2019/04/10 - 2019/04/15
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Indianal Jobsさん
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2018年10月スタート 世界一周 アメリカ ワシントンD.C.編
ワシントンD.C.観光の2日目(2019/04/12)はスミソニアン博物館の人気博物館 国立航空宇宙博物館と国立自然史博物館へ
国立航空宇宙博物館はスミソニアン博物館の中でも1番の人気を誇る大規模博物館 また国立自然史博物館は100年以上の歴史を持つ古株博物館でコレクション数は世界一とも謳われています
共に見応えたっぷりな博物館見学の様子をまとめてみました
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まず初めに訪れたのは国立航空宇宙博物館
数多くの航空機類が展示されるだけあり、長さ208m 高さ28m(3階建)という巨大な博物館でスミソニアンでも人気博物館の1つ国立航空宇宙博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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最寄駅: L'Enfant Plaza駅
入場料:無料
営業時間:10:00-17:30 ※夏季延長あり
休業日:12/25 -
イチオシ
ナショナル・モール側のエントランスホール 巨大な展示物が多いので吹き抜け構造の展示スペースとなっており入館から直ぐにテンションがあがります
モール側のエントランスから入場した際のホール展示はMilestones Of Flight
人類史の中でも重要とされる業績を成し遂げた飛行機、宇宙船、惑星探査機等が展示されています -
1970年代の火星探査計画で使用されたバイキング火星着陸船(ミッション時に使われたモノと全く同じシュミレーション機)
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エドワード・ホワイト宇宙飛行士による初の宇宙遊泳が行われたジェミニ4号 (左)
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アメリカ初の地球周回軌道を飛行したマーキュリー6号(フレンドシップ7) 閉所恐怖症の人は宇宙飛行士にはムリっぽい
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イチオシ
アポロ宇宙船の着陸船の操縦訓練に使われた月面着陸シミュレーター機とその上に展示されているプロペラ機では初の大西洋(ニューヨーク・パリ間)を単独無着陸飛行に成功(1927年)したスピリット・オブ・セントルイス号 飛行距離5810kmで飛行時間は33時間29分30秒!!
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映画ライトスタッフで描かれた世界初の超音速飛行機 Bell X1 glamorous glennis(オレンジ) と民間機初の宇宙フライトを達成したSpeace Ship 1
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イチオシ
North American X-15 1963年人間が操縦する飛行機で初の高度10万6000mの宇宙に達した機体、1967年のフライトでは高度10万8000mの高度、時速7296km、マッハ6.72mの速度記録を樹立
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1987年に取り交わされたINF=中距離核戦争全廃条約で廃棄された核ミサイル アメリカのパーシングIIミサイル(右)と旧ソ連のSS-20ミサイル(長いミサイル) ソ連のミサイル貰えたの?
ミサイルの上の飛行機はBell XP-59A Airacomet 1942年に初飛行に成功したアメリカ初のジェット戦闘機 実践配備はされなかったもののその後のジェット機開発の土台となったモデル 世界の零戦と呼ばれた日本の名機はこの機を元にした後期種たちによって劣勢に追い込まれました -
続いての展示室はEarly Flight
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ライト兄弟が有人動力飛行を成功させる前の航空黎明期の品々を展示したコーナー
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展示対象物は1世紀前の人類が空を飛ぶことを夢見ていた時代の物ですがあまりピンとこなかったのでサラッと流しました
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残念ながらゼロ戦や戦闘機エリアなど1/3ほどの展示エリアがリニューアル中で見ることができませんでした。。。 ( ̄Д ̄;) ガーン
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続いてはExploring The Planets 惑星探査のコーナー
人類の到達に先駆けて宇宙に送り込まれたメカが沢山展示されています
まずはボイジャー宇宙探査機 ボイジャーは1号、2号とあり1977年に打ち上げられた無人宇宙探査機 (2号機には教科書でお馴染みのゴールデンレコードを搭載)打ち上げから40年を経てなお飛び続けている現役探査機 現在は太陽圏を離脱して恒星間空間を飛んでいるらしい(凡人には訳のわからない話) -
火星探査機Curiosityは2011年に打ち上げられた火星探査ローバー 最新探査機Perseveranceは2021年2月18日に火星に到着したばかりです
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アポロ12号月面ミッション時に月の石を持ち帰った際に使用されたケース
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ヴィルト第2彗星のサンプル収集回収カプセル(日本の探査機はやぶさの回収カプセルと同じ感じ)
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Pioneers of Flight のコーナー
1923年にアメリカ大陸無着陸横断(4050km 所要26時間50分3秒)を成し遂げたFokker T2機などアメリカが世界に誇る英雄的な飛行士と愛機を展示 1つ1つのエピソードを読むととても面白いのですが時間が圧倒的に足りません(説明英語だし…) -
目玉展示の1つがあるThe Wright Brothers ライト兄弟のコーナーです
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人類初の動力飛行に成功した1903 Flyer機 水冷4気筒12馬力を乗せたグライダーのような機体が1903年12月17日に初めて空を飛んだ20世紀最大の発明品
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そのライトフライヤーのバックショット
アメリカ出身の動力飛行機の発明者で世界初の飛行機パイロットで自転車を続けながら兄弟で研究を続け世界初の動力飛行に成功しました
二人兄弟かと思えば実は7人兄弟 三男と六男が飛行機のライト兄弟です -
実際に使用されたオリジナルのプロペラ ライト兄弟の成功から66年で月に到達したことを考えると航空機の発展は凄いですね
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広い吹き抜け展示の Space Raceコーナー
アメリカと旧ソ連が競うように開発した宇宙航空機類の品々を展示しています
写真はアポロ計画時代の宇宙服 -
その後進化した宇宙服とスペースシャトル時代の宇宙服
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アポロとソユーズのテスト計画を再現した展示 アメリカと旧ソ連の宇宙船は1975年7月17日に地球を周回する軌道上で44時間に渡りドッキングしました
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ハッブル宇宙望遠鏡の実物大の試験機 1990年にスペースシャトルデスカバリー号から放たれた宇宙望遠鏡は長さ13.1m、重さ11tというビックサイズ コレが宇宙に浮かんでいると?
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ISS(国際宇宙ステーション)が運用される以前 1973~1979年まで地球を周回した宇宙ステーションSkylabの船内設備の様子 現在のモノと比べると古臭く見えますがその時代の人類の創意工夫の結晶だと考えると凄いコト
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全身洗える宇宙シャワー 1970年代に既に実用化されていたとは驚き
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宇宙トイレシステムの展示品
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米ソの各種ミサイルの展示 GPS、腕時計、電子レンジ、缶詰、ドライフード、インスタントコーヒーetcと軍の開発から生まれた便利な品もありますが兵器開発はなくなりません
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日本人初の宇宙飛行士 秋山豊寛さんが地球に帰還する際に搭乗したソユーズTM-10
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本人のサイン入りでした!!
秋山さん
・民間人として初の宇宙飛行者(商業宇宙飛行)
・初めて宇宙空間から報道を行ったジャーナリスト
・旧ソビエト連邦の宇宙ステーションミールに滞在した唯一の日本人
と記録がいっぱい TBSが創立40周年を記念したプロジェットでソ連に支払ったお代は当時の額で20億 日本の技術力ではなくバブル景気のお金のおかげですね -
Moving Beyond Earthと名付けられた展示場には 1981~2011年まで活躍したスペースシャトル関連の展示がありました
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スペースシャトルのメインエンジン(全長4.3m 直径2.4m)
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シャトルのトイレシステム 既出の宇宙トイレシステムよりトイレっぽくなりました
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最後はとある展示スペースにあった一昔の航空機機内の様子
20代に乗った飛行機はこんな感じでした!! フツーに喫煙することができ、機内がモクモクでした 今ではあり得ませんね
次に訪れた時はSpaceXやBlueOriginなどの新しい宇宙ロケットが展示されていることでしょう 零戦と合わせてまた訪れて観たいです -
博物館内カフェテリアのドリンク料金 コーラ・スプライト 3.9ドルって高すぎじゃない?
昼食はAirbnbでサンドイッチを作ってきたのでカフェテリア内でお弁当を食べました ランチボックス持参のアメリカ人もいたので一安心 -
見学を終えた博物館の外は冷たい春の雨 次は国立自然博物館へ向かいます
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1910年開館という100年以上の歴史を誇り、スミソニアンで一番古い博物館 テーマは地球!! 地球誕生から自然界にある全てのモノがテーマ対象なので収蔵コレクション数は1億5000万点(スミソニアン全体の90%以上)という世界最大規模の博物館
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最寄駅: Smithsonian駅 もしくは Federal Triangle駅 (駅からの距離はほぼ一緒)
入場料:無料
営業時間:10:00-17:30 ※夏季延長あり
休業日:12/25 -
入館時は金属探知ゲートと手荷物検査のセキュリティチェックがあります(他の博物館も同じ)
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イチオシ
キャピタル・モール側のエントランスホールに展示されているアフリカ象の剥製 過去に捕獲された象の中で最大の象と言われ、体高3.9m 体重8t この博物館のアイコニック的存在として入場者を迎えています
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哺乳類エリア 躍動感ある世界中の動物剥製標本を展示
人気動物だったり希少種だったり 作りが丁寧なので剥製ながら見応えアリ -
オラウータンなど猿の仲間の剥製
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哺乳類コーナーはこんな感じに展示されています 他にもワニや亀といった爬虫類コーナーもあります
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ヒト化の頭蓋骨展示 人も哺乳類の一種で様々な進化過程を経てきたコトをお勉強
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海洋生物エリア
哺乳類に続いては海洋生物に関する展示コーナー -
頭上のクジラは実在した雌のホッキョククジラのレプリカ 全長13mの絶滅危惧種のクジラ 1997年に漁業用の網に掛かり大ダメージを受けたものの奇跡的に生き延びた為Phenixの呼び名が付けられました
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色々な種の海洋生物の中でも特徴的なモノを哺乳類コナーと同じく巨大なホールに展示
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色々な種の中でも特に大きい種や希少種など興味を引きやすい展示内容となっていました
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人間の起源エリアにてイースター島のモアイ像と思わぬ所で再開しました ボッチモアイでやっぱり悲壮感が漂っていました
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有料展示 蝶と植物園のパビリオン 入園料7.5ドルと貧乏旅行者には高い料金だったので未入場
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骨格エリア
ミイラから学ぶ解剖学… -
グアナファトのミイラ博物館を思い出しました 近代ミイラの方が迫力があるような気がします
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骨と言えば恐竜の化石 人気恐竜 トリケラトプスやT-レックスの化石をはじめ様々な生物の化石を展示
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T-レックスの歯 デカいね 歯もメッチャ固くて強そう
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トリケラトプス
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魚の骨から哺乳類、大型クジラの骨まで何でもござれでした
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作業中ラボの様子も見学できます
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鉱物・宝石コーナー
キラキラ光る宝石類が女子に人気のコーナー 鉱物展示はメチャクチャ種類が多く、面白いのですが数が多すぎて結局よく分からないという結果に -
そんな中で一番分かりやすいのが誰もが大好きなGOLD!! こんな金塊が庭に埋まってないかなー
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イチオシ
ラピスラズリ 紀元前の太古から人類に認知され、世界中で青色顔料・パワーストーンと珍重されている鉱物
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旅するコロンビア産エメラルドネックレス 400年以上かけてスミソニアンに落ち着いたらしい
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大勢の人だかりに囲まれる国立自然史博物館の目玉展示品と言えば・・・
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イチオシ
ホープダイヤモンド 原石の発見は9世紀頃までに遡り、1660年頃から所有記録が残されている巨大なダイヤモンド ネックレス部分の石でも一般人からしたら手が届かなそう・・・
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マリー・アントワネット(フランス革命前後)のイアリング
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ナポレオンネックレス(1811年製) 200年前から今とあまり変わらない宝石の装飾技術が確立していたことにビックリ
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コロンビア産エメラルドのネックレス 原石もデカい
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スリランカ産 36ヶのサファイヤ(合計195カラット)と435ヶのダイヤモンド(合計84カラット)のネックレス 展示されている装飾品の石がどれも大きすぎて本物じゃないみたいでした 逆にお金の持ちの人から見れば庶民が手にする宝石は小さすぎて本物じゃなく見える?
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最後は色鮮やかな鉱物たちでお終い
半日ずつ2つの博物館を見学しましたがどちらもボリュームたっぷりでまともに見学していたら1日1館でもたりないです
また是非リピートしてみたいと思いました
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