2021/05/08 - 2021/05/22
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ねんきん老人さん
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都井岬の野生馬。 人間の手を一切かけず、馬たちは自然に生まれ、自然に死んでゆく。 その説明になんとなくロマンを感じ、ずっとそれに疑問をもたずにきました。
怪我をしても病気になっても、人はそれを助けず、ただ自然の摂理に従うのみ。 老いたものは死に、弱ったものは死ぬ。 そう思ってきました。
でも今回、それもまた人間の都合なのではないかという考えがふと沸いてきました。 馬たちは「観光資源」という物差しでその存在を守られ、一応「半管理」の空間で生きているものの、それで野生の自由を謳歌しているのだろうか? そもそも馬には自由という概念があるのだろうか?
そんな疑問を感じた都井岬でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【 南国の朝? 】
5月13日。 この旅行6日目です。
朝、ホテル裏の浜辺を散歩。 まだ雨は降っていますが、傘をさすほどではなく、風も弱まってきました。。
ただどんよりと曇って、沖に見える青島にも南国の輝きはありません。 -
【 堀切峠 】
日南海岸の代名詞のようになっている堀切峠。
一応車を停め、寄った証拠に写真を撮りました。
ま、それだけのことです。 -
【 道の駅フェニックスからの眺望 】
道の駅フェニックスは車中泊を禁止しているという情報がありましたので、どう禁止しているのかと思って寄ってみました。
別段それらしい注意書きもありませんでしたが、駐車場には若干の傾斜があり、禁止されなかったとしても泊まりたい駅ではないと思いました。
駅前の展望所から海を見ます。 -
【 鬼の洗濯板を洗濯する波 】
日南海岸ではどこに行っても鬼の洗濯板が見られますが、その洗濯板が昨日からのうねりによる波に洗濯されています。 -
【 サンメッセ日南は休み? 】
その展望所で、恰幅の良い男性から声を掛けられました。
「車のナンバー、千葉?」
「よくご存知で」
「どこ行く?」
「サンメッセ日南に」
「休みやで」
「えっ? なんで?」
「知らん。 コロナちゃうか?」
なんでもキャンピングカーで旅行中のご夫婦だそうで、今そのサンメッセ日南に行ってきたところだというのです。
未練がましくバス停の写真など撮って先に進みましたが、帰ってからサンメッセ日南のHPを見ても、休業のことは何も出ていません。
本当に休みだったんでしょうか? -
【 鵜戸千畳敷奇岩 】
日向灘に突き出た鵜戸崎には「鵜戸千畳敷奇岩」と呼ばれる岩礁があります。
鬼の洗濯板の一つであることは見ての通りですが、その広さから「千畳敷」と名付けられたのでしょう。
全国には千畳敷と呼ばれている岩場や段丘が数多くありますから、「全国千畳敷踏破」という目標を立てている人もきっといると思いますね。
踏破・制覇・完遂・達成 ・・・ どれも私には無縁の言葉。
挫折・断念・頓挫・撤退 ・・・ いつも私が味わう言葉。 -
【 ハマヒルガオ ? 】
千畳敷奇岩を見下ろす道端に、こんな花が咲いていました。 よく見る花ですが、何でしょう?
浜昼顔のようにも見えますが、花色が薄紫で、私が抱く浜昼顔のイメージには合いません。 もっと紫が薄く、ピンクに近いのが普通だと思います。
帰ってから図鑑で探してみましたが、やっぱりこういう色の浜昼顔というのは載っていません。
旅日記に花の名をちゃんと書けないことは、いつも残念に思っているのですが、だからと言って勉強もしないというのが私の直らない性分で・・・。
※ この旅行記を投稿したところ、4トラ会員のyamayuri2001さんから「琉球朝顔ではないか?」というご教示を頂きました。 早速ネットで検索しましたところ、花も葉もまさしくこの通りの写真が出てきました。
来週予定されている老人会が楽しみです。
「この花の名前、知ってっか? リューキューアサガオってんだ。 スゲーだろう?」 -
【 鵜戸神宮・神門 】
鵜戸神宮に着きました。
ご祭神はウガヤフキアエズノミコト。 漢字変換ができないほど難しいお名前で、フリガナがなければ読めません。 フリガナがあっても、舌を噛まずに言うことはできません。
神武天皇の父君だそうで、そういえば宮崎神宮の拝殿に玉依姫命と並んで書かれていたお名前がこれでしたね。 -
【 社務所 】
神門の左に立派な社務所があります。
社務所に用があるわけではありませんが、玄関にある人形のようなものは何だろうと思い、行ってみました。 -
【 世界の平和を願って 】
これです。
県内にお住まいの菊池さんというご夫婦が30年に亘って集めた貝殻を約1万個使って製作したということで、「世界の平和を願う」という題がつけられています。
大変な労作で感服しましたが、説明書きが作品そのものに貼り付けられているのは勿体ないですね。 横の壁にでも貼ればいいのに。 -
【 楼門 】
神門のすぐ先に楼門があります。
牛の絵が懸かっているのは、今年が丑年だからでしょう。 -
【 千鳥橋 】
太鼓橋(千鳥橋)を渡って、坂を下りてゆくと・・・。 -
【 玉橋 】
また前方に太鼓橋(玉橋)があります。
この橋は神域に入るための橋、つまり神橋であり、以前はこの先へは裸足でお詣りをしていたのだそうです。 -
【 運玉 】
昔から参拝者が崖下の岩に開いた穴にお金を投げ入れる風習があり、そのお金を拾おうと子供たちが危険な崖を降りることが問題になっていたとか。
そこで昭和27年ごろ、鵜戸神宮と鵜戸小学校で話し合って、お金に代わる素焼きの運玉というものを作り、今に続いているということが書かれています。
昭和27年といえば私は小学2年生。 ここに住んでいたら、やっていたでしょうねぇ。 -
【 本殿への階段 】
本殿(写真中央の洞窟の中)へは、この急な石段を下ります。
傘をさすほどではありませんが、雨は朝からずっと降り続いており、石段は濡れています。
気をつけて行きましょう。 そうそう、手摺り、手摺り。 -
【 うねる波、押し寄せる波 】
風は前日より弱くなっていますが、海のうねりは残っており、波が岩場に押し寄せています。 -
【 本殿 】
この洞窟は豊玉姫命がウガヤフキアエズノミコトを産むための産屋として使ったもので、そこに社殿が築かれたのが崇神天皇の時代だそうです。
といわれても崇神天皇が西暦何年ごろの人だったのか、すっと頭に浮かんできません。
まあ、日本武尊のひいおじいさんですから、相当古いことは確かですね。
今の社殿は江戸時代のものだそうですが、崇神天皇のころから利用されているという岩窟の丈夫さに驚いてしまいます。
-
【 本殿の木鼻を飾る彫刻 】
派手な木鼻彫刻がありました。
これはたぶん獏鼻と呼ばれる空想上の動物で、これまでにもどこかで見たと思いますが、どこで見たのか、思い出せません。 -
【 本殿の木鼻を飾る彫刻 】
これも同じです。
左側の彫刻は何でしょう? 獅子かと思ったけど、ナマズひげがあるし、足が奇蹄になってるし・・・。 私はたぶん初めて見たと思います。
あとで調べようと思ったけど、いまだに分かりません。 -
【 皇子神社 】
本殿の左側には境内社の一つ、皇子神社があります。
といっても、私はこの神社について何も知らず、それよりも鵜戸神宮に奉納された絵馬の方に目がいきました。
鵜戸神宮では右を向いても左を向いてもウサギが目に入るのですが、ここにある絵馬札もウサギの形をしています。 -
【 兎、兎、兎 】
神社ではよく神使といわれる動物がいるようですが、ここではそれがウサギだということです。
境内のあちこちにウサギの置物がありますし、絵馬がウサギになっているのもそのためでしょう。
中には「撫で兎」というのもあり、参拝の人々が撫でているようです。
撫でると病気が治ると書かれていますが、私の病気は金欠病で、ウサギの手におえるものではなさそうですし、へたに撫でて他人のコロナウイルスでも貰ったら洒落にならないと思って、撫でませんでした。 -
【 御乳岩(おちちいわ) 】
豊玉姫命が自分の胸部を岩に残して海の宮に帰って行ったという言い伝えのある「御乳岩」というのがあるそうです。
ちょっぴり期待していましたが、「御乳岩」と書かれたその岩は、どこからどう見てもそうは見えません。
神社側もこのままでは客寄せの詐欺と言われかねないと危惧したのか、その岩の一部に清水のしたたり落ちる箇所がある、それが乳だと言っているとか。
清水のしたたり落ちる・・・だったら「おちち岩」ではなくて「おもらし岩」とした方がいいと思うのですが。 -
【 亀石 】
豊玉姫命を背にのせてこの地にやって来た亀が、豊玉姫命が海に帰ったことを知らずにずっと待ち続けて、とうとう岩になってしまったというその岩が眼下にあります。
背中の部分に四角い穴があいており、その穴めがけて例の運玉を投げ、入れば幸運が訪れるということで大変人気だとか。
4トラ会員の kama さんが5回投げて3個入ったと旅行記に書かれているのを読んだその時から、私は対抗心を燃やしていました。
で、他の参拝客の視線を背中に感じながらねらいを澄まし、エイッとばかりに投げましたが、遠く外れました。
かくてはならじと第2投、第3投・・・第4投、第5投・・・。
穴はおろか、周りに張られた輪の中にすら、1個も入りませんでした。 小学校では野球部だったのですが。
ちなみにこの運玉投げ、4トラ会員の皆さんにも人気なようで、tama さんも挑戦なさっていますね。 しかも kama さんと同じ3回成功!
tama さんって、運玉に合ったお名前のようでもありますが。 -
【 危険も顧みず 】
別の岩に小鳥が2羽、降りていました。
風と波。 なにもこんな危ない場所にいなくたって・・・こんな所に獲物はいないだろう、と思いましたが、よく見ると手前の鳥が何か咥えています。 虫でしょうか?
岩の隙間にいたものか、はたまたほかで捕まえた虫を運んできたものか。 でも、なぜ? -
【 連なる奇岩 】
周囲の岩には奇妙な突起が無数に。
円内の岩・・・ナントカ岩なんて名前がついているかも知れませんね。 -
【 参道を掃き清める神職様 】
戻る途中、神職が熊手で参道の砂利を掃き清めている姿に目が止まりました。
小雨が降っている中、また蒸し暑い中、きちんとした身なりで人々が踏み荒らした砂利を整えている姿に打たれ、写真を撮らせていただきました。
(ご本人のお許しを得ていますので、そのまま掲載させていただきます)
-
【 吾平山上陵 】
吾平山上陵(あひらのやまのうえのみささぎ)入口です。
この門をくぐった先の山頂に鵜戸神宮ご祭神ウガヤフキアエズノミコトの御陵があるとのこと。
ただ、説明板には「陵墓参考地」とあるので、何のことかと思って調べました。
ウガヤフキアエズノミコトの御陵については日本書紀に「葬日向吾平山上陵」とあるため鹿児島県吾平町とのご当地争いがあるらしく、ここは「伝説地・参考地」ということにして折り合いをつけているのだということです。
まあ、高千穂の峰だって、淡路島のおのころ島だって、ご当地争いは世の常。
後世の日本で「ねんきん老人生誕の地」なんてのが争いになることは十分に想像できますしね。 -
【 神犬石 】
楼門を出ると左側(海側)に、神犬石という岩が見えます。
本殿を守護する犬のように見えるということから神犬石と呼ばれている、と説明がありますが、これが犬に見えるとしたら、一度眼科で検診を受けた方がいいと思いますけどね。
ホテルを出てからここまで、雨はずっと降っていましたが、傘は手に持っていただけで、一度もさしませんでした。
まあ、さすほどの雨ではなかったのですが、どうせ手に持っているならさした方が良かったのかなと、今真剣に反省しています。 -
【 道の駅なんごう 】
と、まあ、あれこれイチャモンはつけましたけど、私にとって初めての鵜戸神宮は期待を裏切らない神聖な空気に満ちた所でした。
次にやってきたのは日南市南郷町の国道448号線沿いにある道の駅「なんごう」です。
道の駅に来るとつい、そこが車中泊に適しているかどうかをチェックするのが習慣のようになってしまっている自分に笑ってしまいますが・・・。
ここは駐車場が通路を挟んで向き合うようになっていて、どちらもやや傾斜しています。 ⇒ バツ。 -
【 ジャカランダの森へ 】
この駅に来た目的は、ジャカランダを見ることです。
日本ではあまり見ることのない花ですが、ここには「ジャカランダの森」という一角があって、1000本の成木が茂っているとの話。
それはすごい! 矢印に従って木道を登ります。
登ります。 登ります。 登ります。 着かな~い・・・。
写真は途中で振り返ったものですが、それらしい森はありません。 -
【 もっと上? 】
こんな所に出ました。
赤丸で囲んだ写真中央に、ジャカランダの森という文字ときれいに咲いた花の写真、斜め上をさした矢印の看板が出ています。
え~、まだ上? でもここまで来て引き返すわけにもいきません。
でも、ジャカランダの花期はまだ10日ほど先だということですから、苦労して登っても咲いていないかも知れない、という懸念が頭をもたげてきました。 -
【 車で来られる? 】
さらに登ってゆくと、こんな所に出ました。
ナヌーッ!? 車でも来られるんか?
なんだか急に腹が立ち、私の特技である「妥協と諦め」が頭をもたげてしまいました。 妥協と諦めには言い訳がつきものです。
所詮ジャカランダは日本の花じゃないんだ。 気候の合わない所で咲く花なんて、どうせ中途半端だろう。 カリフォルニアの青空に溶け込むようなジャカランダの林こそ本物だ。 こんな小雨のぱらつく中で蕾だけ見たってしゃーねーだろう。
結局ここから車道を歩いて駅に引き返したのですが、この晩、言いようのない自責の念に襲われました。
最適とはいえない風土の中で、大変な苦労をして異国の花を根づかせようとなさっている地域の方々に自分の言い訳を聞かれたら、どう思われるだろうかと。 -
【 ジャカランダの鉢植え 】
駅に戻ると、鉢植えになったジャカランダが咲いていました。
見事なものですが、この花はやはり天を覆うように咲き乱れる姿が見たいですね。 -
【 苗木の販売 】
苗木を売っていることはネットで知っていましたが、この木を庭に植えた人の成功談を聞いたことがないので、買いませんでした。 -
【 通行止め 】
ん?
都井岬に行きたいんだけど・・・それには少し戻って迂回せよと?
ここ数日の強い雨で崖崩れが起きたとのことです。
まあ、つべこべ言ったって始まらない。 戻りましょう。 -
【 都井岬 】
10kmぐらい遠回りにはなりましたが、都井岬に着きました。
言わずと知れた御崎馬(岬馬)の生息地です。
御崎馬は、江戸時代から明治時代にかけて軍用馬として飼育されていたものがその後野生化したものだそうで、今も柵によって都井岬から外へ出さないという管理以外には人の手をかけない半野生を保っているそうです。 -
【 御崎馬 】
その御崎馬がいました。
ちょっとー! カメラ向けてんだからー! 食べるのはあとにしろよー!
でも、よく見ると、野生にしては毛並みが整っているし、なによりもたてがみがきれいに刈り揃えられているような・・・。 -
【 御崎馬 】
またいました。 これはいかにも野生という感じです。
なんだよー! 顔上げろよー! 草はなくならねーだろー!
いくら馬の視界が人間より広いとはいえ、これでは顔の下の草しか見えず、肉食動物が近づいてきても気がつかないでしょう。
サバンナのシマウマも一日中草を食べていますが、必ず数頭が頭を上げて見張りをしているのは、やっぱり食事中は周りが見えないからでしょうね。 -
【 御崎馬 】
ここにも。
お前さん、そんなに飢えてんのか?
野生を保つため、餌を与えていないということですが、「野生を保つ」というのも人間の価値観ですね。
ひょっとしたら馬は、少々自由が制限されても四季を通じてふんだんに餌をもらえる方がいいと思っているかも知れません。 -
【 御崎馬の親子 】
これはまた。
疲れてウトウトしている仔馬に目もくれず、ただ黙々と草を食む親馬です。 -
【 居眠りする仔馬 】
人間も馬も、ウトウトする子供の姿は同じですね。
私の子供たちも、孫たちも、よくもこんな格好で寝られるなというポーズで寝ていましたっけ。 よちよち歩いていて、急に寝ちゃうのも、同じ。 -
【 小さな馬体 】
馬たちは舗装道路にも出てきますし、こうして車のそばも平気で通ります。
これ、大人の馬ですが、車と比べて小さいのが分かりますね。 平均的な体高は130cmくらいだそうです。 -
【 都井岬灯台 】
日本全国にある3000基以上の灯台の中で、一般人が登れる灯台はわずか16基しかないのだそうですね。
まっすぐな階段の上に灯り・・・そう、私たちの年代は前回の東京オリンピックで聖火台に向かってまっすぐに駆け上がる最終走者坂井義則さんの姿をかたずを呑んで見たものでした。
そして私自身、昔ここに来たとき、この石段を一気に駆け上がりました。
今回は・・・右手の傘を杖にして、左手はしっかりと手摺りを握っていました。 -
【 灯台機械室 】
灯りを回転させる機械?のようです。
光度は53万カンデラだということ。 1カンデラってどのくらいの明るさなのか分からないのでケイタイで調べたのですが、難しくて分かりません。
家に帰ってパソコンで調べたら、よけい分からなくなりました。
俺(おい)ら岬の 灯台守は~
妻と二人で 沖行く船の
無事を祈って 灯(ひ)をかざす
灯をかざす
むろん歌いはしませんでしたが、佐田啓二さんと高峰秀子さんが沖を行く船に向かって懸命に手を振るシーンがはっきりと思い出されました。
-
【 見下ろせば荒波 】
灯台の高さは海面から255mだそうです。
観光で登っている私などにはたまらない景色ですが、ここで働く灯台守というのは、中途半端な使命感では務まらない職業でしょうね。 -
【 蘇鉄 】
灯台の基部には沢山の蘇鉄が植えられています。 -
【 御崎馬 】
灯台をあとにして適当に走っていると、また馬がいました。
やっぱり仔馬にはお構いなく、ただひたすら草を食んでいます。
ところでここ都井岬では、柵以外には馬に関して何の手も打たないということで、死んだ馬もそのまま放っておくのだそうですね。
御崎馬の寿命は平均で15年くらい。 頭数は120頭前後で安定しているそうですから、単純計算で毎年10頭近くが死んでいる筈ですね。
でも、観光に行って馬の死骸を見たという話は聞いたことがありません。
ハイエナもコンドルもいない都井岬で、死んだ馬をあとかたもなく始末する動物がいるのでしょうか? -
【 やえんはし 】
岬の観光を終えて県道36号線を北上していると、橋の上に猿の親子がいました。 石像です。
ご丁寧にマスクをしているのが面白く、降りて確認すると、この橋は「野猿橋(やえんはし)」というようで、この辺りに野猿が生息していることからの命名だと思います。
猿は見かけませんでしたが、マスクをしてくれた人がいるということは、地域では馴染みの存在なのでしょう。 -
【 馬の像 】
と思ったら、今度は馬です。
これも橋の近くにあり、橋の名前は「天馬橋(てんまはし)」です。
御崎馬かと思ったのですが、体形はややスマートですね。 体に比して頭部が大きいのは御崎馬のようでもありますが。 -
【 道の駅くにの松原おおさき 】
志布志湾を回り込んで鹿児島県に入り、国道220号線を走っていると、右に大きなカブトムシが見えました。 オッ! 反射的にハンドルを切ります。
道の駅「くにの松原おおさき」です。 -
【 向かい合うオス 】
車を降りてモニュメントの所に行ってみました。
オス同士が向かい合っています。 ケンカでしょうか?
道の駅にしてはちょっと過激な気もしますが、カブトムシはやっぱりオスですよねぇ。
こんなことを書くと、ナントカハラスメントなんて叱られるんでしょうか?
まったく、ものも言えない、ものも書けない時代になりましたね。 -
【 さびれた道の駅 】
広い駐車場にはなぜかバスが1台、乗用車が1台だけ。
売店棟は閉まっており、人の気配はありません。 でもまだ夕方の5時で、通常道の駅が閉まる時間ではありません。
しかもあちこちに野良猫がいて、車の下に潜り込んでいます。
トイレを覗いてみると、一応開いてはいましたが、水を流すボタンのカバーが無くなっていて、紙で塞いでありました。
つぶれたのかな?と思いましたが、寝るには支障がないので、今夜はここで寝ることにします。
夜中に目が覚めると、バスと乗用車はいなくなっており、駐車しているのは私の車だけでした。
さて、ここでクイズです。
今日の旅行記に出てきた動物は何種類でしょうか?
生きて動いているものに限るか、モニュメントも含めるか、さらにまた想像上のものも数えるか、それはお任せします。
なぜならば、正解しても賞金・賞品はないからです。
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