2021/07/02 - 2021/07/02
35位(同エリア775件中)
スイカさん
7月3日(土)
臥龍中華大熊猫苑に入りました。
私が初めてここを訪れたのは、2015年4月。
この基地にはまだ名前も無く、工事中で一般公開もしていませんでした。
門を眺めるだけのつもりで行ったのに、なぜか保安は私を入れてくれたのです。
既にパンダ舎がいくつか出来ており、パンダがいました。
翌2016年3月、入る気満々で行くも、今度は入園不可。
そんな経緯がある私とこのパンダ基地。
正式にオープンしたのは、2016年5月です。
その後、何度か行きましたが、このパンダ基地はどんどん改良・拡張されています。
気候的に成都や都江堰よりも圧倒的に涼しく、私の感じでは山の上にある雅安パンダ基地よりも涼しいのではないかと思います。
パンダにとってはとても快適、そして我々見学者にも山間自然の澄んだ空気はとても心地いい場所なのです。
今回、4年ぶりに訪れたこのパンダ基地には、いったい何匹のパンダがいたでしょうか。。。
どんどん増えてます。
たくさんです。
たくさんいました。
このパンダ基地はとても見学しやすい。
各パンダエリアは十分な広さがあります。
そして、そのエリアが近くに連なっているので、見学者は次々とパンダを見ることができます。
ここのパンダ見学の快適さは
成都パンダ基地に比べて、歩く距離は20分の1、所要時間は3~5分の1。
都江堰の熊猫楽園に比べても、歩く距離は10分の1、所要時間は2~3分の1。
1~1.5時間もあれば、ちびパンダ、親子パンダを含め15~20匹のパンダを悠々と見ることができるでしょう。
都江堰の熊猫楽園もパンダが見やすいパンダ基地ですが、私は今や「臥龍中華大熊猫苑」は中国一パンダを快適にたくさん見られるパンダ基地だと思います。
更に、新しくパンダ博物館が出来ており、内容がとても充実しているのに驚きました。
他のパンダ基地にあるパンダ資料館はほとんど見る価値のないようなものですが、ここに出来た博物館は違いました。
[旅 程]
6/24 長沙→西安 [南方航空]----西安(泊)
6/25 秦嶺四宝科学公園→佛坪---龙草坪(泊)
6/26 野生パンダ探しルート②①③-龙草坪(泊)
6/27 野生パンダ探し-三官庙---龙草坪(泊)
6/28 佛坪熊猫谷---------龙草坪(泊)
6/29 佛坪→成都---------成都(泊)
6/30 成都パンダ基地→臥龍・耿达-耿达(泊)
7/1 耿达-------------耿达(泊)
7/2 臥龍中華大熊猫苑神樹坪基地--耿达(泊)
7/3 耿达-------------耿达(泊)
7/4 耿达→都江堰 熊猫楽園→成都
→金沙遺址博物館→蔵族街→長沙(帰宅)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
7月2日(金)8:30
售票处(券売所)に到着 -
券売所の開業は9時なのでもちろん閉まってます。
ここから、パンダ基地までは1.5km。
パンダ基地も9時開園ですから、既にネット予約券(QRコード)を持っているほとんどの中国人は、9時にパンダ基地に入ることができます。
先を越されて、パンダ基地は満員だろうか....と不安になる。 -
8:55
職員が、「建物に入るには、[四川省の健康コード]と[臥龍中華大熊猫苑の場所コード]を取得するように!」とQRコード板を持って説明を始める。
ジジババは耿达に避暑に来ているので目的は麻雀でパンダはついでです。 -
券売カウンターの混雑はこんな程度。
おそらく、多くの中国人はネット予約しているのでしょう。
★ここで外国人の私は、パスポート、そして居留許可証(ビザ)のチェックがあったので、かなり「浮き」ましたが、ジジババ皆さん冷静。
入場券は90元/1530円と高い入場料のパンダ基地ですが、絶対満足できます。
ここからパンダ基地まで(1.5km)のミニバス(往復20元)も買うべきです。 -
入場券(パスポートNo印字)とミニバス券
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後の地図に載せますが、ミニバスは入場ゲートを通って、パンダ基地の一番奥(最も山の上)まで行きます。
だから、後は歩いて降りてくるだけなので、凄く楽なのです。 -
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一番奥(上)のパンダエリア近くに到着(9:18)。
30mも歩くと、そこにはパンダがいます。
先に、ちびパンダのエリアに行った方がいいだろうか....
とりあえず、先に行った方がいいだろうか....
心配ご無用。
ゆっくり見て次(隣)へ行って大丈夫です(^_^))。 -
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穴に入っちゃったので次に行きますか(9:26)。
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隣のエリアは掃除中..
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その隣のエリアには....
いますねえ。
かっこいい木に登ってご満悦な1匹います。 -
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この基地にはパンダの名前や出生の看板はありません。
以前ここの職員に聞いてみました。
名前は付いているそうですが、
「看板を掲げると見学客がパンダの名前を呼ぶので飼育員の呼びかけに応じなくなる」からだそうです。 -
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降りて奥へ行っちゃったので(9:32)。
次へ....とまあこんな感じで次々見て行きました。 -
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少し遠いですが、ここには、見えるだけで5匹いますよ。
やっぱり、動物見学にはズームカメラ(30倍ほど)が便利です。
(私のカメラは、Panasonic DC-TX2)
見た感じ、2~3歳。
パンダはこの頃が最も好奇心旺盛、そして性格や体力・能力の判別が出来るようになるため、従来はこの年齢のパンダから優等生として野放化エリートを選んでいました。
現在は、更に若い1歳未満から人間世界と隔離し、臥龍の核桃坪野化訓練基地で野生化訓練係のメスと訓練を始めるようです。
しかし、その分体力的、能力的に劣るパンダが選ばれる確率も高くなるのです。 -
時には、スマホカメラでもこんなに撮れるほど近くに餌を置いてくれる時もありました。
『臥龍中華大熊猫苑(2017.6)』
https://4travel.jp/travelogue/11248111 -
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(9:41)
こいつは、凄いスピードで走り回ってました。 -
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1人でいても...
(9:45) -
どうしても、すぐ邪魔しに来るやつがいます。
「何見てんだよお」
「押すなよ~」 -
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邪魔したいだけで、こいつは中に興味はないのです。(^_^;)
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とにかく邪魔する
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パンダの顔って横から見ると、こういう感じなんです。
アリクイみたいな感じで私は好きですね。 -
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おとなしく、なかよく食べてるのも、もちろんいます。
多分、私が横に座っても気にしないで食べてるだろうなあ...
(9:50) -
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こいつらも仲良し(9:55)。
この2匹×2エリアのパンダは、多分2~4歳、せいぜい4~5歳。
それ以上になると、パンダは1匹1エリアです。 -
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(10:00)
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親子パンダがいました(10:03)。
子供は1歳ですね。 -
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パンダのしっぽはカモノハシと同じ…三角形🔻
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穴にはいっちゃいましたね(10:15)。
(10分もすると出て来ますけど) -
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次は、ちびパンダ2匹が爆睡中でした(10:17)。
このチビも1歳です。 -
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これは、1つ戻ったんだったかな...(10:20)
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これが、最後に見たパンダ(10:30)。
なんと、これだけパンダを見ても、1時間10分程です。
もちろん、写真に時刻を付けたように、各エリアはすぐ隣なので、戻ってもう一度チビパンダや親子パンダを見に行くのも簡単です。
私も同じ場所で1時間位見てることもあります。
そもそもお客さんもほとんどいません。
午後に一度様子を見に来ると、観光バスが4~5台停まっていました。
成都からは、都江堰(熊猫谷・熊猫楽園)→耿达(臥龍中華大熊猫苑)の日帰りツアーがあるので、午後は少し混むのかもしれません。
耿达の村が混んでいるので、朝一からでも心配しましたが、耿达の観光客はパンダ目当てではなく、避暑(麻雀)のようです。 -
今回のルート
ご覧のように、パンダエリアがズラーっと並んでいます。
全てのエリアは見てないかもしれません。
熊猫幼稚園1号館も見逃したようです。 -
出口・大熊猫博物館に向かう途中にある「神树(樹)」
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[神樹]とは、ブナ・カシなどの落葉樹の一種。
[神樹]には不思議な伝説があります。
昔、杖を持ったラマ教の僧が通りかかって周りを見回し、「ここは山が崩れて海のようになる」と言った。
近くの老人がラマ僧に懇願しました。
ラマ僧は「この杖を地面に刺します。杖から7日で発芽した場合、災害は発生しない。発芽しない場合は、出来るだけ早くここから移動しなさい。」
奇跡は7日後に起こり、杖から発芽しました。
民衆は大惨事から逃れ、発芽した芽は成長し、現在のそびえ立つ木になりました。
そのため、この木は神々が植えた神樹と呼ばれる木であると考えられており、この地域は神樹坪と呼ばれています。
植物学者によりこの木の樹齢は400年以上と特定されています。
それで、このパンダ基地は
中国大熊猫保護研究中心 神樹坪基地
という名前というわけです。
★この付近(耿达~臥龍)は、度々大雨で土石流が起こり、民家や道路に被害が出ています。 -
中国臥龍大熊猫博物館(10:45)
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私が中国大熊猫保護研究中心の博物館に入るのには目的があります。
(成都パンダ基地は中国大熊猫保護研究中心ではない)
野放化第1号のパンダ・祥祥の剥製を探しているのです。
★2003年 野放化訓練パンダとして、年齢、身体能力、健康状態、能力(学習能力・適応能力)、性格(好奇心旺盛など)などを考慮し、当時100頭を数えるパンダの中から2001.8.25生まれの祥祥(♂)が選ばれます。
(この時、祥祥は2歳。2歳までは飼育パンダとして基地で生活していた)
第1期(2003)、第2期(2004)の訓練を経て、
2006.4.28 四川省臥龍五一棚にGPSを付けて野放化。
2006.12.13
祥祥は、突然、普段の数倍の距離を移動
2006.12.22
工作員が、竹林で竹を食べている祥祥を見つける
祥祥は、背中、脚など多数負傷しており、耳も噛み千切られていた
(このとき工作員を見た祥祥は、餌を貰えると思ったのか「懐かしそうに」近づいてきたそうです...)
祥祥は麻酔を打たれ、治療のため基地へ連れ帰られた
2006.12.30
傷は、8割方回復、健康状態にも異常が無いと判断され
祥祥は、再び「五一棚(白岩地区)」に放たれる...
(酷い傷を負った祥祥を僅か1週間ほどで、再び山へ戻すことには異論もあったようですが、治療で長期間基地生活させることは、人依存になり野放化に支障がでるとの結論に)
2007.1.2 、1.4
工作員は至近距離で、野生生活する祥祥を観察
傷の状態・食欲・精神状態に異常が無いことを確認
2007.1.7
祥祥の発信機の電波が微弱になり、その後消失する...
2007.2.19
祥祥を探していた工作員が、雪の上に祥祥の遺体を見つける
[基地スタッフの見解]
祥祥は野生パンダとの縄張り争い、エサとり争いのなかで、重傷を負った。
最初の負傷から基本的に回復し、再び大自然に帰った。
その後、野生パンダとの2回目の戦いが発生し、逃亡する途中で高所から転落、石などの鈍器に左側胸部腹肋部をぶつけて内臓を損傷。
特にすい臓がひどい損傷を受けた。
ひどい内傷により、消化機能と呼吸機能が弱まり、傷の痛み、恐怖、衰弱により死亡した。
...とまあ、戦うことを知らない祥祥は2度も野生パンダと戦わされたのです。
詳しい情報や写真を下記ブログに載せてあります。
【1】私が、五一棚(四川省臥龍)へ行った理由・・・選ばれてしまった『祥祥』
https://ameblo.jp/suikapanda-china/entry-12518400317.html?frm=theme -
祥祥の遺体は、野生で暮らした「五一棚」に埋葬されました。
毛皮は、臥龍中国保護大熊猫研究中心に保存されました。
それで、私は過去2回「五一棚」へ登ったのです。
そして、祥祥の剥製を探しているのです。
これは!?
祥祥でしょうか...
博物館を出た後「旧券売所/事務棟」に行き職員に聞いてみました。
ここには以前、日本語のできる陳さんという男性職員がいて園内や事務棟を案内してもらったことがあるので、中のことは知っています(現在、彼は某社で電気自動車の開発をしています)。
部屋に女性職員がいたので...(彼女は英語でOK)
「教えてもらいたいことがあります。あなたは野放化第1号の祥祥のことを知っていますか? 祥祥の遺体は五一棚に埋葬され、毛皮は中国大熊猫保護研究中心に保管されていると聞いています。私は祥祥の毛皮を見てみたい。ここの博物館に2つの剥製がありました。あれは祥祥ですか?」
「私は祥祥のことを知っています。でもあの剥製は祥祥ではありません。」
「あの剥製のパンダに名前はありますか? 祥祥の毛皮がどこにあるか知っていますか?」
「最初の大きいパンダ、あれは森林1号という名前です。次の小さいパンダの名前は私は知りません。祥祥の毛皮がどこにあるかは知りません。」
これは、「森林1号」という名前のパンダでした。 -
この博物館には私にとって面白いものがたくさんありました。
いくつか紹介しましょう。
これは五一棚の写真(1980年代) -
五一棚の写真(1990年代)
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五一棚の写真(2000年代)
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五一棚の写真(現在)
私が行った時の状態です(2015,2016)
中国には「金持ち都市」が「貧困地域や施設」を援助するというシステムがあります。
現在の五一棚観察站は、2008年の四川大地震で壊れたものを香港行政区の援助で再建されたものです。 -
これは、私個人用の記録(どこにあるのか知らないので、いつか調べてみたい)
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臥龍鎮の少し先の村です
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GPS装着野生パンダの動線です。
五一棚周辺にはやはり野生パンダが歩き周っているのです。 -
しっぽが黒いけど...
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人工授精はこうやるんですね
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え!?(゜o゜)
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クローンパンダの研究もしてるの!?(゜o゜)
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2匹目の剥製パンダ
1匹目より小さいです -
これは....
祥祥じゃないのか.... -
GPS首輪
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草草(母)、 淘淘(息子)が野放化訓練しているところ。
私が中国のパンダを調べ始めたのは、この淘淘の頃から。
淘淘(タオタオ)は、「2012年10月に石棉県栗子坪に野放化され、2013年10月に元気に頑張っていることが確認されています。」
淘淘より前は、野放化パンダは五一棚周辺(臥龍)の山中に放たれていました。
ところが、基地と近いので、パンダが基地に戻って来てしまうこともあったようです。
淘淘が放たれたのは、雅安パンダ基地より更に南へ200km離れた石棉県栗子坪です。
あの頃は、この石棉県栗子坪にも行ってみようと思っていたのに、すっかり忘れていました。
この後、サボって私は淘淘の消息も全然調べていません。
淘淘元気でいるのかなあ... -
そして、祥祥です。
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電波が弱くなった祥祥を探す職員...
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「臥龍中華大熊猫苑」(中国大熊猫保護研究中心 神樹坪基地)終了です(11:30)。
最後に事務棟で職員と話したのは5分程です。
たっぷりパンダを見て、30分程博物館を見ても11時半です。
もちろん、せっかく日本から来るならば、もっとパンダを見てもいいでしょう。
ここは、現在、中国で一番快適にパンダを見られる施設であると思います。
さて、明後日は長沙へ帰ります。
ただ、成都発の飛行機が21:40で時間があるので、都江堰の熊猫楽園と最近、黄金マスク発掘で話題の金沙遺址博物館に行ってみようと思っています。
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この旅行記へのコメント (5)
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- salsaladyさん 2021/08/01 09:48:59
- 大熊猫快楽!!
- ☆パンダ大安売り?(海外へ貸し出しては何億も外貨を稼ぐ貴重な大熊猫さん)!
☆40代で中国に関心をもって短期留学したり、日中交流に一役買って西安へ旅した李、その当時の中国は発展途上もまだまだ基礎の時代だから、西安動物園のパンダは汚れて茶色熊でした。(今のように観光客も多くはなかったらしい)~
☆なんだかんだ言っても動物は可愛いに限りますね。中国からパンダを取ったら何が残るでしょう❓
- スイカさん からの返信 2021/08/01 11:11:45
- Re: 大熊猫快楽!!
- ははは、そうですね。
外国から見るとパンダは珍しくてダントツ1番人気ですが、中国ではパンダはダントツ人気ではないんです。
どこにもいるからでしょうか。
今は増えすぎてレッドデータブックからも外すというような議論があります外されると貴重性が失われるので、一匹っ子政策をするかもσ(^_^;)
中国人の1番人気は猿です。
スイカ
-
- 唐辛子婆さん 2021/07/12 22:21:22
- パンダかわいい
- スイカさん
ホンモノのパンダを見たことがないのでこちらでうんと楽しませていただきました。
パンダの子供が丸太の上で眠るのをみてビックリ!
寝返りうったら落っこちる~~!
祥祥のお話は悲しくなりますね。施設にいたら長生きしたかも。
唐辛子婆
- スイカさん からの返信 2021/07/13 00:27:30
- RE: パンダかわいい
- 野生の動物は無駄なケンカはしません。
でも食料のための縄張りとなれば別なんでしょうね。
祥祥は縄張りなど知りませんから、野生パンダに攻撃されても何故攻撃されるのかわからなかったでしょう。
この件の後、パンダ野生化の研究者は「これからの野生化訓練には、危険から逃げるだけではなく、自分の身を守るために戦う方法を教える必要がある」「縄張り争いを避けるために、今後の野放化パンダはメスを選ぶことになるだろう」と述べていました。
絶滅の危機にあったパンダの保護・繁殖。
そして最終目的が野放化してそのパンダが野生状態で妊娠出産し繁殖することです。
だから彼らは常に野生パンダを捕獲してDNAを調べています。
そのDNAが過去に野放化したパンダの子孫であるということが到達点なのです。
そのために、戦う訓練を…とは…道理ですが、なんとも可哀想な気もしますよね。
パンダ基地のコメントの祥祥の死因で「…傷の痛み、恐怖、衰弱により死亡…」とありました。
彼らは科学者ですが、死因に「恐怖」を入れたことは、祥祥のことを大切に考えていたんだなという気がします。
そもそもパンダは天上界にいたそうです。
何か悪さをして地上に修行に出された。
ところが、パンダは怠けて修行せず竹を見つけて食べ始めます。竹を食べるものは他にいないので、パンダはのんびり悠々と竹を食べて生きることにしたのです。
だから、どのパンダも見ていると、天上を見上げますよ。
天上界に未練はあるのかもしれません。
パンダは平和の象徴なのです。
昔の中国で戦争の休戦を申し込みに行く時(普通は白旗ですよね)、パンダの旗が使われたという話もあります。
スイカ
- 唐辛子婆さん からの返信 2021/07/13 23:05:43
- RE: RE: パンダかわいい
- > 彼らは科学者ですが、死因に「恐怖」を入れたことは、祥祥のことを大切に考えていたんだなという気がします。
これはほっとするお話ですね。
> そもそもパンダは天上界にいたそうです。
> 何か悪さをして地上に修行に出された。
えっ?!かぐや姫みたいなお話ですね!
いろいろ詳しいお話を聞けてお利口になったやうな気分です。
ありがとうございます。
唐辛子婆
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