イタリアローマの旅2020パート16

2020/01/27 - 2020/01/30

イタリアローマの旅2020パート15のつづきです。フォロ・ロマーノの見学を終え、カンピドーリオの丘へ来ました。

カピトリーニ美術館の中へ早速入って美術館見学をしていきます。

エリア ローマ(イタリア)

早速カピトリーニ美術館の中へ入りました。

中庭にはすでに彫刻がたくさんあります。

カピトリーニ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

順路に沿って進んでいくと昔のローマの公文書館だったところがあります。これをタブラリウムといいます。

市庁舎 タブラリウム (カピトリーニ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

こんな感じでアーチがいくつか続いています。古い連絡通路みたいなかんじでした。旧宮と新宮をつないでいます。

フォロ・ロマーノを眺めることもできました。

説明もあるのですが、日本語の説明がないのが残念です。

タブラリウムにも少しだけ展示物も。
古代ローマの彫刻ですね。

タブラリウムを通って新宮へ来ました。

ローマの物言う像のマルフォーリオがあります。この美術館では有名な作品の一つかと思います。

新宮 (カピトリーニ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

カピトリーノのヴィーナスもあります。

とても美しい曲線美です。

他にもいくつかの彫刻がこの新宮には並んでいました。

さらに順路を進むとコンセルヴァトーリ・クレメンティーノ宮殿内へ進みます。

コンセルヴァトーリ・クレメンティーノ宮殿というのはカピトリーニ美術館という名称となる前の宮殿時代の呼び名です。

さっそく美しい壁画で囲まれた部屋に来ました。

コンセルヴァトーリ クレメンティーノ宮 (カピトリーニ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

ブロンズ像。

ここは大理石の彫刻も多かったですが、同じくらいブロンズ像も展示数が多かったように思います。

確かに美術館なのですが、部屋を見るとやはり宮殿であったことの名残がとても感じられる館内でした。

とにかく部屋数が多いです。

シャンデリアもありました。

このカピトリーニ美術館のなかでも最も有名な作品、カピトリーニの雌狼のブロンズ像です。

お乳を飲んでいるのはロムルスとレムスというローマをつくったといわれる伝説の神です。

捨てられた二人は狼のお乳を飲んで養われました。そのときの様子がブロンズ像になったものです。

こちらは聖ペトロニラの埋葬という作品です。

殉教したペトロニラが天国に歓迎されるところを描いています。

巨大な頭部や手などのブロンズ像もありました。

この巨大なブロンズはコンスタンティヌスだと言われています。こんな顔をしていたのかとまじまじと見てしまいました。

マルクス・アウレリウス帝の騎馬像。

外の広場にはレプリカがありましたが、こちらはオリジナルのものです。

こちらはヘラクレス像。

筋肉のつき方がとても男らしいですね。

名前が似ていますが、カピトリーナ絵画館というのも併設されています。

絵画をメインに展示してあるフロアです。

カピトリーナ絵画館 (カピトリーニ美術館) 博物館・美術館・ギャラリー

こちらは女占い師という作品です。

カピトリーナ絵画館にはカラヴァッジョの作品もあるのです。

この絵のおもしろいところは、この女占い師が素直すぎるこの青年の手をなぞりながら占ってるふりをして指輪を抜き取ろうとしているところを描いたものです。

占ってるふりをしながら顔色を伺う女占い師の表情と、素直に疑いもせず占ってもらっている青年の表情が見れば見るほど面白い作品だと思います。

こちらはその女占い師の絵画についての説明です。

イタリアローマの旅2020パート17へつづきます。