鎌倉２０２１桜　【４】高徳院＆長谷寺

2021/03/27 - 2021/03/27

首都圏も2度目の緊急事態宣言が明けましたが、依然新型コロナウィルスの感染拡大が収まっていません。その中で桜のシーズンが到来しました。ここ近年は年を追うごとに暖冬で、今年都心では3月14日に開花した所もあります。
3月最終土曜日は晴天。そして首都圏のほとんどの名所で桜が満開の状態です。前日の山梨県に続き、今日も桜巡りには絶好の日です。ここ15年以上毎年桜満開の土日は都心を巡りますが、今回は今まで訪れたことがない鎌倉の桜を見に行くことにしました。
由緒ある寺院と桜のコラボはやはり最高の光景でした。特に建長寺入口からの桜並木、鎌倉駅から鶴岡八幡宮までの若宮通の桜並木、鶴岡八幡宮の庭園・池に沿った満開の桜並木、大仏と桜のコラボ、様々なスポットで多くの絶景を目にすることができて、楽しい桜巡りができました。

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スケジュール

★3月27日　自宅－（JR）北鎌倉駅－（徒歩）明月院－（徒歩）建長寺－
　　　　（徒歩）源氏山公園－（徒歩）葛原岡神社－（徒歩）鶴岡八幡宮－　　　　　鎌倉駅ー（江ノ電）長谷駅－（徒歩）高徳院－（徒歩）長谷寺
　　　　　－（江ノ電）長谷駅－（江ノ電）江ノ島駅－（徒歩）
　　　　　江の島弁天橋－（徒歩）（小田急線）片瀬江ノ島駅－自宅

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 3.5

鎌倉駅から江ノ電で3駅目の長谷駅で下車します。時刻はちょうど15時です。あじさいや紅葉シーズンではこの時間帯は電車内は超満員なのですが、今日は立っている人がそこそこいるレベルで、予想よりも空いていました。やはりコロナ禍の影響でしょうか。

長谷駅から歩いて10分程、高徳院の入口、仁王門から入ります。

門越しから桜が見えますね。楽しみです。

高徳院は法然を開祖とする浄土宗の寺院です。法然は平安時代の末期から鎌倉時代初期の人です。

チケット購入後、境内に入ると、左側に桜があるので眺めます。逆光ですが日が当たって満開の花びらが明るく輝いて見えて美しいです！

満開の花びらと手水舎のコラボは中々素晴らしい景観です。

大仏の方に目を向けます。離れた所からみると、大仏の右側に桜も見えます。このシーンは桜の高徳院のインターネットで載っていました。実に美しい景観ですね！感動して絶句します！

近づくと桜は見えなくなります。それでも物凄い素晴らしい光景ですね！絶句します！

大仏は1252年に造立されました。創建者は不明です。

この時間帯でもご覧のような青空の下、何という美しく壮大でしょうか！

大仏に近づいてみるとやはり巨大です。美しい光景に何の言葉も出ません！

優しそうな顔に目を閉じた巨大な仏像！感嘆します！

背後に回ると一層巨大さ、壮大さが伝わります！

今度は斜めから見てみます。このアングルこそベストかもしれませんね！何という美しいシーンでしょうか！

青空の下、美し過ぎてもう何の言葉も出ません！

今度は反対側の斜めから。逆光になりますがこれも素晴らしい見栄えです！

上の写真の右側の桜です。間近で見るとほぼ満開で美しいですね！花びらが密集しています！

石の標識と大仏のコラボです。これも実に素晴らしく感嘆する光景です！大変趣もあります！

そう言えば高徳院の境内は大仏の敷地の奥にもあります。また大仏の方へ向かいます。間近の斜めからの大仏、もう言うことはありません！

人がいないうちに正面の間近からも。実に圧倒されます！

もう絶景！絶句します！

大仏の敷地からさらに奥に行きます。こちらも何本か桜があります。

観月堂です。15世紀中頃、ソウルの朝鮮王宮内に建築されたと伝えられる建物で、大正時代にこの建物の所有者日本人の経営者が高徳院に移したそうです。

枝の本数が少ないので花びらがあまり密集していませんが、花びらはほぼ満開状態で美しいです。まだ青空なのも最高の天気です！

逆光でも明るくなる花びらもあって美しいですね！バックに寺院の建物があるのがなおよい光景です！

大きな桜の木がなく本数も少ないですが、趣のある光景です！

大きくなく本数も少ないですが、他の種類の木々と混ざっている光景も中々良いものです。

背の高い松の木の下の部分に偶然桜の花びらがあるのも滑稽ですね。

約30分の滞在後、高徳院を後にします。桜並木や大きい桜の木はありませんが、風情が良い桜風景でした。そしてやはりこの寺院は何よりも大仏ですね。何回訪れても圧倒されます！

高徳院から駅の方に戻ってお馴染みの長谷寺に向かいますが、その途中で右に曲がってしばらく歩くと光則寺があります。光則寺は今朝行った明月院、これから行く長谷寺と同じようにあじさいの名所です。桜もあると書かれていたので、とりあえず入口まで行ってみます。ご覧のように光則寺の手前で桜並木があります。

何かのロケをやっているようです。土曜日で一般人が多い日なのに。

まさに満開！木も結構大きく花びらも多くて密集しています！逆光ですが日の当たり方が最適で美しいです！

逆光でも場合によっては順光と同様に艶やかで美しく映ります。そして肉眼では素晴らしい光景です！

光則寺の門です。

門から境内を除いてみると、境内には桜がないようです。桜以外にも素晴らしい面があると思いますが、時間も押しているので境内には入らないことにします。

光則寺の近くの逆側から。順光で実に美しい桜並木ですね！そして依然青空で超感動します！

全然散っていません！まさに最高の満開状態です！今日は大当たりの日ですね！

長谷寺に到着しました。時刻は16時です。紅葉シーズンは午後になるとチケットで結構並びますし、あじさいのシーズンは整理券が出るほどです。それが桜の時期は凄く人が少なそうです。

境内に入ります。

長谷寺の開創は何と西暦736年と言われています。奈良時代で1400年近くもの歴史があるのですね。

ここも何度か訪れましたが庭園が綺麗ですね。

このエリアには桜がなさそうです。階段を上がって見ます。

紅葉シーズンではこの階段沿いの木々が紅葉して素晴らしいのですが、桜ではないですね。それでも見下ろすと良い境内の景観です。

早くも白ツツジが咲いています。

物凄い無数の可愛らしい地蔵があります。

ここは地蔵堂です。こじんまりとした建物ですね。

さらに階段を上がるとお馴染みの観音堂が現れます。言わば本堂です。

観音堂の右隣が阿弥陀堂です。源頼朝が42歳の時に厄除けのために建立されたらしいです。

中の金箔の阿弥陀如来像は素晴らしかったです。内部は撮影禁止です。

観音堂には巨大な金箔の11面観音像があります。圧倒されて絶句しました。

観音堂の左隣が観音ミュージアムです。

建物の左側にちょっとだけ桜がありました。

石塔と阿弥陀堂、鐘楼のコラボの景観も良いですね。

観音堂の側面も実に美しいですね！感動します！

桜自体はここも満開です。今日訪れた場所全ての桜はほとんど花びらが開いていて、全然散ってもいません。まさに満開！今日は最高の桜日和です！

絶妙な所に寺院の名前がぶら下がっていますね。満開の桜越しの寺院は実に美しい光景です！

観音堂が桜で半分隠れているのも素晴らしい景観です。

そしてお馴染みの見晴らし台から。

湘南の海沿いの鎌倉の街や葉山、三浦半島まで見渡せます。

ご覧のようにこの時刻でも依然青空が一部出ていて、素晴らしいパノラマです。

ここからさらに上りの坂道があります。この坂道があじさい道で、シーズンになるとあじさい一面が咲き乱れます。今回はここから上には上がりません。

観音ミュージアムからさらに左側にある経蔵です。

下に降りて庭園を眺めます。

このシーズンは庭園の木々に葉がないですがそれでも各建物とのコラボは実に美しい光景です！長谷寺は花以外にも建物、仏像、庭園と見どころがたくさんあります。

そして他にも見どころがあります。洞窟内の神社になっている弁天窟です。久しぶりに入ってみます。

弁天堂です。

ご覧のように洞窟内に仏像が彫られています！

素晴らしい彫刻技術です。

無数の小さな仏像です。先ほどの地蔵堂と言い、無数の小さな仏像がたくさんある寺院なのですね。

それにしても何という美しい池泉式庭園でしょうか！全部の寺院に行っているわけではないですが、代表的な寺院の中で長谷寺の池泉式庭園が一番素晴らしいと感じているかもしれません！

1時間弱長谷寺を観光して終了します。

長谷寺では桜自体はほとんどありません。花を見るならばあじさいや紅葉ですが、やはり寺院や庭園が素晴らしいです。

行きとは違う経路で帰ることにします。長谷駅から江ノ島方面の江ノ電に乗ります。稲村ケ崎を過ぎるとご覧のように湘南の海に沿って走ります。

17時半前、江ノ島駅で下車します。

まだ明るいので海へ出て見ます。

江の島が見えました。少し夕日がかっていますね。

ここから富士山が見えることを期待しましたが、雲がかかってしまって見えないですね。残念。

中々素晴らしい町の景観です。

素晴らしい江の島の風景ですね。富士山が見えないので、この地点で引き返すことにします。江の島はまた別の機会にじっくり廻ることにします。

小田急線の片瀬江ノ島駅です。変わった駅舎の建物ですね。

ここから小田急線で帰ります。

某駅のレストランで夕食を摂ります。

この日は朝早くから鎌倉へ出かけ、北鎌倉から鶴岡八幡宮、長谷まで多くの桜並木の寺院を観光しました。桜シーズンで鎌倉に行ったのは初めてです。桜の本数や木の大きさは他の地域の方が凄い物がありますが、やはり寺院と桜のコラボは絶景、絶句するようなシーンがたくさんありました。