2021年夏旅　兵庫・岡山方面　その４　姫路城　日生

2021/07/28 - 2021/08/02

2021年7月28日（水）～8月2日（月）の5泊6日で神戸～倉敷を旅行してきました。
神戸の街並、生野銀山、姫路城、倉敷美観地区等々、有名な観光スポットが多いエリアですが、なぜか今まで訪れる機会に恵まれず、今回が初の訪問となります。
結果的には今回も大満足の旅行となりました。
旅行記その４は世界遺産姫路城の観光から、岡山県へ移動。港町日生に立ち寄り、名物のカキオコを食べてからマニアックな南米の美術館を見学しました。

エリア 兵庫

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行4日目、今日もホテルの朝食です。
コンフォートホテルは何度か利用したことがありますが、いつもより朝食メニューが豪華だったような気がします。夏休みで土曜日だったからかもしれません。

先ずは姫路城観光へ向かいます。大通りを避けて面白そうな通りを選んであるきます。

城巽通り商店街という場所を歩いてみます。時間が早いせいかほぼシャッター街になっています。

ちから餅専門店でしょうか？面白いお店です。
調べてみたらうどん屋さんらしいです。ちから餅とはこのお店の名物のおはぎのことらしいですね。

播磨国総社（射楯兵主神社）
中には入りませんでした。

姫路城城見台公園のシャチホコ。
バックに姫路城が見えます。

姫路護国神社

すっきりした無駄のない神社です。あまり面白みがないので先に進みます。

お城が見えてきました。

世界遺産、姫路城です。

日本のお城にあまり興味が無いので、旅先のお城はほぼ外観見学のみで終わらせてきましたが、今回ばかりはさすがに入場しようということになりました。

さすが世界遺産になるだけあって、規模が大きいお城です。

なかなか天守閣にたどり着きません。

ところどころに案内板が表示されています。なんかいろいろ見どころがあるみたいです。

靴を脱いでお城の中に入りました。

廊下の広さにびっくりです。

窓からは涼しい風が入ってきます板敷きの廊下はヒンヤリしていて快適です。

城を支える太い柱。

一番上まで来ました。

窓からの眺めが素晴らしい。

世界遺産からの眺望を堪能しましょう。

急な階段を下りていきます。

外に出ました。高そうなカメラを持ったおじさんが撮影していた場所に行って同じアングルで写真を撮ります。
全体が写ってなかなか良い写真が取れました。

番町皿屋敷のお菊さんの井戸。

続いて西の丸に入ります。
長い廊下が続いています。こちらもかなり面白い建物です。

窓の外には小高い山が見えます。
千姫天満宮が見えるそうです。どれがお宮なのかよくわかりませんでした。

西の丸長局（百間廊下）に続いて千姫化粧櫓があります。徳川秀忠と江（崇源院）の長女として生まれた千姫のためにつくられたものです。

姫路城観光終了です。
お城に関する知識が乏しいのであまりよくわかりませんでしたが、とにかく建物のスケールの大きさに圧倒されました。

駅の方へ移動します。ホテルに大きな荷物を預けていたのでそれを回収してJRに乗り込みます。

本日は岡山まで移動します。

日生駅というところで途中下車です。
かなり暑くなってきました。

日生は漁業が盛んな町です。

牡蠣を使ったお好み焼きのカキオコというのが名物になっています。
事前に調べていった駅前のお店が残念ながら閉まっていました。

駅前のひなせ観光情報センターというところにあったレストランでもカキオコが食べられるようなので、ここでお昼ご飯にします。

これがカキオコ。大きな牡蠣がいっぱい入っています。この時期の牡蠣ですから、当然冷凍ものなのでしょうが、最近の技術の進歩はすごいです。プリップリのジューシーな牡蠣が味わえます。

もう一品はホルモンうどん。
これも素晴らしく美味しかったです。

カキオコ以外にも牡蠣を使ったメニューがたくさんあります。しかも結構リーズナブルなお値段です。

カキオコでお腹いっぱいになりました。日生の観光に出発です。まずはBIZEN中南米美術館というところに入ります。コロナの影響で事前入館予約受付が必要とありましたが、お客が少なければ予約なしでも入れてもらえるようです。

ここは日本で唯一の中南米考古学美術館。メキシコからペルーにかけての中南米諸国11ヶ国の考古学美術品や民族学的資料など約2,100点を収蔵展示しています。

備前市日生町で漁網の製造・販売を営んでいた故・森下精一氏のコレクションが展示されています。イメージキャラクターはペッカリーという土偶です。
人を小バカにしたようなふざけた表情がいいですね。

スタッフの方がとても親切でいろいろ解説してくれます。２階展示室の空調が故障していて暑いからということでお茶とアイスまでいただきました。

専門的な知識はありませんが、造詣の面白さを楽しむだけでも十分だと思います。

新型コロナが流行する前、最後に行った旅行先がメキシコでした。なんだかずいぶん昔のことのように思えます。

中南米独特の味わい深いデザインです。万人受けはしないかもしれませんが、好きな人は深みにはまってしまいそうな世界です。

港の方に歩いていきます。
牡蠣を養殖するための貝がいっぱい置いてありました。

加子浦歴史文化館に立ち寄ります。入場無料です。

日生の歴史や産業をテーマに展示した資料館と日生出身および備前市ゆかりの文化人を紹介した文芸館からなります。
文芸館の方で知っている人は眉村卓くらいでした。

資料館の中に入ります。冷房が効いていて快適です。

漁業に関する資料がたくさんあります。期待しないで入ったのですが、案外充実していました。

日生の一番の観光スポット、五味の市に来ました。
とはいえ、真夏の昼間ですから市場は閑散としています。やはり牡蠣のシーズンに来たほうがいいですね。

高良八幡宮
木々に囲まれた小高い丘の中に入っていきます。

階段のうえに木々がトンネルみたいに覆いかぶさっていて何となく神秘的です。

高良八幡神社は八幡様と金比羅様を祀り、航海安全や豊漁祈願の神社とのことです。

反対側の参道はきれいに整備されていました。

駅まで戻ってきました。
日生は小さな港町でしたが、グルメ要素あり、歴史文化あり、自然ありで、かなり充実した観光スポットでした。

小豆島へのフェリーもここから発着しているようでした。

岡山駅に到着しました。本日はここで宿泊します。岡山駅周辺は特に観光する場所はありません。

宗家 源吉兆庵　岡山本店の巨大な建物。
何かの施設を建設中のようです。

源吉兆庵の近くのユニバーサルホテルというところに宿泊します。
激安です。

夕食もサービスで付いてきます。

お部屋は普通にきれいです。
これだけあれば十分です。

学校給食みたいな夕食です。味は普通に美味しかったです。

カレーもあります。
今日も暑い中歩き回って疲れました。美味しい無料ごはんを食べてすぐに寝ました。