2019/09/19 - 2019/09/19
21位(同エリア191件中)
とーりさん
ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国(スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア)となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/12)羽田 ⇒ 北京
2日目(9/13)北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目(9/14)ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目(9/15)ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目(9/16)ハイキング、ツェルマット移動
6日目(9/17)ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目(9/18)ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目(9/19)ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目(9/20)リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目(9/21)チューリッヒ市内観光、チューリッヒ ⇒ フランクフルト ⇒ 北京
11日目(9/22)北京散策、北京 ⇒ 羽田
※ MHGP=マッターホルングレッシャーパラダイス
今回は8日目⑨です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ベルニナ線沿いハイキングの後半です。
(オスピツィオベルニナ駅11:19 ⇒ 12:19レストランベルベデーレ) -
ラーゴビアンコという湖と別れ山道をアルプグリュムまで下ります。
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一帯はこんな感じで荒寥としています。標高は2,300mを超えていて森林限界の上にあるため大きな木が生えないのだそうです。
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轟音が響き見ると、今度はサンモリッツ方面へ向かう列車と行き合います。ローカル線ながら、結構本数はありそうです。
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先ほども車内から見たラーゴビアンコのダム。大自然の中に少し違和感を感じます。
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暫く行くと道が分岐しています。ゆったりと進む道と丘越えの道に分かれるようです。
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どちらもアルプグリュムへは行けそうです。
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私は丘越えはせず、ゆったりと行く道を選びました。ほとんどの方はこちらを取るようです。
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砂利道ですがとても歩きやすい道です。
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岩の間を歩き、眺めも良く天空を歩いているようです。
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右手には山が。名のある山なのでしょうか。
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標識は要所に必ずあるので迷うことはありません。レストランベルベデーレまで15分、駅まで20分と書いてあり、こちらもわかり易いです。
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側面にもアルプグリュムやカバグリアの駅表記があります。こちらを行くと先ほどの丘越えの道に行くようです。
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少し下って行くと突然森林帯に突入します。下って来たので森林限界の境界のようですが、こうもはっきりとわかるものなのですね。
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珍しく案内板があったので小休止。読めないですが写真で何となくわかったふりをします。
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木があると木陰ができるので直射日光の眩しさから幾分解放されます。
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奥の山々は岩がごつごつとした山容です。これも氷河の影響でしょうか。
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歩いて行くと前方に建物が。先程書いてあったベルベデーレ(展望台)でしょうか。
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左手は開けて明るい眺めです。
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奥の方に列車からも見たボスキアーボ湖が彼方に見えました。
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木々が途切れ斜面の下に何か見えます。
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おおっ!あれはまさしく鉄道の駅です。ですが、今から向かうアルプグリュムの駅ではなさそうです。
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確認するとアルプグリュム駅の次、カバグリア駅のようです。そんな遠くまで、しかもあんなに低いところに見えるとは感嘆しました。
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オスピツィオベルニナから正一時間で、アルプグリュムベルベデーレに着きました。
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ベルベデーレ(伊語で展望台、美しい眺め)の名は伊達ではなく、迫り出したテラス席から雄大な景色が望めます。
(レストランベルベデーレ12:19~12:36) -
朝から何度も見た氷河の谷、ここからの眺めはさらに美しいです。
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よく見ると滝が幾重にも落ちているのがわかります。さても絶景かな。
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と、感動するのは早すぎました。下を見るとアルプグリュムの駅が。
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物凄い急角度な回転半径の鉄路と機関車が留置してあり、距離感もあり小さく見えて、まるでジオラマです。
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山を含めた絶景がこちら。これを見たとき、予定を変更してまで歩いてきて、ホントによかったと思いました。
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ついでに身を乗り出して見ると、アルプグリュムの鉄路と、がっつり下った次の駅、カバグリアも一望できます。これも素晴らしいです。
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次の乗車列車の時刻までちょっと時間があるというのもありますが、珍しく暫し景色を堪能しました。さて駅へと降りて行きます。
(レストランベルベデーレ12:36 ⇒ 12:41アルプグリュム駅) -
氷河谷を見ながら大分降りてきました。
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最後は構内踏切を渡って到着です。
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1時間ちょっとのハイキングは終了。とりあえず駅舎へ行ってみます。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- ゆんこさん 2025/06/02 14:17:08
- たびたびお邪魔しております。
- とーり様 こんにちは。
スイス旅行を今月末に控え、たびたびお邪魔しております。
こちらの旅行記を見て、このOspizio BelninaからAlp Grumのコースを歩こうと思い何度も拝見しました。
そこでちょっとご質問なのですが、こちらの旅行記本編の一枚目にあるGooglemapのコースなのですが、私がGoogle mapで「Ospizio BelninaからAlp Grum」のコースを検索したら、湖の上側から回り込む反対側ルートしか表示されず、とーりさんのようなルートは駅近くにある「Leica Casa」というポイントの建物をスタート地点にしなければとーりさんのルートが表示されません。
この違いがよくわからず悪戦苦闘中なんです。
ま、湖ですから湖畔を歩けば結局は同じ場所にたどり着くわけですが。
とーりさんの歩かれたルートは、Ospizio Belnina駅から降りたら、どちらの方向へ進めばよいのかお教えいただくと助かります。
出発が近くなり、細かい作業の詰めに入ると、往々にしてこのような疑問とぶつかり、悪戦苦闘しているところです。
どうかよろしくお願いいたします。
★ゆんこ★
- とーりさん からの返信 2025/06/02 22:00:13
- RE: たびたびお邪魔しております。
- ゆんこさんこんばんは、とーりです。いつもありがとうございます。
ご質問の件ですが、よく見ていただくと私の旅行記も「Leica Casa」という建物からアルプグリュム駅へのコースとなっています。恐らく駅からだとゆんこさんと同じように北岸回りとなるため、南岸周りになる地点を探しあてたところが「Leica Casa」で、あとはカタカナ書きで済ませたと思います。
Ospizio Belnina駅で下車後進む方向は南(湖は右手)です。
ちなみに旅行記【55】を見ていただいているかと思いますがこれはハイキングコース後半なので、ひとつ前の【54】を見ていただくと、4枚目の写真にあるような案内板があり、次の5・6枚目の写真の緩い坂を登って行った左手に見える建物が「Leica Casa」だと思います。
ストリートビューだと雪塗れで良く見えませんが、Google mapの地図を写真に切り換えてみると細い道が通っていると思います。
何にしてもさすが観光立国スイスです。案内版は整っていて道もわかりやすく歩きやすいです。それと同じコースを歩く人がいると思うのでご心配なさらずとも大丈夫だと思いますよ。(^.^)/~~~
とーり
- ゆんこさん からの返信 2025/06/03 15:05:54
- RE: RE: たびたびお邪魔しております。
- とーりさん、いろいろとありがとうございます。
前の旅行記も拝見しより一層理解することができました。
そう、湖畔を右手に歩くイメージがあったのですが、googlemapではなぜか北回り?左手に湖畔を見る行程になっているので悩んでいたのです。
おかげさまでばっちり、了解です。m(__)m
我が家は、往路にハイキングをしてから、復路は一気にサンモリッツまで戻ろうかという計画ですが、予約しない普通列車乗車なのでまだどうしたら効率いいか考え中です。
でも、これで一つ悩みが解決しました。
ありがとうございます。
★ゆんこ★
> ゆんこさんこんばんは、とーりです。いつもありがとうございます。
>
> ご質問の件ですが、よく見ていただくと私の旅行記も「Leica Casa」という建物からアルプグリュム駅へのコースとなっています。恐らく駅からだとゆんこさんと同じように北岸回りとなるため、南岸周りになる地点を探しあてたところが「Leica Casa」で、あとはカタカナ書きで済ませたと思います。
>
> Ospizio Belnina駅で下車後進む方向は南(湖は右手)です。
>
> ちなみに旅行記【55】を見ていただいているかと思いますがこれはハイキングコース後半なので、ひとつ前の【54】を見ていただくと、4枚目の写真にあるような案内板があり、次の5・6枚目の写真の緩い坂を登って行った左手に見える建物が「Leica Casa」だと思います。
>
> ストリートビューだと雪塗れで良く見えませんが、Google mapの地図を写真に切り換えてみると細い道が通っていると思います。
>
> 何にしてもさすが観光立国スイスです。案内版は整っていて道もわかりやすく歩きやすいです。それと同じコースを歩く人がいると思うのでご心配なさらずとも大丈夫だと思いますよ。(^.^)/~~~
>
> とーり
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