2021 日本最大級のポップカルチャー発信拠点『ところざわサクラタウン』に行ってみた ①東所沢駅～サクラタウン

2021/01/17 - 2021/01/17

『ところざわサクラタウン』は2020年11月グランドオープンした株式会社KADOKAWAと埼玉県所沢市の共同プロジェクトで日本最大級のポップカルチャーの発信拠点を世界に向けて発信する『COOL JAPANFOREST 構想』の大型複合施設。

施設内にはランドマークと言える隈研吾氏設計の巨大花崗岩を組み合わせた『角川武蔵野ミュージアム』、アニメ聖地88一番札所でもある『武蔵野坐 令和神社』、アニメキャラが部屋内に演出されてる『EJアニメホテル』、新型コロナの影響で活用できていないイベントホール『ジャパンパビリオン』などの文化施設、隣接する東所沢公園にはチームラボが手掛ける作品も展示される今注目のスポットです。

角川武蔵野ミュージアムは予約制、そのため、ネット予約前払いでGet！
そして入館日間近になって緊急事態宣言ですわ (^▽^;)
1日パスポート4000円もするんですが、キャンセルしても当然補償もされないので行くしかない・・・(=ﾟωﾟ)ﾉ

今回、1つの旅行記で全てアップしようとしましたが、写真枚数が相当な数になってしまうため、いくつかに分けてアップします。
まずは東所沢駅からサクラタウンまでの徒歩の道のりとサクラタウン外観全体です。

ところざわサクラタウン
https://tokorozawa-sakuratown.jp/

エリア 所沢(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅から京成線で船橋からJR総武線、西船橋で武蔵野線に乗り換え2回で約1時間半、東所沢駅に到着。
駅も斬新なデザインでサクラタウンに併せたような感じです。

東所沢駅 駅

東所沢駅からサクラタウンまでは、800ｍほどあり、バスに乗るには中途半端な距離。
しかし、サクラタウンは歩く楽しみも駅からルート動画で紹介している親切ぶり。
https://www.youtube.com/watch?v=XA2LvAy-WDw

駅から少々離れた場所にあるサクラタウンですが、道中楽しめるものがあるんです。
それが、最寄り駅である東所沢駅から、日本初となるLEDマンホールが設置されており、道標になってること。
所沢市上下水道局がマンホール蓋を利用した広告事業の一環で開発されたもので数も画像のように28ヶ所に点在していてハンパない。

それがこのマンホール。
マンホールマニアって聞いたことありますが、好きな人にはたまらんかも・・・

オタクっぽいアニメものから・・・

1番札所？新たなアニメ巡りですかね？

詳しくはないですが(^▽^;)　タイトルは聞いたことある『らき☆すた』

絵はどれもきれい、新しいから見るなら今のうちかと・・・
夜にLEDで光るものもあるんです。
このOVERLORDなるものは夜編で光ったものもアップします。

お台場や横浜に実物大もある『機動戦士ガンダム』
これは光るものとは違うみたい。

東所沢公園内の武蔵野樹林パークを抜けます。

そこにあるのは武蔵野樹林パーク。
https://kadcul.com/park

そこには『武蔵野樹林カフェ』https://twitter.com/musashinoc があります。

このエイリアンの卵みたいなものは、アート集団チームラボが手掛ける新たな作品『チームラボ どんぐりの森の呼応する生命』https://www.teamlab.art/jp/e/acornforest/ が2020年8月より常設展示されています。
入園料は昼500円、夜1000円。

武蔵野樹林パークを抜けると目の前に巨大な石の建物が・・・
https://www.youtube.com/watch?v=ai5gAW0-tCA

ところざわサクラタウン 名所・史跡

この石の建物がところざわサクラタウンのランドマークの角川武蔵野ミュージアム。

高さ30ｍの巨大な岩の塊で、1枚50kg～70kgの花崗岩20000枚を使用し、総量1200ｔもあるんです。
建設過程の動画。
https://www.youtube.com/watch?v=D9z_ye-QtPU

角川武蔵野ミュージアム 美術館・博物館

見る角度によって様々な表情が表れるように設計されています。

設計は国立競技場の設計などにも携わった隈研吾氏。

外観は武蔵野台地に隆起した岩をイメージした地殻建築、中国の花崗岩2万枚を長方形に手で切り出して貼り付けられてるそうです。

手のひらと比較するとこんな感じ。

厚みは窓枠部を見ると100mm弱くらいでそこそこ分厚い。

このフクロウらしきものはキャラですかね？？

石にアンカー打って張り付けてありますね。

横から見ると垂直ではなく逆三角形のように張り出してます。
こんな建築は普通は見られないかと・・・
たぶん、地震などの耐震落下対策も取られているんでしょうね。

ますはタウン内を周ってみます。

角川武蔵野ミュージアムから後退すると鳥居がある。

振り返ると神社本殿らしき建物。
しかし、鳥居の先に本殿入口が無い逆転の発想とのこと。

この鳥居は鉄でできてます。

夜になるとカラフルなイルミネーションが点灯するそう。

蔦が絡まってますが、これは草木がどんどん伸びて須年後には鳥居を覆うことで自然と一体化する狙いがあるそう。

アニメツーリズム協会が行っている『訪れてみたい日本のアニメ聖地88』https://animetourism88.com/ja/88AnimeSpot の1番札所に選ばれ、クール ジャパンの聖地にできた新たなスポットとして注目を集めています。

アニメ聖地1番札所だけあって絵馬にも上手なイラストが多々ある。
ご利益は文芸、芸術、芸道などでアーティストやクリエーターが成就のために祈願に訪れるそうです。

では参道側へ・・・昇りが沢山ある。

これアニメタイトルでは・・・

真新しい朱塗りの鳥居の数本先には武蔵野坐 令和神社（むさしのにます うるわしき やまとの みやしろ）の通称『武蔵野令和神社』があります。
設計は角川武蔵野ミュージアムと同じ、隈研吾氏が担当した細部までこだわり抜いたある意味、未来の神社なんです。
https://www.youtube.com/watch?v=hkC-cM64CQg

東京大神宮から分霊戴いた天照大神を祀っているそう。
命名されたのは元号令和の発案者、国文学者の中西進氏。

これが手水舎（ちょうずや）

バンガローみたいで柄杓はなくて細長い。

そして拝殿は開放感あるガラス張りに賽銭箱は木の組み合わせ。

拝殿の中には、ファイナルファンタジーのビジュアルコンセプトデザインをされた天野喜孝氏による金色の鳳凰の巨大天井画や、土屋仁応氏が手掛けた狛犬などがあり、アート要素も楽しめます。

参拝した後は御朱印や絵馬など通常の神社と遜色ありません。

残るのは商業施設、ホテル、ホールなどが入る建物。

敷地内にはこのような案内板も整備されてます。

5階建てのようで、4、5階はEJアニメホテルが入ります。

外からの階段でフロアを行き来できるようになってます。

階段で上がってみます。

建物外観はこんな感じ。

商業施設の3階からの眺め。

敷地内にはところどころにベンチがあって座って休憩できます。
屋外なのにレザー調の柔らかみのある材質。

フロア情報。
店舗数は意外に少ない、新型コロナ下でのOPENなので、これから増えていくのでしょうね。

2階には手打ちうどんや地ビールの店舗。

タリーズコーヒー。

3階には書籍の角川が営業する『角川食堂』
https://kadoshoku.jp/

角川食堂 グルメ・レストラン

そして毎月店舗が変わる『ラーメンウォーカーキッチン』
https://ramen.walkerplus.com/kitchen/

ラーメンWalkerキッチン グルメ・レストラン

日本各地の有名人気行列店の店主をブッキングし、お店が短期で入れ替わることで限定ラーメンや有名店主達によるコラボラーメンなど、他ではありえない個性ある味が提供される店舗です。

角川ミュージアム内に入る前に腹ごしらえ。

出店カレンダーなるものがある。

今月出店してるのは鮮魚がメインの有名店の『麺魚』
愛媛県宇和島直送の真鯛を使用した鮮魚系ラーメン。
https://twitter.com/1pnz4nud32cwmvp

密を避けて間隔をあけて行列に並びます。

戴くのはコレ！
限定コンソメラーメン1500円。

ジビエの鹿肉が入っているんです。

雑貨や書籍を扱う『ダ・ヴィンチストア』
https://davinci-store.jp/
https://www.youtube.com/watch?v=n4BWIcPgkQA

『EJアニメホテル』は「好きな物語に、泊まる」をコンセプトに、アニメをはじめゲーム、コミック、映画、特撮、アイドルなど、世界に誇る様々なコンテンツの世界観を演出するホテル。
和室を含め、5タイプ全33部屋にプロジェクター、スピーカー、スマートLED照明を設置しており、新感覚の宿泊体験ができます。
https://www.youtube.com/watch?v=Sphnp9tiS18

そしてスタジアムのような形状の千人テラス。
https://www.youtube.com/watch?v=V4gf41dF7Ok

千人テラスはパブリックビューイングから発表会まで実施できる場所。
階段になっており、春には桜が咲き、お花見もできるそう。

階段には通常と真逆の座るように促しがあります。

上は商業施設の空中回廊。

壁は打ち放しのコンクリートなんですが・・・

木目の模様をコンクリートで演出しています。

施設から歩道橋で道路反対側の建設中の建物に続いています。
今後、規模を広げていくのでしょうね。
次はメインの角川ミュージアム内に入ってみます。

この旅行記へのコメント （6）

• wakupaku2さん 2021/02/12 21:40:28

  jh2fxvさんの旅行記を参考にサクラタウンに行ってきました。

  jh2fxvさん、こんばんは。
  
  詳しい旅行記がとても参考になりました。有難うございました。
  行こうと決めた前日、この旅行記を探し出して、しっかり予習してサクラタウンに行けました。一日パスポートでなく、1階ミュージアムと本棚劇場のチケットで。
  
  jh2fxvさんの旅行記が次々と。。復習になります。ライトアップどんなかあなあ、、って続きの旅行記を楽しみにしています。
  
  
  

  jh2fxvさん からの返信 2021/02/13 06:00:33

  Re: jh2fxvさんの旅行記を参考にサクラタウンに行ってきました。

  wakupaku2さん
  おはようざいます。
  
  小生の旅行記が少しでもお役に立てて幸いです<(_ _)>
  思い立っていける地域なのが幸いでしたね。
  1階ミュージアムと本棚劇場のチケットだけでも楽しめますね。
  商業施設はこれから増えるのか、店舗数は少ないなって感じましたが・・・
  
  次は最後のイルミバージョン、昨年末から新型コロナの影響でどこもイルミが中止や縮小されて見る機会が無かったので久々って感じでした。
  
  これからも旅行記訪問させていただきますのでよろしくお願いします
  
  jh2fxv
  

• chieko2014さん 2021/02/07 13:46:38

  お久しぶりです( *´艸｀)

  
  jh2fxvさん、(✿✪‿✪｡)ﾉｺﾝﾁｬ♡
  
  オタクではありませんが、マンホール蓋大好きな私！パチリ！したいです(*^。^*)
  
  確かにそれだけならこんなんですが、撮影可能なミュージアム内を楽しみＹＯＡＳＯＢＩを中継した本棚図書館などじっくり見ると時間足らないかも・・・読書や本好きな人は特に・・・
  
  これもまた、興味深いです。紅白は見てないのですが、見てから次の旅記にお邪魔しようかな。
  それと、所沢は私の本籍地・・っていらん情報ですが、現在群馬にお家があるので、本籍地を変えるついでに行こう行こうと思いながらいけてません。jh2fxvさんのこの旅記で俄然行く気モード入りました！
  
  それでは、私の旅の終末にもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
  
  jh2fxvさんの続き、楽しみ～！その前に紅白歌合戦だわね＾＾　　　C-2
  
  
  
  

  jh2fxvさん からの返信 2021/02/07 16:41:37

  Re: お久しぶりです( *´艸｀)

  chieko2014さん
  いつもポチっといいねクリックありがとうございます。
  
  所沢が本籍地とは・・・マンホール蓋興味あるんですね。
  鋳鉄製でデザインも地方によって色々ありますしね。
  確か、キャラもんでは、佐久駅周辺でも北斗の拳マンホールとか何年か前にあったような・・・
  でも、こっちのは昼間もきれいですが、夜はソーラーで充電されて蓋全面が光るんです。
  昼夜の違いも最後にアップする予定です。
  
  正直、マンホールやタウン含めてみどころ多いです。
  今日は午後から2作目を作成しましたが、ミューアム内1、2階だけで70枚超ったので、3作目でYOASOBI中継した本棚図書館かなってとこ、夜のイルミ合わせると4または5作となりそう。
  
  行く気モード (=ﾟωﾟ)ﾉ で出掛けてみて下さい。
  
  jh2fxv

• Juniper Breezeさん 2021/02/06 23:13:20

  こんな凄い場所だったとは!!

  jh2fxvさん、こんばんは。　いつも旅行記楽しませていただいています。　ところざわサクラタウンに行かれた旅行記を楽しく拝見させていただきました。　紅白でYOASOBIが歌った場所だー!というのだけはすぐにピンと来ましたが(まぁ、とか言いながらYOASOBIというグループ自体、この前の紅白で初めて知ったのですが^^;)、ここまでスケールの大きな商業施設だったのですね!
  
  私は埼玉出身ではありますが、実家は群馬との境の北埼玉なので、所沢に行くなら東京に行った方が近い…って感じで同じ県内と思えず別世界です。　ほとぼりが冷めた頃(そして出来ればコロナも落ち着いた頃…)に帰省途中に立ち寄ってみようかと思いましたが、軽く立ち寄っただけで全てを見れるような場所じゃないですね!　それが分かっただけでも良かったです。
  
  それにしても、コンクリートの打ちっぱなしで木目を表現してたり、何か色々と凄い!　普段マンホールには全然興味ナイですが、このLEDマンホールは見てみたいです!
  
  角川武蔵野ミュージアムの旅行記も楽しみにしてます…それにしても4000円って…!!　大塚国際美術館以上ですよね。　
  
  Juniper Breeze
  

  jh2fxvさん からの返信 2021/02/07 06:44:18

  Re: こんな凄い場所だったとは!!

  Juniper Breezeさん いつもお立ち寄りありがとうございます。
  ホームが埼玉なんですね。
  地元ほどいつでも行けるから出かけない・・・ってもんですね (^^ゞ
  
  いつも閲覧させていただいているトラベラーの皆さんの本拠地を知ると北から南まで日本の方々から発信されてるスケールを感じます。
  
  そうなんですよ、自分も1日パスポートＧｅｔして夜までいてイルミネーションや光るマンホール見届け、日帰り半日くらいでええかな・・・って軽い気持ちだったんです。
  旅行記も1冊完結だな・・・と思ったら写真400枚近く撮ってた。
  
  確かにそれだけならこんなんですが、撮影可能なミュージアム内を楽しみＹＯＡＳＯＢＩを中継した本棚図書館などじっくり見ると時間足らないかも・・・読書や本好きな人は特に・・・
  
  あとダ・ヴィンチの店内なんかも興味ある人にとっては面白いです。
  残念なところは店舗数が少ないこと・・・これからかな。
  
  Juniper Breezeさんも是非話題の新スポット訪れてみて下さい。
  マイカーでも行けますよ。
  これからもよろしくお願いします
  
  jh2fxv