2019年アフリカ大陸・あと半周！その４・ナミビアの後はナポレオンのセントヘレナ島！

2019/03/10 - 2019/04/12

ナミビアのウォルベイを出航後、３日間の終日航海。
４日目にセントヘレナ島が見えた。

セントヘレナ島は、南大西洋に浮かぶ絶海の孤島。
英国領、面積122平方km、人口約4500人、
首都ジェームズタウン。行政上はイギリスの海外領土。

イースター島に次いで世界で２番目に大陸から離れている。
セントヘレナ島は、アフリカ西岸から1,950km、
南米大陸から2,900km離れている。

この島は、700万年前に火山活動によって生まれた火山島で、
最高峰は818mのダイアナ山。
この為、島の周囲は断崖絶壁の多い海岸線。
気候は熱帯海洋性気候、海流や貿易風の影響で比較的穏やか。
絶海の孤島の為、固有種の動植物が多く自然も豊か。

1502年５月21日、ポルトガルの航海家のジョアン・ノヴァによって
発見された。
島には、航海に必要な豊富な材木と新鮮な水が手に入り、
東インド会社の重要な補給基地になり、
その後スエズ運河が完成されるまで、ヨーロッパとアジアを往復する
船舶の中継基地としての役割を担っていた。

1584年5月27日、日本からヨーロッパに向かう途中の日本の
天正遺欧少年使節団も立ち寄っている。

1815年10月、ワーテルローの戦いに敗れたナポレオンはこの島に流され
1821年5月に51歳の生涯を閉じるまでの約6年間をこの島で過ごしている。

★今回のスケジュール

南アフリカ・ケープタウン
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ナミビア・リューデリッツ
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ナミビア・ウォルビスベイ
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セントヘレナ・ジェームズタウン
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アセンション島・ジョージタウン
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セネガル・ダカール
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カーポベルデ・ポルトノボ
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カナリア諸島・ラ・パルマ島
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スペイン・マラガ
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スペイン・バルセロナ
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モナコ・モンテカルロ（２泊）
　　　　　：
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下船後、ニースに移動して１泊後、ドバイ経由で帰国。

エリア その他の都市(ナミビア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

セントヘレナ島へは、絶海の孤島と呼ばれている位、訪れるのも厳しい！

2017年10月に空港が完成し、
ヨハネスブルグから週１便の定期便が運行されるようになって、
少し近い存在になって来て観光客も少し増えて来たそうだ。

それまではセントヘレナ島に行くのは、南アフリカのケープタウンから
３週間に1度運行される4泊5日の郵便船だけに限られていた。

写真の上に滑走路の白い線が見える。

夜明けに島影が見えた。

入江と丘の上に集落が見える。

テンダーボートで向かう。
セントヘレナ島のツアーの人数がかなり多くなり、
島へ渡るのに40分も待たされた。

先ずは、町を通り越して
ナポレオンのお墓を目指す。

小さな島には、おんぼろの小さなバスしか無かった。

途中で１カ所フォトタイム。
道が狭くてガタガタ道。
風で帽子が飛んでしまったら、、、
背後にいたおじさまがキャッチして下さった。ラッキー！

大型バスが通れない狭い道路は、行き合う時は何方かが
少し広くなっている所へ移動しなくてならない。

バスの前に現れたトラックが、バックで坂道を下がって行っていた。
皆んなで、ああーと言うと
少し下がった所に空き地が有った。

ナポレオンのお墓の近くに到着。
この入り口から、10分程歩いて行く。

綺麗なお花です。
結構な樹齢なのでしょう？

緑とお花に囲まれた静かな所にフランスの国旗と
ナポレオンのお墓が在りました。

この場所は、島で最も美しいゼラニュームの谷の奥。
マイナスイオンも沢山！

ナポレオンの亡骸は、最初に埋葬されたこの地から
1840年にルイ・フィリップ国王の命により、
Parisのセーヌ河畔に建つ、アンバリッドに移された。

ナポレオンは、1812年のロシアとの戦いに敗れて、
皇帝の地位を失い、地中海のエルバ島に流刑。

しかし、半年程でフランス軍を率いて
再起をかけた大戦争を巻き起こした。

ワーデルローの戦い、（1815年）イギリス軍が勝利。
2度とナポレオンが戻って来ないように、
遠く離れた大西洋の孤島の
セントヘレナ島に流刑された。

2017年に就航したヨハネスブルグからの定期便は
週1便、約６時間の所要時間。
AIRLINKが運行している。

でも、1週間滞在するには、少し？？？

ナポレオンは、セントヘレナ島で、
5年目に体調を崩して寝込むようになり、
1821年5月に51歳の生涯を閉じた。

島の美しいゼラニウムの丘に葬られたナポレオン。

死後、２ヶ月後にナポレオンの訃報が伝えらたそうだ。

帰り道。
行きは、緩やかな長い坂道だったのに気付かなかった。
帰りは坂道の上りだった。

中央の山は、セントヘレナ島で１番高い山なのかな？

古い車です。チャーターされたようです。

ミニバスの前のドアは、半分くらいしか開かなかった。
身体の大きい欧米人ばかりなので、
後ろのドアから出入りする方が多かった。

でも後ろのドアの前の席の私は、座席の横にドアが移動するので
何時もドアに腕を挟まれていた。

ナポレオンの過ごしたロングウッド・ハウスへ向かいます。

のどかな景色が続きます。

やっぱり、ダイアナ山（823m）

ナポレオンハウスの見学は30分、
しかし、入り口でかなり待たされ、
中に入っても狭くて、おまけに熱心なナポレオンハウス専任のガイドさんの
説明が長くてなかなか進まなかつた。

ナポレオンのベッド意外に小さかった。お風呂、ダイニングセット、
当時使われていた物が、沢山残されていた。

ショップも有ったのに時間が無く、英領なのでポンド表示なので
お土産購入しようとしている皆さん USドルをお持ちなので、
ポンドをドル換算して・・・お釣りの計算も・・・？？？
慣れない店員さんは、かなりの時間が必要だった。

お庭も広くてお花が沢山咲いていたけど、
見て回る時間もなくバスへ戻る。

バナナの木。

ワインのプランティーション。
時間がなくなり、パスと言われみんなで抗議して15分程。
しかし、中は見れず・・・

おまけに私のバスの方が１人行方不明になり、
30分程探しました。

敷地内にゾウ亀がいます。近くにはいけません。

拡大して。

187歳？ジョナサン？

此処にも極楽鳥！

港の方へ。

沖合にセレニティが停泊中。

此処は、ジェイコブズラダー。
階段が699段。

下から階段を登って来た方が到着。
結構楽だったよーと言われてましたが？？？
若い元気な男性！

手前は殆どシニアの乗船客。

沖にセレニティが停泊しています。

全長183mで、699段の階段です。

1829年に鉄道事業者によって傾斜面索道として建設後、
物資を持ち上げる目的で階段として再建されたそう。

以前、世界ふしぎ発見！で放送されていた・・・

頑張ってる方がいます！

階段を上るのであれば、
下のセントヘレナ博物館で登頂証明書も発行して貰える。

チャレンジしたかったけど、
ナミビ砂漠で膝を痛め、腕も負傷していたので諦める。

テンダーボートの乗り場も見えます。

68,870トンで、乗船客は1,070名程が定員でしたが
2018年にリニュアルされて、スィートルームが増えて
乗船客は980名になりました。
乗員は655名。

断崖の横に広がる道路。

699段の階段、インパクトありますね。

断崖の中の道路、薄く見える所を移動しました。

テンダーボート乗り場へ行く途中。

テンダーボートの中から写す。

もう、来れないなぁー
もっと見て回りたかった！

15時の出港なので、時間がもう少しあったら
ゆっくりしたかった。

いよいよ、出航です。
セントヘレナ島は7時に沖合に到着。
ツアー開始が８時集合で、
ツアー開始が8時半からの４時間の予定でした。
そして、出港は15時、早い！

しかし、小さな町、何処も混雑して時間が掛かり過ぎました。

そして、テンダーボートも混み合い、
ジェームズタウンへの出発も遅れました。

13Fのデッキから、セントヘレナ島を眺める。

お天気が良かったので、海の色も綺麗です。

海の色、濃いブルー！

セントヘレナ島、もう1度行けたら良いなぁー