2021/04/03 - 2021/04/03
646位(同エリア1777件中)
実結樹さん
この旅行記スケジュールを元に
朝早く家を出て奥秩父に桜を見に来ました。
長瀞の満開の桜並木を見て、午後からは清雲寺の枝垂れ桜です。
その前に昔一度行ったことのある「きのこの里鈴加園」でジビエ&きのこの石器焼料理をリピートしてみようと思います。
鉄板焼でなく石器焼・・
厚さ4cmもある熱した砂岩の上で豪快に野獣肉の焼肉っていうのは他ではなかなかお目にかかれないですよね。
普段使いではないこういうお店も旅ならではの出会い。
単線の秩父鉄道 武州日野駅からは歩いても20分程です。
木遣坊は「きやんぼう」と読みます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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06:49に長瀞に着いて、宝登山神社や満開の桜を2時間ほど見てきました。
09:03 「長瀞駅」発。 -
09:38 「武州日野駅」着。
ここでハイキング姿のシニアの皆さん大量降車。武州日野駅 駅
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見れば、秩父鉄道主催の桜めぐりハイキングの催しみたいです。
受付を済ませ案内地図を貰ってハイキングスタート。 -
私もこれから桜巡りですが、皆さんはどういう経路で廻るのでしょうか?
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駅前の駐車場も枝垂れ桜とレンギョウの花が綺麗
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私はまず腹拵えです。
朝4時から起きて来たのでこの時間でももうすっかりお昼どきの腹具合。
駅からは「秩父往還(国道140号線)」を三峰方面に 1.4㎞ 。
起伏の殆どない広い歩道をどんどん歩いて行きます。 -
それにしても、目指す「鈴加園」の看板はメンテに見放されてボロボロです (-"-
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荒川に架かる「荒川橋」も随分年季が入って錆びています
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見下ろすとこんな高い所に架かっているんですね。
川原ではキャンプをしている人も居ました。 -
店近くの国道沿いの看板も随分レトロな感じ。
これも昭和の遺物っていうところでしょうか? -
蕎麦店「ちちぶ路」の角で右に曲がると在る「稲荷神社」の鳥居を潜ったら又すぐ右に折れて、
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逆戻りするような感じで100mくらい進んだ先にある、
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合掌造りの大きなお店です
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10:10「きのこの里 鈴加園」着。
10:30が開店時間なので店の周りで少し待ちました。
トイレは外にあります。 -
「きのこの里鈴加園」は昭和44年秋に秩父地方第一番に観光農園として発足以来、秩父地方に伝わる石器焼料理、野生いのしし料理、しいたけ、しめじ、なめこ、栗拾い、山菜狩り、川あそび、マスのつかみ取りなど一日ゆっくり楽しめる農園として努力しています。
そうかあ、50年以上の伝統があるんですね。
オートキャンプ場の事はこの看板には書かれていませんが、当初からの事業ではなかったのかな? -
店先では秩父の特産品などが売られています
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採れたて原木椎茸。
ステーキ用でずっしりとした重量感。
「きのこの里」というだけあって一年中殆ど椎茸狩りもできるんです。
今日も本当はしたかったのですがコロナで現在は休止中。残念・・
こんなに大きな椎茸はスーパーでは見たことありません。
大きければ大きいほど肉厚でいいのだそうです。
これくらい大きいのは一本のホダ木に一つくらいしか生育しないそうです。 -
正面入口
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玄関
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帳場あたりには来店した沢山の有名人の写真やサインが飾られてありました。
「SixTONES ドライブ企画 in 秩父」で彼らも訪れたということで一躍話題になりましたが、そもそもそのグループのこと知らないし・・サインはよく探したらここ。
そうそう、それからこの店の支払いは現金か ぺいぺい だけで、カードは使えませんよ。 -
開店前から待っていたくらいなので一番で入店しました。
先ず目に飛び込んできたのは、大広間にドーンと敷かれた、 -
クマの毛皮
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店の中が何か煙でモワ~っとしています
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大きな囲炉裏で薪だか炭が燃やされ、川魚や椎茸が串焼きにされているので煙たいんですよね。
写真を撮らせてくださいと言ったら快くOKして貰えました。 -
おまけに行者にんにくの試食を勧めてくれました。
生のって初めて見ました。
オーナーが今朝山で採って来たそうです。
これだけ大きなものはなかなかお目にかかれないそうです。
塩を付けて食べてみましたが、辛味のある中にもチョッと甘さもあってこれを食べられただけでも来た甲斐があったと思います。 -
しょうゆ漬けにした瓶入り行者にんにくもお店ブランドで販売されています
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これは玄関に近い方のテーブル席
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そこから見える大広間の外観です
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今回通されたのは大広間のさらに奥の角部屋の畳テーブル席。
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隣には靴のままでOKのテーブル席もあります。
ここは SixTONES が訪れた時に撮影場所になったお部屋です。
YouTubeで見ました。 -
テーブルは厚手の一枚板です
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前回は大広間のこのあたりの座卓席に座りました。
こちらの方が風情があっていいので席を変えてくれないかお願いしたのですが、石器を温めるのに時間が掛かるので難しいと言われました。
時間はあるので待っていてもいいのですが、ここはあっさりと承諾。
10人以下の場合は予約はできないのですが、
10:10に到着した際、席を希望しておけば良かったのかも知れません。 -
部屋からの眺望。
先程渡ってきた「荒川橋」はあんなに高いんですね。 -
私が頼んだのは一番品数の多い7番の「猟師コース」で 一人前 4,950円。
前菜盛り合せ
石器焼料理(秩父谷捕獲の猪肉・熊肉・鹿肉・きのこ類・野菜盛り合せ)ネギ味噌だれ
【又は猪鍋。但し、鍋は二人前~かな?】
炭火焼天然川魚(岩魚 or 鮎)の塩焼き
自家栽培しいたけの炭火串焼き
季節のお勧め料理(天ぷら盛り合せ)
名物きのこめし・きのこ汁・お新香
キウイのシャーベット(メニューには載っていませんが) -
かなりボリューミーですが単品で頼むよりお得な値段設定です
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本日のサービスメニューはコーンポタージュ
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「前菜盛り合せ」
タケノコ・椎茸・こんにゃくの煮付
カジカの卵入り玉子焼き
カジカの甘露煮
らっきょう・蕗の薹・芋がら・うど・干し大根の酢漬け
大根の梅酢漬け
★えびし -
カジカの甘露煮は体長6cmくらい。
左下の蒲鉾型の★「えびし」とは秩父地方に伝わる伝統菓子です。
戦国時代から作られ始めた保存食で、小麦粉に刻んだ柚子の皮やクルミなどの木の実を混ぜ込んで蒸して作ります。
終戦頃までは結婚式のお膳を飾ったお祝いの食べ物で、「ゆべし」が訛ったものだそうです。 -
「石器焼料理の御案内」
当奥秩父地方では古くから山の仕事で生計を立てる人々が多く、これらの人々を「木遣坊(きやんぼう)」と呼びます。
木遣坊達は自然の石(砂岩)を炊火で焼き「ねぎ味噌」で山菜、川魚、野獣肉等を焼き、仕事が無事終了したことを祝いました。
油を使わず、煙が出ず、焦げず、むし焼きできるのが特徴です。 -
厚さ4cmほどの砂岩が各卓上で30分ほど前からガスで加熱されています
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お肉、野菜盛り合せ、ねぎ味噌だれ、行者にんにくしょうゆ、食卓塩の登場です
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左から、クマ、イノシシ、シカの肉
脂はイノシシです。
コースによって肉の種類は異なります。
ジビエでない普通の鶏肉・豚肉コースもあります
やはり生肉というのは難しいらしく、解凍モノのように思えましたが、癖や臭いは感じませんでした。 -
最初は店の方が焼き方を教えてくれます。
石器の半分に脂をこすりつけて肉を乗せます。
色が変わったらひっくり返し、少ししたら小皿に取り出します。
最初は塩で味わって下さい。
その後はお好みで行者にんにくしょうゆを付けてどうぞ、とのことでした。 -
野菜やきのこはねぎ味噌だれに潜らせてから脂を塗らない部分の石器で焼きます
きのこの里 鈴加園 グルメ・レストラン
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行者にんにくしょうゆは無くなれば追加もOK
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焼いた肉を生野菜で包んで食べても美味しいとのことでした
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天ぷらは、椎茸 舞茸 こごみ 蕗の薹 干し柿
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何だか次々と賑やかな忙しい食卓です
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椎茸や川魚の串焼きはこんなスタイルで出てきました
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天然川魚の塩焼きは岩魚にするか鮎かは注文の時に訊かれます。
多分焼けるまで凄く時間が掛かるのでご飯と一緒くらいに最後の方で登場です。
私は岩魚にしました。
椎茸と同じように串は籠に刺さって運ばれて来たのですが、その写真は撮るのを忘れました。 -
名物きのこご飯(椎茸・しめじ・油揚・人参・大葉)
きのこ汁(椎茸・しめじ・舞茸・小葱)
沢庵と白菜漬け -
デザートは付くとは思っていなかったのですが、お会計が済んだ後になって「キウイのシャーベット、召し上がりますか?」と訊かれたんです。
もちろん頂くに決まっています。
囲炉裏の端のテーブルでサササッと食べました。
ブルーベリーのジャムが乗っていますが、脇に添えられている果物は梅の甘煮?
スタッフは皆さん感じのいい方でした。 -
ドリンクのメニュー
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ひざ掛け
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12:00 所要90分で食べ終りました。
又、あの「荒川橋」を渡って 1.4㎞ の道を歩いて戻ります。 -
途中、店の遠景を真正面から撮れそうな所に来たのでこのネットの所でカメラを構えたら・・
ナント! 獣除けの電流が流れていてビリッと軽く掌を火傷してしまいました。
流石にジビエが当たり前に横行する奥秩父を身をもって実感しましたよ (^^; -
駅まで送迎をして貰えるようにHPには書いてありますが、10人以上の場合だけのようです。
おひとり様はほぼ平坦な道を20分くらいかけてとぼとぼと歩きました。 -
12:28 武州日野駅発
武州日野駅 駅
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12:31 ひとつ隣の「武州中川駅」で降りて「清雲寺」に向かいます
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