2025/05/14 - 2025/05/15
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この旅行記のスケジュール
2025/05/14
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車での移動
国道2号線など
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車での移動
第二神明道路など
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車での移動
第二神明道路など
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車での移動
国道250号線(はりまシーサイドロード)など
2025/05/15
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この旅行記スケジュールを元に
5月14日は神戸から兵庫県赤穂市まで走りがてら、明石市の柿本神社、高砂市生石神社の2つの神社を参拝しました。
高砂市からはたつの市御津町室津や相生市万葉の岬など、海岸線の入り組んだところを通って赤穂市御崎地区まで走りました。
御崎では瀬戸内海の眺めが素晴らしいことで知られる伊和都比売神社を参拝しました。
5月15日は伊和都比売神社周辺のきらきら坂、御崎海岸などを散策して過ごしました。
表紙写真は伊和都比売神社の鳥居です。
車での走行距離
5月14日 90㎞
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シーサイドホテル舞子ヴィラ神戸は、明石海峡大橋のたもと近くにあります。朝、部屋からは壮大な大橋を見ることができました。
シーサイドホテル舞子ビラ神戸 宿・ホテル
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国道2号線を西に進んで明石市に入り、途中から右に折れて柿本神社を参拝しました。柿本神社は『万葉集』にも句を残している柿本人麻呂が御祭神として祭られている9世紀創建の神社です。1620年(元和6年)、柿本人麻呂を崇敬していた明石城主小笠原忠真が現在の場所に社殿を移しました。
柿本神社 寺・神社・教会
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この神社の狛犬は台座に1754年(宝暦4年)の銘があり、銘が刻まれた狛犬としては市内で最も古いものとされています。写真は拝殿の左側、吽形の狛犬で、頭に角があるのはこの狛犬が古い時代の特徴をもっているからだそうです。頭髪の巻き毛も独特で、18世紀におけるヨーロッパの上流階級男性の髪形を思わせるものがあります。もしかしたら、この時代の日本に滞在していたオランダ人の髪型をモデルにしていたかも、などという想像をかきたてられます。
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こちらは右側、阿形の狛犬で、口の中に牙が見えます。
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拝殿のそばに「盲杖桜」があります。ある目の見えない旅人が柿本神社に詣でて、「ほのぼのと まこと明石の 神ならば われにも見せよ 人丸の塚」という歌を社前で詠んだところ、たちまち霊験があらたかとなって目がみえるようになったという伝説があります。旅人は持っていた桜の杖はもう必要なくなったので、境内の庭に挿して奉納しました。その杖が根をはり枝をつけ桜の木となったのが、この「盲杖桜」ということです。
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写真にある「八房梅」は、通常の梅と違い一つの房に八つの実をつけることからこう呼ばれています。赤穂浪士の一人である間瀬久太夫が、主君の仇討ち成就を祈願して手植えしたと伝えられています。現在の樹は親木を移植した後継樹ということです。
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参道の左側に中国風の石碑があります。播州明石浦柿本大夫祠堂碑とよばれ、柿本人麻呂を崇敬していた当時の藩主松平信之が、和歌の隆盛を願って1664年(寛文4年)に建立したものです。台座が贔屓という亀に似た神獣であることから別名を「亀の碑」と言うそうです。
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手水鉢のそばにも贔屓の像が見られます。
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拝殿の裏手に柿本人麻呂と思われる石像があります。
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筆塚をはじめとした石碑や句碑も、いろいろ見ることができました。
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柿本神社の建つ人丸山には、東経135度、日本標準時子午線が通っています。神社の山門を出てすぐの所には標示柱が建っています。高さはおよそ7メートルで、てっぺんのトンボは日本の古名である「あきつ島」にちなんで、あきつ(トンボの古名)をしつらえたそうです。
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神社の南どなりに明石市立天文科学館があります。展望室からの瀬戸内海や明石海峡の眺めがすばらしいということで、立ち寄ることも考えたのですが、今回は時間の都合もあり見合わせました。
明石市立天文科学館 美術館・博物館
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山門の正面に日時計があります。日本標準時子午線が通っている場所にふさわしいモニュメントと言えるでしょう。
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日時計の正面に付いている銅板は、均時差表のようです。この表で日時計の示す時刻と標準時の時刻の誤差を調べることができ、実際の時刻がほぼ正確にわかるようになっています。
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参拝のあと、境内脇にある「茶店かじもと」という店で一休みしました。店の中から明石海峡大橋を眺めることができました。
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地元名物の甘酒をいただきました。
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第二神明道路を通って高砂市にある生石神社をめざします。途中、明石サービスエリアに立ち寄りました。
明石サービスエリア 道の駅
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ここにも大きな日時計がありました。
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指針の傾きは、明石市の緯度と同じ34.6度であり、指針が地球の自転軸と平行になるように作られているそうです。
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生石神社は創立年代が1世紀末の崇神天皇の御代と伝えられる大変古い神社なのだそうです。境内奥の御神体「石の宝殿」は、いつ、どのようにして作られたものかよくわかっていない謎の建造物として知られています。
生石神社 寺・神社・教会
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周りを囲む岩盤と建造物の間に切り込まれたくぼみに水がたまると、巨石が浮いているように見えることから、「浮き石」の別名があります。写真ではわかりにくいですが、確かにそのようにも見えます。
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別の角度から撮った写真です。
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石の宝殿の裏手の階段を上りきったところに山上公園があって、石の宝殿全体を見渡すことができるらしいのですが、手すりのない階段のため転倒の心配があったので、やめておきました。
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境内あちこちの様子です。
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パワースポットの霊石は、石の宝殿の巨石の一部が分かれたものだそうです。
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生石神社を後にして、国道250号線沿いに赤穂市に向けて走りました。たつの市の御津町からは、はりまシーサイドロードと呼ばれるカーブの多いほぼ海沿いの道を走りました。相生市からは県道に入って、壷根や坂越を通って赤穂市の御崎地区に到着しました。
この日の宿泊は銀波荘というところです。すぐ近くに神社があります。名前を伊和都比売神社といいます。夕食の前に参拝に出かけました。伊和都比売神社 寺・神社・教会
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神社の創建は1000年以上と古く、平安時代以前にさかのぼるということです。『延喜式神名帳』という平安時代の資料にも記載があります。
もとは御崎の前方海上にある八丁岩という岩礁に祠があったものを、忠臣蔵で有名な赤穂藩主浅野内匠頭長矩が現在の場所に遷座したということです。
地元の漁師たちからは、「御崎明神」と呼ばれて、航海安全の神様として信仰を集め、海上から拝むのが習わしであったそうです。
明治時代には帝国海軍からも篤く崇敬され、かつては歴代連合艦隊司令長官が艦隊を引き連れて海上から拝んでいたということです。 -
参拝後に後ろを振り返ると、鳥居越しに瀬戸内海が見渡せます。特に夕景が美しいことで知られています。この日も天気が良かったので、夕暮れ時の情景を味わうことができました。
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銀波荘での夕食は『四季の彩り会席』です。前菜から豪華で美味しくいただきました。
眺望もお料理も最高! by かさおばけ爺さんさん赤穂温泉 夕映えの宿 銀波荘 宿・ホテル
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こちらは瀬戸内海の鮮魚をあしらえたお造り
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鯛の釜飯です。銀波荘の名物といえそうです。
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銀波荘は連泊だったので、次の日は宿周辺をゆっくり散策しました。まずは海べりを歩きました。
赤穂御崎 自然・景勝地
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一度、伊和都比売神社の境内近くまで登って、今度は神社の東側、両側に飲食店などが並ぶ階段を下りて遊歩道に出ます。この坂はきらきら坂とよばれ、太陽の光で瀬戸内海の海面がきらきら光る情景が眺められることからこう名づけられたということです。階段の垂直面に幾何学模様のタイルがはめこまれているのが特徴で、SNSなどの写真投稿で人気があります。
きらきら坂 自然・景勝地
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階段を降りきって右に曲がると、まもなく大石名残の松の石碑があります。かつてここには、赤穂城を開城した大石内蔵助が赤穂を去るのを惜しんで何度も振り返った松があったと伝えられています。(今は切り株だけが残っています。)
赤穂御崎 自然・景勝地
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遊歩道からの眺めの一コマです。
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遊歩道沿いの民家の中には、観光客の目を楽しませるためなのか、玄関先などに面白い置物を置いてある家もありました。
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畳岩と呼ばれる流紋岩で成り立つ岩礁が見えました。干潮のときには、写真にある通り陸とつながるので、歩いて渡ることができます。恋人同士で岩の上まで歩いて行くと、恋が実ると伝えられているそうです。
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伊和都比売神社にこの日も参拝しました。
伊和都比売神社 寺・神社・教会
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境内にはカフェと製塩のワークショップが併設されたアマミテラスがあります。カフェからは神社の鳥居や瀬戸内海をくつろぎながら眺めることができます。ワークショップでは赤穂の塩を使った様々なお土産が販売されています。昔ながらの製法を用いた製塩の実演も見ることができます。
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午後2時以降にならないと提供されない時間限定メニュー、レモンパフェをいただきました。赤穂特産の塩と初夏の柑橘を掛け合わせた味も見た目も素敵な人気デザートです。
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ワークショップで赤穂銘菓の塩味饅頭を購入しました。こちらで販売されているのは、創業から300年以上になるかん川本舗のもので、商品名を「志ほ万」といいます。
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箱が丈夫なので、空き箱は小物入れとして使うのに便利でした。
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夕方、宿に戻って部屋の窓から海辺を見るとシラサギがいました。
眺望もお料理も最高! by かさおばけ爺さんさん赤穂温泉 夕映えの宿 銀波荘 宿・ホテル
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この日の夕食も、サザエエスカルゴバター焼きなど前菜から大変豪勢でした。
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この日のお造りです。
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メインの料理として鯛の塩釜焼きが出ました。
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鯛を覆っている塩の塊を木槌で割ります。
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割れた塩の破片を取り除きます。
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鯛の身を取り出します。
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ご飯は筍の入った釜飯でした。
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