2016/12/03 - 2016/12/04
656位(同エリア1638件中)
マギーさん
初日は2006年3月以来、10年9か月ぶりに奄美群島は請島(うけしま)の請阿室(うけあむろ)港に上陸しました。1時間半程度の上陸で、請阿室の集落をぶらついたのみで島を離れましたが、個人的にはこれで奄美群島の公共交通機関で行ける島(奄美大島、喜界島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島)は、2度目の全島制覇となりました。
前回訪問時も今回と同じ土曜日で、かつフェリーの時刻表も同じでしたが、違ったのは上陸港が島にもう一つある西側の池地(いけじ)港だったこと。池地港着が15時半過ぎ。二つの港・集落の間にある山を越えて3km余を歩き、島の東側に位置する請阿室港から17時15分発の帰りの船に乗って、古仁屋港に帰るルートでした。
その請阿室港には17時に到着。まだ船は来ていなかったのですが、そのうち来るだろうなと誰もいない桟橋で、気楽に待つことにしました。
定刻…10分経過…20分経過。航路上の都合があって遅れるのはありがちな話。されど、30分待っても船は来ない。まさか……さすがに不安になりフェリー会社に電話しました。
「え? 今日はもう出ちゃいましたよ」
実を言うと、山を越えて請阿室集落に降りそうな辺りで汽笛が聞こえていたのですが、どうやらそれが帰りの船の寄港の合図だったのです。とはいえ、本来の出航時間からは30分くらい前。状況次第で寄港が早まることがあるのは分かっていましたが、いくらなんでも30分早まるなんてことがあるのか。「テゲテゲ」にも程があるだろうと。
とはいえ、宿を取っていた古仁屋に帰らないわけにはいかないので、やむなく12人乗りの海上タクシーを呼び、福沢諭吉先生と野口英世先生とお別れして、古仁屋港へ向かうことに。事前にレンタカー等の支払いをカードにして、持ち金を少し多く持っていたのも不幸中の幸い。事情を海上タクシーの操縦士さんに話すや、開口一番「ハッハッハ、そいつは最悪だったね!」その豪快な笑い飛ばしぶりに、それまでの怒りなどないまぜになった気分が、なぜかすっと楽になったのでした。
そのときの旅行記はこちら→http://www.dab.hi-ho.ne.jp/maggie/amamikatteniencore3.html
こんな出来事があったもんで、今回請島島内では余計に動かなかったのですが、フェリーせとなみは結局往路が高波で10分遅延、復路は5分早発。それでも、請阿室港は17時着だったからなぁ……ま、今となっては懐かしいアクシデントです。
2日目は奄美大島古仁屋対岸の加計呂麻島へ、フェリーかけろまで2009年1月以来約8年ぶり4度目の訪問となりました。奄美空港から古仁屋港までレンタカーで来たので、フェリーに載せることも考えましたが、金銭的なものと運転技術的なもの(笑)があり、2004年10月の初訪問以来2度目、島内を走る加計呂麻バスに乗って移動することにしました。
バスは急峻な地形や狭い道に対応できるように、マイクロバスやバンなんですが、これがまたローカルでいいんですよね。朝方は新聞配達の人みたく、バスの運転席から新聞をポストに入れたり、運転士さんが担いできた地元のおばあちゃんの荷物が、顔くらいの大きさの土がついたパパイヤだとか、運転士さんとそのおばあちゃんとの会話が、まるで何を言っているのか分からなかったり(笑)。またぜひ加計呂麻バスには乗ってみたいですね。
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古仁屋港フェリーターミナル前のせとうち海の駅からスタート。
古仁屋港 乗り物
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くろうさぽんは、絶対顔のブツブツが余計だと思う(笑)。
古仁屋港 乗り物
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請島まで乗船するフェリーせとなみ。
古仁屋港 乗り物
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古仁屋港沖に豪華客船がいた。
古仁屋港 乗り物
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フェリーに乗る前にランチ。こちらの七福さんとやらに入る。
古仁屋港 乗り物
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490円の弁当をセレクト。せとうち海の駅待合室でいただいた。
古仁屋港 乗り物
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そうそう、古仁屋の町外れにあるこの田原製菓は、かりんとうでかなり有名らしく売り切れ必至と、旅を直前に知ったのだ。試しに店に行ってみたら虚しくも売り切れ御免で閉店。
田原製菓店 グルメ・レストラン
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話を戻す。いざ、フェリーせとなみ出航。
古仁屋港 乗り物
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沖の豪華客船とすれ違う。
古仁屋港 乗り物
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請阿室港上陸。10分遅延。下船した客は数人。
請島 名所・史跡
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請阿室港からの眺め。
請島 名所・史跡
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請阿室港脇のビーチに降りてみた。
請島 名所・史跡
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サンゴの石垣と濃い緑のトンネル。
請島 名所・史跡
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子どもの妖精「ケンムン」が現れて、木登りでもしそう。
請島 名所・史跡
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奄美だけど門には沖縄のシーサーが。出身が沖縄なのか?
請島 名所・史跡
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何の花かは分からないが、何となくパチリ①
請島 名所・史跡
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何の花かは分からないが、何となくパチリ②
請島 名所・史跡
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柑橘系の実がなる木があちこちに。みかん?
請島 名所・史跡
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武骨なソテツと柔らかな青空。
請島 名所・史跡
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パパイヤの木とサンゴの石垣。
請島 名所・史跡
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島の方がおしゃべりしていた。ビールケースが椅子代わり。
請島 名所・史跡
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平日14~18時のみ開店。土日休み。多分祭日も休み。やっていけるのか?
請島 名所・史跡
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やっぱり……240円……謎だ(笑)。
請島 名所・史跡
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ヤギさんたち。ラム肉の匂いがした(笑)。
請島 名所・史跡
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請阿室集落の奥から集落方向。
請島 名所・史跡
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請阿室集落を散策後、改めてビーチから請阿室港や加計呂麻島を見渡す。
請島 名所・史跡
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帰りのフェリーせとなみが請阿室港へやってきた。
請島 名所・史跡
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予定より10分早く古仁屋港に着いたフェリーせとなみ。昼には少し雨がパラついたが、空には月が浮かんでいた。
古仁屋港 乗り物
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晩ご飯は古仁屋の丸屋レストランにて、とんこつ定食。刺身もついてなかなか。かわいらしいたぬきの壺にはパパイヤの漬物、見づらいがくまのプーさんの器には黒糖が入っている。最初私しかいなかった店内も、続々地元客が入って賑やかに。
丸屋レストラン グルメ・レストラン
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その晩ご飯をいただいた丸屋レストランのレジ傍に、欲しかった田原製菓のかりんとうが置いてあった。もちろん購入した。もちろん美味かった。
丸屋レストラン グルメ・レストラン
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2日目。朝7時の古仁屋港とフェリーかけろま。
古仁屋港 乗り物
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朝焼けが何とも言えない。
古仁屋港 乗り物
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乗ってきたフェリーかけろまが、間もなく瀬相港に入港。
加計呂麻島 名所・史跡
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瀬相港に着いて早々に乗った加計呂麻バス、瀬相(せそう)~実久(さねく)線。港の脇にいた。
加計呂麻島 名所・史跡
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で、終点・実久の一つ手前の薩川(さつかわ)バス停で、8時に降り立つ。
写真真ん中左、船の隣に乗ってきたバスが小さく見えるが、一度あの山の向こうの芝集落まで行ってまた折り返し、再び私を乗せ実久に向かう。加計呂麻島 名所・史跡
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薩川バス停近くの巨大樹木。
加計呂麻島 名所・史跡
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ある意味、集落のシンボルでもあろう。
加計呂麻島 名所・史跡
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朝8時20分、実久到着。何はなくとも、まずは実久海岸の「実久ブルー」を眺める。
実久海岸 ビーチ
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実久海岸のビーチのさらに向こう側。海の透明度が高い。
実久海岸 ビーチ
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実久集落を歩く。
実久海岸 ビーチ
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石垣にたたずむ猫。
実久海岸 ビーチ
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集落に咲いていたハイビスカス。
実久海岸 ビーチ
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このとき、瀬相~実久線のバスは一律100円乗車の試験運用中で、「瀬相~薩川」「薩川~実久」「実久~瀬相」の計3回の乗車賃が、ホントなら1000円はゆうにかかるところ、たった300円に。
実久海岸 ビーチ
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慰霊碑もあった。
実久海岸 ビーチ
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実久集落の外れにある実久三次郎神社。源為朝と地元・実久の女性との間に生まれたとされる実久三次郎を祀っている。
実久三次郎神社 寺・神社・教会
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実久から加計呂麻バスに揺られて瀬相港へ。しばしウェイト。待合室の貝のオブジェ。
加計呂麻島 名所・史跡
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瀬相港もまた「男はつらいよ寅次郎紅の花」のロケ地。
加計呂麻島 名所・史跡
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押角(おしかく)経由生間(いけんま)港行き加計呂麻バスに乗車。勝能(かちゆき)集落のガジュマルを車内から撮影。
加計呂麻島 名所・史跡
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で、島を代表するビーチ・スリ浜のバス停で下車。スリ浜の入口①。「男はつらいよ寅次郎紅の花」ロケ地の碑が左に見える。
スリ浜 自然・景勝地
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スリ浜の入口②。「白い村」と言われても、いまいちピンとこない。
スリ浜 自然・景勝地
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で、スリ浜。
スリ浜 自然・景勝地
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スリ浜から道をはさんで反対側にあるガジュマルの木。根元にはカニさんがたくさんいた。
スリ浜 自然・景勝地
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瀬相港行き加計呂麻バスが来たので乗車。
スリ浜 自然・景勝地
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瀬相港行きバスは押角集落にて1時間半の休憩。1時間半後に瀬相港に向けて出る。実はスリ浜に向かう途中、午前11時に到着して20分ほど休憩が入っていた。写真は、天気がいちばんよかった、午前11時ごろの押角(おしかく)集落の海。
加計呂麻島 名所・史跡
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押角バス停近くにあるマクロビ料理と雑貨屋のツグミに寄る。島唄が大音量でかかっていて、店頭に誰も見えないし私の物音に無反応なので、そっとカーテンを開けたら店の女性がいて、お互いにビックリ(笑)。
加計呂麻島 名所・史跡
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ショコライチヂクパンを購入。バス停近くの自販機で買ったジョージアブラックとともにランチ。
加計呂麻島 名所・史跡
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食べ終わったら、1時間半の休憩がもったいないので、瀬相港方向へ歩き出す。15分ほど歩くと、呑之浦(のみのうら)集落。入江に波音は全く聞こえず、究極の凪状態。
加計呂麻島 名所・史跡
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呑之浦にある島尾敏雄文学碑。特攻隊隊長を任ぜられた作家・島尾敏雄氏(1917-86)は、この呑之浦で特攻命令が下るのを待つ身であったが、終戦のため命令が下ることはなかった。
加計呂麻島 名所・史跡
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島尾敏雄氏著「国破れて」の文学碑。加計呂麻島の箇所が引用されている。
加計呂麻島 名所・史跡
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島尾氏の妻・ミホ氏は加計呂麻島押角出身で、島尾氏、ミホ氏、2人の娘のマヤ氏が文学碑の後ろに眠っている。
加計呂麻島 名所・史跡
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特攻艇・震洋。
加計呂麻島 名所・史跡
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海に突き出た一本のクバが絵になる。
加計呂麻島 名所・史跡
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引き続き瀬相港方向へ歩く途中、呑之浦を見下ろす。向こうに見える島影は奄美大島。すなわち、間にあるのは海なのだが、地形のおかげで湖のように見える。実際、水面も湖のように穏やかだ。
加計呂麻島 名所・史跡
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まっすぐ行けば瀬相港へ続く道を、途中で左に曲がって坂を下り、於斎(おさい)集落まで来た。
加計呂麻島 名所・史跡
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於斎といえば、お約束のガジュマル。
加計呂麻島 名所・史跡
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於斎集落をさくっと見たら、バス停からやってきた瀬相~秋徳(あきとく)~生間線に乗車。瀬相港へ向かう。
加計呂麻島 名所・史跡
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瀬相港近くにある売店へ、時間調整も兼ねて向かう。
加計呂麻島 名所・史跡
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川上美智子さん作のシフォンケーキを二つお買い上げ。2日目のランチはこのシフォンケーキと、ツグミのショコライチヂクパンと、昨日買った田原製菓の黒糖かりんとう。
加計呂麻島 名所・史跡
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フェリーかけろまが瀬相港に到着。フェリーに乗った人や荷物を待つ人たちが。あわせて島の各地に向かう加計呂麻バスも待機。
加計呂麻島 名所・史跡
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やってきたフェリーかけろまに乗船。古仁屋港へ戻る。
古仁屋港 乗り物
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古仁屋港から奄美空港にレンタカーで向かう途中、瀬戸内町嘉徳(かとく)集落に立ち寄る。アーティスト・元ちとせ氏の出身地で有名。再三出ている映画「男はつらいよ寅次郎紅の花」の中、古仁屋港から海上タクシーが出て行くシーンで、彼女の歌う島唄が流れる。
嘉徳海岸 ビーチ
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嘉徳小学校。嘉徳集落は2003年4月以来2度目の訪問。もちろん、元ちとせ氏自身はこちらにはいない(はず)。
嘉徳海岸 ビーチ
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