2021春 3週連続の桜　~高知で龍馬の足跡を巡る～

2021/03/28 - 2021/03/28

２０２１年春、コロナ下での桜のシーズン。

とはいえ感染対策に気を付けて桜を見に行くことにしました。
３週連続の第１週目。

香川⇒徳島⇒高知と移動して、桜や久しぶりの四国を楽しみました。
移動手段は、最初は値段を考えてバスを考えていたのですが、最終的には感染対策を優先し、レンタカーを選択しています。

この旅行記は到着後から３日日。
本当に久しぶりの高知県上陸。
龍馬の足跡とカツオのたたきを目的に訪れました。
最終日は大雨で風も強く、龍馬の人生のような洗礼を受けた感じでした。

明治維新は土佐があって成功したんだなということを実感した最終日でした。

エリア 高知市(高知)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

観光に便利な立地を選びたくて、ドーミーインを宿泊に選びました。

ホテルにチェックインして出発です。
なお、パーキングは近隣ですが、ドーミーはホント駐車場だけが欠点ですね。
徒歩5分。いつも苦労します。

天然温泉 紺碧の湯 ドーミーイン高知 宿・ホテル

はりまや橋に行ってみました。

はりまや橋のビルにあるからくり時計。
非常に地味です。

からくり時計 名所・史跡

このへんは、観光地あるあるですね。

はりまや橋さんです。

江戸時代に，堀川を挟んで商売を行っていた「播磨屋」と「櫃屋」が，両者の往来のために架けた橋が由来とのことです。

はりまや橋 名所・史跡

県道の欄干はなかなか立派。

なお、今は川自体は埋め立てられています。

高知駅まで歩いてみました。

高知駅までの通りには、高知出身の漫画家やなせたかしさんの出身地らしく、アンパンマンやバイキンマンなど、アンパンマンのキャラクターがこんな感じ。

アンパンマン バイキンマン石像 名所・史跡

高知駅まで行くと、土佐三志士像がお出迎え。

坂本龍馬・中岡慎太郎・武市半平太の像です。

夕食を食べに、路面電車でひろめ市場まで移動しました。

が、が、が・・・

ひろめ市場 グルメ・レストラン

こんな感じの密で感染対策はゼロにしか見えず。

席は間隔を開けずにほぼ埋まっており。
ここで食べちゃいかんでしょう。

東京や大阪から無症状が来たら終わるよ、これ・・・

ということで、外で営業していた「豚骨ラーメン神」のひろめ市場店へ。

豚骨は好きじゃないので、透明感ある塩ラーメンの方を頼みました。

凄く美味しかったですね。

周囲は誰もおらず、これなら感染対策としても良いです。
お店としては良くないのかもですが。。

翌朝は、前日までと打って変わって雨でした。
しかも結構降ってました。

そんな中、ホテルのチェックインまで高知市内を観光。

坂本龍馬生誕の地。
当時の下級武士が住んでいたエリアになります。

坂本龍馬誕生の地 名所・史跡

龍馬生誕の地の裏手あたり、龍馬郵便局。

郵便局の前には龍馬の像。

龍馬郵便局 名所・史跡

ポストの上には桂浜？の荒波と龍馬の像。

高知市立龍馬の生まれたまち記念館。

高知観光には、龍馬の足跡を巡るのは欠かせないなと思います。
萩を観光してて、別に吉田松陰も高杉晋作もどーでも良かったのとは、なんか対照的。

明治維新は、本気で日本を変えたかった土佐の功績がホント大きいと思います。
薩長だけなら、自分たちの利益だけを追求した野蛮なものになっていたのでは。

高知市立龍馬の生まれたまち記念館 美術館・博物館

龍馬様でございます！

子供の頃の龍馬の足跡をたどるシアターがあります。

体験型のシアターで、途中でゲームをしないといけないのですが、
一人で見てても絶対に勝てないというｗ

龍馬の自筆の書だと思います。たぶん・・・

龍馬と奥様、明治維新の関係者の皆さんです。

龍馬の歴史は、この施設では事細かく展示されています。

街中に戻り、立志社跡の碑。

板垣死すともも自由は死せず、の板垣退助らが土佐に戻って設立した立志社。
このあたりも、薩長の明治維新な方々とは一線を画している感じがしますね。

板垣退助は、尊王主義者でも知られていますし、武士道の精神に則った自由主義を説いていた、本当の意味での愛国者ですね。

今の日本の、民主主義を曲げても平気な顔の似非愛国者には、墓参りでもしてもらいたいとこです・・・

立志社跡の碑 名所・史跡

お土産屋さんの「テンコス」。

朝からオープンしているはずだったのですが。
コロナの関係なのか、朝は営業しておらず。

テンコス グルメ・レストラン

はりまや橋公園。桜満開の時期に来たいですね。

はりまや橋公園 公園・植物園

毎週日曜日に開催され、３００年以上の歴史がある日曜市。

ドーミーから駐車場に向かう途中で開催されていました。
雨のせいか、時間のせいか、規模は小さめでした。

日曜市 市場・商店街

次は、クルマで桂浜に移動。
雨の中、桂浜に向かうという暴挙です。
この日しか高知にいないので仕方ないですよね。

桂浜 自然・景勝地

世界を見つめる坂本龍馬の像です。

坂本龍馬銅像 名所・史跡

風雨の中桂浜に降りてみる暴挙。

この時点でもう傘折れてるんですが・・

桂浜の竜王宮。

この天気で行くのは色々と無理でした。

桂浜 竜王宮 寺・神社・教会

桂浜にある坂本龍馬記念館。

屋内施設だから行ったわけではないですよ。
高知行ったら龍馬は欠かせないので。

高知県立坂本龍馬記念館 美術館・博物館

当時の土佐藩の武士の階級や身なり、生活様式の説明がありました。

龍馬の家系も下級武士で、先ほどの記念館のあたりに龍馬の生家があったことでも、そのことは裏付けられています。

浜ちゃん、じゃない、龍馬さまです。

勝海舟と幕末志士のかかわりの絵。

勝海舟は旧幕府軍側なのですが、龍馬を門下生に迎えたり、西郷さんと親交があって江戸城の無血開城を実現したりと、この方も明治維新のキーマンだと思います。

咸臨丸での海外視察は有名ですよね。
その海外情勢の博識ぶりは龍馬も尊敬するものだったそう。

咸臨丸のボトルシップ。

その咸臨丸が沈んだ北海道の岬も、先日訪れました。

桂浜を見た後、高知最後のカツオを食べに行きました。

土佐たたき道場。
桂浜から３ｋｍぐらいでしたかね。

土佐たたき道場 グルメ・レストラン

鰹の藁焼きタタキのお店で、

藁を入れて実際に炙るところは、
大きなカツオの塊を店員さんに従って自分でやります（笑）

で、炙ったものを店員さんに渡し、こんな感じで切ってもらって食べます。

混んでいますが、回転は早めです。

土佐たたき道場のあるかつお船タウン。

こちらはツアー向けのお店に近い感じでした。
「土佐たたき道場」で食べられる美味しいノリの佃煮を売っていて、
それを買いました。

かつお船タウン グルメ・レストラン

店内には色々な有名人のサインもありました。

高知の市街地に戻る途中、若宮八幡宮に戦国大名「長曾我部元親」の初陣の像。
戦国ゲームファンとしては、ここを訪れないわけにはいかないですね。

八幡宮にも行こうと思ったのですが、
この時はかなり雨が酷く、足元もビチョビチョで、断念しました。

長宗我部元親初陣の像 名所・史跡

高知駅前の施設を見て締めです。

高知観光情報発信館 とさてらす

高知観光情報発信館 とさてらす 名所・史跡

ドラマ「龍馬伝」の撮影に使われた竜馬の生家のセットが残されています。

簡単ながら龍馬の展示も見ることができます。

萩に行った時は、長州の志士は単に権力を奪い取りたいだけの野蛮なテロリストだとしか思いませんでした。
一方の土佐の志士は本当に日本のことを考えていたんだなと感じましたね。

明治維新が評価されるのは土佐のお陰で、
土佐がいなかったら・・・は違う世界線ですね。
最後薩摩と長州が権力決定戦をして、日本は時代遅れになっていたかも。

高知の地域紹介コーナー。
各地域のお土産も売っています。

高知駅構内のコーヒー店「COCHI COCOCHIコーヒー」。
ここは来てみたかったのです。

COCHI COCOCHIコーヒー グルメ・レストラン

ケーキとカフェラテのセット。

カフェラテは勿論、龍馬ラテアートです。

土佐三志士像です。これで高知の街ともお別れ。

やっと雨もやんできましたね。

ここから高松空港まで戻ります。

途中、道の駅南国で、テレワーク中の食事でよくお世話になるカツオの煮つけを買いました。

道の駅 南国風良里 道の駅

南国からは高速をひた走り。

空港に近づき、イオンモール綾川で翌日の食事（朝ごはん）を買い込みました。
食事もできればと思ったのですが、あまりピンとくるものが・・・

香川名物・うどんも散々初日に食ったので、ここはイオンのお隣の餃子の王将で。

四国旅行の最後がこれですか、という感じですが、十分です。

レンタカーを返して終了。

日産レンタカー、最後あぜ道に入って返すのが注意ということを書きたくて写真を載せました。