2020夏・HOKKAIDOLOVE!6日間周遊パスの旅（パート４：フラノラベンダーEXP→帯広）

2020/08/01 - 2020/08/01

間もなくこの旅から1年が経過してしまいますので、突然、ずっと続きを綴っていなかったシリーズを取り急ぎ完成させて頂くことにします。

今となってはもはや懐かしさすら感じる、日本政府様がコロナ禍で落ち込んだ旅行需要喚起のために始めたGoToトラベルが2020年7月から始まっておりましたが、この時期、JR北海道が販売していたのが、HOKKAIDOLOVE！6日間周遊パス（以下HLパス）ですが、新幹線を除くJR北海道内の特急自由席＋指定席（4回まで）が6日間乗り放題で12000円、という、普通列車しか乗れない18きっぷの1回分の価格よりも安い、1日あたり2000円という破格のお値段でした。

既に大分前に、初日の函館往復、二日目のウポポイ観覧の様子は綴らせて頂いておりますので、本旅行記ではHLパス三日目旅程を綴らせて頂きます。

ウポポイから帰還後の前夜は札幌に投宿しておりましたが、この日から月が替わって2020年8月、この月は札幌市内で幾つかの観光施設の無料開放が行われていて、その初日に対象施設の札幌市時計台とさっぽろテレビ塔にも立ち寄ることにしたのですが…。

その後は帯広まで移動して翌日に備える一日、ということになりました。

（表紙：札幌駅ホームに待機中のフラノラベンダーエクスプレス1号の様子）

エリア 富良野(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

因みに、本旅の前作につきましては、

https://4travel.jp/travelogue/11663849

を御参照下さい。（面倒臭いのでグループとか作んないし…(^^;)。）

この日の朝は、この時期行われていたさっぽろ夏割キャンペーンを利用した黒字宿泊（？）のサンルートニュー札幌でむカエルております。

朝食が付いていましたので、まずはがっつりとエネルギーをチャージしておきましょう。

ホテルサンルートニュー札幌 宿・ホテル

では、頂きます。

メニューとかはどうでもいい。
ただ、腹さえ満たされれば…。

和食テイストのメニューをこういう名前のレストラン内で頂く、というのも味わい深い。某国のナショナルフロ（ラ）ッグみたいな名前やな～。

で、歩いて札幌駅へ。

この日の最初のミッションは、フラノラベンダーエクスプレス乗車にあります。

ご存じの通り、この列車は普段優等列車が走行しない根室本線の滝川～富良野間を経由しますので、ちょっとレア感がありますね。

という訳で、HLパスの指定席枠★一つを利用して、ゴージャスにこの子に乗り込むザマス。

札幌駅 駅

階段を登る風情も、ハイデッカーらしくて素敵ザマス。

朝食は既に食べておりましたが、雰囲気を味わうためのブランチタイム。
臨時富裕層（？）の私には重要ザマスのよ。オホホッ。

で、滝川からは根室本線へ。

滝川駅 駅

蕎麦の花も見頃を迎えていますね。

茂尻駅。

茂尻駅 駅

平岸駅。
などを探訪しつつ…。

平岸駅 (赤平市) 駅

大観音様が見えてきましたので…。

芦別に到着。

甲子園球場（？）みたいな駅名標がメルヘンチック～。

芦別駅 駅

でも、8月に入ると、もう秋を感じてしまうのが北海道。

早くも長い冬のことを思って、憂鬱になり始める時期でもあります。

途中からは敢えて自由席に移動して…。

繁忙期に人気の観光地富良野に向かう特急なので、自由席は密かなと思ったのですが…。

やはりコロナ禍も影響してか、例年よりは明らかに少ないですね…。

で、野花南駅にて…。

野花南駅 駅

キハ４０ちゃんと交換。

普段なら、あっちに乗っている側なんだろうな…(^^;)。

今日は臨時富裕層として、上から目線でお見送りさせて頂くザマス。オホホッ。

で、最後は恒例の旧島ノ下駅お見送り（単に眺めるだけ）を経て…。

島ノ下駅 駅

富良野駅にとうちゃこ。

上貼りの”のかなん”に侘び寂びを感じますね。

富良野駅 駅

さて、この特急を利用される多くの乗客の目的は、やはり”ラベンダー”でしょうから…。

富良野線沿いの臨時駅、ラベンダー畑駅からファーム富田までの案内なども…。

その後にはノロッコ号も控えておりますね。

で、この日の私は、と言いますと…。

別に今の混雑する富良野界隈には興味ないので、そのままこの子に乗って、滝川へと折りカエルします。

この時は何気なく撮っていた画像に、1115発の東鹿越行きが登場していますが、現在はこの列車は間引きされてしまいましたね。

根室本線（富良野～新得）の廃止発表も既にカウントダウンに入っているものと思われます…(;´Д｀)。

このサボの画像も、後々は貴重なものになってしまうのかな…。

では、乗車しましょう。

このご時世でも、先程の特急にはそれなりのお客さんが見られましたが…。

寂しいですね…。

昨秋はここでクリスタルエクスプレスの最後を見送ったな、と、こちらの踏切を車窓から眺めつつ…。

再び、島ノ下信号場へ。

この接近標識はいつも撮ってる気がするな…。

で、通過～。

島ノ下駅 駅

茂尻駅…。

茂尻駅 駅

東滝川駅などを経て…。

東滝川駅 駅

滝川にとうちゃこ。

滝川駅 駅

ここではまずバスターミナルに立ち寄って…。

一応、新十津川方面へのバスの時刻表を貰っておきましょう。
（今日は行かないけど…。）

で、勿論、特急が利用できる臨時富裕層ですので、ここではリッチにカムイさん利用で札幌に戻ります。

つまり、この日の前半は、まさにフラノラベンダーエクスプレスを乗るためだけに富良野往復したようなものですね。

この日の目的地は帯広なので、富良野からそのまま東鹿越経由で新得に行けば良かったのに、と思われることでしょうが、貧民が特急に乗車できるフリー切符を手にしてしまうと、無駄に特急を乗りたくなってしまうものなのです…。

滝川といえば、”いい日旅立ち”が有名ですが、この子達も昭和のテイストを感じますね。こちらは黒い子。

こちらは白い子。

もしや、人種差別批判を意識して、両バージョン用意してるの？？？

そういや、現在は”肌色”という呼称を使ってはならないそうな…。

色々と面倒臭い時代になったものよのう…。

ではこの子に乗車しましょう。

車内は想像通りのガラガラ。

北海道が誇るドル箱（って程でもないけど…）路線である札幌＝旭川間でさえ、こんな状況なら、そりゃ、特急の間引きも始まるわな…。

琴柱（ことじ）を彷彿とさせてくれる美原大橋。

青空バックに眺めると、更に美しく感じるな…。

美原大橋 名所・史跡

で、札幌で乗り継いで何故か桑園へ。

桑園駅 駅

桑園駅はステンドグラスが美しい駅でもありますね。

ここにやって来たのは勿論…。

この日は土曜日か日曜日、でしたので、こちらで2円貰いに来た、という、臨時富裕層の化けの皮が剥がれた、ザ・貧民の行動。

今となっては、この光景も懐かしいな…。

柳月 イオン札幌桑園店 専門店

そういえば桑園には…。

こちらもありますね。

金を失う道でなく、金の矢となる道となって欲しいものですが…。

再び札幌駅に戻って来ました。

札幌駅 駅

そういえば、100円バスも終了しちゃったんですね。

まあ、近距離でしか乗れないので、貧民的には100円も使う贅沢は許されず、結局一度も利用したことなかったけど…。

で、やって来たのはこちら。

札幌一有名な（？）観光地、札幌市時計台です。

札幌市時計台 名所・史跡

ここも有料化されてから長いこと入っていませんでしたが、今回はこのキャンペーンのおかげで、貧民にも入場が許されます。早速入ってみましょう。

因みに通常でも入場料は大人200円ですので、それほど高くもないんですが…。

という訳で、後に色々な醜態を目にすることになる多くの通常有料施設とは異なり、ここは案外快適に見物することが出来ました。

まあ、時計台に関しては、超有名観光地なので、今更私などが語るような施設ではないので…。

大雑把な解説板だけでお茶を濁しておきましょう。

２階はホールになっていて、ここでミニコンサートが開催されるなんてこともよくありましたが、コロナ禍にあっては、狭い箇所だけにイベント開催は難しいようですね。

その正面では…。

クラーク博士と記念撮影できますよ。

クラークとは言っても、昔中日に居たクソ外人ではありません（当たり前か…。）。

という訳で、この月の札幌無料キャンペーンの最初の施設を無事クリア。

続いてやって来たのはこちら。

こちらもどなたでもご存じと思われるさっぽろテレビ塔です。

さっぽろテレビ塔 名所・史跡

ここは下の展望台までは普段から無料で登ることが出来ます。

既に行列が出来ていたので、せめて下の展望台までは歩いて行こうと、階段経由で向かいます。
その階段沿いの壁面デザインが結構楽しいので、意外とお勧めですよ。

みんな可愛いっ！！！

カエルさんには負けるけど…。

元名古屋市民的には、やはり、名古屋のテレビ塔のことが気になるがね。

まあ、現在の市街地のレイアウトそのものが、札幌と名古屋とはよく比較されるんですけどね。札幌駅＝名古屋駅、大通＝栄で辻褄が合いますので。

全国のタワー概要。
幾つ登ったことあるかな、なんて数えながら歩くのも楽しいですね。

で、下の展望台にとうちゃこ。

ここで厳しい現実を目の当たりにすることになります。

ここから平時は有料ゾーンである上の展望台に向かう行列。
みんな、”タダ”という言葉には弱いんだよね～（人のこと言えないけど…。）。

という訳で、通常は800円、という上の展望台訪問は、もう諦めることにしましょう。ご時世柄、密も気になりますし、別に登ったことは何度もありますので、今更並んでまでも登りたいとも思いませんし…。

忠実に登って来た階段をそのまま戻ります。

で、南２条のマクドで昼食。

マクドは殆どの店舗が４トラスポット登録から外れてしまったので、旅行記の位置情報も登録できなくなってしまったな…(;´Д｀)。

で、その後は札幌駅に戻り…。

今度はこちらのとかち5号に乗車します。

行くぜ、帯広。

札幌駅 駅

この時は、駅傍のファミマにて、さっぽろクーポンを利用してこれだけの商品を購入していたみたいです。

この時期のさっぽろクーポン利用での購入は殆どが狸小路のドンキ利用でしたが、このファミマでも時々購入していました。

その理由としては、クーポン利用での購入でも、トリポイントが積算できることだったんですね。ただ、ファミマはタヌキコンビニほどボーナスポイント商品が多くないのが残念。この日も結局、ドリンクの20ポイント分のみがボーナスポイントとして積算できていたようです。

特急とかち、という意味では、貧民も時々お世話になる特急、なのですが、何せ、貧民が乗れる区間は新夕張～新得だけ、ですので、違う区間に乗車するのは新鮮味がありますね。

追分駅 駅

やっぱり空に秋を感じつつ…。

あっという間に新得に到着。

ここから先も再び、”臨時富裕層”旅程ということになります。

新得駅 駅

次の停車駅が十勝清水。

この上貼りの下には、旧羽帯駅が隠れておりますね…。　

十勝清水駅 駅

ここで列車交換のための待ち合わせ停車。
外に出る時間がありました。

それにしても、優等列車を待たせるとは何事ザマス！と、臨時富裕層的には怒り狂う（それ程でもないか…）のですが…。

交換相手の子も優等列車様。

まあ、それなら許してあげるザマスわよ、オホホッ。

夕刻となりました。

最後にお相撲さんの矢後関の故郷でもある芽室に停車した後…。

芽室駅 駅

帯広に到着。

とかち5号さんありがとね。

それにしても、札幌から帯広まで2時間半あまりで到着してしまうとは…。

通常は新夕張・新得での二度の乗り換え、不毛なばかりの待ち合わせ時間が強いられる貧民にとっては、ある意味驚きの帯広の近さ…(;´Д｀)。

帯広駅 駅

帯広駅前の鹿さん達もこんにちは～。

で、本日のお宿はこちら。
帯広駅から徒歩5分程度の場所にある「十勝イン」です。

GoTo利用で2,405円で予約しておりますが、前日までが札幌夏割＆さっぽろクーポン付きの激安宿が続いておりましたので、このお値段でも物凄く高く感じている罰当たり者…。

ホテル十勝イン 宿・ホテル

流石、私のような臨時富裕層は、このようなウェルカムコーヒーの御接待を受けるのザマスわね、オホホッ。

で、案内されたシングルルームはこちら。
通路はやや狭めザマスわね。

まあ、私は小柄なので問題ないザマスわよ。

で、帯広といえば豚丼、と言いたいところですが、ここで化けの皮が剥がれた貧民が頂くのは、先程ファミマでクーポン利用購入した食材の一部のこちらのカップ麺でござる。

今日は札幌メインで観光した一日でしたので、札幌テイストのカップ麺で〆るのでござる。

何のこっちゃ…。


という訳で、HLパス3日目旅程を綴った本旅行記はこれにて終了となります。最後までご閲覧有難うございました。