前にある為線路を横切ることができません。中心部は飯山線側に当たるので、そちらへ向かうには地下道をくぐって行くのが便利です。

十日町駅 駅

★12:15
昼食も済んだので、再び列車に乗車することにします。
やって来たこちらの電車は特別仕様車の「ゆめぞら」。

十日町駅 駅

車内には快適な転換クロスシートが並び、特急型にも匹敵しそうな落ち着いた空間。更にこのゆめぞら号には「プラネタリウム」を上映する装置も備わり、日曜日の一部列車でそれの上映が行われています。トンネルが多く、車窓を楽しめないといった北越急行の弱点を利点にしてしまった「ゆめぞら号」のプラネタリウムは何度か見たことがあるのですが見応え満点で楽しめるので、オススメです。

★12:30
長いトンネルをいくつも通り抜け、虫川大杉駅で下車。

虫川大杉駅 駅

ここでは駅名の由来になった「虫川の大杉」を見に行ってみることにします。

虫川大杉駅 駅

駅前広場は整備されており、広々としています。

虫川大杉駅 駅

北越急行の高架線は、もはや新幹線のような立派さ。結局北陸新幹線を延伸する羽目になり、そんな立派な設備も無駄になってしまいました…

虫川大杉駅 駅

駅から10分程歩くと、「白山神社」に到着します。入口左にある木造の建物には、綺麗な洋式トイレがありました。

ここの境内に虫川大杉駅の由来になった立派な大木「虫川の大杉」があります。

大杉の周りは柵で覆われた歩道が取り囲んでおり、大杉の足元に立ち入り木を傷めてしまわないよう、見学できるようになっています。

大杉の奥に、白山神社の建屋があります。

幹の太さといい、とてつもないオーラが出ている虫川の大杉の樹齢は何と「1000年以上」。歴史上の人物があちこちで戦っていた時代よりも、更に前からここにあるということなのです。

そんな時代から今に至るまでの間には、戦による火災や地震・豪雨・暴風といった天災等の危機が多数あったはずです。それらを乗り越えここに鎮座する「虫川の大杉」は、パワースポットとしてもご利益がありそうですね。

大杉の見学を終え、駅に戻って来ました。駅には地元小学生手作りの観光案内マップ兼のかるたがあって、地元の良さが伝わってきますね。

虫川大杉駅 駅

★13:20
再び北越急行の電車に乗車。

虫川大杉駅 駅

続いて大池いこいの森駅で下車しました。

大池いこいの森駅 駅

ここも駅名の通り、近くに「大池いこいの森」という施設があります。

大池いこいの森駅 駅

そこまでの間には、駅舎の前から自然の中を行く歩道が続いています。

線路から離れていく前、丁度北越急行の列車がやって来たのでパチリ。

北越急行の高架線と別れた後は、どんどん自然の中に浸かって行きます。

駅から15分程歩くと、「大池」に到着。池には橋が架かっていて、対岸のビジターセンターに行くことができます。

少しゆっくりしていきたいところでしたが、自然の中を歩いているとあっという間に時間は経過。

途中にある「出会いの広場」まで行って引き返すことにしましたが、そこはベンチがあるだけのしょぼいスペース…立札もなく、がっかり感がありあり…

ということで来た道を戻って大池いこいの森駅に向かいます。

北越急行高架線のすぐ近くは、湿地帯のようになっていて木道もありましたが、残念ながら老朽化の影響で通行は不可。

湿地帯を抜け、北越急行高架線の脇を通って駅に戻って来ました。

いこいの森駅の駅舎内は、独特なデザインの照明と地元小学生による観光マップがありました。各駅ごとに強烈な個性が出ていて楽しいですねぇ。

大池いこいの森駅 駅

★14:30
大池いこいの森には、レンタサイクルなんかもあるようでもうちょっとのんびり見ていっても良さそうな感じでした。

大池いこいの森駅 駅

くびき駅を出発後は、どこまでも続く田園地帯の上を高速走行。この時期はたわわに実った黄金色の田んぼがとっても綺麗で最高です。

★14:46
北越急行の終点、犀潟駅に到着。北越急行の沿線観光は初めてでしたが、なかなか奥が深そうでしたね。

犀潟駅 駅

犀潟ではちょっと時間があるので、近くの公園に行ってほっと一息っと。

直江津まで直通する電車も多いのですが、今回乗った電車は犀潟止まり。犀潟止まりの電車は直江津方面への接続が悪いこともあり、要注意です。

犀潟駅 駅

★15:15
犀潟からは信越線の柏崎方面の電車に乗車。

犀潟駅 駅

海側ボックス席を確保し、スーパーで買ったパンをおやつに頂きます。

柿崎駅を過ぎると、日本海の眺めが車窓左手に見えるように。

柿崎駅 駅

今日は天気が良いので、青海川界隈の景色も最高でした～

青海川駅 駅

★15:48
柏崎の1駅手前、鯨波駅で下車。今宵はこの駅から海沿いへ歩いた場所にある、眺望抜群のホテルに宿泊します。

鯨波駅 駅

鯨波駅の駅舎は山側にあり、海側へ向かうには駅舎の西側にある地下道を通って行くと近いです。

鯨波駅 駅

駅から歩いて数分余り。日本海が一望できる「御野立公園」に行ってみました。

鯨波駅の周囲に広がる「鯨波海水浴場」を一望できる御野立公園。

駐車場奥にあるビューポイントにはこんな展望台まであり、デートスポットとしても良さそうな感じ。

海岸線の奥には信越線の線路もあり、ここで列車の写真を撮るのも良さそうです。

御野立公園からは急坂を下って海岸線におり、「番神海水浴場」に続く砂浜を歩きます。

番神 西番神海水浴場 ビーチ

海岸線に沿い、カーブを描いて続く海水浴場は結構広く、先っぽにある「番神岬」には海上にある神社もありました。（残念ながら今日は水位が高くて砂浜が一部沈んでおり、行くことができませんでした。）

番神 西番神海水浴場 ビーチ

水に映る雲の様子を、モノクロ写真で撮ってみました。ここで夕陽を見ていくのも良さそうですが、今日はもっといい場所に行けるので先に進みます。

番神 西番神海水浴場 ビーチ

★16:30
ということでやって来たのは今宵宿泊するホテル「エリアワン番神岬」。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

泊まるのは10階にある特別室「しらさぎ」。さてどんな部屋なのでしょうか～

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

90平米の広い部屋はゆとりだけではなく、日本海を望む眺望も抜群！こちらは海側にある、洋室のリビングルーム。この日は途中まで夕陽を見ることもできて、最高でした。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

そしてこちらはリビングの手前側にある和室。とてもゆったりしており、こちらからも日本海の眺めを一望可能です。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

この眺めを楽しむだけでも、ここに泊まる価値が十分あるかと思います。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

和室にはBluetooth対応のオーディオが置いてあり、予めセットされてる癒しの音を流したり、持参したスマホ等に入れてある音楽を流すことが可能で便利。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

リビングのソファーに腰掛け、海を見ながらまったり…

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

そして部屋の柏崎側にはツインベッドルームまであります。5人位で泊まっても、余裕がありそうなほど広い特別室はとっても快適に過ごせます。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

トイレや洗面台等の水回りは、部屋の中央部にあります。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

洗面台は2つあって、家族で来ても大丈夫です。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

お風呂は部屋にもありますが、下の階に大浴場があるのでそちらの利用がおすすめ。2か所ある浴場が男女入れ替えになっているのですが、日本海の眺望が効く方とそうでない方がありますが、階数が低いのでまあまあ。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

浴場の手前には電子レンジコーナーもあり、素泊まり等での利用にも便利。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

その後すっかり日が暮れたので、予約していたレストランに行くことにしましょう。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

今回は朝の出発が早く、朝食が食べれない為素泊まりプランで予約していました。それでも宿到着後に定食類等の夕食を注文することが可能で、部屋にあるメニューを見て電話で予約します。頼んだのは約1600円のお造り定食。海沿いの地域とだけあり、美味しかったです。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

日没後、ベッドルームから見た柏崎の夜景の様子。ここまで各方向への眺望が効く宿なんて、そうそうあるものではありませんねぇ。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

フロント売店で売ってた牛乳を購入し、就寝前に一飲み。長期保存（2か月）ができる牛乳とのことでしたが、昨日飲んだ牛乳よりずっと美味しかったです。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

★7:00
翌朝はある目的の為に、ちょっと早めに出発します。

ホテルエリアワン番神岬 宿・ホテル

海岸を歩いて鯨波駅方面へレッツゴー。

番神 西番神海水浴場 ビーチ

番神海水浴場の端っこにある御野立公園の下を貫くトンネルを通ると、鯨波の海岸に出ることができます。

出口に行くと、トンネルは鯨の親子のような装飾が施されていてかわいいですねぇ。左側の小さなトンネルは歩道用（旧道？）の物になり、電気がないので真っ暗です。

鯨波海水浴場 ビーチ

★7:42
そしてたどり着いた鯨波の海水浴場。朝に1本だけ「115系」がやって来るので、わざわざ早くここまで来たわけ。「キムワイプ」とも呼ばれる115系の緑色がまた、海の景色に良く似合いますね。

鯨波海水浴場 ビーチ

その後鯨波駅に移動し、列車が来るまで待機。

鯨波駅 駅

Ｅ129系の長岡行に乗車。丁度通学時間と重なったようで、車内は学生達で賑わっています。

鯨波駅 駅

柏崎、茨目と更に多くの学生を乗せ、駅近くに高校がある安田駅でみんな一斉に下車。

安田駅 駅

その後は一気にガラガラになってしまいました。

山間の区間を駆け抜け、長岡駅からは新幹線に乗り換え～

来迎寺駅 駅

切符と時間の都合で燕三条で下車した方が良いため、細切れに乗車します。

長岡駅 駅

新幹線は1駅間だけだと800円ちょっとで乗ることができ、2駅乗車の場合はこういうことをした方が安くなるケースが少なくないのです。（2枚の特急券を用意し、通しで乗ってもＯＫ）

燕三条駅 駅

★10:50
新潟駅からは羽越線の特急「いなほ」に乗り換え。乗り継ぎ割引を使うと特急券は半額になるので、かなりお得になります。

新潟駅 駅

下り列車は旧線を走る区間が多く、日本海の眺めを沢山楽しめます。よって日本海側となる、進行方向左側の席がオススメです。

特急 いなほ 乗り物

村上までは越後の米どころを快走。今日は良い天気に恵まれ、青空と黄金色の田んぼとのコントラストが美しいですね。

中条駅 駅

村上駅出発後は直流→交流に電源が切り替わります。Ｅ653系は本来電気が消えないはずなのに、今回乗車したいなほ号では往復共に消灯していて、国鉄車のようでした。

間島駅 駅

日本海が良く見えるようになったところで、弁当のふたを開けることにしましょう。

笹川流れ 自然・景勝地

今回食べた駅弁は新潟駅の駅弁「タレカツ重」。新潟の名物である、タレカツが乗った弁当で、タレがしみてて美味しかったです。

笹川流れ 自然・景勝地

「笹川流れ」とも呼ばれる羽越線に沿って日本海の車窓が続くこの区間。

笹川流れ 自然・景勝地

複線化した場所だと上り線（酒田・鶴岡→新潟方面）はトンネルになる区間が多く、車窓を楽しめないので下り線（新潟→鶴岡・酒田方面）ならではの楽しみです。

笹川流れ 自然・景勝地

鼠ヶ関を過ぎると山形県に入り、いよいよ東北地方へ。

あつみ温泉駅 駅

やがて日本海と別れを告げて、徐々に内陸の方へと進路を変えます。

トンネルを抜けて、一面の黄色いじゅうたんが車窓に広がるようになると、間もなく鶴岡です。

羽前水沢駅 駅

★12:45
庄内地方の中心地、鶴岡駅に到着。

鶴岡駅 駅

今日はもう、バスで宿に移動するだけなので周囲の散策はせずにバスターミナルへ向かい、バスに乗車（駅前からも乗れますが）

鶴岡駅 駅

「湯田川温泉」まで、庄内交通のバスに乗車。このバスに限らず、庄内交通の乗務員さんはとても丁寧な方が多かったのが好印象でした。

湯田川温泉 温泉

やって来た湯田川温泉の景色は、なんだか地元（一応首都圏ですが山の近くなので結構田舎）のような景色で、落ち着きますねぇ。

湯田川温泉 温泉

こちらは湯田川温泉の中心部にあった、小学生が作った温泉街のマップ。とても良くできてるのですが日焼けが激しくて文字が見えず、残念ながら役に立ちませんでした。

湯田川温泉 温泉

温泉街の裏にある、裏山にある梅林公園へ登ってみることに。

湯田川温泉 温泉

こちらもまた、地元にある裏山によく似ています。

湯田川温泉 温泉

人気は全くなく、ちょっと荒れ気味だったのがやや残念なところかな。

湯田川温泉 温泉

さてそろそろ宿にチェックインすることとしましょうか。

湯田川温泉 温泉

こちらの旅館は残念ながら廃業に追い込まれてしまったよう…コロナ禍の長期化は、こういった場所を増やしてしまうことに繋がりかねませんね。

湯田川温泉　甚内旅館 宿・ホテル

★14:00
そして今宵泊まる「九兵衛旅館」に到着。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

向にある共同浴場も、今はコロナのせいで外部の人間の入浴は禁止。全く人とのつながりをぶっ壊す、コロナが憎いものです！

湯田川温泉 温泉

ロビーの雰囲気も落ち着いていて、ゆったりとチェックイン。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

本来であれば、ロビーでジュースを頂けたそうですが、今回は部屋に置いてあるスタイルになっていました。が、苦手な炭酸飲料で無果汁のものだったのは残念です。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

部屋は温泉付き和室の「花ごよみの間」。ザ・和室といった雰囲気そのものの部屋で、気張らずゆったりと過ごせます。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

部屋トイレも綺麗で快適に使えます。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

続いては温泉ということですが、九兵衛旅館とその別館珠玉やの宿泊者は、双方にある温泉を利用できるようになっており、湯めぐりが楽しめるのです。（宿泊と別の宿の場合は一部時間制限あり）今回は本館4か所、別館2か所の温泉に入ることができ、どの温泉も源泉かけ流しとなっているので泉質は抜群です。（ただちょっと湯温が熱かったかな…）それぞれの温泉に良さがあると思うので、ここから箇条書きで紹介していきたいと思います。

湯田川温泉　九兵衛別館　珠玉や 宿・ホテル

①…部屋の温泉（花ごよみの間）
今回宿泊した「花ごよみの間」の部屋内にある温泉。窓を開けると半露天のような雰囲気になり、開放感もそこそこ出て良かったです。又、全体的に湯温が高めに感じたので、窓開放や加水で調節できたのも好ポイント。
オススメ度…★★★★☆

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

②…九兵衛旅館大浴場「山の湯」
本館1階にある大浴場で、男性はチェックイン後～夜19時40分まで入浴可能な露天風呂併設の温泉です。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

「月」ということでウサギの置物があるのがこの温泉のポイント。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

綺麗で程よい広さで、こちらも良い温泉だと思いました。
オススメ度…★★★★

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

③…九兵衛旅館大浴場「川の湯」
こちらは内湯のみですが温泉の奥に水槽があり、金魚が泳いでいるというユニークな温泉。ですが入った時はなかなか強烈な臭いがありました…

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

他の風呂が良かったために1度しか入らなかった為、金魚の水槽から来ていた臭いなのか、誰かが風呂でやらかした直後だったのかはわかりませんが、とてものんびり浸かりたくはなかったので即撤収。川の湯の上にある、↓の貸切温泉に逃げたのでした…
オススメ度…★
（臭いがなければ★★★）

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

★④…九兵衛旅館貸切風呂
川の湯の脇から階段を上がった場所にある、貸切風呂。九兵衛旅館の貸切風呂は本館別館問わず、予約なしで空いていればいつでも入れるのが魅力。
こちらは九兵衛旅館の中にある貸切風呂で、長年放置されてた風呂を近年リニューアルしたようで綺麗です。ただ私は「花ごよみの間」の部屋風呂の方が気に入ってしまったので、ここには１回しか入りませんでした。
オススメ度…★★★☆

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

⑤…別館珠玉や・1階貸切風呂（大）
ここからは別館珠玉やにある、貸切温泉の紹介です。こちらは1階にある大きい方の貸切風呂で、檜でできた浴槽や内装の雰囲気が最高です。

湯田川温泉　九兵衛別館　珠玉や 宿・ホテル

広さもとてもゆったりしていて、九兵衛旅館の温泉の中でもトップクラスに良い風呂だと思います。
オススメ度…★★★★★

湯田川温泉　九兵衛別館　珠玉や 宿・ホテル

⑥…別館珠玉や・５階貸切展望風呂
最後の紹介は珠玉やの最上階5階にある、九兵衛旅館で最も高い場所にある展望風呂。エレベーターで4階に上がり、そこから階段を上った最上階にある為見晴らしが抜群です。
オススメ度…★★★★★

湯田川温泉　九兵衛別館　珠玉や 宿・ホテル

全体的に見ると、「珠玉や」の温泉の方が私は気に入ったのですが、双方との距離はさほど離れておらず、温泉はどちらに泊まっても相互に入浴できるので部屋や食事もろもろの好み（九兵衛旅館は個室食で部屋温泉付きの高級路線メイン、珠玉やは半個室の会場食でややリーズナブル路線でエレベーターがある等、それぞれに利点がある）で選べば良いと思います。

湯田川温泉　九兵衛別館　珠玉や 宿・ホテル

★18:00
湯めぐりを楽しんだあとは、個室でゆったり夕食をを堪能。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

内容は船凍イカなど、庄内地方の名物料理が程よく運ばれるコース料理。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

こちらは庄内豚と大豆の角煮。物凄く豪華という訳ではなく、「丁度良い」と思わせる感じの食事内容でした。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

ごはんは山形のお米「つや姫」とのことでなかなかのおいしさ。ですが2日前の水上山荘であれだけ美味しいお米を食べてしまうとねぇ…

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

食後は部屋でのんびりしたり、温泉に入ったり…今日はスーパーでたまたま安かった低脂肪乳を風呂上り向けの買ってみたのですが、「まずい」ですねこれ…次からは少し高くても普通の牛乳が飲みたいです。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

★8:30
今日は時間の都合上、途中で昼食の調達が困難。やむなく前日昼に買っても大丈夫なパン食になったことから朝食は遅めにして腹持ちを良くする作戦に出ました。内容は一般的な旅館の朝食よりちょっと豪華かな。といったレベル。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

デザートもしっかり頂き、本日のエネルギーはばっちり充電完了！
後は時間まで部屋でまったり過ごします。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

食後のコーヒーを部屋で頂いたり、ゆっくり温泉に入ったり…
九兵衛旅館は何も考えずにのんびり過ごすのにピッタリな宿で良かったですねぇ。

湯田川温泉 九兵衛旅館 宿・ホテル

★10:40
チェックアウト時間ギリギリまで滞在すると、丁度バスがないので少し歩いて移動することに。

15分程歩いて「ケヤキの森」に行ってみました。

ここは授産施設の裏手にある森林公園で、歩道や広場等が整備されてるスポット。

トイレも汲み取り式ながら、中央の広場にありました。

広場に道路から直接向かう動線は、授産施設の中を突っ切る道なので気軽に入れない雰囲気なのはやや残念なところ。

広場の山側にあった東屋でほっと一息。ここで持参したパンを食し、ランチとしました。

東屋の脇から、上の方へ上がって行く山道があり行ってみました。ひたすら林の中を行く感じなのでまあまあといったところでしょう。

愛光園バス停に向かい、ここから市街地方面へ向かうバスに乗車します。

★12:25
最新型のバスだった昨日に続き、こちらもそこそこ新しい車両がやって来ました。
市街地の路線にはそこそこ人がいたので、地方のバスにしては景気が良いのでしょうかね。

市街地のバス停で下車し、少し散策しながら次のバス停を目指すことに。鶴ヶ岡城公園辺りの雰囲気は実に良い感じで、ゆっくり見物していきたかったほど。

★13:05
続いては鶴岡市街から大きく離れた「月山」へ向かうバスが行楽シーズンの週末中心に限って運行されるとのことで、折角なので行ってみることに。

そのバスは途中にある名所「羽黒山」にも立ち寄ることから座席がほぼ埋まる満員状態で到着。何とか最後の1席に座れたものの、この先で乗って来た方は立ち席になっていました。危ない危ない…

乗客の多くが下車した、羽黒山麓にある五重塔近くのバス停までは通路側に着席だったので写真はゼロ。

バスがビジターセンター近くにある、有料道路のゲートを通って羽黒山頂まで行ってくれます。

月山ビジターセンター 美術館・博物館

★14:00
庄内交通のバスは現金払いしか対応しておらず、精算に時間が掛かるのが難点。その為10分弱遅れて羽黒山に到着。ここで暫しの間休憩タイムに。

羽黒山 自然・景勝地

月山ビジターセンターを過ぎると、狭い林の中を通る悪路を走行。

時折見えるパノラマにもまた、癒されますね。

途中からは狭い道に加えてカーブが続くようになり、最前部に座っていた車掌さんが立ち、視界確認等のアシストを行います。こんなとこまで「路線バスで来れるの？」って思うほどの悪路がひたすら続きます。

エンジンを唸らせながら、徐々に高度を上げていく月山行きバス。

背後に見える庄内平野の姿も、だんだん雄大になって来ました。

車窓に見える、一面の緑を見ているともはや、「バスで登山している」ような感覚になって来ました。

時折ある退避場所で対向車を通したりしつつ、確実に上までやって来ました。

★14:40
鶴岡を出てから1時間半以上が経ち、大分高いところまで登ってきました～

ここまで月山ビジターセンターから歩いたら、とんでもない時間と労力に全てを奪わせそうでしたね…終点まではあともうひと踏ん張りです。

★15:05
鶴岡出発からから2時間が過ぎた15時過ぎ、終点の月山8合目に到着です。2人三脚でバスの運転を担当した乗務員さん、大変お疲れ様です。

標高は約1200mとのことで、辺りに広がるのは手付かずの自然のみ。

月山 自然・景勝地

もはや鶴岡の市街地からバスだけで来たとは思えないような景色ですねぇ。

月山 自然・景勝地

麓はそこそこ暑かったこの日ですが、ここまで来ると寒いくらいの気温でした。

月山 自然・景勝地

レストハウスも覗いてみましたが、営業時間終了まで迫っていたこととパッとしなかったためスルー。

月山 自然・景勝地

有料トイレ(この場所にしては整備が行き届いている、綺麗な水洗トイレでした。)でトイレを済ませて、ちょっとだけ月山方面に歩いてみることにします。

月山 自然・景勝地

整備された登山道があり、とっても歩きやすい月山への道の入口。

月山 自然・景勝地

少し上がると草原の中を突っ切る木道に変化し良い感じ～この先の弥陀ヶ原位まで行きたいところですが、残念ながらバスの時間に間に合わないのでスルー…1本前のバスは早朝なので、それで来るなら気合いを入れないと行けないんですよね…

月山 自然・景勝地

ということで足早に引き返して駐車場界隈を散策します。

月山 自然・景勝地

折角なのでレストハウスの少し下まで行ってみました。この辺りにも日本各地から来たと思われる車が沢山停まっており、月山へ向かうハイカーの多さを物語っています。

月山 自然・景勝地

★15:45
さて、鶴岡駅行きのバスに乗車して「下山」することとしましょうか。

月山 自然・景勝地

そろそろ陽が傾き始め、景色は徐々にオレンジ色へ。

月山 自然・景勝地

後続の車を先に通しながら、ゆっくり確実に坂道を下って行きます。

バスで行く束の間の「弾丸登山」でしたが、やっぱり自然の景色は良いものです。

40～50分にも及ぶ、悪路区間を通り過ぎると間も無く羽黒山に到着です。

★16:40
羽黒山のバス停に到着。発車まで20分ほど時間があるので、車外に降りても良いとのこと。

羽黒山 自然・景勝地

ということでバス停周辺の「羽黒山」へお参りしていくことにしました。

羽黒山 自然・景勝地

山頂付近にある「羽黒山頂」バス停からは出羽三山神社へ行くことが可能。

羽黒山 自然・景勝地

立派な仏閣の迫力はなかなかのもので、見応えがありますね。

羽黒山 自然・景勝地

神社の周囲には古そうな木々がたくさん植っていて、パワースポットらしいオーラを醸し出しています。

羽黒山 自然・景勝地

時間があれば、ここから参道を下って五重塔も見に行ってみたいところですが、それはまた次の機会としましょう。

羽黒山 自然・景勝地

有料道路の終点となる、バス停周辺には駐車場やトイレ、レストハウス(現在はコロナのせいで食堂は休業)などがあり、便利です。

羽黒山 自然・景勝地

★17:00
トイレを済ませ、バスに戻って鶴岡の街を目指しましょう。

羽黒山 自然・景勝地

黄金色に輝く田園地帯に沈む夕陽がとっても綺麗…

★17:40
そして18時前に鶴岡エスモールバス停に到着。宿へは鶴岡駅前の方が近いのですが、夕飯の買い出しが必要だったためエスモールに立ち寄り。鶴岡駅からも5分程度で歩けるのでとっても便利です。(ただ弁当はこの時間でも2個しか残っておらず、超ギリギリだったので要注意。)

買い出しを済ませた後、今宵宿泊するホテル「ステイイン山王プラザアネックス」にチェックイン。フロント対応も丁寧で、部屋も綺麗で広く、靴を脱ぐ玄関のようなスペースがあるので快適に過ごせます。

ホテルステイ・イン山王プラザプレミアアネックス 宿・ホテル

UBは一番安い部屋にしたのでちょっと狭いですが許容範囲。(ワンランク上のフローリングBかCになると、もうちょっと広いそうです。)

ホテルステイ・イン山王プラザプレミアアネックス 宿・ホテル

エスモールで調達した、最後の2個だったうちの一つの弁当をゲットし、サラダと一緒に夕食。フロント脇の共有部に電子レンジがあったので、温かい弁当を取ることができました。駅からはアーケードで直結しているし、宿泊費も3900円とかなりリーズナブル。

ホテルステイ・イン山王プラザプレミアアネックス 宿・ホテル

それでいて簡単な朝食(マスタードチキンが美味しかった)が付くとなれば、文句の付けようが無さそうなホテルなのではないでしょうか。鶴岡駅周囲での宿泊なら、是非ともオススメしたいホテルです。

ホテルステイ・イン山王プラザプレミアアネックス 宿・ホテル

★9:23
水曜日から始まった、長い保養の旅もいよいよ最終日。

鶴岡駅 駅

今日はあまり出しゃばって疲れたくないので、のんびり乗り鉄をメインに楽しみたいと思います。

トンネルの多い上り線ですが、所々で日本海の車窓を見ることができます。

笹川流れ 自然・景勝地

今日はとても良い天気で、日本海と空の青が美しいです。

笹川流れ 自然・景勝地

時間の都合上、昼食を調達する時間もレストランで食べる時間も取れないので前日エスモールで買った見切り品の蒸しパンを食して腹ごしらえ。

黄金色の田園地帯を駆け抜けるようになると、間も無く新潟の市街地へと至ります。

中条駅 駅

★11:10
いなほ号の終点新潟に到着。鶴岡からは約1時間40分で着くということで、意外と近いんですよね。新潟からはいなほ号の隣に停車中の越後線に乗り換え～

新潟駅 駅

そう。越後線に乗りに来た理由はこれ。今では貴重になった大好きま「115系」に乗る為以外の何者でもありません。

JR越後線 乗り物

★12:30
ということで吉田駅から115系の柏崎行きに乗り換え！待っていたのは昨日鯨波で撮影した115系と同じ編成の「キムワイプ」。

吉田駅 駅

車内は相変わらずのボックスシートが並ぶスタイルで、旅情を誘いますねぇ。

吉田駅 駅

吉田以南の区間は、田園地帯の中を突っ切る感じ。なのでどこまでも続く黄金色のじゅうたんの上を走るようです。

寺泊駅 駅

窓を開けて115系のモーター音とジョイント音、美しい景色を堪能するひととき。いや～最高です！

出雲崎駅 駅

ちなみに周りの客は鉄ばっかり(笑)越後線沿線はど田舎なので、地元の方は殆ど乗っていません。

西山駅 駅

どこまでも続く、越後線の田園地帯を眺めつつ、115系はまったり進んでいきます。

今日は撮影にも最高の天気ということで、沿線には撮り鉄さんの姿もちらほら。(マナーはしっかり守りましょうね！)

越後線にはトンネルはゼロですが、森の中を走る区間が少しだけあり緑のトンネルのような場所も。

そんなこんなで115系の旅を楽しんでいると、柏崎駅の手前まではあっという間に来てしまいました。

東柏崎駅 駅

★13:43
柏崎駅に到着。いや～やっぱり115系の旅は最高ですね！

柏崎駅 駅

★14:25
115系の旅を終えた後は、帰宅するのみ。長岡行き普通列車に乗車です。

柏崎駅 駅

★15:00
信越線を来迎寺駅で下車。

来迎寺駅 駅

首都圏に戻るのになぜ、来迎寺で下車するかって？その答えはまた後ほど。

来迎寺駅 駅

夕飯の買い出しを済ませた後、近くの公園で時間調整。

★16:00
来迎寺駅の西側を通る関越高速にあるバス停「越路」にやって来ました。

しばらく待った後に、東京行きの高速バスがやって来ました。

こちらは「令和顔」とも呼ばれる新型エアロエースで、ちょっと厳つめの顔が特徴。車内はゆったりした3列シートなのでとても快適です。

越後川口サービスエリア 道の駅

出発早々の越後川口での休憩を経たのち、関越道を順調に走行。

こちらは五日町付近の上越線のオーバーパス。これまた素晴らしいロケーションですねぇ。

あっという間に関越トンネルを越え、関東入り。ここで来迎寺のスーパー「原信」で見かけた鮭の弁当が旨そうだったので購入し、夕食に。本来だったら的場下車後に吉牛行くところなのですが、このバスの到着が19時半前後ということで、コロナのせいで時短になってる営業時間に間に合うか微妙なので…来月以降は21時まで営業して頂きたいもの。

諏訪峡 自然・景勝地

食後、渋川手前の利根川橋梁からの景色…見事なまでの夕焼けがとても綺麗…旅の最後に良いもの見れましたね。

★18:40
上里での休憩を終えた後も、バスは順調に走行。定刻で的場バス停に到着し、長い保養の旅は無事フィナーレを迎えたのでしたとさ。