わくわくイギリス保存鉄道巡り 12日　⑥【ウェルシュ・ハイランド鉄道】と【フェスティニオグ鉄道】

2018/07/14 - 2018/07/14

6日目
2018.7.14 【ウェルシュ・ハイランド鉄道】と【フェスティニオグ鉄道】

翌朝も素晴らしい晴天。
前日に乗り鉄のスケジュールを前倒しで消化したので、たっぷり撮影時間が取れます。特にこの駅は2つの鉄道が入り乱れる「両手に花」なので、鉄ちゃんとしてはこれ以上望むべくもない桃源郷の境地です。
ウェルシュ・ハイランド鉄道の一番列車（10:50発）が少し離れた車庫から客車を押しながら入線してきました。

ホームに客車を残して機回しし、先頭に回り込みます。
https://youtu.be/VaKYPleGM4Q

エリア イギリス

• 旅行の満足度: 4.5

カーナヴォン行きは逆行(反対向き)での運行になります。

運転士に声をかけるとポーズを取ってくれました。
このあと機関室に乗せてもらったのは言うまでもありません。

一番列車がカナーヴォンに向かって出発していきました。

しばらくして、カナーヴォンからの一番列車が到着。
昨日乗ってきた時間帯です。

この赤い双頭の機関車はフェスティニオグ鉄道の看板機関車。転車台がなくても逆行運転にはなりません。

フェスティニオグ鉄道の一番列車（10:05発）が出発準備完了。

青空の下、元気よく出発していきました。
https://youtu.be/zdzjg9Iblo8

鉄ちゃん寸描
自分が持っているモデル機関車を置いて、本物と写真を撮る！
ローアングルからの撮影は、失礼ながらその体格では厳しそうだが本人は必死のようでした。お尻が半ケツ状態になっていましたが、武士の情けで画面からは外しました。

フェスティニオグ鉄道の双頭ではない緑色の機関車。この右奥のほうにある給水と石炭を積み込む作業場から出てきて、経験が浅いボランティアメンバーに先輩が整備のポイントなどを教えているようです。
じつは昨日、このあたりで作業場の写真を撮っていると、係の人から「入っちゃダメ、もう少し後ろに下がって！」と注意されたところ。
前に見える渡り廊下のようなところが神聖な結界に思えていました。

様子をじっと見ていたからか、終わったあとに手招きしてくれて、入らせてもらえました！
なんと、乗せてもらったうえ、こうやって走るんだとばかり、構内を50mほど往復してくれたのです ！！
機関車の横に立つときは渡り廊下から線路に降りて記念撮影。
充実した撮り鉄の日、午前の部は完了です。

撮り鉄を堪能したので、1本早いローカル線の列車に乗ることにしました。
といっても2時間に1本という、JR山口線より少ない運行本数です。その駅にあるパブとティールームが待合室代わり。

移動予定は
15:01 ポートマドッグ＋＋＋17:24 タウィンTywyn　（タウィン泊）

そこにやってきたのは、「大きくなったら庭師になるんだ。」という小学生とその友達。小銭を持ってティールームの売店に来ていましたが、子供用の踏み台があるのが何ともニクい！
横には大きなパブスペースがあり、ウィンブルドンテニスの中継が放映されていました。サスペンデッド明けの準決勝ではジョコビッチがしぶとく勝ち上がり。

電光表示板には20分遅れと出ていました（ここも無人駅でパブのおじさんが列車の発着時だけ駅員になるらしい）。2両編成のディーゼルカーに乗り込みましたが、ポートマドッグを20分遅れて発車した列車が十数分走って止まりました。線路 ?のすぐ横で煙が充満しています。”field on fire”というそうです。
消火活動が終わるまで待って運行を再開するということで、この列車はひとつ手前の駅に戻って待機。
結局、元の出発から2時間30分遅れて目的地のタウィンに到着しました。
途中、消火が終わった場所を通過、まだ少しくすぶっていました。
撮り鉄に徹するはずが4時間もの「乗り鉄」になってしまった午後でした。

疲れた足を引きずりながら今夜の宿に着いたら19時を回っていました。
（タウィン泊）

夕食は駅前本通りまで戻ってパブレストランへ。ピザ・マルゲリータと小さなサラダを注文したつもりがメインサイズのサラダが運ばれてきましたー！味はなかなか良かったのですが、なにしろピザだけでも 大変なのに、、、
そこそこ頑張ったものの勝ち目はなく、ピザは8割、サラダは9割で試合終了（サラダについてきたガーリック・ナンは持ち帰り）。よくやった、としましょう！