2021/03/06 - 2021/03/06
32位(同エリア596件中)
かつのすけさん
- かつのすけさんTOP
- 旅行記488冊
- クチコミ1112件
- Q&A回答4件
- 924,446アクセス
- フォロワー146人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
翌週にある資格の試験があるので、湯島天神に合格祈願に行ってきました!
上野から湯島天神へ行き、麟祥院、東大を通って水道橋まで歩きます
【表紙の写真】湯島天神
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
PR
-
11時頃に上野駅に到着しました
JR山手線 乗り物
-
広小路口に出ます
南側の御徒町寄りの出口です上野駅 駅
-
あゝ上野駅
「あゝ上野駅」歌碑 名所・史跡
-
上野公園の麓に建つのは『川柳の原点 誹風柳多留発祥の地』
「羽のあるいいわけほどはあひる飛ぶ」というアヒルを詠んだ川柳に因んでいるんだとか -
上野公園の入口では早咲きの桜が満開です!!
皆さんスマホで撮影☆彡上野恩賜公園 公園・植物園
-
そこから路地を通って不忍池へはすぐ
不忍池 自然・景勝地
-
畔には朝倉文夫作「生誕」(1946年)
新生日本で立ち上がる若人を釈迦誕生のポーズに重ねた作品です -
懐かしい丸ポスト
東京都内にもまだこんなのあるんだぁ~台東区立下町風俗資料館 美術館・博物館
-
不忍池の畔には3羽の鳩が仲良く並んでます
-
男坂を上って湯島天神へとお詣りに
正しくは「天神石坂」といい、38段の石段坂
湯島神社参拝のための坂だったが、後に本郷から上野広小路に抜ける通り道となったそう湯島天満宮 寺・神社・教会
-
男坂の手前にあったのが湯島聖天 心城院
湯島聖天 心城院 寺・神社・教会
-
狭い境内ではありますが、弁財天 放生池があります
長井実盛(後の斉藤別当実盛)庭前の池だったそうで、昔は太鼓橋がかかるほど(一応今もかかってますが)大きな池だったそう
病気平癒などの祈願で縁起の良い亀を放して「亀の子寺」として親しまれていたのだとか -
男坂を登っってすぐのところに建つのが『講談高座発祥の地』碑
講談は江戸時代半ばころまで街角の辻講釈など聴衆と同じ目線の高さで演じられていましたが、湯島天神境内で活動していた講談師の伊東燕晋が文化4(1807)年に徳川家康の偉業を語る際に高さ三尺の高座を設けたことが高座の始まりとされます講談高座発祥の地碑 名所・史跡
-
それではお詣り
「試験合格しますように!」湯島天満宮 寺・神社・教会
-
社殿の周りを一周してみます
どういうコラボかわかりませんが、東京メトロ車両の行先は「湯島天神梅まつり」
日比谷線を中心に向かって左が千代田線、右が銀座線 -
社殿の裏には2つの境内社
笹塚稲荷と戸隠神社があります -
梅園の中央に建つ大きな石碑は『菅公一千年祭碑』
菅公とはもちろん菅原道真公
いかにも天神様の境内らしい石碑ですね -
お隣には『奇縁氷人石』と『菅公遺戒碑』
奇縁氷人石の右側には「たつぬるかた(尋ぬる方)」、左側には「をしふるかた(教ふる方)」と記されていて、迷子探しのための石碑なのだそう
「菅公遺戒碑」は公家の留意すべきことを記した石碑だそう湯島天満宮 寺・神社・教会
-
撫で牛
コロナ禍だからか近くに行けないように囲われています -
御大典(天皇陛下の即位の礼と大嘗祭)を記念して寺島又吉氏、奥村ぬい氏より鍛冶橋の欄干を軸に作り奉納されたものを復元した日時計
-
『小唄顕彰碑』
小唄の功労者を顕彰した碑だそうです -
泉鏡花の筆塚は昭和17年に里見惇・久保田万太郎・岩田藤七らによって建てられました
代表作の『婦系図』はここ湯島を舞台とした長編小説です湯島天満宮 寺・神社・教会
-
さて、湯島天神(天神様)と言えば「梅」です
この日も境内には梅が咲いておりました -
満開です!
-
というのは嘘です!
もう3月に入り、だいぶ梅の花は落ちてしまって(おぉ、学問の神様で受験生が沢山お詣りに来ているのに「〇ちる」などという言葉を発してはいけなかった・・・!)、ほぼ梅の木はこんな状態となっていました -
女坂を下り、春日通りへ
湯島天満宮 寺・神社・教会
-
夫婦坂からも境内へと行くことができます
-
湯島天神から春日通りを歩くこと10分弱
現れたのは江戸城大奥の支配者で有名な春日局さん
大奥の支配者なんて悪いイメージが大きいですが、本当は結構良い方なんですよ(と思います) -
麟祥院は徳川家光の乳母・春日局の菩提寺
寛永元年に春日局の隠棲所として創建されました麟祥院 寺・神社・教会
-
麟祥院の墓地の中に建つのが『東洋大学発祥の地』の碑
墓碑ではないですよ!
1887年にこの地に井上円了が哲学館を創設したのが東洋大学のはじまり東洋大学発祥の地 名所・史跡
-
墓域にはこのように春の訪れを伝えるかのように・・・
-
この麟祥院は春日局の菩提寺ということで、春日局のお墓もこちらにあり、春日局のお墓の周辺の配置はこのようになっております
春日局と御縁が深い堀田家(生家は稲葉家)のお墓なども周囲にありますが、かつのすけの13代前のご先祖様も稲葉正成の娘(春日局の前に嫁いだ稲葉重通の娘との子)と堀田家のご当主なので、この時期は稲葉家と堀田家は非常に近しい関係だったようです
ということで、かつのすけも非常に御縁を感じます -
こちらのお墓が「佐倉藩 堀田家」
堀田正俊正室(稲葉正則の娘) 戒名は栄昌院華陰宗融尼大姉
夫のお墓は佐倉の甚大寺にあります
春日局の曾孫(春日局と夫である稲葉正勝の子稲葉正勝の次男正則の娘)にあたる方 -
すぐ近くにある稲葉家分家(館山藩)のお墓
-
淀藩稲葉家(春日局の生家)のお墓
2代目藩主の稲葉正任が眠る -
そして、こちら正面にあるのが春日局様のお墓です
「死して後も天下の政道を見守り之を直していかれるよう黄泉から見通せる墓を作って欲しい」というお局様の遺言によりお墓には穴が開いています
敢えて「様」を付けたのは、かつのすけの十数代前のご先祖様がお力を貸していただいてお世話になった方だからです
かつのすけにもお力を貸してお助けくださいませ!春日局の墓 名所・史跡
-
そのお隣に正巌院(稲葉正則の正室で毛利秀元の娘・万菊)のお墓
戒名は正巌院天室知鏡大姉 -
龍岡門から東大へ
コロナのために入構をしてはいけなかったみたいで、出るときに正門では入構する学生さんの学生証などを厳しくチェックしていたのに、ここではノーチェックだったので(バスで入構もできてしまうので厳しいチェックはあまり意味がないようにも思いますが)、気づかずに中へ進んでしまいました
どうりで人少なかった~! -
工学部の建物は4階建ての旧建物を跨いで、上に建物を造るという斬新な造り
東京大学 名所・史跡
-
東大のシンボルです
安田講堂です
この下に中央食堂があり、お昼ご飯を食べようかと思って東大に来てみましたが、この日はお休みでした(構内を歩いている人も少ないので、営業していても赤字は免れないので致仕方なしですが)東京大学 名所・史跡
-
諦めて正門へ
-
正門から入構する人は厳しいチェックを受けていました
-
歩いていて偶々見つけた『石川啄木ゆかりの蓋平館別荘跡』
啄木は明治41年に北海道の放浪から創作生活に入るために上京し赤心館に下宿したが、売り込みに失敗し下宿代が滞ったため、友人の金田一京助の助けを得てここにあった蓋平館別荘に移ったそう -
そのそばの新坂
先ほどの石川啄木の他、高等下宿が多く二葉亭四迷、尾崎紅葉、徳田秋声などの文人が近くに多く住んでいたため「文人の逍遥の道」でもあったと思われる坂道なのです -
源覚寺
通称は『こんにゃくえんま』です
宝暦のころ眼病を患った老婆が閻魔大王に21日間の祈願を行い、夢の中に大王が現れ「願掛けの満願成就の暁に私の両目の内ひとつを貴方に差し上げよう」と言われたそうで、満願の日に老婆の目は治り、以来大王の右目は盲目となって、老婆は感謝のしるしとして好物のこんにゃくを断ち供えつづけたのが「こんにゃくえんま」と言われる由縁だそうで源覚寺(こんにゃくえんま) 寺・神社・教会
-
境内にあるの第二次世界大戦でサイパンなど南洋群島で犠牲になった人たちを追悼する菩薩像は『南洋群島物故者慰霊像』
-
地蔵尊の自身治したい部分に相応する箇所に塩につけるとご利益があるという『塩地蔵尊』
ぱっと見雪のように見えますが、お地蔵様は塩漬けにされています(塩はカチカチに固まっていました) -
御本堂のえんま様にはこんにゃくがお供えされています
-
水道橋方面へ
正面には東京ドーム東京ドーム 名所・史跡
-
水道橋駅に到着して
水道橋駅 駅
-
JRで移動
JR総武本線 乗り物
-
用事があって池袋に来ました
池袋駅 駅
-
東大の中央食堂で食べられなかったので、ここで遅めの昼食
時間がなかったので、駅ナカのいろり庵きらくさんでいただきました
JRが最近急速に店舗を増やしてる立食そばのお店です
以前はキャンプエクスプレスがありましたが、こちらのお店に変わってしまいました -
本日はかき揚げそばをいただきました
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
54