2019/02/03 - 2019/02/03
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たびたびさん
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前の年に奈良の節分を拝見して(https://4travel.jp/travelogue/11327877)、その面白さに魅了されたんですが、一方で、東京の節分を調べてみると、増上寺の節分は行っていたにしても、それ以外にも知らなかった行事がそこそこあるんですね。そして、どれも面白ろそう。しかし、節分は一日しかないので、時間帯に合わせて調整しないと複数を訪ねるのは難しい。なかなか厄介ですね~ さらにいろいろ調べて、結局、浅草寺の七福神の舞、柴又帝釈天節分会、五條天神社のうけらの神事を組み合わせるとなんとか回れることが分かって、やっと無事に計画がたちました。やれやれです。
さて、最初の浅草寺の七福神の舞は、テーマパークのキャラクターよろしく、ちょっと観光客を意識したウケ狙いの匂い。対して、柴又帝釈天節分会は観光の要素もあるけどまあそこそこ我々が思っている東京らしい都会の節分風景そのものかな。そして、最後の五條天神社のうけらの神事は、前振りのところから始まって、一転、厳かな神事そのもの。エンターテイメントの雰囲気もなくはないんですが、それでも、鬼パーフォーマンスの荒々しさとか神事の範囲からは大きくはみ出してはいないように思います。
お天気にも恵まれたし、豆をまく年男の人たちも元気いっぱい。コロナ過の前はこんなに自由だったなあと思い出しながら、例によって、B級グルメも織り交ぜてレポートさせてもらいます。
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まずは、浅草寺へ向かいます。
七福神の舞が目当てなんですが、年男の豆まきが12時から。七福神の舞は、その後の12時半からです。まだ、何も始まってないですね。浅草寺本堂の東側に設けられた舞台では、提灯の飾り付けが行われているところでした。 -
さて、やっと豆まきが始まりましたよ~
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豆をまくのは年男の皆さん。
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イチオシ
威勢よく、豆を投げています。
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さて、下の方ではこんな具合。豆を受け取ろうと皆さん必死です。
まあ、私は高みの見物といった感じかな。
はい、皆さん落ち着いて~ そんなに欲張らなくてもいいですよね! -
はい、はい
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豆まきが終わって
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イチオシ
僧侶の皆さんも退席です。
お疲れ様でした。また次の豆まきまで、しばしお休みください。 -
先ほどの舞台では、次の見どころ。七福神の舞が始まるようです。
待ってましたあ。 -
なるほど、なるほど。
色鮮やかな被り物で身を包んだ七福神は見ているだけでも楽しいですね。 -
ただ、舞台の囲いで七福神が見えにくいので、ちょっと残念。そこがイマイチといえばイマイチですけどね。
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イチオシ
まあ、そこはなんとか。手すりの間から写真に収めますよ~
長い頭の福禄寿に、精悍な顔つきは毘沙門天かな。 -
袋を担いだ大黒様が
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舞い始めました。
動きは小さいですけどね。 -
左は釣竿を担いだ恵比須さん。右は
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打ち出の小づちの大黒天ですね。
後ろに見えるのは弁財天ですけど、けっこう顔が大きいなあ。弁財天は、美人の神様なんですけどね -
さて、恵美須さんと
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大黒天の舞は、扇子を手に持ちいい調子。
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イチオシ
少し陰になりながらですけど、決めのポーズもしっかりできましたね。
けっこうあっという間だし、遠目ということもあって、フラストレーションがたまらなくもないんですが、まあ、これくらいがいいのかな。そんな間近でじっくり見るようなものでもないかもしれませんね。
舞をじっくり見たいのなら、川越まつりの踊りとかを見るべきですからね。ここはこれでいいんです。
はい。以上で第一の任務は完了です。 -
浅草寺から次の柴又帝釈天に向かいます。
帝釈天の参道には草だんごのお店がいくつかあって、この吉野家もその一つ。 -
一個からでも販売している手軽さもあるからだと思いますが、けっこうな人だかり。毒々しいほど緑が濃い草だんご。
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イチオシ
口に入れるとヨモギの匂いが強烈ですね。ただ、これはやや奇をてらった草だんご。お餅との馴染もイマイチだし、これがおいしいかというとそうではない。私的には必要以上に過激に走った残念な草だんごだと思います。
やっぱり、お勧めは高木屋老舗ですね。とらやも悪くないけど、最後のところではやっぱり高木屋老舗に軍配が上がります。 -
でも、今日は煎餅屋さんを中心にチェックです。
帝釈天の参道には3軒の煎餅屋さんがありまして。
3軒の中で、立花屋煎餅店は一番構えが大きいお店。数も種類もかなり多いです。 -
青のりの煎餅をいただきましたが、これという特徴はないにしても正統派の煎餅。安心して食べられる煎餅です。
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続いては、浅野屋煎餅店。
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店のすぐ奥でおばちゃんが二人、一生懸命せんべいを焼いています。煎餅は少し小さめ。ちょっと固い系の仕上がりですね。
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ただ、こういう煎餅は、味が濃いのは濃いかもしれませんが、私は少し苦手かな。軽く食べれるせんべいの方が好みです。
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あ、さりげなく赤鬼が歩いてますね。
虎皮のパンツもいいじゃないですか。
でも、まだ時間ではないはず。慌てることはありません。 -
ということで、煎餅の最後は金子屋さん。
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ここも種類は豊富。ばら売りもしているので食べ歩きを意識しています。
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いただいたごま煎餅はごまの香りがいい感じ。固さもほどよいし、私的にはここのが一番好みのような気がしました。
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甘い系でもう一軒ということで、これは代々喜さん。
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渡し船を象った「矢切りの渡し最中」が看板商品です。最中の皮がいい香り。一方で、餡子の方はちょっとくぐもった甘さかな。しかし、たくさん食べる時にはこういうのがいいかも。ちょこっとだけ食べて評価するのは早いような気もします。
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さて、帝釈天の境内に入ってきました。例によって、ここの両腕を広げた形の松は本当に立派ですよね。
節分は、14時から。境内に設けられた舞台で行われます。
登場するのは、赤鬼と青鬼とそれを諌める猿なんだそうですが。。 -
一行は参道を行列で進んできて、境内で待機中。
赤鬼はこんなところに立ってますよ。でも、観光客も取り囲んだりはしてませんね。やっぱりちょっと遠慮があるのかな。 -
気が付くと、今度は本堂の縁側に上がって、うろうろしてますね。
本番前はここで待機ですか。
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しかし、その間にも辺りを睥睨しつつ
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子供に向かって金棒を突き出したりして、ちょっかいを出してくる。
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なかなかサービス旺盛。
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楽しいですね。
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イチオシ
ただ、ここでもなぜかあんまり観光客は寄ってこないので
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これなら、私も落ち着いて写真が撮れます。
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うーん。いい感じ。
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天気もいいし、穏やかな気持ちです。
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さてさて。
本番が始まると、ウオーウオー。 -
鬼たちはけっこうな勢いで暴れようとしますが、猿に帝釈天の威光を説かれると一瞬で降参。あまりの弱さに会場では笑いも起きていました。
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その後は年男による豆まき。豆は大量だし、境内いっぱいに集まった人たちはみなさん大喜びでした。そうか。皆さんのお目当ては鬼の見物とかじゃなくて、当然豆。そういうことでしたね~
さて、これでまた任務完了。ここから、最後は上野の五條天神社に向かいます。 -
柴又から上野の五條天神社に到着。こちらで行われる節分の行事は、うけらの神事です。境内は広くはないので、本殿の前は見物客でぎっしりですね。
ちなみに、五條天神社は大己貴命と少彦名命を主神として祀る神社。日本では古くから医薬の祖として崇められる神で、今日の神事は、病鬼を退散させる追儺の神事です。 -
むむ。
こちらは神事だけに単純な豆まきではない。やっぱり、なんか雰囲気が違いますね~
舞台にいるのは、方面氏。 -
弓を引いて、
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周囲の邪気を払います。
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宮司さんも弓の矢を引き、
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神矢を叩く蟇目式。
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いろんな手順があって、念がいってますね。
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皆さん青鬼・赤鬼を待っているんですが1時間近くかかったような。
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待つのはけっこう大変です。
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イチオシ
あ、鳥居の方から赤鬼、青鬼。
ガオー、ガオー。荒々しく吠えてます。いよいよ登場ですね。 -
しかし、思わぬ方向から現れたのもあって、境内はちょっとしたパニックですよ~
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私も意表を突かれて
体制を取る間もなく、あっという間に見送る形になってしまいました。 -
さて、舞台に上がった赤鬼と
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青鬼。
こちらでも、ガオー、ガオーと吠えまくり。 -
傍若無人に暴れまわってますよ~
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それを奥から見ていた方面氏。
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イチオシ
鬼を退治するために立ち上がる。
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舞台の上で方面氏と鬼が大立ち回り。
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この辺りがハイライトですね。
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鬼は外ー
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鬼は外ー
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鬼は外ー
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鬼は外ー
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方面氏の神通力の前には
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赤鬼も青鬼も立ち向かうすべはない。
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いくら暴れようとも
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退治されるしかありません。
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さてさて、お疲れ様。
無事に鬼たちを追い払うと、年男の皆さんの豆まきが始まります。 -
改めて、鬼は外。福は内。
鬼は外。福は内。
私の一日もこれで無事に終了。ありがとうございました。
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