5歳娘を連れて年末年始マルタ+シチリア10日間16-入れてよかったノルマン王宮とパラティーナ礼拝堂

2020/01/02 - 2020/01/02

ヨーロッパの暖かい場所を探して決めた地中海の小国マルタ。ついでに近いしシチリアも行くことにしました。

マルタは正直小さい。のどかで治安もよさそう。
シチリアは一つの国の中にある島とは思えないくらい広い。治安が悪いイメージ満載でしたが、そんな感じはありませんでした。

欲張って二か国行ったため、マルタはゴゾ島には行けず、シチリアはパレルモ周辺のみになりましたが、どちらか一か国だと飽きたと思うのでこれでよかったと思います。

コロナ前、最後の海外旅行です。

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この日はパレルモ観光のハイライト、ノルマン王宮とパラティーナ礼拝堂へ。当初の予定ではパレルモに到着後すぐ訪れるはずだったのですが。路線バスがなかなか来なかった上にやっと到着するも閉館済という状況に・・。それでもここはどうしても外せないスポットのため、予定を変更して再度訪れることにしました。

エリア パレルモ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: 中国国際航空 マルタ航空 スイスインターナショナルエアラインズ ターキッシュ エアラインズ

本日も甘いパンだらけの朝食です。そしてこの日はシチリア名物カンノーロ（またはカンノーリ）がありました！

パイ生地にクリームが入ったものがカンノーロです。色んなタイプがあるようですが、ここのはココア生地に白いクリームが入っていました。甘すぎず美味しかった！

シチリアといえばレモンかなと思い、レモンティーにしてみました。

まずはお土産を買うためにホテルの北900mくらいのところにあるカルフールへ。

徒歩で行きましたが、段々住宅街っぽくなっていきました。

8：25　前日に違うカルフールに行った時は1/1で閉店していましたが、1/2はちゃんと開いていました。

コンビニのような間口でしたが、地下にあるのでそこそこの広さでした。

9：15　帰りは荷物も重いし、バスで帰ります。Liberta' - Quintino Sellaからバスに乗車。

Piazza Verdiで下車し、ホテルへ。

スーパーで買ったお菓子たち。

下にあるクッキーがラウンジで食べてとても美味しかったので、お土産用にいっぱい買いました。サクサクして甘ったるくなくておすすめです。色んな大きさのパッケージがありました。

Baciのルビーチョコレートもありました。ちょうどクリスマス商品が値引きされていたのでお買い得のものがたくさんありました。

10：10　ノルマン王宮へ行くためにバス停へ。先日と同じPignatelli Aragonaで104番バスを待つも今回も来ず。

そしてまたLatiniまで移動。

バス停の前にある八百屋さん。カラフルですね。

10：50　118番バスに乗車。
この日のバスは混んでいました。そして検札もきました。

車内購入の際、チケットは1.80ユーロでした。３枚欲しかったんですが、４枚きました(笑)

11：00　A. Amedeo - Colonna Rottaで下車。

再びポルタ・ヌォーバ（ヌォーバ門）をくぐって王宮へ。

ヌォーヴァ門 建造物

チケット売り場は長蛇の列でした。

この日は木曜日。やはりノルマン王宮はクローズと出ています。

チケットは数種類ありましたが、せっかくなので一番高い17ユーロのものを購入。と言っても行列の中、窓口にチケットの種類が載っていてもゆっくり選ぶ時間は無く、よく違いもわからないので一番高いやつにしました。

20分並んでチケットを購入できました。娘は無料。
チケットは二枚に分かれていました。

いざ入場です！

本来はパレルモ初日に行くはずで、この日はモンレアーレに行く予定だったんですけどね。

最初はマクエダの中庭。回廊のアーチが見事です！

次に特別展へ。まさにこの王宮の展示かな？
チケットの3.50ユーロはこの特別展の料金のようです。

アプリで翻訳したら聖マルチャーノ（？）の腕の聖骨箱と出ました。

ムカルナスというアラブ風の天井部分。

まさにこれから行くパラティーナ礼拝堂の展示でした。

一旦外に出て、

回廊部分の二階へ。この人が集まっているところがパラティーナ礼拝堂の入り口でした。

パラティーナ礼拝堂に入場。

パラティーナ礼拝堂 城・宮殿

玉座のキリスト。天井はムカルナスというアラブ様式の天井です。

聖人の生活を表したモザイク

前日にチェファルーで見たものと似ていますね。

ズームイン！

目一杯ズームインしてみると、モザイクタイルが見えました。一体何個使っているのやら。

チェファルーと比べるとやはり規模が違いますね。

ヴィザンチン様式とアラブ様式がミックスされていて、まさに私好み。

一面キンキラキンです。

天井ドーム部分のアップ。

次の部屋へ。

気になって撮影した絵。誰の絵なのかわかりません。

アラブっぽいモザイクもあります。

アップ。

中庭の回廊に面したパラティーナ礼拝堂の入口の外壁です。これまた見事なまでのモザイクタイルの共演。

ヘラクレスの間

現在はシチリア州議会場になっています。本来木曜日は議会開催日なのでここには入れないはずなのですが、新年始まってすぐですし、議会はまだお休みだからか入れたのかもしれません。

ノルマン王宮 城・宮殿

もう一つやっていた特別展は日本人女性“おたま”についてでした。全く知らない人だったので調べてみたところ、清原玉（またの名をエレオノーラ・ラグーザ）という日本初の女性西洋画家でした。夫の故郷であるパレルモに長らく住んでいたんだとか。

宮殿内部につくられた和の空間。ゴテゴテ感はなく、どことなくスタイリッシュ。

着物が展示されていました。

洋風の内装とミスマッチですが(笑)

落ちついたグリーンの壁が印象的なお部屋。

こんな感じで部屋の真ん中に特別展の展示がありますが。

中国っぽいお部屋も。ヨーロッパの宮殿ってこのように中国をイメージした部屋があるところって多いと思います。部屋全部じゃなくても陶磁器が置いてある部屋があったりも。

ルッジェーロ王の間

天井

ここは宗教的なモチーフではなく、動物や植物などがモチーフになっています。狩りをしている人間も見えますね。

木製の天井と書かれた説明板がありましたが、この剥げた感のある壁のほうが気になります。

よく見ると顔がいっぱいです。

ピサンタワーと書かれていました。

最後に印象的だった小さな絵。誰の作品なのかはわかりません。

12：45　外へ。

予定外にノルマン王宮の見学できて本当にラッキーでした。次は前日に入れなかったエレミティ教会へ行きます。