2018/09/14 - 2018/09/16
66位(同エリア548件中)
ゆるてつさん
貴重な762ミリゲージ(線路幅)の鉄道を求めてトンネル超えて新潟県へ。
目的地は上越市にある「くびき野レールパーク」。
旧頚城鉄道(1900~1971)の車両を限定日に動態保存公開している。
行程
9/14(2018)
本庄~高崎~水上~越後湯沢~小千谷~寺沢
小千谷ふるさとの丘ユースホステル(泊)
9/15
寺沢~小千谷~宮内~直江津
ホテルハイマート(泊)
9/16
直江津~百間町~直江津~越後湯沢~水上~高崎~本庄
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
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-
9月14日
高崎から上越線の各駅停車に乗り水上を目指す。 -
上牧~水上間
(イメージ画像だが211系電車は同じ) -
水上からE128系電車で上越国境の清水トンネルを抜けて小千谷へ
-
湯檜曽~土合間
(イメージ画像 既に転属して居ない新潟地区の115系) -
小千谷駅下車
恐ろしく本数の少ない越後交通バスに乗り換えて寺沢へ -
小千谷名物錦鯉が人を飲み込む?駅前地下道入口が面白い→3匹居た。
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寺沢
ここは山間の集落で、養鯉場を見学させていただいた。
このような泳ぐ宝石集団の生け簀が複数見られた。 -
今宵のお宿
小千谷ふるさとの丘ユースホステル。
古民家改造の和風宿→クチコミを参照
気さくなマネージャー夫妻も魅力。 -
9月15日
小千谷から宮内へ進み信越本線に乗り換える。 -
信越本線青海川付近
日本海と信越本線との列車撮影は荒天で断念した。 -
直江津に到着
JR信越本線(直江津~新潟間)と、えちごトキめき鉄道「はねうまライン」「ひすいライン」が乗り入れている。 -
えちごトキめき鉄道
ET127電車(JR車両E127系の移籍) -
えちごトキめき鉄道「雪月花」がやってきた。
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ET122-1000番台「雪月花」
→中の木製椅子は固定なのか?安全性が心配。 -
近年の観光専用列車としては珍しく新製車両。
気動車なので非電化路線も入れる。 -
豪華な車内
「雪月花」は供食付きの旅行商品でのみ乗車できる。
供食は車内調理ではなく積み込み。
これ富裕層向け?…とは言わないが。 -
思い余って乗り込んだ\(^O^)/
新車だけあって凝った内装でバーカウンターも本格的。 -
眺望が素晴らしい展望席。
この後不法侵入でつまみ出された。
゚゚(>_<;)・゚゚。 -
今夜のお宿は直江津駅前
ホテルハイマート→クチコミを参照
和食レストランが良かった。 -
9月16日
百間町まで頚城バスで移動
くびき野レールパーク
「くびきのお宝のこす会」が管理している旧頚城鉄道の保存施設→詳細はホームページ参照
手前が資料館で頚城鉄道旧本社、奥の車庫はほぼ当時のまま。
頚城鉄道(1900~1971)はJR信越本線黒井駅付近から北越急行うらがわら駅付近までの約15kmを結んでいた軌間762mmの軽便鉄道である。
現存する軽便鉄道は黒部峡谷鉄道、三岐鉄道などわずか数例のみ。 -
受付と車庫入口
車庫の中で車両等を保管
鉄道廃止時点(1971)では蒸気機関車コッペル2号機のみが地元で保存されたが、関西の某実業家が他の車両群を引き取りの六甲山中で長い間保存されていた。
その後経緯があり旧頚城村(現上越市)へ何と「動態保存」を条件に寄贈されることになった。
そして33年の時を経てまさしく掘り出された車両達が劇的な里帰りを果たした。
更に約束どおり見事に復元動態保存に結び付けた。
この一連の話には泣けてくる。 -
2005年10月
里帰り翌年の一般公開時に訪問してきた。
DC92、蒸気機関車2号機(独.コッペル社製)、ホジ3。
2号機は煙のみで現在動態にはなっていない。
この時点でレールは車庫の前までしか敷かれていなかった。 -
2軸客車ハ6
劣化したが原型をよく保っていた。 -
自走客車ホジ3
ほとんど木造ながら経年劣化の程度が浅いように見えた。 -
2018年9月
13年後に見事に内外共レストア(新車程度に修復)されて走るホジ3。
元客車に機関を搭載して気動車化したもの
小さな排障器と軽便鉄道特有の朝顔型連結器が特徴。 -
ホジ3の運転席より
展示運転用のレールも新たに敷かれていた。 -
当時の写真で見たような景色。
背景の田んぼまで保存されたかのように思えてくる。 -
ホジ3車内
手前の箱は床下に収まりきらない機関部が車内まで突き出たもの。
吊り手の形に特色あり。 -
車庫内
有蓋貨車ワ7とワ14
貨車まで昔の姿を取り戻した。
周囲の壁面には現役時の写真パネルなども展示されて興味深い。 -
荷物車ニフ1
この車両は劣化が激しく台車は流用し車体部分のみを新期製作したイメージ復元。 -
ラッセル車ラキ1(先頭の車両)
展示写真より拝借
元魚沼鉄道の貨車を改造したもの
羅須地人鉄道協会(成田ゆめ牧場を拠点とする保存団体)に譲渡されたとのこと。 -
DC92が無蓋貨車ト5と木造2軸客車ハ6を従えて出てきた。
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DC92
蒸気機関車の足まわりを流用したディーゼル機関車。
確かに3軸ロッド式になっていて、エンジン音にも感動した。 -
穀倉地帯を長閑に走る現役時代と同様の光景。
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DC92+ト5+ハ6
客車ハ6の2重屋根とオープンデッキは味がある。
本職の鉄道関係者も運営に参加している。 -
ハ6の車内
小型ながら重厚。 -
ハ6のデッキ床部分は元のままだがいつまでもつことができるか?
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お子様向けにはこんなサービスもある。
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矢羽根信号機がイイネ!
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天候が回復したため畳敷き貨車にも乗車できて頚城鉄道の世界を満喫した。
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ゆるてつのお宝その1
紙の模型だが限定品の価値を重視してあえて組み立てない。 -
ゆるてつのお宝その2
最終運行記念乗車券(1968)→後年になって譲り受けたもの
新黒井~百間町、飯室~浦河原間を1968年10月に廃止。
百間町~飯室間は1971年5月に廃止。 -
直江津駅
帰りは北越急行のHK100で越後湯沢へ直行
後ろの赤帯車がほくほく線名物シアタートレイン→クチコミ詳細あり -
トンネルにかかると千変万化のCG映像で楽しませてくれる。
上りの投影は魚沼丘陵駅手前の赤倉トンネルまでで終わり。
荷物棚は投影機があり使えない。
終着越後湯沢で下車。 -
越後湯沢駅(イメージ画像)
水上行きに乗り換えて~高崎~本庄まで各駅停車で帰還した。
今回の頚城鉄道車両との再会は本当に感動的だった。
御多分に漏れずこの団体も後継者と資金不足に悩んでいるので心ある方にはぜひ御加勢をお願いしたい(ゆるてつも含めて)。
***最後まで読んで頂き感謝<(_ _)>
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この旅行で行ったホテル
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小千谷ふるさとの丘ユースホステル
3.11
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