ディープ栃木2106　　「鬼怒川温泉の廃旅館を訪れてみました。」　　～鬼怒川・栃木～

2021/06/26 - 2021/06/26

全国には、マイナーともメジャーとも言えない「ディープ」な地域がいくつかあります。
今回は栃木県日光市にある「鬼怒川温泉の廃旅館」をご紹介します。
youtubeチャンネル
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★ディープな場所シリーズ

福島第一原子力発電所のある町・大熊町＆双葉町（福島）
https://4travel.jp/travelogue/11630107
鬼怒川温泉の廃旅館（栃木）
https://4travel.jp/travelogue/11700425
山谷＆吉原(東京)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10577369/
http://4travel.jp/travelogue/10950418
横浜の青線地帯跡・黄金町＆日ノ出町(神奈川)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10502282/
寿町(神奈川)
http://4travel.jp/travelogue/11151175
中村遊郭跡（愛知）
https://4travel.jp/travelogue/11370807
渡鹿野島(三重)
http://4travel.jp/travelogue/11104558
近鉄特急“しまかぜ”で渡鹿野島（三重）
https://4travel.jp/travelogue/11641830
雄琴温泉（滋賀）
https://4travel.jp/travelogue/11664247
五条楽園（京都）
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10481833/
http://4travel.jp/travelogue/10801251
島原遊郭跡（京都）
https://4travel.jp/travelogue/11417200
猪崎新地跡（京都）
https://4travel.jp/travelogue/11452211
ビジネスホテル福助＆ビジネスホテル加賀＆ビジネスホテルみかど＆パークイン＆ビジネスホテル和香＆三輝＆ホテル東洋＆ホテル新今宮＆ビジネスホテル太洋（大阪）
https://4travel.jp/travelogue/11693115
釜ヶ崎＆飛田新地（大阪)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10464129/
http://4travel.jp/travelogue/11147308
あいりん労働福祉センター（大阪）
https://4travel.jp/travelogue/11522467
信太山新地(大阪)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10540577/
松島新地(大阪)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10543325
滝井新地(大阪)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10597351/
今里新地(大阪)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10599481/
かんなみ新地（兵庫）
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10602744/
宝山寺(生駒)新地（奈良)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10804891/
大和郡山「洞泉寺町＆東岡町」（奈良）
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10806452/
天王新地（和歌山）
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10605153/
コザ吉原社交街（沖縄)
http://4travel.jp/travelogue/11013883
真栄原社交街（沖縄)
http://4travel.jp/travelogue/11014715
飾り窓(オランダ・アムステルダム)
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10644833
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10781304/

エリア 鬼怒川温泉(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日は東武鉄道下今市駅からの出発です。

古い跨線橋が、

ギャラリーになっていたり、

何かと見どころのある駅です。

2017年「SL大樹」の運行開始に伴って、

資料館もオープンしたり、

駅自体が観光地のようです。

出庫したSL大樹用の機関車が、

出番を待ちかねていました。

こちらは午後運転される「DL大樹」用の車両です。

今回の目的地となる鬼怒川温泉へはSL大樹を利用します。

2017年にも乗車しているので、ここはさくっと先へ進み、
★2017年「SL大樹」の旅行記はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11308494

鬼怒川温泉に到着です。

楽しい鉄道の旅でしたが、

この旅行記はここからが本番です。

東京の奥座敷と呼ばれる鬼怒川温泉ですが、

最近「鬼怒川の廃旅館」が話題になることがちょくちょくあるので、

今回はそれを確認しようと思います。

鬼怒川温泉駅からさくら通りを鬼怒川公園駅に向かって歩いてゆきます。

廃墟となった廃旅館の画像などがセンセーショナルに伝えられると、

まるで鬼怒川温泉全体がそのようになったと捉える方もいらっしゃいますが、

実はほとんどの旅館は昔と変わらず営業中であることをお伝えしなければなりません。

しかし、ふれあい橋を過ぎると、

まず最初の廃旅館が現れます。

「鬼怒川観光ホテル東館」です。

本館は今も営業を続けていますが、こちらは完全に廃墟です。

1980年代後半から1990年代前半にかけてのバブル崩壊以降、団体旅行客の減少やレジャーの多様化で多くの旅館が休館を余儀なくされました。

個人旅行者やインバウンド向けに業態変更が成功した旅館もありますが、

時代の流れに取り残された廃旅館が大量に発生、今もその姿を留めています。

くろがね橋から見る鬼怒川温泉は、

それでも営業中の旅館しか望むことはできず、

このあたりだとまだまだ廃墟感は薄いです。

さて、さらに先に進んでみましょう。

実はここからが廃旅館が並ぶハイライトとなる場所で、

「鬼怒川第一ホテル」、

「きぬ川館本館」、

「元湯星のや」の3軒が連なっています。

廃墟となって10年以上が経つものばかりですが、

今でも壊されずに残っていることが不思議です。

契約していた旅行会社の看板も、

一部は剥がされていました。

吊り橋から鬼怒川を見てみると、

こちら上流。

そして下流ですが、

左岸に廃旅館が集まり、かなりシュールな風景です。

ラストの3軒については鬼怒川公園駅から徒歩5分程度の場所にあります。