2019/02/01 - 2019/02/03
29位(同エリア269件中)
ゆるてつさん
東北地方の冬まつりを2編に分けたオムニバス旅行記。
(オムニバスとは複数の独立作品を組み合わせて一つの作品としたもの)
今回は後編を!
前編
上桧木内の紙風船上げ
加勢鳥
太平山三吉神社の梵天
後編
川を渡る梵天 大曲
えんぶり 八戸
かまくら 横手
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
(1)川を渡る梵天(秋田県大仙市大曲)2019年2月
数ある秋田の梵天行事で唯一渡礁を伴うもの
五穀豊穣/家内安全などを願い各地区ごとに梵天(御幣)を奉納する。
ここ伊豆山神社の里宮では挨拶のみで雄物川対岸の奥宮を目指す。
→2021年は中止になった。太平三吉神社 寺・神社・教会
-
梵天行列が雄物川の堤防から河畔に下りる。
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渡し場の会場を目指す梵天行列
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色とりどりの梵天飾りが目を引く。
ここの梵天は、前編「太平山三吉神社の梵天」のような奉納の際に見られる競り合いなどは無く粛々と行われる。 -
雪景色と青空に映える梵天。
いで立ちはほぼ同じだが個性を出している組もある。 -
道沿いには同業者(カメラマン)があちこちに出没。
奉納されるのは全部で15本程だった。 -
各地区からの梵天が集合。
色鮮やかな梵天は見るだけでもにぎやかな気分で会場は独特の雰囲気に包まれる。 -
各組ごとに神職のお祓いを受ける。
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各々が梵天唄♪を披露した後、餅まき、飴まきで盛り上がる。
なぜか子供の姿がほとんど見えなかった。 -
川を渡る合図?
おじさんが法螺貝を吹き始めた。 -
いよいよ乗船準備
渡し舟は7~8回に分けて往復する。
観光客も別の渡し船で向こう岸へ渡れる。 -
離岸、雄物川をゆっくりと渡る。
この日は晴天に恵まれたが天気が荒れて吹雪いたらもう大変。 -
一面の銀世界と合い間って耽美な世界を醸し出してくれる。
-
雄物川対岸に到着、
ここから雪の山道を登り標高207mの伊豆山神社に奉納する。
今回は奉納までつきあえなかったのが悔やまれるヾ(-_-;)ゞ -
梵天の帰りに
南網張温泉(岩手)、ゆこたんの森→クチコミあり -
床暖房の部屋でゆったり一人の贅沢
→限定サービスプランのため -
湯小屋式だが雪見露天風呂の魅力を堪能する。
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(2)えんぶり(青森県八戸市)2018年2月
八戸線で八戸から本八戸へ
→ホテルの部屋が撮り鉄スポット
ルートイン本八戸駅前(クチコミにあり) -
本八戸は高架ホーム地上駅舎だった。
キハ40系列気動車も見納め -
今は全て新型気動車キハE130に置き換え完了
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E130の車内は余裕がありそうな空間
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初日の早朝、長者山新羅神社へ全てのえんぶり組が参拝(奉納)に集まる。
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「えんぶり」とは青森県八戸地域に伝わる田植え踊りに由来する民俗芸能。
豊年万作祈願のために年の初めに行う奉納踊り。
子供によるかわいい祝福芸から華麗な烏帽子を被る太夫の勇壮な摺り(舞)まで囃子方を伴って一つの組単位で披露する。
→残念ながら2021年は中止 -
組ごとに異なる烏帽子が美しい。
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組ごとに順番で参拝する。
全部で30組以上 -
最初の「奉納摺り」
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「えびす舞い」
釣り竿をかついで鯛を釣るえびすさま -
「太夫の摺り」
烏帽子は馬の頭を象徴するもので各々個性的な作りで存在感を与える。 -
神社から町中までえんぶり行列が続く
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繁華街で全ての組が同時に行う一斉摺りは壮観
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「えんぶり」の名は土を耕す「えぶり」に由来する
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南部会館中庭へ移る
暖房完備の部屋からガラス越しに見られるが、外の雪の中でお付き合い。 -
「松の舞」はポケモンの装束で驚いた。
後ろで2才の子がカワイイ→このあとお昼寝zzzzz
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「大黒舞」で「打ち出の小づち」をふる。
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田植え舞い?
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この日最高齢のえびす舞がお見事!
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太夫の動作は稲作の一連の流れを表す。
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「かがり火えんぶり」市役所前にて
かがり火も消えるほどの雪の中で奮闘。 -
最後まで雪の中断なしで踊り切ったのはえらい!
この雪にもめげずそれに付き合う見物人もえらい。
増々激しくカメラの上まで雪が積もってもう限界。 -
八戸の店 「ほこるや」
お酒と郷土料理の店、内外共に懐古調の雰囲気が気に入っている。
大正期建築の登録有形文化財でアールデコ調の造りが印象深い。 -
眼の前で仕上げる。
サバを始め八戸沖の魚介、地鶏「青森シャモロック」、せんべい汁、いちご煮など
海鮮から畜産物まで滋味溢れる料理の数々を楽しめた。
無論お酒もいいらしい
おおいにお薦めしたい店。 -
八戸の店 「みろく横丁」
小さな常設屋台の集まりで市内に○○横丁というのが複数存在する。
訪問時は26店ありはしごして食べ歩きたいところ。 -
それぞれが楽しそうな店。
「ほこるや」で〆たので今回は見学して通過。 -
(3)横手のかまくら(秋田県横手市)1990年2月
写真はだいぶ古いがやっていることは今も変わらない。
何しろ450年前から脈々と受け継がれているのだから。 -
「かまくら」とは
有り余る雪でドーム状の雪洞を作り、子どもたちが中に水神様を祀ってお神酒や餅をお供えして甘酒などを振舞う小正月の行事。
同じ雪国新潟では「ほんやら洞」と呼ぶ。 -
元は子供の行事だが観光用のかまくらでは中へと誘ってくれて餅などを振舞われる。
かまくらは一見寒そうだが入ってみると意外と暖かいものだ。
冬の夜の幻想的な光景に心奪われる。 -
参考
毎日新聞より拝借
コロナ感染症流行の中2021年2月13日に決行したのは評価する。
いつもの観光行事は無く地元の子供達だけのためとのこと。 -
*ついでにあと2つ
湯沢の犬っこ祭り
(秋田県湯沢市)1990年2月
昔々盗賊退治を果たした殿様が後の世の安寧を願って、米の粉で犬や鶴亀を作らせて小正月の晩に家の入口にお供えさせたものが由来。
犬の雪像を作り夜は燈明をあげて祈願する。
→2021年は当初予定したものの結果的に中止となってかわいそう。 -
横手の梵天
(秋田県横手市)1992年2月
造形に凝っている -
JR八戸駅
右下の八幡駒(郷土玩具)を連れて帰った。
*ここまで御読みいただき御礼申し上げる。<(_ _)>
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