2021/09/10 - 2021/09/10
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この旅行記のスケジュール
2021/09/10
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車での移動
10:45 バス停 那智の滝前 - 11:52頃 世界遺産センター
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バスでの移動
12:00 本宮大社 - 12:16 発心門王子
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12:25-12:57 発心門休憩所で熊野古道弁当で昼食休憩
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徒歩での移動
13:03 - 13:36
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徒歩での移動
13:36 -14:16
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徒歩での移動
14:34 - 14:50
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徒歩での移動
14:50 - 15:17
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ちょっと寄り道展望台
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徒歩での移動
15:17 - 15:37
-
徒歩での移動
15:37 - 15:40
-
車での移動
16:20-16:29
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この旅行記スケジュールを元に
2日目午後、発心門王子から熊野古道を歩きます。
午前中大門坂を歩き那智山をまわったのでばててます…。
古道歩きに要した時間中6割位まとわりつかれていたアブによる、アブリミナル効果で加速したわけですが、そのせいで下半身ぼろぼろ…。
大斎原には到達できず、かわりに熊野本宮大社で御祈祷を受けました。
今年のメインイベントの一つとなるはずだった物見遊山の熊野詣で。
緊急事態宣言でまず迷い、身内が希少がんに罹患していることが分かり、一旦中止…
しかし、よく考えたらがんは終わりが分かっているようでわからないものです。
と、身内4人目のがんが発覚した私は考え、旅程を見直し熊野三山熊野古道のみに絞って日程短縮。実行しました。
祈り願う旅です。
2日間で、国道168号線の紀伊半島部分を北上します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
発心門王子のバス停で下車。
なんとか、12時本宮大社発の龍神バス熊野本宮線に乗れました。
途中の国道168号、かなりの数工事で交互通行やってました。
グーグルマップで検索しても時間が縮まらないときがあって、気が気ではありませんでした。
交互通行していたので、1-2分進んでも、到着時間が短くならない…
熊野川見物など、できる心境ではありません。
「そういえば、和歌山県内今工事すごいって言ってたな…」とは、タビーさんのお言葉。
それ、先に教えといて~~(泣)
「そもそも168号、9月に全部通れるなんてちょー珍しいよー!!」
旦那のタビー、ニコニコ嬉しそうにドライブします。
そうなんです、彼の一番好きな感じの道なのです熊野あたりまでの168号は。
両側一車線ずつ、あんまり人がいないか歩道がある、くねくねの道。 -
発心門王子のバス停はひろびろ。
トイレと発心門休憩所があります。 -
ちょっとここで、前回の那智の滝前からの経過を。
那智の滝前で旦那のタビーと合流したのは、10:45。
そこから、車で熊野本宮大社横の世界遺産センターを目指しました。
当初の予定では、大門坂駐車場を10:35出発。
グーグルマップで1時間と出ましたが、行程50キロあります。
15分余裕を見て、11:50着で予定しました。
しかし、出発地は、しっかりした舗装ありとはいえ、くねくねの道路が数キロ増え、さらに出発時間も15分押しています…
まあ、グーグルマップの検索結果の時間で着くならバスには間に合うのでした。
そういえば新宮で、168号を走り始めに飲み物調達とトイレでローソン 新宮磐盾店に入りました。
東側にあるので、北上している私たちは右折で入れるのですが、タビーさん右折で目的地に入ることないんです。ほとんど経路変更して左折で入ります。
しかし、今回はなにを考えてか敷地の北端にある交差点で右折しようとします。
でも右折しても南に敷地がくるだけで、右折しないと結局入れない。
「信号右折してもまたどうせ右折だから、迂回で左折で入らないなら、168号から入ったほうがいいよ!」
といいましたが、信号右折。
信号に直進してくる白の巨体のjaguarが反対車線に現れました!
譲ってくれる可能性は低い!のに、相手のナンバーが「なんば」だったからか、タビーさん大阪式に突っ込んでいきました。
速度はゆるり進んだので特に問題なく止まりましたが、右にハンドル切って進退できないところまで進んだ車と信号待ちの車、という状態が出来上がり。
うちの車の右前端と、jaguarの右側後部ドアとの距離、10センチ…
あ、大阪式っていうのは、私の感想です。
東京から引っ越して、しばらくは本当にビビってましたが、最近は大阪式だな、と思うだけになりました。
なぜなら東京なら停止するタイミングで、大阪だと加速する訳ではないけど突っ込んでゆく場合が多いのです。
最初は、こんなところで車に乗ってたら死ぬんじゃないかとドキドキでしたが、みんながそうなので問題ないんですよね。
でも、突っ込むと後ろも車がいる場合も多いし、大体後退できないですよね?
見誤るととんでもない車間距離となりやっぱり恐ろしいです。 -
お昼は、大村屋さんの「熊野古道弁当」
前々日に電話で、12時発の発心門王子行きのバスの乗車前に、バス停で受け取りをお願いできるかお聞きしたところ、可能ということで予約しました。
お茶付きもありましたが、お茶はペットボトルのお茶とのことで、お弁当だけ二人分お願いしました。
待ち合わせ時間はお約束時、11時45分ごろとしましたが、遅れたのでバス停到着10分前に再度ご連絡すると、一旦電話しました。
結局、世界遺産センターについたのは11:50過ぎ。
バス停にお弁当の入ったレジ籠を持って待っていてくださいました。
お支払いは現金のみ。
時間がないのを予想して、ぴったり用意していたのでスムーズでした。
ありがたい。
このタイミングで受け取れたので、バス停のすぐ後ろにあるトイレも使えました。
持参の除菌シートを利用したので、ゴミ箱を探すも、見当たらない…。
トイレなのにおかしいな?
後で同じトイレを利用して気づいたのですが、ごみの持ち帰りを推進しているので、ゴミ箱自体、世界遺産センター内にはない様子。
徹底してる・・・ -
お弁当のご紹介。
めはり寿司など、俵型のおむすびと、山菜などのおかず。
酸っぱかったり、甘かったり、味のバリエーションも豊富で、旦那のタビーすごい勢いで食べていました。
同じテーブルで着席してランチをとっていた方たちは、コンビニ食でした。
豪華すぎてちょっと恥ずかしい位のボリュームでしたが、午前中大門坂を上った私たちにコンビニ食はちょっと物足りなかったと思います。
注文大成功でした。 -
さて、腹ごしらえも終わり。
-
私たちは、着席するまでちょっとうろうろしていたので、食べ始めも遅かったです。またボリュームのある食事だったのもあり、同じバスに乗車していた人の中で最後の出立となりました。
-
発心門休憩所は、あまり写真を探せなかったのでどんな感じかよく知らずにやってきました。
長いテーブルがあり、大体12名が定員と思われます。椅子は、丸太のままの椅子やベンチが設置されています。
バス停・発心門王子・休憩所(とトイレ)の位置関係も地図を見てはいましたがよく理解できていませんでした。 -
要は、発心門王子のバス停が広場の中にあり、その広場の端に休憩所とトイレがセットで建ってるのです。
地図を見ると実際の距離感を無視して、結構離して記載されているものが多かったです。 -
バス停・トイレ・休憩所は、同じ場所にある、と考えて問題ありません。
こちらのトイレは水洗で男女別のきれいなトイレです。
あとは、バス停付近に飲料の自動販売機がありました。 -
そして、一番最初に出発された男女が戻ってきて、男性が休憩所でお仕事の電話を始めました。
一瞬で、のんきな雰囲気がなくなりました…。
さあそれでは私たちも出発です。 -
発心門王子はバス停を中心として熊野本宮と反対に道を進みます。
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5分ほどで到着です。
発心門王子 名所・史跡
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鳥居から入って参拝しました。
熊野本宮までの無事をお願いしました。 -
そして、スタンプです!
「二つの道の巡礼者」の共通巡礼手帳へスタンプを。
あれあれ?
インクが乾いて、どこのスタンプか判別できない…。
こんなんで、認めてもらえるか不安だぁ。。
しかし、誰に聞けばよいかもわからないのでとりあえずスタンプ台の写真をとりました。 -
気を取り直して、歩きはじめます!
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随所にこのような道しるべがあるので、迷うことはないでしょう。
-
発心門休憩所が見えてきました。
-
さあ、休憩所を越え、未知の道へ入っていきます。
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最初は舗装道で、田舎の道です。
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古道感のある道に度々遭遇します。
意外に、古道ではないのです。 -
森はしっかりありますが…舗装道です。
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しばらくは、民家も時々あるような生活感のある道です。
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こちらは、「発心門口」というバス停。
往きのバスの車中、運転手さんが「発心門口というバス停もありますが、熊野古道、発心門王子から歩かれる方は、下車されるのは発心門王子のバス停となりますので、ご注意ください」と、アナウンス。
このアナウンスで旦那のタビーさん昼寝からむくっと起き上がりました。 -
舗装道が二手に分かれる分岐。
このお烏人形、webでよく見かけますね。
良い仕事しています。
ここ、確かに案内がないとどちらに進むか迷うところです! -
64番までやってきました。
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まだまだ舗装道です。
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そして、65番。
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水呑王子跡です。
こちらでもスタンプを。
ここ、アブ?がいて、押印しようとするタビーを襲っていました。
ムシのマイエリアのようで、私たちがいる間中羽音を立てていました。水呑王子跡 名所・史跡
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発心門王子から30分で到達です
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こちらは、小学校の跡らしく、屋根のある広場がありました。
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石畳のエリアです
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杉・杉・杉。
春は絶対に無理!花粉症を思い出してゾッとしてしまいました…。
と、タビーさん。
「なんか聞いたことあるんだけど、杉林の近くだと花粉症の症状が出るけど、中に入って無舗装の道とか道なき道を歩くと、逆に花粉症和らぐらしいよ~」
実は、花粉そのものより、花粉にゴミやらが付着したものが悪さするという仕組みを教えてくれました。
それでも春は無理!夏で良かった! -
66番
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67番、と来てアブが気になるんです!
電池で動く虫よけをタビーは足首、私は手首にしていたのですが、まとわりついてきます。
ずーっと羽音がして、嫌な気持ち・・。
森林を楽しむ余裕がありません。
これも修行・修行、、、。 -
この坂を下りると、再び舗装道にでます。
小さな道しるべがあります。 -
再び舗装道民家エリアです
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また、古道?という感じの道があったり。
(この先は炭焼き小屋があるみたいです) -
サルスベリの花の向こうに山々が。
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ここからやや上り坂
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宿泊できそうなところがいくつかありました。
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べんりバス 菊水のりば。
住民がいるエリアなんですね -
畑のお世話をしている人をぼちぼち見かけたり
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良いお天気で気持ちがいいです。
この日の空は、目で見るより写真に収めたほうが青く美しくて不思議な感じでした。 -
68番は、井戸のあるお宅。
とてもきれいにお手入れされた古民家になりつつある日本家屋でした。
普通にお住まいの様子で、ちょっと写真にとるのためらいましたが、井戸は歴史のあるものらしいし、道しるべもあったので、撮影しました。 -
田辺市住民バス 伏拝札場。
なんだかバスもいろいろあるんですね。 -
こちらの案内によれば、ちょうど真ん中あたりまできたということみたい。
あと、本宮大社まで4キロ。
で、発心門王子からも4キロ。時刻は、14:09
大体歩き始めて1時間なので、時速4キロで進んでいるようです。 -
ほんまもん、という池脇千鶴さんの朝ドラの撮影場所だったみたいです。
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本当に景色が良くて、ここで写真を撮った後、ストレッチをしばし。
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山が沢山あって和歌山は山が果てしなくつづく…という意味でも果なし山脈です。
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こちらは、左手に民家?か宗教施設?がありました。
坂のはじまりにもかかわらず、とても解放感がある場所で、深呼吸してから上りはじめました。 -
お!小屋が見えてきた!
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どうしよ?伏拝王子跡。先に行く?
伏拝王子跡 名所・史跡
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階段21段!!!休みたい!
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というわけで、先に伏拝茶屋にて休憩を。
こちらのお手洗いも、きれいでした。協力金も入れてきました。 -
今日は金曜日。
平日なので、温泉コーヒーは営業日ではありませんでした。
金土日祝営業、って書いてあるのも見たことあったのでちょっとだけ期待していましたが。
シソジュース飲みたかったなぁ -
「二つの道の巡礼者」の共通巡礼手帳にスタンプを押して、
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伏拝王子へ。
「晴れやらぬ 身の浮雲のたなびきて 月の障りとなるぞかなしき」
和泉式部が、最後の休憩地「神向山」に近づいたころ、月のさわりになり、熊野本宮大社への参拝ができないと嘆いて一首。
「もろともに塵にまじはる神なれば月のさわりもなにかくるしき」
とその日の夜の和泉式部の夢に熊野権現が現れ、こんなお告げを。
和泉式部は、無事参詣することができたのだとか。
和泉式部がそれに対して伏拝んだ、のが伏拝の地名の由来となったという言い伝えもあるみたいです。 -
石の祠がありました。伏拝王子、昔は別の場所にあったそうです。
この隣に、和泉式部の供養塔もありました。
こちらも昭和になってからこちらへ移動したみたい。 -
こちらは、番号は入っていなくて。
ほんまもん ロケ地、って記載。
あとで気づきました。 -
69番あたりからまた、古道らしいみちへ
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再びまとわりつくアブが。もはや、巻きで歩くほかありません!
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70番
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この森を抜けて、アブに追われる時間から蘇りたーい!!
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71番
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下り坂が多いので勢いで加速しました。
つり橋と車道が見えました。 -
このつり橋を越えると、
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三軒茶屋跡。
平岩口バス停というところが近くにあるみたいです。
元気があったので、私たちは休憩しませんでした。
トイレもありました。
ここで、同じバスで発心門王子で降りた方のうち、一番最初に出発した年の差ご夫婦風カップルを抜きました!
アブにせかされたので…アブリミナル効果!(笑)三軒茶屋跡 グルメ・レストラン
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九鬼ヶ口関所跡
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さあ、これが未舗装の古道は最後のはず!
という私にさらなる災難が!
とうとう付き纏っていたアブがスマホと手の間に入ってきました!
とっさのことにスマホをぶん投げてしまいました(泣) -
しかし、たまたま腐葉土化したやわらかい土に落ちてくれたので、スマホは無傷でした…良かったです(汗)
熊野権現さま、ありがとう!
「助かりました????」
で、いいのかな?
ま、良いことにします~。
73番(72番はアブ騒動でロスト…見落としたみたいです…) -
ちょっと寄り道…webで事前に仕入れた情報にもありましたが、実際どのくらいの時間に通過し、体力はどのくらい余っているかわからなくて、行くかどうか決めていませんでした。時刻は15:08
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寄り道、してみました。
景色、素敵でしょ?
これ、タビーに任せました、撮影。
私、またもやアブに追い回されて。
もう、リュックを投げ捨てるほどだったのです。
ああ恐怖。 -
ここで発心門休憩所で、ビジネス電話をしていた男女に追いつきました。
彼らの衣類・持ち物の黒率高し。
なのにアブ全然寄って行かないのです。
なぜ??
景色と裏腹に頭がおかしくなりそうです。
常に、3-4匹のアブが私の周りをまわっていました。 -
とりあえず、飲み物を飲みましたが、全くアブが離れないので走るように歩き始めるしか方法がありませんでした。
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展望台、下りがなかなか急でした。
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74番。
古道に戻ってからも、全くいなくなる気配がない。
アブよ!なぜ私の周りにやってくる?
これも修行か?!! -
祓殿王子??
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ではなく、平成29年に発掘調査後、18-19世紀の石塚だと分かったみたいです。
祓殿石塚遺跡でした。
当時の参詣者の気持ちを乗せた石の塚ですね…きっと。 -
あ、マンホールが!
これはそろそろ市街地付近ということでは? -
最後急な階段をおりて、未舗装部分終了です
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祓殿王子の道しるべが現れた!
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と一軒家の団地群を抜けると、またちょっと静かな道に入りました
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祓殿王子です。ここまでの無事を感謝しました。
祓所王子跡 名所・史跡
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こちらにもスタンプがあり、「二つの道の巡礼者」共通巡礼手帳へ押印します
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立札を読んでみると…
こちらで行う祓い清めは、従来とても重要だったのですね!75番。 -
発心門王子は61番と62番の中間にありました。
道しるべは500メートルごとの設置なので14番分約7キロ。
あとは世界遺産センターに戻り、一旦休憩をした後、熊野本宮大社のみお参りして宿へ向かう予定でしたが。 -
正直、アブに追われ、これ以上の速度で古道は歩けぬ!!
というタイムで歩き切ったため、思ったより疲れ、そして予定していたよりも早い時間に熊野本宮大社へ到着しそうです。 -
社地の端なのか、社地が終わった場所なのか、駐車場を発見しました。
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裏鳥居です。
明日予定している車のお祓いのためには、この鳥居を車で進むことになります。
様子見のため、こちらを通り、世界遺産センターへ到着予定でした。
御祈祷は午後四時が受付の終わり。
これから向かっても、間に合いそうです。
そして私のパワーは、158段の階段を大鳥居から昇るには…不足しています。
もし今日、車のお祓いをお願いすれば、拝殿のすぐ近くまで、車を持ってこれます。
つまりもう、今日歩くのは終了、ということです!熊野本宮大社 寺・神社・教会
-
というわけで、私とタビーは決断しました。
社務所でお尋ねして、世界遺産センターから車を移動させたのち、御祈祷が可能であれば、今日は車のお祓いと、身内の病気平癒の御祈祷をお願いします。
社務所でお尋ねすると、今日の御祈祷で受けていただけました。
タビーは飛び跳ねるように世界遺産センターの我が家の車を目指しました。
私は、急ぎ、御祈祷の申し込み用紙を記載しました。
本当は、「熊野古道を歩いたため本日はご挨拶のみです。明日、しっかり参拝させていただきます。」とご挨拶にあたるお祈りをして、宿に向かう予定でした。
御祈祷はやはり、身を清めて、と考えていましたが、力尽きてしまいました。
アブに囲まれても耐えて古道を祈り歩きました。
何卒お許しいただけたら…というような気持ちで、拝殿へ。
写真を写したら素敵な拝殿でしたが、写してよいものかわからなかったので、写真はありません。
コロナのためか、受付時間終了間近のためか、御祈祷は私たち二人だけで。
拝殿の中は、サッカー関係者が御祈祷にいらした際に奉納した様々なものでいっぱいです!
これもまた、見ごたえあり!
そして、御祈祷を待っている間もアブがやってきました……。
神職の方が装束をまとわれ準備ののち、噂通り力強い太鼓のリズムの祝詞が進行します。
マスクで苦しいでしょうに、大きな声で。
拝殿での御祈祷は、すがすがしい気持ちで満たされました。
その後、車体をお祓いしていただくため、駐車場へ神職と共に移動。
社地内の駐車場を利用の場合は、車は頭から突っ込んで駐車しましょう!
タビーは、丁寧にお尻から入れてしまい、車のお祓いをする際、社地の木の枝をいじめてしまいました……。
申し訳ありませんでした…。 -
車は、この時まで出雲大社の御祈祷を受けた際のお札に守っていただいていましたが、感謝して熊野大社でお返ししました。
それでは気持ちも新たに渡瀬温泉に向かいます。
今日のお宿、ホテルやまゆりへ!けやきの杜 わたらせ温泉 宿・ホテル
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この旅行記のタイムライン
10:45 バス停 那智の滝前 を出発
11:10 ローソン新宮磐盾店
11:16 ローソン新宮磐盾店出発
11:52 世界遺産センターの駐車場が見える
11:55 熊野古道弁当を受け取り、トイレへ
12:00 龍神バス熊野本宮線本宮大社発
12:16 発心門王子バス停到着
12:25 発心門休憩所で昼食
12:57 発心門休憩所を出発
13:03 発心門王子
13:36 水呑王子跡
13:46 66番
13:54 67番
14:06 68番
14:16-14:34 伏拝王子
14:35 69番
14:42 70番
14:49 71番
14:50 三軒茶屋跡・九鬼ヶ口関所
15:08 73番・ちょっと寄り道のサイン
15:17 展望台
15:25 74番
15:31 祓殿石塚遺跡
15:37 祓殿王子・75番
15:40 熊野本宮大社裏鳥居
15:45 社務所到着・御祈祷をお願いする
16:00頃 御祈祷を受ける
16:20 熊野本宮大社を出発
16:29 わたらせ温泉到着 -
この旅行記の費用 合計3,324円
(御祈祷の初穂料は除く)
お弁当 1100円×2
熊野本宮大社-発心門王子バス 470円×2
ローソンで飲み物 184円
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