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2020年11月13日(金)の1時過ぎ、三井寺周りの最後は、総門の南にある兎の宮、三尾神社。地元では「みおんさん」と親しまれる古社で、かつては三尾社や上三尾社とも呼ばれていた。<br /><br />元々は平安時代の859年、三井寺中興の祖である円珍が現在の中院の南西部の琴尾谷に創建した南院の鎮守社。1876年(明治9年)に神仏分離によって現在地に移転し、本殿なども移築して新たに三尾神社として独立した。旧社地は今は霊園琴谷苑となり、霊園の入口となる石段の南に三尾明神が来臨する時に座したと伝えられる影向石が残り、また西側には三尾明神の本地仏である普賢菩薩を本尊とする普賢堂があるが、行ってない。<br /><br />太古の頃、伊弉諾尊(イザナギノミコト)がここ長等山の地主神として降臨したのが縁起の始まりとされ、 神はいつも赤、白、黒三本の腰帯を垂らしており、三つの尾を曳くように見えたところから三尾明神と云われるようになった。<br /><br />この腰帯は、その後それぞれ赤尾神、白尾神、黒尾神になり、まずは旧社地の琴尾谷に赤尾神が現れた。ついで白尾神が飛鳥時代の大宝年間(701年から704年)に現在三尾神社がある場所に、最後に黒尾神が奈良時代の769年現在の長等小学校の東側、鹿関(かせぎ)の地に出現したとされる。赤尾神の出現は何の時代の何年は不明だが、卯年の卯月卯日、卯の刻に、卯の方角から現れたため、使いとして兎が選ばれた。御神紋も真向きの兎。<br /><br />山門脇の手水舎。いきなり檻に入った波乗りウサギでお出迎え。山門を抜けると右手に神社の由来が書かれた碑があり、その横には親子の狛兎。愛らしいわ~<br /><br />山門の正面に拝殿。間口、奥行とも三間で入母屋造。飛び出したように本殿からは離れて建っている。拝殿の前には「めおと卯」と名付けられた二羽の兎の像。これも可愛い。拝殿内正面の暖簾にも御神紋の真向きの兎。<br /><br />奥の本殿は室町中期の1426年に前の将軍だった4代将軍足利義持によって再建されたもの。安土桃山時代の1595年に秀吉に三井寺領が没収された際、寺の建物はことごとく解体されてしまったが、この三尾社本殿と新羅社本殿は被害を免れた。明治の移転の際に移築されたもので、国の重要文化財。<br /><br />本殿の両サイドには、南に阪下稲荷神社、北に日御前神社がある。また、境内の北東部には摂社の夷子神社と白髭神社の相殿、天満宮、白山神社と愛宕神社の相殿が並ぶ。<br /><br />山門を出てそのまま東にしばらく進むと石の鳥居。なかなか立派。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.4895562740513711&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br /><br />三井寺観光終了

滋賀 大津 三尾神社 (Mio Shrine, Otsu, Shiga, JP)

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2020/11/13 - 2020/11/13

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旅行記グループ 三井寺

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ちふゆ

ちふゆさん

2020年11月13日(金)の1時過ぎ、三井寺周りの最後は、総門の南にある兎の宮、三尾神社。地元では「みおんさん」と親しまれる古社で、かつては三尾社や上三尾社とも呼ばれていた。

元々は平安時代の859年、三井寺中興の祖である円珍が現在の中院の南西部の琴尾谷に創建した南院の鎮守社。1876年(明治9年)に神仏分離によって現在地に移転し、本殿なども移築して新たに三尾神社として独立した。旧社地は今は霊園琴谷苑となり、霊園の入口となる石段の南に三尾明神が来臨する時に座したと伝えられる影向石が残り、また西側には三尾明神の本地仏である普賢菩薩を本尊とする普賢堂があるが、行ってない。

太古の頃、伊弉諾尊(イザナギノミコト)がここ長等山の地主神として降臨したのが縁起の始まりとされ、 神はいつも赤、白、黒三本の腰帯を垂らしており、三つの尾を曳くように見えたところから三尾明神と云われるようになった。

この腰帯は、その後それぞれ赤尾神、白尾神、黒尾神になり、まずは旧社地の琴尾谷に赤尾神が現れた。ついで白尾神が飛鳥時代の大宝年間(701年から704年)に現在三尾神社がある場所に、最後に黒尾神が奈良時代の769年現在の長等小学校の東側、鹿関(かせぎ)の地に出現したとされる。赤尾神の出現は何の時代の何年は不明だが、卯年の卯月卯日、卯の刻に、卯の方角から現れたため、使いとして兎が選ばれた。御神紋も真向きの兎。

山門脇の手水舎。いきなり檻に入った波乗りウサギでお出迎え。山門を抜けると右手に神社の由来が書かれた碑があり、その横には親子の狛兎。愛らしいわ~

山門の正面に拝殿。間口、奥行とも三間で入母屋造。飛び出したように本殿からは離れて建っている。拝殿の前には「めおと卯」と名付けられた二羽の兎の像。これも可愛い。拝殿内正面の暖簾にも御神紋の真向きの兎。

奥の本殿は室町中期の1426年に前の将軍だった4代将軍足利義持によって再建されたもの。安土桃山時代の1595年に秀吉に三井寺領が没収された際、寺の建物はことごとく解体されてしまったが、この三尾社本殿と新羅社本殿は被害を免れた。明治の移転の際に移築されたもので、国の重要文化財。

本殿の両サイドには、南に阪下稲荷神社、北に日御前神社がある。また、境内の北東部には摂社の夷子神社と白髭神社の相殿、天満宮、白山神社と愛宕神社の相殿が並ぶ。

山門を出てそのまま東にしばらく進むと石の鳥居。なかなか立派。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.4895562740513711&type=1&l=223fe1adec


三井寺観光終了

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