2500年の歴史を持つ古都、成都の街歩き

2008/03/31 - 2008/04/03

2500年の歴史を持つ古都、成都の街歩き

成都という名前の由来ですが、紀元前５世紀中頃に古蜀国の開明氏王朝が、今の成都がある場所へ遷都した際、『一年而所居成聚二年成邑三年成都』（一年にして居る所は集落となり、二年にして村になり、三年にして都になる）という周王（周王朝の開祖。紀元前11世紀の人）の言葉から取って「成都」と名づけたと言われています。
（出典：香港ポストバックナンバー 20150522 No.1431）

成都観光第1日目（08.4.1）

（成都市滞在スケジュール）
2008年
3月31日13:35　　空路成都着
4月1日終日　　　成都市内観光（徒歩）
4月2日終日　　　楽山及び峨眉山観光（バスツアー）
4月3日夕方迄　　成都市内観光（徒歩）
　　　　20:30　 　空路麗江に向けて出発

滞在先：成都波特假日酒店(POTEL HOLIDAY INN)　
　　　　成都錦里東路18号　※成都武候祠博物館まで歩いても近い位置です。

中国の三国時代において成都は蜀の都となったほか、五代十国時代には前蜀・後蜀の都でした。三国時代には蜀漢の武将（軍師）・政治家であった諸葛 亮（字は孔明）や蜀漢の初代皇帝だった劉 備（字は玄徳）がこの地域で活躍したことは有名です。
その様な歴史を担った成都市を訪れ、観光名所を巡りました。

成都観光1日目（4月1日）：
この日は、孔明苑、武候祠博物館、錦里歩行街、杜甫草堂博物館などを巡りました。
・孔明苑―武候祠文物区の中にあります。諸葛亮の参加した戦、戦術についての展示があります。又、庭園には多数の盆栽があります。

・成都武候祠博物館－この博物館は、成都市武侯区にある祠堂です。三国時代の蜀の丞相・諸葛亮やその主君劉備などを祀っている中国最大の三国遺跡博物館です。劉備、諸葛亮の他、劉備の義兄弟の関羽、張飛の像もあります。

・錦里歩行街－武候祠に隣接しています。「錦」とは成都の町のことを指します。早くは秦の時代からその名が知られ、現在でも歴史的な街並みが並んでおり、成都で最も賑やかな商店街です。

・成都杜甫草堂博物館－　「国破れて山河在り」の名文で有名な唐代の詩人・杜甫が、一時期、成都に住んでいた頃の住居跡が庭園となっています。

エリア 成都(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの部屋から見た交差点の様子。

　 　　

　　　　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ホテルの部屋から見た街路のお店の風景。

ホテルから街歩きに出かけて、孔明苑へ向かう道中の風景

孔明苑。

成都武侯祠博物館 博物館・美術館・ギャラリー

苑内の民家風の建物。

苑内の庭園　　　　　　　　　　　　　
　　
　

苑内の盆栽

武侯祠入口の門です。武侯祠の「武侯」とは「忠武侯」と諡号（没後の称号）された諸葛亮を指し、同氏を祀る霊廟を意味する。　　　　　　　　　

諸葛亮殿です。

諸葛亮像です。

後世の評価はいろいろありますが、杜甫によれば、”諸葛亮の生き様は後世の英雄たちに涙を流させた”と評価しています。

三義廟。
劉備、関羽と張飛が祀られています。
　　 　　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　

関羽の像

劉備の像

張飛の像

武侯祠を見学後、隣接するこのレストランで本場の担々麺を味わいました。

錦里歩行街入口の門 。
武候祠に隣接している商店街です。

錦里歩行街の街並み。異国情緒が溢れています。

杜甫草堂博物館。　　　　　　　　　　　　　
　　

杜甫草堂 建造物

杜甫草堂の一覧亭。

工部祠（杜工部をまつる祠らしい）

少陵草堂。少陵は杜甫の別名とのこと。
　　

民家風の住居

夕食で食べた四川料理。
辛いけどとても美味しかったです。