2019/11/18 - 2019/11/27
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giantpandaloverさん
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旅も終盤。フィレンツェでルネサンス美術を堪能し、ローマで最後の夜を迎えます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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11/25(月)朝7:30のアレッツォ発のICで約30分でフィレンツェに到着。
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フィレンツェではホテル・チェレターニに宿泊。駅とドゥオーモの中間あたり。
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部屋の中はモダンでお洒落。
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ソファーのスペースもあって落ち着く。一泊だけなのが勿体ない。
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月曜日はフィレンツ観光の鬼門。殆どの美術館・博物館が休み。そんな中、奇特にも開館しているバルジェッロ国立博物館へ。
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ロレンツォ・ギベルティ作「イサクの犠牲」(1401年)。フィレンツェのサン・ジョバンニ洗礼堂の扉の製作者を選ぶコンクールに出品されたもの。最終選考にギベルティとブルネレスキが残ったが、結局ギベルティが勝利。
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敗れたフィリッポ・ブルネレスキの「イサクの犠牲」。ブルネレスキは、その後、建築家に転じ、フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラを設計し歴史にその名を遺した。
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ドナテッロ作「ダビデ」(1408年)。ギベルティの弟子。ルネサンスを彫刻から切り拓いた。下の方に投石の紐とゴリアテの首が見える。
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ドナテッロ作「聖ゲオルギウス」(1416年)。竜退治で有名な聖人。鎧職人ギルドの依頼を受けオルサンミケーレのニッチ用に製作されたもの。初期ルネサンス彫刻の傑作の一つ。
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ドナテッロに学んだデジデリオ・ダ・セッティニャーノによる「洗礼者ヨハネ」(1450年)。
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ルカ・デッラ・ロッビア作の彩色テラコッタ(1465年)。ルネサンスを彩色テラコッタで切り拓いた芸術家。もはやゴシックではない。
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ルカの甥のアンドレア・デッラ・ロッビア作「乙女の彩色テラコッタ」(1465年)。少し右向きの視線が良い。
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ポンテベッキオを渡って左手にあるサンタ・フェリチタ教会。ヴァザーリの回廊にファサードを横切られている。
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教会内のカッポーニ礼拝堂に描かれたマニエリスモのヤコポ・ポントルモの傑作「十字架降架」(1528年)。最近修復を終え色鮮やか。ポントルモはダ・ヴィンチの工房や多くの工房を経て、アンドレア・デル・サルトに師事。
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ポントルモの名作の右上に弟子のブロンズィーノが描いた「聖マタイ」。陶磁器のような肌がブロンズィーノの特徴。
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サンロレンツォ中央市場。
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新鮮なオリーブとオクラ。
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色の強い野菜たち。
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肉も種類豊富。
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市場内のサビーニ・タルトゥーフォという店でランチ。
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前菜の盛り合わせ。
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白トリュフのリゾット。正直余り感動的な味ではなかった…。
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食後、サンタ・マリア・ノベッラ教会へ。
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フィレンツェにおけるルネサンス絵画の創始者とされるマザッチョの「聖三位一体」(1427年)。建築家のブルネレスキから線遠近法を学んだマザッチョが描いた最初期のフレスコ画。
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ジォット作のキリスト磔刑(1295年)。ジォットの初期の作品。2001年に復元を終えて元の位置に戻された。
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トルナブォーニ家の礼拝堂とも呼ばれる主礼拝堂。ドメニコ・ギルランダイオによる色鮮やかなフレスコで埋めつくされている。聖書の物語に仮託しつつも寄進者トルナブオーニ家の権勢を示す世俗的な色彩も濃く感じられる。
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ギルランダイオ作「神殿から追い出される聖ヨアキム」(1490年)。マリアの父親のヨアキムには子供がないため、羊の生贄に儀式に参加する資格がないと神殿から追い出される。右側の男たちの中で腰に手を当てているのはギルランダイオ本人。神殿が緻密な遠近法で描かれている。
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ギルランダイオ作「聖母マリアの誕生」(1490年)。右奥のベッドに横たわるのが聖アンナで、生まれた赤子が聖母マリア。聖母マリアも天からの思し召しによりアンナが身籠っている。左上で抱き合っているのはマリアの両親のアンナとヨアキム。長らく子ができなかった老夫婦に天から赤子を授かると告げられ喜んでいる。
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ギルランダイオ作「聖母マリアの誕生」(部分)。先頭に立っているのは寄進者である銀行家トルナブオーニ家の一人娘のルドヴィカ・トルナブオーニ。
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ギルランダイオ作「マリアとヨセフの結婚」(1490年)。背景の建物がシンメトリカルに描かれている。
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ギルランダイオ作「聖母マリアの聖エリザベツ訪問」(1490年)。聖エリザベツは洗礼者ヨハネの母でマリアの親族。マリアは受胎告知のあとエリザベツの家におもむいて彼女に挨拶し、マニフィカートを唱えたとされる。
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サンタ・マリア・ノベッラ教会の夜景。
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夕食はトラットリア・ラ・ターナで。日本人シェフがやっているレストラン。前菜はおススメのカルチョーフィのサラダ。
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生ポルチーニのタリアッテレ。
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ビステッカ・フィオレンティーナ。旨味たっぷりのキアニーナ牛の炭火焼き。
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11/26(火)今日は午後ローマに移動するまで美術館巡り。先ずは8:15から予約を入れていたウフィツィ美術館へ。入って直ぐにゴシックからルネサンスへの転換点にあたる作品が3点展示してある。チマブーエ(Cimabue 1240~1302)作「荘厳の聖母(マエスタ)」(1285年)。日本は鎌倉時代、元寇の頃の作品。荘厳の聖母とは、玉座の聖母子の周りに天使や聖人が描かれるスタイル。背景は金地でまだビザンチン美術のゴシックの影響を残しつつ、作品全体に写実的で人間らしいルネサンスの息吹が感じられる。チマブーエはフィレンツェ派の開祖ジョット・ディ・ボンドーネとシエナ派の開祖ドゥッチョ・ディ・ブォニンセーニャの師匠。
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シエナ派の開祖ドゥッチョ・ディ・ブォニンセーニャ(Duccio di Buoninsegna 1255 - 1319)の「荘厳の聖母」(1285年)。シエナ派は、イタロ・ゴシック様式とも言われ、フランスの影響を受けた優雅さが特徴。聖母の衣装の襞が優雅に描かれている。一方、玉座は余り立体的ではなくビザンチン美術的。
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フィレンツェ派の開祖ジョット・ディ・ボンドーネ (Giotto di Bondone 1267 - 1337)の「荘厳の聖母」(1310年)。まだ、ゴシックの影響は残るが、聖母の人間らしさが格段に高まりマントに襞も自然な感じになっている。玉座や天使・聖人の描き方にも遠近法の萌芽が見られる。
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シモーネ・マルティーニ(Simone Martini 1284 - 1344)の傑作と言われている「受胎告知」(1333年)。シモーネ・マルティーニはシエナ派の開祖ドゥッチョの弟子で仏アヴィニョン法王庁に渡り、国際ゴシックの礎を築いた人物。天使からの突然の告知に身を捩らせて驚きながらもそれを受け入れる聖母が印象的。
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前期ルネサンスの代表的画家フラ・アンジェリコの「聖母戴冠」(1435年)。フィレンツェ出身のアンジェリコは国際ゴシック様式とフィレンツェ派のルネサンスのそれぞれの影響を受け継いでいる。彼の弟子がゴッツォリ。
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今回の旅のテーマの一つだったピエロ・デッラ・フランチェスカの「ウルビーノ公爵フェデリコ・ダ・モンテフェルトロの肖像」(1475年)。フェデリコのほくろまで分かる。
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サンドロ・ボッティチェリの「春」(1482年)の三美神。
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ボッティチェリ作「マニフィカートの聖母」(1483年)。
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ボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」(1485年)
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ボッティチェリ作「ざくろの聖母」(1487年)。ボッティチェリの女性像のモデルとなっているのは、当時フィレンツェ一の美人と噂され、ジュリアーノ・デ・メディチとも浮名を流したシモネッタ・ベスプッチ。
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ラファエロ作「ヒワの聖母」(1506年)。修復も終わり色鮮やかに。
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ブロンジーノ作「エレオノーラ・ディ・トレドと息子ジョヴァンニ」(1545年)。ウンベルト・エーコの「美の歴史」の表紙にもなっている。
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ウフィツィ美術館を出て、11:30に予約していたアッカデミア美術館へ。
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ミケランジェロ作「ダビデ像」(1501ー1504年)。
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午後、フィレンツェからフレッチャ・ロッサに乗ってローマに移動。
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ローマの宿はUNAローマ。テルミニ駅に近いので便利。
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夕方、テルミニ駅からローカル線に乗りオスティエンセ駅前にあるEataly Romaを見学。
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色々な種類のPepperがお洒落に並べてある。
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ルコラ入りリコッタやスカモルツァ・チーズ。
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夕食はEataly内のレストラン「Terre」で。前菜のブラータ。
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バッカラ・マンテカート。
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キアニーナ牛のタタキ。
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生ポルチーニのタリアッテレ。
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Eatalyでお土産を買って無事テルミニ駅に帰還。これで11月の中部イタリアの旅も終わり。
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