2021/07/28 - 2021/08/02
608位(同エリア1852件中)
公共交通トラベラーkenさん
- 公共交通トラベラーkenさんTOP
- 旅行記539冊
- クチコミ3894件
- Q&A回答0件
- 982,925アクセス
- フォロワー38人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
2021年7月28日(水)~8月2日(月)の5泊6日で神戸~倉敷を旅行してきました。
神戸の街並、生野銀山、姫路城、倉敷美観地区等々、有名な観光スポットが多いエリアですが、なぜか今まで訪れる機会に恵まれず、今回が初の訪問となります。
結果的には今回も大満足の旅行となりました。
旅行記その5は岡山駅から吉備線に乗って桃太郎ゆかりの神社めぐりと、日本三大稲荷の一つと言われている最上稲荷を観光した後、倉敷に移動します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルの朝食です。
やはり給食っぽい感じはします。味もそれなりですが、値段を考えたら十分です。部活で遠征中の中学生の団体もいましたが、テンションは低めでした。 -
本日は岡山駅からJR西日本吉備線に乗ります。桃太郎線という愛称の通り、沿線には桃太郎ゆかりの神社があります。
まずは備前一宮駅で下車します。 -
駅のすぐ近くにあるのが吉備津彦神社です。
-
備前国一宮だった神社です。
-
別称は「朝日の宮神社」、夏至の日の出が正面鳥居の真正面から昇ってくるそうです。なんだか古代史ミステリーのレイラインみたいな話で、何かいわくがありそうです。
-
一宮だけあってかなり立派な社殿です。
その後ろには標高175メートルの吉備の中山があります。この山は古来より神体山として信仰されて来たそうです。 -
主祭神の大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)が桃太郎のモデルになったといわれる神様ですね。
-
吉備の中山みちという通りを歩きます。
岡山県は「晴れの国」と呼ばれるくらい雨の少ない地域なんだそうですが、吉井川、旭川、高梁川という一級河川が存在するおかげで水不足にはならないようです。この道の横を流れる用水路も水がたっぷり流れていました。 -
吉備の中山の山裾を回り込むように道は続きます。
-
次の観光スポットにやってきました。畜霊供養のための鼻ぐり塚というところです。
-
中山通幽という方が開いた宗教団体・福田海(ふくでんかい)の本部なんだそうです。
-
入口で100円を箱に入れて護摩木をもらい中に入ります。
-
福田海の中枢施設「中堂」
-
石塔がたくさん立っています。
-
中堂の天井にある龍の彫り物。左甚五郎の作といわれているらしい。
-
お目当ての鼻ぐり塚が見えてきました。
-
鼻ぐりとは牛の鼻につける鼻輪のこと。
-
家畜の供養のため、鼻ぐりを積み上げて護摩を焚いているようです。
-
周りに誰も人がいないのでなんだか不思議な雰囲気が漂っています。
-
これだけたくさんの牛が食べられたのかと思うと、人間の欲深さが恐ろしくなります。
-
護摩木には「美味しいお肉がたべられますように」と書いておきました。
-
大昔に見た「ウルトラマンA」に出てくる牛神超獣カウラはこの「鼻ぐり塚」の鼻ぐりを盗み出した人間が変身したものでした。
食肉牛600万頭の怨念と宇宙怪獣の合成生物というメチャクチャな設定でしたが、子供の頃はとても楽しんで見ていました。 -
護摩の煙が周囲に漂って、ますます幻想的な雰囲気です。夜は来たくない場所です。
-
吉備津神社にやってきました。こちらは備中国一宮になります。
-
本来は吉備国の総鎮守であったが、7世紀後半、吉備国の三国への分割により備中国の一宮とされ、分霊が備前国・備後国の一宮(備前は先ほど行った吉備津彦神社、備後は広島県福山市新市町にある吉備津神社。)になったとのこと。
-
拝殿と本殿の裏には長い回廊があります。総延長398mもあるそうです。
-
あまり見たことがない配置の神社です。
一番端の本宮社まで行きましたが、拝殿などをよく見ていなかったのでまた回廊を戻ってきました。 -
比翼入母屋造の本殿の手前に切妻造、平入りの拝殿が接続しています。比翼入母屋造とは、入母屋造の屋根を前後に2つ並べた屋根形式で、「吉備津造」ともいうそうです。詳しいことはよくわかりませんが、珍しい形だというのはよくわかりました。
-
もう一度長い回廊を歩きます。
-
いったん敷地の外に出ました。宇賀神社という小さいですが大変きれいな神社がありました。神主さんたちが何か神事を執り行っていました。
-
御竃殿を見ていなかったのでもう一度吉備津神社に入ります。
-
特殊神事の鳴釜神事で有名な御竃殿。
-
「吉備国に、温羅(うら)という名の鬼が悪事を働いたため、大和朝廷から派遣されてきた四道将軍の一人、吉備津彦命に首を刎ねられた。首は死んでもうなり声をあげ続け、犬に食わせて骸骨にしてもうなり続け、御釜殿の下に埋葬してもうなり続けた。これに困った吉備津彦命に、ある日温羅が夢に現れ、温羅の妻である阿曽郷の祝の娘である阿曽媛に神饌を炊かしめれば、温羅自身が吉備津彦命の使いとなって、吉凶を告げようと答え、神事が始まったという。」Wikipediaより
-
吉備津彦神社、吉備津神社合わせて、桃太郎関連の観光スポットでした。
どちらも古い歴史を感じさせる見ごたえある神社でした。 -
吉備津駅まで歩いてきました。再び電車に乗り込みます。
-
お隣の備中高松駅に移動します。
車窓から最上稲荷 大鳥居が見えてきました。次の目的地はこの最上稲荷になります。 -
備中高松駅におりました。
最上稲荷の送迎車が待っていてくれます。 -
最上稲荷山妙教寺に到着しました。
-
ここは明治の神仏分離令の際、特別に神仏習合が許された貴重な稲荷です。そのため、お寺でありながら鳥居をそなえ、神宮形式の本殿(霊光殿)があるなど神仏習合時代の形態を数多く残しています。
-
伏見・豊川と並ぶ日本三大稲荷として有名です。三大稲荷はほかにも笠間稲荷神社(茨城県笠間市)、祐徳稲荷神社(佐賀市)を数えることもあるようです。
-
再びシャトルバスで駅に戻るまでの約1時間でここを観光します。
-
本殿の裏山に続く階段を上ります。
-
この辺りからお稲荷様の数が増えてきます。
-
山の中に入ると日陰になって少し楽になります。この日はとにかく暑かった。
-
キツネ様の姿もバラエティに富んでいて楽しいです。
-
赤い鳥居や祠などもあちこちにあり、伏見稲荷みたいな感じです。
-
本滝。
細い水がちょぼちょぼと落ちています。 -
結構急な上り坂が続きます。木陰とはいえだんだん疲れてきました。
-
奥の院までは時間的にも体力的にも行けそうもありません。
-
山の中に点在する小さな祠。
ちょっと神秘的な感じです。 -
だいぶ上の方まで登ってきました。
-
日影がなくなると途端に暑くなり、汗が噴き出してきます。
-
奥の院は諦めます。左に進みました。
-
八畳岩までやってきました。
-
最上稲荷の歴史は、今から1200余年前にさかのぼります。 天平勝宝4年(752)、報恩大師に孝謙天皇の病気平癒の勅命が下り、龍王山中腹の八畳岩で祈願を行いました。すると白狐に乗った最上位経王大菩薩が八畳岩に降臨。大師はその尊影を刻み祈願を続け、無事天皇は快癒されたといいます。その後延暦4年(785)、桓武天皇ご病気の際にも、大師の祈願により快癒。これを喜ばれた天皇の命により、現在の地に「龍王山神宮寺」が建立されました。
-
吉備の国を見渡す絶景ポイントです。
-
山を下りてきました。
-
参道を歩いて下ります。
-
昭和レトロな雰囲気がたまらなく懐かしい気分にさせてくれます。
-
参道の入り口にまで降りてきました。思ったより長かった。
-
シャトルバスに乗るためにはもう一度参道を登らなければなりません。
-
特に買い物はしませんでしたが、ゆずせんべいというお菓子が名物っぽい感じで売られていました。
-
シャトルバスの出発時間に間に合いました。まだ午前中なのですが、かなり体力を消耗しました。
-
岡山まで戻ります。駅のコインロッカーに預けた荷物をピックアップしてから倉敷に向かう電車に乗り換えます。
-
本日は倉敷に泊まります。
-
駅前格安ビジネスホテルです。
都市の旅行は宿が安くて助かります。 -
ホテルの地下1階にあるレストランが安く海鮮を食べられるようだったのですが、移転していました。
-
移転先のお店。ちょっと高級感を出して、値段もグレードアップしていました。残念ですが私たちの予算では入れません。
-
お昼を食べるところを探して倉敷の町を歩きます。先に観光地を見てしまうのもちょっと残念なので裏道を歩いてみます。
-
なかなか美味しそうなレストランでしたが、ちょっとお高い感じです。
-
看板見ただけで庶民の味方だとわかるお店発見。
-
早い・安い・うまい
最高です。 -
おなかも満たされたので、倉敷観光スタートです。
-
倉敷美観地区は後にとっておいて、周辺の町を散策します。
-
美観地区以外は昭和の町という感じの場所も多く残っているようです。
-
倉敷市立自然史博物館に入ります。
-
倉敷観光でここに入る人はあまりいないと思います。
私たちも休憩のつもりで入りました。 -
夏休み特別企画でしょうか、蝶の標本展示がありました。
-
世界中の美しい蝶の標本が展示されています。
量の多さに圧倒されます。休憩のつもりで入った博物館でしたが、夢中で見学してしまいました。 -
博物館で缶ジュースを飲んで一息入れてから外に出ました。まだ外は暑いです。
-
新渓園の中を通って美観地区の方へ向かいます。
-
やっと観光客が思い浮かべる倉敷の風景にたどり着きました。
しかしすぐに通り過ぎてしまいます。 -
貯金箱博物館という所に来ました。
もう外観だけで珍スポット臭がプンプンしています。 -
1階はアンティークショップというか古道具屋というか、いろいろなものが所せましと置いてあります。
お店のご主人に300円払って2階の展示室に上がらせてもらいます。 -
貯金箱です。
-
銀行などでもらえる貯金箱がびっしり並んでいます。
コレクターでなくても楽しめるスペースだと思います。 -
手作り感あふれるテラスに出て隣の棟に渡ります。大丈夫かな?
-
入口から見えた屋根の上のワンちゃんたちの後ろ姿。
-
お隣は犬の資料館になっています。ビクターの犬や「101匹わんちゃん」の犬などがいっぱい展示されています。
-
どこから集めてきたんだろう?
-
犬の資料館下はおもちゃの博物館になっています。
-
京都かどこかのコレクターから譲り受けたみたいなことをご主人が言っていました。
-
コレクターの謎の情熱を堪能できるお店でした。
-
倉敷の王道観光スポットも観光する予定はあるのです。
-
倉敷アイビースクエア。
-
倉紡記念館の展示を見学します。日本の紡績産業を現代まで牽引してきた歴史ある企業クラボウの歴史を実物資料を見ながら学べます。
-
記念館の建物は創業当時の原綿倉庫が使われているので、建物自体が貴重な展示資料ということになります。
-
美観地区をのんびり歩きます。
旧倉敷銀行跡の建物がありました。 -
そろそろ体力の限界です。
-
ホテルにチェックインしました。結構広くてびっくりしました。
-
本日の夕食。
豪華コンビニ惣菜ディナーです。食後はベットでゴロゴロします。 -
夕方になりました。少し涼しくなってきたので街歩きを再開します。
-
阿智神社にやってきました。
宗像三女神を祀る神社のようです。 -
阿知の藤という大きな藤棚がありました。花は咲いていませんでした。
-
すっかり暗くなりました。にぎやかな美観地区と対照的に、ひっそりと静まり返っています。
-
誰もいない境内をブラブラします。
-
絵馬殿。
-
あまり信心深い方ではないのですが、この時間帯の神社にはなんとなく特別な力があるような気がしてしまいます。
-
倉敷の美観地区を一望できます。
-
薄暗い神社がこんなに良い雰囲気だったとは、初めて知りました。
-
階段を下りて美観地区の方へ向かいます。
-
観光客の姿はほとんど見えなくなっています。静かでとてもきれいな街並みです。
-
昼間見た倉敷アイビースクエアを再訪。
-
ここもなかなかきれいです。
-
ヨーロッパみたいです。
-
とてもきれいな夜景です。
-
メインの倉敷川沿いに出てきました。
ここは観光客が結構いました。 -
やはりきれいですね。
-
神殿のような大原美術館がチラ見えしています。
-
倉敷物語館。ここは明日もう一度訪れる予定です。
夜の倉敷散策はこのくらいにして、ホテルに帰ることにします。
今日はすさまじい猛暑で汗びっしょりになり、そのまま強烈なクーラー効いた電車や建物の中に入ったせいか、ちょっと体調がおかしくなってしまいまいました。
明日はいよいよ旅行最終日です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2021年7月28日~8月2日 兵庫・岡山旅行
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
岡山市(岡山) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2021年7月28日~8月2日 兵庫・岡山旅行
0
120