2016/10/08 - 2016/10/10
1009位(同エリア1516件中)
マギーさん
体育の日3連休の奄美旅。初日は奄美空港に昼過ぎに降り立ち、レンタカーでひたすら山道を走りまくって、島の南西端にある瀬戸内町西古見集落へ。素朴なサンゴの石垣と少し愁いを帯びたような青い海を眺め、そのままリアス式海岸沿いを逆に南東端に向け、これまたひたすら山道を走り抜けて17時過ぎにホテルザ・シーンへ。夕食までの間に、ゆったり夕暮れから日没までを見届け、合間に天然温泉の露天風呂に入り込み、夕食はニンニクと唐辛子を使わない自然派イタリアンとやら。1日天気に恵まれて何よりでした。
2日目は今回の旅のメインである与路島(よろじま)行き。奄美大島南のターミナル・古仁屋港から「フェリーせとなみ」に揺られ、2006年7月以来10年ぶりに再訪してきました。前回の初訪問時は「公共交通機関で行ける沖縄奄美の島を全部行く」という目的の1回目の〆だったのですが、「行かなきゃならないから仕方なく来島」みたいな、いわゆる本末転倒な状態でかなりしんどく、1時間ちょいの滞在後海上タクシーで離島しちゃいました。
天気予報で局地的大雨が心配されたなか、与路島はたまにパラパラと降られた程度でしたが、道中の大島海峡は往復とも高波でかなり揺れました。ただ、前回初訪問時とは違って気持ちも楽にいられて、滞在3時間ほどではありましたが、前回もやった往復4kmの峠越えからの島北側・高原海岸散策に加え、前回ほとんど目を向けなかった港周辺の、サンゴの石垣が連なる集落内をじっくり巡ってきました。
奄美大島に戻ったら、名瀬までレンタカーをかっ飛ばして乗り捨て、投宿からの晩御飯は屋仁川通りの居酒屋脇田丸へ。黒糖焼酎2杯に魚の刺身・唐揚げをいただき、脇田丸丼でガッツリしめてきました。
最終日、午前中は金作原原生林散策ツアーに初参加しました。名前は知っていましたが、レンタカーでは入りづらい場所とあり、はたまた離島に行くのを優先したりして、奄美大島に行き始めて十数年経ちますが、今回やっと訪問実現となりました。
ツアーガイドさんの詳しい説明もあり、1人では見落としてしまうような発見もたくさん。曇天の不安定な空模様で、それでも雨が降ったほうがモヤがかかり幻想的で素敵と、かねてから聞いてはいましたが、逆に晴れ間が出て「あら、晴れちゃいましたね」と、ガイドさんが驚いていました。
午後はバスで奄美空港方面へ移動。飛行機の時間までの間、まずは毎回行く鶏飯の店「ひさ倉」の前で下車して、鶏刺しと鶏飯に黒糖焼酎の長雲水割りでランチ。さらにはばしゃ山でもう一度下車し、用安海岸を赤尾木地区まで散策。天気も最後まで何とかもってくれてよかったです。
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瀬戸内町篠川集落と篠川湾。
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クロウサギに注意。
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西古見集落へ向かう道すがらにある管鈍(くだどん)集落。道中狭い山道が多いなか、管鈍~西古見間はしっかり片道1車線のしっかりした舗装道路がある。
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西古見集落の中心あたり。
西古見 三連立神 自然・景勝地
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西古見集落のいちばん奥。平日は1日2便、日曜日は1日1便しかない路線バスは、ここで古仁屋方向(写真右方向)に折り返す。
西古見 三連立神 自然・景勝地
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西古見集落前の砂浜から三連立神岩を眺める。左からウキヌタイガミ、ナハンタチガミ、ネィトヌタチガミというらしい。夕暮れだともっといいみたいね。
西古見 三連立神 自然・景勝地
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西古見集落といえばサンゴの石垣で有名。
西古見 三連立神 自然・景勝地
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サンゴの石垣と樹木が天然の木陰を作る。ベンチがなんともいえない。
西古見 三連立神 自然・景勝地
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西古見集落の護岸に描かれたメッセージ。
西古見 三連立神 自然・景勝地
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さあ、西から東へレンタカーを進めよう。道中にあるハートが見える風景。
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宿泊は奄美大島の一番南東部にあたるホノホシ海岸近くのHOTEL THE SCENE。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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目の前は大島海峡、ハート型のプールもある。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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ホテル前のビーチから島の突端方向。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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同じくホテル前のビーチにて。左の島は加計呂麻島。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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ホテルの裏側の桟橋。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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ホテル裏側のミニサイズのビーチ。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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日没間際のホテルの天然温泉露天風呂。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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半月が浮かび間もなく日没。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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夕食は自然派イタリアン。ハートランドにパンにキャンドル。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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カンパーニャ産モッツァレラとフルーツトマトのサラダ仕立て パルマ産生ハム添え。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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薩摩タカエビとカラスミの冷製カッペリーニ。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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真鯛のポワレ 枝豆のスープ仕立て 人参と豆苗のソテー。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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地鶏カツレツ こんがり焼き島野菜添え。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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スペアリブときのこのスパゲッティーニ。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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ココナッツのドルチェ。パイナップルソース添え。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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月夜の天然温泉露天風呂。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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洋風な朝ごはん。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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パンは6種類全部違います。くるみパンが美味しかった。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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スープも美味かった。
THE SCENE amami spa & resort 宿・ホテル
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2日目の朝、古仁屋港からフェリーせとなみで与路島へ向かう。
古仁屋港 乗り物
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加計呂麻海峡。
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請島請阿室港。
請島 名所・史跡
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請島池地港。
請島 名所・史跡
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無人島・ハンミャ島。これが見えると与路島はもうすぐ。
ハンミャ島 自然・景勝地
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与路島に降り立つ。
与路港 乗り物
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ターミナルの建物の外で何とBBQ中。
与路港 乗り物
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私は建物の中で1人、古仁屋港近くのファミマで買った弁当で昼ご飯。
与路港 乗り物
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与路島集落のサンゴの石垣①。ちなみに、石垣に立てかけられた枝はハブ避け棒。石垣のスキマに棲みつくことがあるためで、それゆえにフツーのブロック塀に変えるところが多かったようだ。
サンゴの石垣(与路島集落) 名所・史跡
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与路島集落のサンゴの石垣②。石垣に覆い被さるように樹木が成長している。
サンゴの石垣(与路島集落) 名所・史跡
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与路島集落のサンゴの石垣③。ハイビスカスの赤や葉の緑とのコントラストがよい。
サンゴの石垣(与路島集落) 名所・史跡
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与路島集落のサンゴの石垣④。こちらも石垣に覆い被さるように樹木が成長している。
サンゴの石垣(与路島集落) 名所・史跡
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与路島の花々。右上はサガリバナ。多分、シーズンならもっときれいなんだろうな。
与路島 名所・史跡
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60年以上前の本土復帰記念碑。奄美諸島もまた、1945年から1953年までは米国支配下にあった。
与路島 名所・史跡
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与路公民館。土俵は奄美諸島のあちこちで見られる。
与路島 名所・史跡
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与路郵便局。残念ながら、今日は閉まっていた。
与路島 名所・史跡
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ヤギさん。鳴かなかったな。
与路島 名所・史跡
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与路小・中学校。
与路島 名所・史跡
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さあ、集落を離れてみよう。与路島集落の南側の坂道から集落と港を見下ろす。
与路島 名所・史跡
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高原海岸に向かう道から与路島集落を見下ろす。集落からは北に位置する。
与路島 名所・史跡
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与路島の集落から高原海岸までの峠越えの道。
与路島 名所・史跡
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緋寒桜之碑。
与路島 名所・史跡
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周りには誰もいない。
与路島 名所・史跡
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与路島北の高原海岸には、片道2kmの峠越え。白波がかなり立ち、埠頭も少し水をかぶっていた。
与路島 名所・史跡
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桟橋の先から。
与路島 名所・史跡
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桟橋の右側。
与路島 名所・史跡
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桟橋の左側。
与路島 名所・史跡
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一気に時間を進めて、2日目夜は奄美大島中心部の名瀬泊。晩ご飯をいただきに、屋仁川通りに訪れる。
屋仁川通り 名所・史跡
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晩ご飯はここ居酒屋脇田丸。前年8月に奄美大島に訪れた際に予約して入り、とても美味しかったのでまた予約した。
居酒屋脇田丸 グルメ・レストラン
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で、前年通されたカウンター席と同じ席。隣の予備席に予約なしの1人客が後から座ったのも前年同様。写真は里の曙水割りに、お通しはタコマリネ。
居酒屋脇田丸 グルメ・レストラン
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刺身盛合せは、九州独特の甘い醤油でいただく。
居酒屋脇田丸 グルメ・レストラン
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シビマグロとカツオの唐揚げ。
居酒屋脇田丸 グルメ・レストラン
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〆は脇田丸丼。味噌汁はアラ汁。漬物はパパイヤ。黒糖焼酎はじょうご水割り。
居酒屋脇田丸 グルメ・レストラン
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3日目。朝から金作原原生林鑑賞ツアーに参加。ガイドブックによく載る金作原原生林の構図。白黒ではなくカラー写真です(笑)。
金作原 自然・景勝地
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山がちで森がどこまでも広がる、奄美大島をある意味象徴するような風景。
金作原 自然・景勝地
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濃い緑が判別できるので、間違いなくカラー写真です(笑)。
金作原 自然・景勝地
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ヒカゲヘゴは太陽に向かって成長するため、まっすぐ上にだけではなく、時には光を求めてくねって幹が伸びる好例。
金作原 自然・景勝地
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ヒカゲヘゴは、日陰で生えるからではなく、逆に日向に向かって成長し日陰を作ることが、名前の由来。一つ賢くなった。
金作原 自然・景勝地
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樹木の名前は忘れたが「板根(ばんこん)」と呼ばれる巨大な根は、かつて机や船のオールなどに加工され使われていたとか。
金作原 自然・景勝地
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幹にある無数の楕円形の模様は、葉が落ちたことを示すもの。
金作原 自然・景勝地
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金作原原生林は、奄美大島を縦断する全長50kmの林道の一角にある。
金作原 自然・景勝地
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ヘゴの幹の中。
金作原 自然・景勝地
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クワズイモ。イモが出来上がるが食べられない。
金作原 自然・景勝地
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幹にリボンが巻かれているのは、ワナを仕掛けたことを示すため。右下の管みたいなやつが、マングースを捕獲するワナ。もっとも、マングースは奄美大島には本来いなかった外来種。人間が島に持ち込まなければ、ワナを仕掛ける必要もなく、何の罪のないマングースが駆除されるハメにもならなかったわけで……。
金作原 自然・景勝地
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金作原原生林ツアー終了後、路線バスで奄美空港へ向かう途中、鶏飯で有名な「ひさ倉」に寄る。奄美大島に寄るとほぼ確実に寄り、この鶏飯をいただく。
ひさ倉 グルメ・レストラン
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鶏刺し3種にパパイヤの漬物に、ひさ倉がある龍郷町で醸造された黒糖焼酎の長雲の水割り。レンタカーは手放したから酒が飲める(笑)。鶏刺しはやや凍っていたな。
ひさ倉 グルメ・レストラン
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再び路線バスに乗り、ばしゃ山村の辺りで下車。ばしゃ山村の裏手のビーチ。
奄美リゾートばしゃ山村 宿・ホテル
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ばしゃ山村にはケンムン村なるものもあるが、ケンムンといえば奄美に伝わる子どもの妖精。となると、岩場にいるあの子はもしや……。
奄美リゾートばしゃ山村 宿・ホテル
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ばしゃ山村から連なる用安海岸を臨む飲食店の中に巨大なガジュマル。ビーチからも一目で分かる。
陶工房夢紅 美術館・博物館
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奄美うらしま別荘伝説って、早い話がただのカラフルな個人別荘だろ(笑)。
用安海岸 ビーチ
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道路側からはこれしか見えない、こちらもまた個性的な建物だが、地下に向かって建物があるみたいだ。グッドデザイン賞受賞とな。
ヴィラ ファニー <奄美大島> 宿・ホテル
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ビーチは果てしなく続いた。
用安海岸 ビーチ
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今度こそ奄美空港へ行く前に、赤尾木交差点近くにある、ジェラート店のラフォンテへ寄る。
ラフォンテ グルメ・レストラン
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ミルクと奄美黒糖のダブルとやら。ほどよく甘いのが身に染みた。
ラフォンテ グルメ・レストラン
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ホントのオーラスは赤尾木海岸。こちらは東シナ海。片や用安海岸は太平洋。両者の間は徒歩10分ほどか。一帯は地形が狭くなっている。
奄美クレーター (赤尾木湾) 自然・景勝地
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