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私は、成都滞在中に日帰りバスツアーを利用して、中国仏教の聖地である「楽山大仏」と「峨眉山」に行ってきました。因みにこの2か所は複合遺産として、ユネスコの世界遺産に登録されています。<br /><br />1)	楽山大仏編<br />中国・四川省楽山市にある楽山大仏が完成したのは貞元19年(803年)で、近代以前に造られたものでは“世界最大・最長の仏像”です。高さは71メートルもあり、東大寺の大仏の5倍です。私の背丈は1.7mですので、その40倍以上の高さです。<br />この大仏は凌雲寺の脇に造られていますが、713年、当時凌雲寺の住職であった海通和尚が、水運の安全祈願をこめて始められた事業だそうです。<br /><br />2)	峨眉山編<br />中国四大仏教名山(五台山、九華山、普陀山、峨眉山)の一つです。<br />四川省中部、楽山市の西約40キロメートル、崑崙山系邛崍(きょうらい)山脈南端に位置しています。<br />ここに寺院が建立されたのは2世紀です。唐代までは道教が主でしたが、16世紀には仏教の聖地になったとのこと。<br />一番高い峰が万仏頂(標高3,098メートル)であり、日本の北アルプスにある穂高連峰とほぼ同じ高さです。山頂に登るには、ロープウェイを利用できます。頂まで32の名刹が続いています。<br /><br />

中国仏教の聖地、楽山大仏と峨眉山にお参り

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2008/04/02 - 2008/04/02

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Masakatsu Yoshida

Masakatsu Yoshidaさん

私は、成都滞在中に日帰りバスツアーを利用して、中国仏教の聖地である「楽山大仏」と「峨眉山」に行ってきました。因みにこの2か所は複合遺産として、ユネスコの世界遺産に登録されています。

1) 楽山大仏編
中国・四川省楽山市にある楽山大仏が完成したのは貞元19年(803年)で、近代以前に造られたものでは“世界最大・最長の仏像”です。高さは71メートルもあり、東大寺の大仏の5倍です。私の背丈は1.7mですので、その40倍以上の高さです。
この大仏は凌雲寺の脇に造られていますが、713年、当時凌雲寺の住職であった海通和尚が、水運の安全祈願をこめて始められた事業だそうです。

2) 峨眉山編
中国四大仏教名山(五台山、九華山、普陀山、峨眉山)の一つです。
四川省中部、楽山市の西約40キロメートル、崑崙山系邛崍(きょうらい)山脈南端に位置しています。
ここに寺院が建立されたのは2世紀です。唐代までは道教が主でしたが、16世紀には仏教の聖地になったとのこと。
一番高い峰が万仏頂(標高3,098メートル)であり、日本の北アルプスにある穂高連峰とほぼ同じ高さです。山頂に登るには、ロープウェイを利用できます。頂まで32の名刹が続いています。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
交通
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
観光バス 徒歩
航空会社
中国国際航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 1)	楽山編<br /><br /> 楽山大仏を見学する前に、先ず丘の上の凌雲寺にお参りします。    <br />凌雲寺に登る坂道の風景です。<br />咆哮している虎の白い石像が迎えてくれます。<br />、    <br />                <br />

    1) 楽山編

    楽山大仏を見学する前に、先ず丘の上の凌雲寺にお参りします。   
    凌雲寺に登る坂道の風景です。
    咆哮している虎の白い石像が迎えてくれます。
    、    
                    

    楽山大仏 寺院・教会

  • 凌雲寺。<br />唐代に建立された禅宗の寺院で、別名大仏寺とも言います。

    凌雲寺。
    唐代に建立された禅宗の寺院で、別名大仏寺とも言います。

  • 凌雲寺の境内にある大雄宝殿の正面。<br />軒先に並ぶ仏教旗の向こうには、3体の仏像が安置されていました。 

    凌雲寺の境内にある大雄宝殿の正面。
    軒先に並ぶ仏教旗の向こうには、3体の仏像が安置されていました。 

  • お線香立てからもくもくと白い煙が上がっていました。

    お線香立てからもくもくと白い煙が上がっていました。

  • 境内にある霊宝塔です。<br />

    境内にある霊宝塔です。

  • 凌雲寺の脇から見た楽山大仏の横顔。<br />鼻が黒ずんでいたり顔に筋状の汚れが見えるのが残念です。<br /><br />        

    凌雲寺の脇から見た楽山大仏の横顔。
    鼻が黒ずんでいたり顔に筋状の汚れが見えるのが残念です。

            

  • 凌雲寺の脇に、大仏に沿って下へ降りる階段があります。<br />足元付近まで下りて、そこから眺めた大仏の姿です。手の指がとても大きいですね!<br />体全体が黒ずんでおり、腕や手は苔の様なもので覆われていますが、洗浄はできないのでしょうか?<br />     <br />

    凌雲寺の脇に、大仏に沿って下へ降りる階段があります。
    足元付近まで下りて、そこから眺めた大仏の姿です。手の指がとても大きいですね!
    体全体が黒ずんでおり、腕や手は苔の様なもので覆われていますが、洗浄はできないのでしょうか?
         

  • 正面から見上げた大仏様。<br />堂々としていますね!<br />      <br />

    正面から見上げた大仏様。
    堂々としていますね!
        

  • <br />足元の台座ですが、その高さは私の背丈とほぼ同じです。


    足元の台座ですが、その高さは私の背丈とほぼ同じです。

  • 左足の足元から見上げた大仏様。<br />左手を左足に載せて瞑想しています。<br />

    左足の足元から見上げた大仏様。
    左手を左足に載せて瞑想しています。

  • 大仏様の足元には、お線香立てが備えられていました。<br />  <br />

    大仏様の足元には、お線香立てが備えられていました。
     

  • &#20048;山旅游度假区の大きな門(楽山大仏の近所)

    乐山旅游度假区の大きな門(楽山大仏の近所)

  • 2)	峨眉山編<br />    <br />万年寺の山門。<br />万年寺が建立されたのは420年です。峨眉山の中で最大の仏教寺院です。<br />毎日、万年寺を参詣するために、各地からたくさんの仏教信者が峨眉山へ来ると言われています。 

    2) 峨眉山編
      
    万年寺の山門。
    万年寺が建立されたのは420年です。峨眉山の中で最大の仏教寺院です。
    毎日、万年寺を参詣するために、各地からたくさんの仏教信者が峨眉山へ来ると言われています。 

    峨眉山 山・渓谷

  • 山門の右側には、獅子の白い石像がありました。<br />    <br />

    山門の右側には、獅子の白い石像がありました。
      

  • 万年寺敷地内の弥勒宝殿。<br />殿内には弥勒さまが祀られています。<br />              「

    万年寺敷地内の弥勒宝殿。
    殿内には弥勒さまが祀られています。
                  「

  • 「第一山」と赤い文字で書かれた大きな石碑<br />

    「第一山」と赤い文字で書かれた大きな石碑

  • 万年寺の境内で見た2層式の朱色のお堂です。

    万年寺の境内で見た2層式の朱色のお堂です。

  • 象の石像が多数並んでいる参道の奥に無梁磚殿(むりょうせんでん)が見えます。<br /><br />16世紀の明王朝13代皇帝の妃が子宝を祈願して寺を訪れたところ、願いが叶って男児が生まれ、後に皇帝となったとのこと。そして1601年聖寿万年寺に仏殿「無梁磚殿」が建てられたと伝えられています。<br /><br /><br />

    象の石像が多数並んでいる参道の奥に無梁磚殿(むりょうせんでん)が見えます。

    16世紀の明王朝13代皇帝の妃が子宝を祈願して寺を訪れたところ、願いが叶って男児が生まれ、後に皇帝となったとのこと。そして1601年聖寿万年寺に仏殿「無梁磚殿」が建てられたと伝えられています。


  • 無梁磚殿。<br />内部には、普賢菩薩像が安置されています。

    無梁磚殿。
    内部には、普賢菩薩像が安置されています。

  • 白龍洞です。<br />明代創建、清代に再建されたお寺です。お寺の後方に洞窟があり、「白蛇伝」の白娘子が修練をして道を悟ったとされる場所とされています。しかし洞窟はすでに塞がっているそうです。<br /><br />                 

    白龍洞です。
    明代創建、清代に再建されたお寺です。お寺の後方に洞窟があり、「白蛇伝」の白娘子が修練をして道を悟ったとされる場所とされています。しかし洞窟はすでに塞がっているそうです。

                     

  • 飾られていた仏像。<br />         <br />

    飾られていた仏像。
           

  • 清音閣に向かう階段。<br /><br />

    清音閣に向かう階段。

  • 清音閣。<br />2本の渓流が交わる場所に、877年に建立されました。<br />清音閣の辺りは海抜710mであり、昔から様々な樹木や草花が植えられてきた様です。その緑の植物と赤色の伽藍や建物が素晴らしいコントラストを生んでいます。<br /> <br />     <br /><br />

    清音閣。
    2本の渓流が交わる場所に、877年に建立されました。
    清音閣の辺りは海抜710mであり、昔から様々な樹木や草花が植えられてきた様です。その緑の植物と赤色の伽藍や建物が素晴らしいコントラストを生んでいます。
     
       

  • 清音閣からの下り道。<br />

    清音閣からの下り道。

  • 山側に向かう道。<br />途中で、柵の上に座っているお猿さんを見かけました。     

    山側に向かう道。
    途中で、柵の上に座っているお猿さんを見かけました。     

  • 深い谷が刻まれた山道。<br />ここから先は、特に見るべきものはありません。、<br /><br />従って、逆戻りしてバスが待っている場所に引き返し、峨眉山観光を終えました。

    深い谷が刻まれた山道。
    ここから先は、特に見るべきものはありません。、

    従って、逆戻りしてバスが待っている場所に引き返し、峨眉山観光を終えました。

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