1年ぶりの夏休みの帰省も、感染対策しながら旅行三昧: 埼玉の実家に帰ってもやっぱりどこか出かけたい病! 渋沢栄一からTOKYO2020まで

2021/08/07 - 2021/08/15

岐阜と長野でのプチ旅を楽しんだ後、埼玉の実家に帰省しました。　

実家に帰って来ても、家でじっとしてる私ではありません(笑)。　
去年の夏とは比べ物にならず、この時期は毎日のコロナ感染者が日々2万人超(東京だけでも5000人/日とか)で、もうどこにいても感染の可能性はあると思ってました。　

さすがに帰省中、7-8年ぶりに都内在住の友達と会う約束をしていたのはキャンセルしましたが、感染予防対策は厳重にして1人でお出かけしてきた1日を旅行記にしました。　

この1日で、北に南にちょこまか移動しまくってます。　

めちゃくちゃ久しぶりに東京都内の街や駅を歩き、楽しかったので、年末年始の帰省でも、東京でちょこっと遊ぶプランを計画中です♪

エリア 深谷・寄居(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8/10、ちゃんと早起きしてお出かけ♪

秩父鉄道のSLは、今年はガリガリ君とコラボしてるらしい(笑)。

SLパレオエクスプレス 乗り物

この日はちょこちょこ動くので、青春18きっぷ利用です。

熊谷駅からはいつも東京方面の電車に乗りますが、この日はちょっとした目的があり、下り電車に乗ります。

熊谷駅 駅

最初にやってきたのは、深谷駅。　

今年1番の話題の人、渋沢栄一の出身地です。

去年はmy carでやってきて駅舎の写真を撮りましたが、今年は電車で来ました。

深谷駅 駅

まずは深谷駅の近くのステーションから、タイムズカーシェア。

駅から近い方のステーションを選んだのですが、公園を挟んで徒歩4分くらい離れてて。　たった4分なんですけど、熊谷エリアの夏の熱さ("暑さ"ではなく、敢えて"熱さ"と言いたい!)はハンパないのです!　せっかく車まで辿り着いても、エンジンかけても車内は灼熱地獄!　しばらくは出発出来ませんでした～。

最初にやって来たのは、深谷公民館・深谷生涯学習センター。

この暑さの中、駐車場の案内の、真っ黒に日焼けしたおじさんが立っててビックリ!　人って慣れるとどんな環境の中でも大丈夫になるのかしらね?　水分補給は十分にして、体を大切にしてほしいです…。

公民館内に、"渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館"が作られていました。　1年間の期間限定なので、既存の建物内に作ったのは正解ですね。　公民館なら、駐車場も十分あるしね!

ちなみに、深谷の大河ドラマ館は来年1/10まで、東京北区の大河ドラマ館は、12/26までやってるようです。

大河ドラマはもうだいぶ前に明治時代に突入して、そろそろ最終回を迎える感じですが、ココは深谷大河ドラマ館なので、栄一がまだナニモノでもなかった血洗島の若者だった時代のシーンを撮影した場所を再現しています。

お千代さんも迎えてくれてますよ!

深谷大河ドラマ館 美術館・博物館

栄一の実家、中の家のセットが再現されています。　セピア色で撮ると、本当にその時代にタイムスリップした気分が味わえ、テレビで見ていたシーンが蘇ります。

藍の葉を収穫してきた感じかな?

この照明は、小道具さんの渾身の作らしいです。　藍で染めたライトだそうです。　ドラマ内では全然気付かなかったけれど。

乾燥藍葉と、左側にちょっとだけ映ってるのが、藍玉(ドラマの中では、母親やお姉さんたちが丸めて作ってた)の模造品です。

大河ドラマ「青天を衝け」のタイトルの由来になった漢詩の一説が展示されていました。　第7回の「青天を衝け紀行」でも紹介されていましたが、栄一が青年の頃に藍玉の商いで信州に行くために通った長野の佐久市の"内山峡"を詠んだそうです。　「青空を衝きさす勢いで肘をまくって登り、白雲をつきぬける気力で手に唾して進む」からタイトルが決定したんですね。

ドラマの中で実際に着用された、渋沢成一郎(喜作)と渋沢篤太夫(栄一)の着物が展示されていました。　

左から栄一の姉 なかの着物、真ん中は和宮の着物、右は、平岡円四郎の着物が飾られていました。　

栄一がパリ万博に出かけた辺りのエピソードは私もワクワクしながら見ていました!　もしかしたらこの辺のシーンは海外ロケが計画されていたのかもしれませんが、コロナ禍で全て国内ロケでの撮影になりました。　

あの時代の日本では想像も出来ないほどの、万博会場の屋上まで繋がるエレベーターは、ドラマを見てただけの一視聴者の私でも楽しくて目が輝いたので、当時の栄一本人は本当にビックリしたんだろうな…。

このドラマ館に再現されていたエレベーターのセットはショボかったけれど…。

写真撮影は自由に出来る感じでした。

深谷周辺の渋沢栄一ゆかりの地を解説したボードがありました。

ドラマ館を出たところは、グッズショップ。　藍の色をベースにしたグッズが多く展開されてた感じでした。

この刺繍のTシャツはちょっと怖い…。

このミニタオルの柄、壱萬円ではなく、壱億葱(笑)!!

この深谷ねぎなら、匂いませんw
ちなみに、スティックシュガーだそうです。

ポップコーンもネギ塩味とかあったら面白かったのにね。

深谷物産館があり、ちょっとだけ覗いてみましたけど、大したもの置いてなかったな…。

尾高惇忠と、ふっかちゃんのコラボ(笑)。

公民館の外の壁には、2024年より使用が開始される壱万円札の大きな絵が飾られていました。　ふっかちゃんが端っこから顔を出してるのがカワイイ!

続いて、ランチを食べに、また車を走らせます。　今年もやっぱり武蔵野うどんが恋しくなり、大好きな田舎っぺうどんへ!　去年とはまた別の店舗に来てみました。　

厨房は大忙しです!

1年ぶりの、田舎っぺうどん♪　

やっぱり私は、このお店の冷つけ汁につけて薬味も何も入れずに食べる武蔵野うどんが1番好きです!

元祖田舎っぺうどん 熊谷久保島店 グルメ・レストラン

カーシェアした車を返却し、ちょっと気になったこのスタンプラリーをやろうかしら。　深谷駅と、本庄駅の両駅に行かないと完成しないスタンプラリーですが、この日は青春18きっぷの利用だし、時間はあるので、本庄駅にも行くことにします。

ただ、高崎線は籠原駅以北は極端に運行本数が少なくなるのでちゃんと時刻表を確認しないとなりません。

本庄と深谷の両駅のスタンプを同じ台紙に押すと、新一万円札っぽくなるというスタンプラリーでした。

頂いた記念品が、思いの外立派で驚きました!　

本庄駅からは、上野東京ラインに乗って、東京へお出かけです。

感染対策の為に、少しでも密にならないほうが良いと思って、グリーン車を利用する予定にしていましたが、平日の昼間で空いてたので、通常の車両を利用しました。

本庄駅 駅

東京駅に着くまで、そこまで混むことなく(もちろん全ての座席はうまりましたけどね)良かった!

東京駅で下車したのは、1年前の帰省の時に、お友達とディズニーランドに行った時以来です。

東京駅 駅

上野東京ラインのホームのすぐお隣が新幹線のホームなので、良く見えます。

東北新幹線に乗ってまた旅行行きたいな～。　次はいつ行けるかなぁ～。　本当は、9月中に再訪したいと思って妄想計画だけはしてたんだけど、感染者の急増でさすがにヤバそうな気がして諦めたんですよねー。

東北新幹線 乗り物

改札を出て、日本橋に向かいます。　こうやって東京の街に繰り出すのって一体いつぶりだろう?!　

その昔、京橋で働いてた事があるので、日本橋は目と鼻の先でしたけど、あの頃と比べると再開発とかで新しいビルとかめっちゃ増えてます!　街灯ごとにTOKYO2020のノボリ?が飾られているのも心躍りますね。

この事を、実家に帰ってからちょっと興奮気味に母親に話したら、「都会が恋しくなって戻って来たくなったんじゃないの?」って言われましたけど、いや、それに対する返事は確実にNOですねw　もう心はすっかり滋賀県民というか、東京ほどの大都市は、多くても年に数回遊びに行ったらそれで満足!って感じるようになりました。

日本橋で行きたかったのはこちら。　滋賀県に住んでいながら、何で東京にある滋賀のアンテナショップに?!ってツッコミが入りそうですが(笑)。

オシャレなガラス張りのビルの入口に信楽焼のたぬきが置かれてるって東京の人からしたらやっぱり妙に見えるのかなぁ。　私の中ではすっかり見慣れた風景なので、その時は1ミリも違和感なかったです(笑)。

ココに来た理由は、実は買いたい物があったわけでは無く・・・

ここ滋賀 専門店

"ここ滋賀"限定の、飛びだし坊やのとび太くんが置かれてることを知ってたので、見に来て写真撮りたかったのです。　コレクションがまた1枚増えました。

相変わらず、限定のとび太くんを見つけては写真を撮ってて、滋賀県内だと、近江八幡や八日市周辺に多いので、時々週末に捕獲の旅(撮影するだけヨ)に出かけるくらいです。　東京のとび太くんなんて、こんな機会でもナイと来ることは出来ないと思ってたのでこの機会に来ることが出来て良かった!　

日本橋の郵便局に立ち寄って、TOKYO2020の記念切手とエアメール用のポストカード(70円の切手代が含まれてる)も購入しました。　

オリンピックが始まった後、金メダルを獲得した選手の顔写真入りの記念切手も発売されましたけど、そちらの切手は額面よりも割高だったので、去年のうちに発売済だった全競技の絵が切手にされたのを買いました。　相変わらず、世界中の人とポストカードを交換するPostcrossingというコミュニティーで、ポストカードを送る際に切手も良く使っています。　この切手を貼ってもう何度も海外にハガキを送りましたが、毎回好評です★

続いてやってきたのは、信濃町駅。　

東京に住んでた頃は、東京駅から信濃町駅までの乗り換えなんてすぐに頭に浮かんだけど、こういう細かい事って住んでないと忘れていくものですね…。　

信濃町駅 駅

改札の斜め上に防犯カメラが設置されていましたが、その上にツバメが巣を作っていて、正に子育て真っ最中!　毎年の事のようで、「温かい目で見守ってください」みたいな事が書かれた案内と一緒に、フンが落ちそうな場所をカラーコーンで囲ってありました。

信濃町駅の朝夕の通勤・通学ラッシュは相当な混雑なんでしょうけど、ここを避けながらたくさんの人が通り過ぎていくのを想像してるだけでほっこりしたなぁ。　

信濃町駅で降りた理由は、Google Mapにもピン止めしてる、オリンピックシンボルを見に行きたかったから!　この日はちょうど青春18きっぷを使ってたので、なるべくJR線を使って移動したいと思ってて、1番近いのは信濃町駅かな?って思ってたのです。

オリンピック期間中はこの周辺が規制されてることは知ってたけど、閉会式はもう終わってるし～なんて軽く考えて来ちゃいましたが、実際には規制は9月末まで続いてたんですね!　東京に住んでれば自然と耳に入ってくる情報だったのかもしれないけど、全然知らなくて、信濃町駅で下車して歩いて行こうとしましたが、アレ?なんかこの先、徒歩でも通れなくね?!?!って雰囲気を察知。

ボランティアのベストを着た女性の方に伺ってみたところ、「この一帯は規制区間で突っ切ること自体が出来ないので、電車を乗り継いで、東京メトロの外苑前駅から歩けば行けますよ。　暑いのでお気をつけて!」とめっちゃ親切に教えていただきました。　規制エリアや期間を知らなかったので、旅行者だと思われたのか、外苑前駅までの行き方まで教えてくれました。　本当にありがとうございました☆

今でも東京に住んでたら、多分私、英語を活かせるオリンピックのボランティアに応募しただろうな…って思ってたんですけど、こんな1日中、炎天下の中、立ちっぱなしの仕事なんて耐えられなかっただろうな…って思うので、尊敬します!

外苑前駅からは歩道は通行OKですが、車道は途中から交通規制をしてました。

バリケードがあって、オリンピック期間中はこの距離から見るのが1番近い感じでした。　これがウワサの国立競技場か!と思いながら写真撮りました。

国立競技場 名所・史跡

コレコレ!　オリンピックエンブレムを写真撮りたくて、わざわざ都会に来たんです!　信濃町駅から行けないと分かった時に諦めなくて良かった!

日本オリンピックミュージアム 美術館・博物館

誰も入らずに写真に撮れているのは、このエンブレムの五輪の輪っかに座ったり、顔を出したりして写真撮りたい人達の行列がずら～っと続いてて、その人たちが入れ替わる瞬間を狙って撮ったからです。

1964年の東京オリンピックの聖火台(縮尺3/4)。

1972年の冬季オリンピック札幌大会の聖火台(縮尺2/3)。

1998年の冬季オリンピック長野大会の聖火台(縮尺1/2)。

日本オリンピックミュージアムの1Fは公式グッズショップになっていて、めっちゃ賑わっていました。

ミライトワとソメイティのぬいぐるみが入口で迎えてくれます。

特別欲しかったわけではナイのですが、もう今年しか買えないので、TOKYO2020の記念になるものを何か1つ買いたいなと思ってたので、このタオルハンカチは値段的にもちょうど良かったかな～。

外苑前駅から、銀座線に乗って渋谷駅にやって来ました。　銀座線渋谷駅の工事が完了してから初めて来ました!　
東急百貨店の3Fに突っ込んでいく銀座線を見てた世代なので、生まれ変わった渋谷駅にワクワクしちゃう(ただの鉄子w)。

東京メトロ 銀座線 乗り物

渋谷は特に用があって来たわけじゃなくて、ただ銀座線の駅を見たかっただけなので(笑)、さっさとJRの乗り場に移動して帰ります。

2020年に、埼京線/湘南新宿ラインのホームが山手線のお隣に移動して、乗り換え時間が劇的に短縮されました。　このホーム移設の大プロジェクトに関しては、NHKでやってた特番を録画してあったのを先日見たばかりなので、土日の52時間のみを使って移設して、月曜日の始発から通常運転再開させたらしいですよね!　

海外だったら、平気で1週間とかその路線を運休にしたりしそうだから、やっぱり日本って凄いなぁ!って思います。

渋谷駅 駅

埼京線/湘南新宿ラインが移動したのは、元々、東急東横線が発着していた場所です。

父の実家が東横線沿線なので、ここから良く電車に乗ってました。　子どもの頃、この目の形に似てるパネルが怖かったなぁ～(裏側は広告パネルです)…。　懐かしい!

帰りは、湘南新宿ラインのグリーン車に乗っちゃいます!　快適でした☆

夏休みの期間中は普段よりも少ないJREポイントでグリーン車に乗れるキャンペーンをやってて、それを利用するつもりだったのですが、JREポイントのアプリを使い慣れず、結局普通通りに登録したSuicaから支払ってしまった(笑)。　まぁ、そんなこともあるさ^^;

8/11。　この日も晴れ!　そして勿論、朝から超絶暑い(笑)。

この日は、母親と一緒に地元の古代蓮の里を訪れました。　古代蓮の見頃の時期はとっくに過ぎてしまいましたが、別の目的があって来ました。　古代蓮タワーはJAFカードの提示で割引があります。

古代蓮の里 公園・植物園

古代蓮タワーの展望台に上って、上から見たかったのは田んぼアート。　行田市の田んぼアートは、大きさが2万8千平方メートルで、"世界最大の田んぼアート"としてギネス認定されています。　インスタで写真を見て、帰省中に絶対に見に来ようと思ってました!

タワーの上から見てキレイに見えるようにデザインされているので、実際の図面はこんな感じのようです。

今年のテーマは歌舞伎でした。　細かいところまで凄かった!　

続いてやってきたのは、忍城址(内部は博物館)。　数年前の日曜劇場「陸王」では毎週出て来たお城です。

忍城址 名所・史跡

忍城に来た理由は、最近インスタで良く見かける、めちゃくちゃキレイな花手水。　行田「花手水week」は、忍城、行田八幡神社、八幡通り、前玉(さきたま)神社で見ることが出来るのですが、それぞれの神社が作ってるのかと思ったのですが、市内のオシャレなお花屋さん"花さく実なる"が手がけてることを知りました!

8月の忍城の花手水はちょっとだけ秋色が感じられました。　インスタでは色々な花手水の写真を見た事ありましたが、本物を見たのは初めて!　こういうセンスやskillを持ってる人って尊敬しちゃいます♪　年末年始に帰省したときに見に行きたかったんですが、12月は1-15日、1月は15-31日にしか花手水を見れないので次のチャンスは来年の夏休みかな…(来年も花手水weekを継続していれば…)

明日からは、帰省旅後半戦に出発です!　続きは次の旅行記へ!