旭川空港～新千歳空港　今のダイヤで向かってみたら　その４　室蘭本線を進む

2021/02/20 - 2021/02/20

2021（Ｒ3）年1月早々、
「道内の空港運営会社とＪＲ北海道の間で、新千歳空港駅と旭川駅を結ぶ直通列車の構想が浮上」と報道されたのにヒントを得て？、現在のダイヤで旭川空港から新千歳空港に向かってみたら、どんな感じになるのか、というのをやってみました。
（2021（Ｒ３）年3月13日からダイヤ改訂が実施されておりますが、その前なので、あくまでも当時のダイヤとなります）

さらに室蘭本線を進み、追分駅から新千歳空港に向けて乗り換える、かな？

ということで。

エリア 追分・穂別・長沼(北海道)

• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヘリコプターが電線の間から見えたりしたところから。

旅の趣旨とは直接関係ないのですが、技術的に下手で、こういう画像がなかなか撮れないもので。

古山駅。
ふるさん、と読みます。

由仁駅に引き続き、行政区画上は由仁町内となっております。

古山駅 駅

先ほどのヘリコプター、電線のないところで撮れたので。

古山駅前。
バス停もあります。
ここまで来ると、道路には雪がほぼないですね。
岩見沢市内周辺だけ局地的に雪が多いのか。

国道234号線は、岩見沢～苫小牧の間を結んでおり、室蘭本線と併走することになりますが、常に線路のすぐそばを走っている感じではなさそう。

と思ったら、古山駅の次の三川駅まで来ると、こんな感じ。
除雪がとても行き届いていただけなのか。

たぶん、前の古山駅と同じ造りの建物。

三川駅 (北海道) 駅

貨物列車が入る側線の跡か、保線用の機械が入る線路があるようです。
前の古山駅はすぐ前が国道でしたが、この駅はちょっと国道と離れている分、駅前が広くなっているようです。
車内から見ていると、このぐらいかな。

三川駅まで行政区画上は由仁町。
三川駅を出ると、行政区画上、追分町、ではなくて、安平（あびら）町内に入ります。
三川駅からは、室蘭本線は複線となり、苫小牧・東室蘭を経て、東室蘭駅の4つ先、稀府（まれっぷ）駅まで続きます。（加えて、東室蘭から室蘭に至る「支線」も、複線）

併走する線路が増えてきました。
道東方面とを結ぶ石勝線と合流しています。

追分駅に到着。

こう見ると、なかなかの大きな駅。

拠点駅、という感じもしますが、
実は、札幌～釧路間の特急・おおぞらは、一部を除いて通過していたりしています。
（札幌～帯広間の特急・とかちは、全便が停車します。）

追分駅 駅

ちょっと上の方で書きかけましたが、以前は追分町という町にあったのですが、
現在は合併により、安平町となっています。

さて、

いよいよ、追分駅を発車。

最初は、室蘭本線と石勝線が併走しています。
室蘭本線は複線ですが、石勝線は特急が１日10往復以上走る、道内におけるバリバリの幹線といっていい路線でありながら、単線となっています。

線路が分かれていきます。
一本、高いところへ。

高架になって分かれていったのは、石勝線です。

実は、追分駅から新千歳空港駅への最短ルートは、石勝線の列車に乗り、南千歳駅経由で向かうものなのですが、この時点では、追分駅で、次の列車まで1時間ほど待たなければならないことになっていました。
この場合、岩見沢から乗ってきた列車でそのまま千歳線・札幌方面の列車と乗り換えができるところまで行き、千歳線に乗り換えると、追分駅で1時間待つより早く南千歳駅・新千歳空港駅に到着できるため、

追分駅で乗り換えず、そのまま室蘭本線を進んでいるのでした。

上で書いたとおりの事情で、
ここからは、距離だけは遠回りになってしまいますが。

ふと、列車の最後尾のデッキで窓越しにのぞき込んでしまうと（決して決して、中に立ち入ったりはしておりません）、最高速度95ｋｍのはずの車両なのですが。ほぼフルスピード。

車両の後ろ側から。
確かに、ずっと複線。

安平町の安平駅ですが、町の中心市街地はこの駅の周囲にあるわけではないようです。

古山駅とか三川駅とか、上の方で通った駅と同じような造り。
標準デザイン、という感じでもないように思いますが。

安平駅 駅

今度は、駅の建物のデザインも変わっております。
ちなみに、現在の安平町の役場は、この駅が最寄り。

早来駅 駅

はやきた駅です。

現在の安平町の街の中心は、安平駅周辺というよりは、この早来駅周辺と追分駅周辺、ということになるようです。

遠浅駅。
もう、次は沼ノ端駅。千歳線と合流します。

遠浅駅 駅

改めまして、遠浅駅の建物。
駅の建物内の待合室は結構広そうですが。


ということで、
時間の都合で、最短距離をとらずに遠回りしています。
もう、旭川空港を出て4時間ほど経っていますが、
あと少しで新千歳空港駅にゴールします。

その様子は、また別の旅行記で。