2021/01/16 - 2021/01/16
272位(同エリア491件中)
タブラオさん
大人の特権、「おと休」を使い、土曜日に一人、鳴子温泉に行ってきました。この時期の「おと休」も毎年のように使っていますが、冬場は流石に行くところがない! ということで冬場でもアクセスの悪くない鳴子温泉郷に今年も行ってきました。本当は「おと休」をもっと有効活用して別の日に新潟辺りにも行きたかったんですが、流石にちょっと遠慮して今回は鳴子温泉だけにしました。
鳴子温泉は去年の1月22日に行きましたので、約1年振りでした。その間に色んな温泉に行きましたが、中山平温泉の「琢秀」と東鳴子温泉の高友旅館は、私の中では別格でして、その感触をもう一度確かめたいと思っていました。それと、前回と全く同じでは面白くないため、周辺の温泉で面白そうな温泉をいくつか調べていきました。
で、どうだったかと言うと、現地での滞在時間は短めでしたので、駆け足になってしまいましたが、行きたいと思っていたところには大体行くことができました。中山平温泉の「琢秀」と高友旅館は前回と変わらず素晴らしい温泉でした。今回、新しく行ったところも、概ね期待通りの素晴らしい温泉ばかりでした。特に東鳴子温泉の初音旅館は、今はなき、那須の「老松温泉」に通じるひなびた感があり、次は是非泊まりで行ってみたいと思いました。
この地域は色んな種類のお湯が楽しめ、ひなびた温泉旅館が集積しています。次から次へと行きたいところが出てきます。是非来年もまた行ってみたいと思います。
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7時16分発の「はやぶさ101号」で古川に向かいました。仙台を出たら各駅停車になる「はやぶさ号」のため、人気がないせいか、席はずっとガラガラでした。
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古川駅には9時03分に着きました。鳴子温泉行きの陸羽東線が9時19分発でしたので、接続もばっちりでした。陸羽東線も写真の通り、ガラスキでした。
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中山平温泉駅に10時14分に着きました。前回来たのは平日でしたが、中山平温泉駅で降りる人が結構いました。今回も同じ電車でしたが、土曜日にも拘わらず、他に降りる人は一人もいませんでした。
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天気予報では日中雨予報でしたが、見事に当たりました。実際には晴れ間が覗いていたりしましたが、なぜか小雨がずっと降っていました。雪ならまだ風情があるのに、雨はねぇ…
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「名湯秘湯うなぎ湯の宿 琢秀」
10時32分に着きました。寄り道もせず、いつもより早めに歩きましたが、20分弱掛かってしまいました。 -
前回は「亀の湯」「石橋の湯」「長生の湯」に入りましたが、「長生の湯」の混浴露天風呂は掃除中か何かで入れませんでした。今回はその混浴露天風呂に入ることを楽しみにしていました。
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「長生の湯」
「長生の湯」の混浴露天風呂に行くには、ここを通らないと行けません。取り敢えず入ってみましたが、お湯に足を入れた瞬間にわかるヌルヌル・トロトロ度合い! 毎回思いますが、中山平温泉と奈良田温泉はヌルヌル・トロトロ度では別格です。 -
「長生の湯」の混浴露天風呂
お湯は「長生の湯」の内風呂と同じでした。ヌルヌル・トロトロ具合は素晴らしいの一言。お湯の中でついつい身体中を擦ってしまいたくなりました。前回は弱めの硫黄臭だと思っていましたが、今回は硫黄臭よりもアブラ臭の方が強く感じられました。いずれにしても、香りも好みですので、次は是非泊まりで来たいと思いました。 -
前回は別の露天風呂でしたが、ずっと1人であったため、とてもリラックスできました。今回は、常に他の人がいたため、その意味では印象はイマイチでしたか、その割には長湯してしまいました。最後になってようやく一人になれたため、写真も何とか撮れることができました。
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お昼は「琢秀」のロビーを使わせてもらいました。前日に近くのスーパーで買っておいた菓子パンを持って行きました。いつもの組み合わせに加え、今回は新しくハムタマゴサンドを食べました。
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「しんとろの湯」
ほとんど時間がなくなってしまいましたが、せっかくここまで来ましたので、10分でもと思い、サクッと入ってきました。440円とお手軽ですが、その分、人の出入りが多く、とても落ち着いて入れるようなお風呂ではありませんでした。写真のお風呂が1つだけで風情など微塵も感じられませんでした。ただ、お湯は「琢秀」と同じでした。ヌルヌル・トロトロ度合いも香りも同じに感じられました。「琢秀」の日帰り入浴料は1,000円ですので、「琢秀」が高いと思われる方は、こちらでも充分中山平温泉のお湯は味わえると思いました。 -
12時18分に中山平温泉駅を出て、鳴子温泉には12時25分に着きました。雨が降っていたせいか、ほとんど人通りもありませんでした。
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デザート代わりに温泉まんじゅうと何となく肉まんをお買い上げして食べました。
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いつもの電話ボックスと郵便ポスト
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「旅館すがわら」
12時45分に着きました。鳴子温泉駅から歩いて10分ちょっとでした。 -
写真はHPから拝借したものです。このコバルトブルー(「すがわらブルー」というそうです)のお湯の写真を見て、ここに寄ろうと決めましたが、行ってみたら、お昼の時間帯は女性専用とのことで、入れませんでした。ここは他にも数種類のお風呂があるようですが、日帰り入浴時には、種類毎に500円を払え的なことが書いてあって、印象もイマイチでした。
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案内されたのは、旅館内でも一番奥にある2つのお風呂でした。「美人の湯」ですと言われて入ったこちらのお風呂ですが、直前に入った中山平温泉のお湯を4倍位に薄めた感じのお湯でした。まあ、一般的に「美人の湯」とか「美肌の湯」とか言われるのはその程度ですが…
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こちらは半露天風呂です。烏龍茶のような色でしたので、一瞬モール泉かと思いましたが違いました。アブラ臭に独特の薬品臭というか、汲み取り式トイレの消毒液のような臭いがしました。「粟野岳温泉南洲館」の時と同じような…。でもこちらの方が皮肉にも、先に入った「美人の湯」よりもヌルヌル・トロトロしていました。
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「まるみや旅館」
旅館すがわらを出たのは13時40分。次の目的地は東鳴子温泉ですが、電車には乗らずに「旅館すがわら」から歩きました。写真の「まるみや旅館」は、東鳴子温泉に入ってすぐのところにありました。いい感じのひなびた感でしたので、次の日帰り入浴の候補です。 -
東鳴子温泉の商店街(温泉街?)。ひなびた温泉旅館が散らばっていましたが、Google Mapで検索してみると、どれも味のある温泉ばかりでした。マニアが東鳴子温泉はいいと言うのも納得です。
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「いさぜん旅館」
ここも日帰り入浴の候補でしたが、時間が限られていたため、今回はパスしました。東鳴子温泉には行きたいところがたくさんあって困ります。 -
「おみやげの店 なるみ」
前回に引き続き、今回もまたここでお土産を買いました。確か「大栗もち」だったかと思いますが、6個入りで780円でした。こしあん大福の中に栗が入っていてこのお値段ですので、とてもリーズナブルです。 -
「初音旅館」
14時05分に着きました。去年見た時にはてっきり廃墟だと思っていました。ごめんなさい。Google Mapでこの辺りの温泉旅館を調べていたら、廃屋だと思っていたこの旅館が営業中であることを知りました。Googleの口コミ評価も高いし、写真を見るととても良さそうでしたので、ここで日帰り入浴しようと事前に決めて来ました。 -
駐車場に車が停まってるし、中も電気が点いていたため、営業中であることはすぐにわかりました。それにしても、入り口からして、ひなびた感満点。今はなき「那須の珍湯 老松温泉」を探検した時のようなワクワク感でした。
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玄関はこんな感じでした。スリッパのくたびれた感はハンパではありませんでした。
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右は「立ち寄り湯は午後三時まで」とありましたが、左には「ご入浴のみのお客様はお断わりさせていただいております」とありました。何とか入れないものかと思いながら、奥の帳場まで入って行って、おばちゃんに聞いたら、今日は宿泊客がいるため、宿泊客が優先とのこと。でも、懇願するよう目でお願いしたのが良かったのか、今はお風呂に入っていないから、いいよということになりました。
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「便所」も「浴室」も渋い! 手作り感満載でした!
第参浴場ということは、第一と第二があるのかな? 泊まって、「第一」と「第二」にも入ってみたい! -
第参浴場の扉を開けるとこれです!
黒いお湯に半円の湯船も渋いが、ガラス窓がこれまた渋い! -
スマホの画像では全体が写らないため、上下に分けて撮って、くっ付けてみました。歪んでいますが、雰囲気は分かると思います。
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これは、左右で分けて撮ってくっ付けたものです。こっちは歪み過ぎですが…
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内風呂ではありますが、ガラス窓が大きくて解放感がありました。外の雪景色が綺麗でした。ところどころ窓が開いていて、換気も良いため、半露天風呂にいるようでした。
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肝心のお湯ですが、東鳴子温泉特有のアブラ湯でした。とても濃くて、高友旅館に行かなくとも充分に満足できるお湯でした。
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15時43分発の電車に乗る予定でしたので時間的な余裕はありませんでした。一人で快適だし、お湯は申し分ないし、そのまま時間ギリギリまで初音旅館にいようかとも思いました。おまけに高友旅館に行っても人が多そうだしと思いながらも、やはり高友旅館は外せないだろうと言うことで、切り上げて高友旅館に向かいました。
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素っ気ない出入口の扉。まあ趣はありませんが、味はあると思います。一度気に入ってしまうと、何から何までポジティブに感じてしまうのが不思議です。
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流しを撮ったものではなく、レトロな鏡を撮ったものです。意図的にレトロを狙っているのではなく、昔からそのまま使い続けているものなのでしょう。
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「金線サイダー」って何?と思い、調べてみましたが、どうも1900年位からあるサイダーのようです。この旅館がそんなに前からあるのかどうかは知りませんが、それ位、年季の入った建物でした。ここの旅館もいつまで営業しているかわからないので、やっている内に、泊まってみたいと思いました。
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「高友旅館」
14時20分前に初音旅館を出て、すぐ近くの高友旅館に向かいました。東鳴子温泉に来たら、やはり高友旅館は外せません。 -
ちょうど1年前にも来ましたが、何も変わっていませんでした。
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虎のぬいぐるみではなく、剥製もそのままでした。
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入口も一緒。何十年も前からずっと一緒で、今後何十年もずっとこのままなのでしょう。
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写真は去年のものです。入った時には4人の方が中にいました。時間がなかったため、10分程度しかいませんでしたが、どんな感じか確認出来ただけで充分でした。
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そのお湯ですが、去年来た時から色んなアブラ泉に入っていますが、やはり一番インパクトのあるのは、新潟県の新津温泉で、高友旅館は2番目かなという印象です。「初音旅館」と比べると、「初音旅館」がかなりオーソドックスなアブラ臭であったのに比べ、高友旅館は、よりきつめで少し癖のあるアブラ臭でした。
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「鳴子御殿湯駅」
無人駅かと思ったら、改札にお姉さんがいました。入口の「待合室に鳥やヘビが入ってきますので…」の注意書のことをちらっと聞いてみましたが、夏場は頻繁に入ってくるそうです。駅のトイレの中にヘビがいたこともあったそうですが、旅行客がヘビをトイレ内で見つけたらパニックでしょうね。 -
15時43分発の陸羽東線で古川に向かいました。写真は、電車から見えた夕陽です。夕陽を見ると、なぜか無性に旅に出たくなります。
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17時06分発の「はやぶさ110号」で帰京しました。この時間にしたのは20時00分までに自宅に戻るためですが、この通りガラガラでした。
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夕食は古川駅の「さぼてん」でミックスフライ弁当を買って、新幹線で食べました。
家に着いたら19時50分でした。20時00分までに戻って来れて良かった。
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