「千葉公園」歴史散策

2021/02/20 - 2021/02/20

なんとも春らしい陽気だったので、週イチで習慣にしているウェイトトレーニングの後、自転車でツィ～っと(＾＾)
以前から写真を撮りながら散策してみたかった千葉公園へ。 写真を整理しながらイロイロ調べるのが楽しい♪♪

エリア 千葉市(千葉)

千葉公園に到着！
まずは公園脇（南門の横）に鎮座する「厳島神社」へ…

「厳島神社」の社号票と「辯財天」の標柱

厳島神社 (千葉市) 寺・神社・教会

木の千本鳥居

現世と聖域を隔てている（ような感じがする）

水口の龍からベロ（舌）が出てる！？(゜゜)

狛犬の口には朱が塗られていてちょっと可愛くなってた(＾＾)

御祭神は市杵島姫命（宗像三女神の一柱）
市杵島姫命は本地垂迹で辯財天（弁天様）とされている

弁天様の窟屋かな？

境内からの眺め
やっぱり鳥居のこっちと向こうでは異世界みたい

お参りも済ませたので、千葉公園へGO！

かつて千葉公園周辺は陸軍鉄道第一連隊の演習所だった
園内には現在もその遺構が残っており、今日はその取材ポタリング（サイクリング）

千葉公園 公園・植物園

公園の門を入ってすぐのところにあった長谷川昴の彫刻（「朝」）

長谷川昴といっても当たり前だが『ロウきゅーぶ！』とは何も関係ない(＾＾；；

綿打池

江戸時代には作草部村と寒川村との境界だったらしい
池の名前は、綿打を生業としていた太郎兵衛にちなむ…らしい(＾＾；；

綿打池 名所・史跡

ウィンチ台の跡
どんな物がどんな風に設置されていたんだろう？？
この遺構からはちょっと想像がつかないなぁ…

公園に隣接している千葉都市モノレール「千葉公園駅」

千葉公園駅 駅

その「千葉公園駅」のすぐそばにある公園緑地事務所

演習用トンネルの写真を撮らせてもらうためにお願いしに寄った

トンネル工事演習に使用したコンクリート製のドーム

川﨑車輛（川崎重工業）の蒸気機関車「NUS-5」

戦後の車輛なので戦争とは関係ない(＾＾；；

カワイイ顔つきだけど、ちょっと好みじゃない(＾＾；；

ん？縄文土器？？
近寄ってみると・・・

やっぱり縄文土器！（のモニュメント）

加曽利貝塚から出土した縄文土器をモチーフにしたモニュメント「過去と未来をつなぐタイムトンネル」だって(゜゜)

1990（平成2）年の「国際花と緑の博覧会」に出展されたものが移設された

これも鉄道連隊関連の遺構「架橋演習用橋脚」
橋脚が破壊された場合の復元訓練を行っていたらしい

クライミングウォールとかに再利用したらどうだろう？？…って、怒られるか(＾＾；；

古代蓮の資料館「蓮華亭」

蓮華亭 名所・史跡

入口付近にいた「ちはなちゃん」

ちはなちゃんは、蓮華亭の前にあるハス池に住んでいる大賀ハスの妖精♪♪

中は資料館というにはあまりに殺風景な展示だった
大体、古代ハスを蘇らせた功績者の大賀一郎先生の写真が扇風機で隠れちゃってるって…いいのか！？(T_T)

ハスの咲く時期にまた来ようかな(＾＾)
ちなみに大賀ハスは千葉県の天然記念物になっている（千葉市の花でもある）

荒木山の標柱（石柱）

荒木山は軍歌「工兵」の歌詞にも歌われている（７番）

興安嶺の朝ぼらけ
鉄路確保の先駆に
轟き降る放車をば
其の身と共に葬りし
燦たり名誉竹帛に
其の名輝く荒木山

元々は、連隊ラッパ手の訓練が行われた場所で「喇叭山」と呼ばれていたが、満州事変の折り、大興安嶺で戦死した荒木克業大尉を悼んだ鉄道第一連隊の兵たちによって銅像が建立され、「荒木山」と呼ばれるようになった
荒木大尉の銅像は太平洋戦争末期の物資窮乏の折りに供出されてしまったとのこと
英雄軍神の銅像まで溶かさなきゃ継続できない戦争なんて勝てるワケないわなぁ…

この後、千葉公園から程近い「千葉縣護国神社」へ =3=3