「千葉公園」歴史散策 …公園周辺編

2021/02/20 - 2021/02/20

なんとも春らしい陽気だったので、週イチで習慣にしているウェイトトレーニングの後、自転車でツィ～っと(＾＾)
以前から写真を撮りながら散策してみたかった千葉公園へ。 写真を整理しながらイロイロ調べるのが楽しい♪♪

（「千葉公園」散策の前後に見て回った場所の記録）

エリア 千葉市(千葉)

千葉公園に向かう途中にある「千葉医療センター」
かつてこの場所には「千葉陸軍病院」があった

千葉陸軍病院は、明治41年4月1日、鉄道聯隊（後の鉄道第一聯隊）兵営の北東側に「千葉衛戍病院｣として設立された
その後、昭和11年10月1日に「千葉陸軍病院｣と改称された
戦後、国立千葉病院となり、現在に至る

当時の面影として残っているのはこの門柱のみ…

で、その病院のすぐそばにある「Vanille（バニーユ）」♪♪
季節のケーキが洒落てて美味しいんだよな～
そろそろ「桜」のケーキが数種類並ぶ時期…久しぶりに買いに行こうかな(＾＾)

バニーユお菓子工房 グルメ・レストラン

さらに「Vanille（バニーユ）」のそばにある現在の「椿森公園」付近には「千葉聯隊区司令部」があった（昭和6年に佐倉から移転）

椿森公園内の少しだけ高くなった築山部分に「将校集会所」があった

椿森公園から少し離れた場所に「鉄道大隊記念碑」が立っている

明治36年建立

裏面はかなり薄ぼやけていたけど、「北清事変ニ於ケル鐵道圖」という文字と縦横に走る路線図が見て取れた

「記念碑」の篆書

のちの元帥陸軍大将・初代陸軍大臣の「大山巌」による篆額

記念碑の傍らにあった小さな標柱
「鉄道隊駐屯の跡」

かつて聯隊の営庭の片隅に置かれていたという「大日如来」の小祠

千葉公園を後にして、「千葉縣護國神社」にお参り

千葉縣護國神社 寺・神社・教会

一の鳥居

護国神社へのお参りは一年ぶりカナ

特攻勇士の像

光背は零式艦上戦闘機の翼と日の丸をデザインしたもの

もともと「千葉縣招魂社」として1878（明治11）年に千葉県庁公園に創建され、1939（昭和14）年に「千葉縣護國神社」と改称した
1943（昭和18）年に亥鼻山に遷座されたが、1945（昭和20）年の「七夕空襲」で社殿が焼失した
戦後、「頌徳神社」に改称されていたが、主権回復後の1952（昭和27）年に千葉縣護國神社に復称
1967（昭和42）年に亥鼻山から現在地に遷座した

千葉縣護國神社 寺・神社・教会

神門

石灯籠の横にある石碑には菊の御紋が・・・

昭和天皇・香淳皇后両陛下、明仁親王・美智子妃両殿下が親拝・参拝された際の石碑

大社造の厳かな拝殿

近々ご遷座するらしい(゜゜)
（具体的にいつなのかは分からなかった）

シベリア抑留死没者千葉県慰霊碑

彫刻は吉野毅のブロンズ像
「大地」と題されていた

愛馬慰霊碑

千葉県出身陸軍少年飛行兵慰霊之碑「平和の翼」

～「由来」より～
戦火絶えて二十七年。いま、私達の胸に去来するものは、大空に憧れ、大空に生き、そして大空に散っていった君達のあの林檎のような頬っぺと澄みきった眼差しだ。『今日の平和な日本の繁栄は、君達の尊い死によって築かれたものなのだ。』以下略

日中戦士鎮魂碑
（楓4256部隊（歩兵212聯隊）鎮魂碑）

昭和14年、佐倉51聯隊に於いて第32師団管下の部隊として編成
日中国交正常化を機に永久不戦を誓い両国犠牲者「日中戦士鎮魂碑」を昭和52年4月建立

日中関係がギクシャクしている今こそ歴史を顧みたい

忠霊塔の手前（向かって右手）にあった謎の小祠
けっこう頑張ったけど文字も図柄も発見できず…(>_<)

忠霊塔

忠霊塔 (千葉県) 名所・史跡

忠霊塔の左側、「千葉陸軍合同碑」
銘は近衛師団長陸軍中将香月清司謹書

同じく右側、「海軍の碑」
銘は分からず(-_-)

かつての「千葉陸軍墓地」
戦時中に忠霊塔の建設が始まっていたが、工事途中で終戦(-_-)
戦後の事が再開され 1958（昭和29）年に建立
日清戦争以降の戦没者を追悼するとともに恒久平和を祈念して千葉県が建設・管理
でも、千葉公園そのものは千葉市管理…う～ん、「縦割り」だなぁ(＾＾；；

護国神社の御朱印
「丸に桜」の紋が清々しい

で、帰りは昨年も「ラーメン百名店EAST」に選出された「濃麺 海月」へ♪♪

濃麺 海月 グルメ・レストラン

「鷄濃麺 塩」
ウマ～(＾皿＾)