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<千代田堰堤→三国峠>池田町にある千代田堰堤です。産卵のため遡上するサケを見ることが出来ます。シーズンとしては終盤ですが、近くに寄っていくと水面をはねるサケを見ることが出来ました。途中、斜里で見たような「天空の道」を通り、層雲峡を目指す途中、三国峠で休憩します。北海道の国道では一番標高の高い峠(1139m)で、原生林の樹海の谷上に架かる巨大な橋を進むのは圧巻でした。<br /><タウシュベツ川橋梁>国鉄士幌線は1939年に開通しましたが、水力発電用の人造湖である糠平ダムが築かれた際、路線付け替えに伴い、鉄道が走っていたコンクリート製アーチ橋は湖底に沈みます。水量の少ない時期のみ今でも見ることが出来ます。例年10月は姿を見せないのですが今年は渇水で見ることが出来ました。80年前の橋脚は北海道遺産に登録されていますが、立地の場所が場所だけに保存対象から外れており、やがては朽ちていくものとされています。線路を付け替えた国鉄士幌線の十勝三股~糠平は1978年にバス代行となり、廃止されました。十勝三股駅と幌加駅跡を訪れました。1954年の洞爺丸台風による大量の流木の発生で木材業者が進出し、人口は1200人となりましたが、現在は2家族だけが住んでおり、うち1軒がログハウスでカフェを営業されていました。

十勝日高レンタカー1000kmの旅(2)士幌線・タウシュベツ川橋梁・糠平湖・層雲峡を訪ねて

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2020/10/22 - 2020/10/25

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PROGRES

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この旅行記のスケジュール

2020/10/22

2020/10/24

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<千代田堰堤→三国峠>池田町にある千代田堰堤です。産卵のため遡上するサケを見ることが出来ます。シーズンとしては終盤ですが、近くに寄っていくと水面をはねるサケを見ることが出来ました。途中、斜里で見たような「天空の道」を通り、層雲峡を目指す途中、三国峠で休憩します。北海道の国道では一番標高の高い峠(1139m)で、原生林の樹海の谷上に架かる巨大な橋を進むのは圧巻でした。
<タウシュベツ川橋梁>国鉄士幌線は1939年に開通しましたが、水力発電用の人造湖である糠平ダムが築かれた際、路線付け替えに伴い、鉄道が走っていたコンクリート製アーチ橋は湖底に沈みます。水量の少ない時期のみ今でも見ることが出来ます。例年10月は姿を見せないのですが今年は渇水で見ることが出来ました。80年前の橋脚は北海道遺産に登録されていますが、立地の場所が場所だけに保存対象から外れており、やがては朽ちていくものとされています。線路を付け替えた国鉄士幌線の十勝三股~糠平は1978年にバス代行となり、廃止されました。十勝三股駅と幌加駅跡を訪れました。1954年の洞爺丸台風による大量の流木の発生で木材業者が進出し、人口は1200人となりましたが、現在は2家族だけが住んでおり、うち1軒がログハウスでカフェを営業されていました。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
同行者
一人旅
交通手段
レンタカー JALグループ

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  • 池田町にある千代田堰堤です。

    池田町にある千代田堰堤です。

    千代田堰堤 名所・史跡

  • 産卵のため遡上するサケを見ることが出来ます。シーズンとしては終盤ですが、近くに寄っていくと水面をはねるサケを見ることが出来ました。

    産卵のため遡上するサケを見ることが出来ます。シーズンとしては終盤ですが、近くに寄っていくと水面をはねるサケを見ることが出来ました。

  • 途中、斜里で見たような「天空の道」を通り、

    途中、斜里で見たような「天空の道」を通り、

  • 層雲峡を目指す途中、三国峠で休憩します。

    層雲峡を目指す途中、三国峠で休憩します。

    三国峠 名所・史跡

  • 北海道の国道では一番標高の高い峠(1139m)で、原生林の樹海の谷上に架かる巨大な橋を進むのは圧巻でした。

    北海道の国道では一番標高の高い峠(1139m)で、原生林の樹海の谷上に架かる巨大な橋を進むのは圧巻でした。

  • 帯広と旭川を結ぶ国道を北上します。

    帯広と旭川を結ぶ国道を北上します。

  • 層雲峡に着きました。

    層雲峡に着きました。

    層雲峡ビジターセンター 美術館・博物館

  • ロープウェーで大雪山黒岳五合目(標高1300m)まで上がります。日本最北のロープウェーです。

    ロープウェーで大雪山黒岳五合目(標高1300m)まで上がります。日本最北のロープウェーです。

    大雪山層雲峡ロープウェイ 乗り物

  • 五合目からは大雪山の秀峰や、

    五合目からは大雪山の秀峰や、

  • 原生林の鮮やかな紅葉が見られました。

    原生林の鮮やかな紅葉が見られました。

  • 層雲峡の数ある滝の中でも落差のある、銀河の滝、流星の滝を見た後は大函へ。

    層雲峡の数ある滝の中でも落差のある、銀河の滝、流星の滝を見た後は大函へ。

    銀河の滝 自然・景勝地

  • 大函は柱状節理の岩壁が屏風のように並び、層雲峡でも最も美しい渓谷美とされています。

    大函は柱状節理の岩壁が屏風のように並び、層雲峡でも最も美しい渓谷美とされています。

    大函 自然・景勝地

  • 宿泊する糠平温泉に着きました。糠平では1987年に廃止になった国鉄士幌線の記念館があり、訪問してきました。

    宿泊する糠平温泉に着きました。糠平では1987年に廃止になった国鉄士幌線の記念館があり、訪問してきました。

  • <タウシュベツ川橋梁>国鉄士幌線は1939年に開通しましたが、水力発電用の人造湖である糠平ダムが築かれた際、路線付け替えに伴い、鉄道が走っていたコンクリート製アーチ橋は湖底に沈みます。水量の少ない時期のみ今でも見ることが出来ます。例年10月は姿を見せないのですが今年は渇水で見ることが出来ました。80年前の橋脚は北海道遺産に登録されていますが、立地の場所が場所だけに保存対象から外れており、やがては朽ちていくものとされています。

    <タウシュベツ川橋梁>国鉄士幌線は1939年に開通しましたが、水力発電用の人造湖である糠平ダムが築かれた際、路線付け替えに伴い、鉄道が走っていたコンクリート製アーチ橋は湖底に沈みます。水量の少ない時期のみ今でも見ることが出来ます。例年10月は姿を見せないのですが今年は渇水で見ることが出来ました。80年前の橋脚は北海道遺産に登録されていますが、立地の場所が場所だけに保存対象から外れており、やがては朽ちていくものとされています。

    タウシュベツ展望台 自然・景勝地

  • 水力発電用の人造湖である糠平ダム

    水力発電用の人造湖である糠平ダム

  • 線路を付け替えた国鉄士幌線の十勝三股~糠平は1978年にバス代行となり、廃止されました。十勝三股駅と幌加駅跡を訪れました。1954年の洞爺丸台風による大量の流木の発生で木材業者が進出し、人口は1200人となりましたが、現在は2家族だけが住んでおり、

    線路を付け替えた国鉄士幌線の十勝三股~糠平は1978年にバス代行となり、廃止されました。十勝三股駅と幌加駅跡を訪れました。1954年の洞爺丸台風による大量の流木の発生で木材業者が進出し、人口は1200人となりましたが、現在は2家族だけが住んでおり、

    旧幌加駅跡 名所・史跡

  • うち1軒が十勝三股駅跡にて、写真左のログハウスでカフェを営業されていました。

    うち1軒が十勝三股駅跡にて、写真左のログハウスでカフェを営業されていました。

    十勝三股 名所・史跡

  • <国鉄士幌線廃線跡>士幌線はタウシュベツ橋梁はじめ、34の橋梁が北海道近代産業化遺産に指定されています。遺構が多いことから士幌線の廃線跡めぐりは鉄道ファンより、一般の方が多く参加しているのが特徴です。写真は1916年竣工の第三音更川橋梁(登録有形文化財)です。鉄筋コンクリートアーチ橋としては、道内一の大きさを誇る71mの美しい橋です。崩壊の可能性があり、上士幌町のふるさと納税で保存費用が集められました。

    <国鉄士幌線廃線跡>士幌線はタウシュベツ橋梁はじめ、34の橋梁が北海道近代産業化遺産に指定されています。遺構が多いことから士幌線の廃線跡めぐりは鉄道ファンより、一般の方が多く参加しているのが特徴です。写真は1916年竣工の第三音更川橋梁(登録有形文化財)です。鉄筋コンクリートアーチ橋としては、道内一の大きさを誇る71mの美しい橋です。崩壊の可能性があり、上士幌町のふるさと納税で保存費用が集められました。

    第三音更川橋梁 名所・史跡

  • 糠平川橋梁(有形文化財)、こちらはダム建設の付け替えで出来た橋で1955年に竣工しました。右上は橋長40mのアーチ橋である三の沢橋梁(有形文化財)。糠平湖畔から見上げました。

    糠平川橋梁(有形文化財)、こちらはダム建設の付け替えで出来た橋で1955年に竣工しました。右上は橋長40mのアーチ橋である三の沢橋梁(有形文化財)。糠平湖畔から見上げました。

    糠平川橋梁 名所・史跡

  • 橋長40mのアーチ橋である三の沢橋梁(有形文化財)。糠平湖畔から見上げました。

    橋長40mのアーチ橋である三の沢橋梁(有形文化財)。糠平湖畔から見上げました。

  • 1937年竣工の第五音更川橋梁(有形文化財・橋長109m)です。

    1937年竣工の第五音更川橋梁(有形文化財・橋長109m)です。

  • レールの跡です。この区間42年前までは白樺の中ディーゼルカーが走っていました。

    レールの跡です。この区間42年前までは白樺の中ディーゼルカーが走っていました。

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