2020/09/14 - 2020/09/15
207位(同エリア326件中)
TMBSさん
この旅行記のスケジュール
2020/09/14
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電車での移動
あすなろう四日市→(四日市あすなろう鉄道内部線内部行き)→内部
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電車での移動
内部→(四日市あすなろう鉄道内部線あすなろう四日市行き)→日永
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電車での移動
日永→(四日市あすなろう鉄道八王子線西日野行き)→西日野
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電車での移動
西日野→(四日市あすなろう鉄道八王子線あすなろう四日市行き)→あすなろう四日市
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電車での移動
近鉄四日市→(近鉄名古屋線急行名古屋行き)→桑名
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この旅行記スケジュールを元に
久しぶりに三重県・岐阜県のローカル私鉄に乗りに行きたかった私と、三重県のグルメやカフェ、アニメ映画「聲の形」の聖地・岐阜県大垣市を訪れたいという家内の利害が一致。
9月半ばに近鉄の株主優待券を片手に1泊2日の小旅行に出かけました。
今回は四日市で名物グルメを楽しみ、近鉄から経営移管された四日市あすなろう鉄道の内部・八王子線を乗り歩いた際の様子をご紹介します。
①1日目(近鉄日本橋→桑名、近鉄株優利用で急行乗り継ぎ)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11667160
②1日目(12年ぶりの三岐鉄道乗り歩き)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11668570
④2日目(養老鉄道で巡る大垣の街)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11651217
⑤2日目(近鉄名阪特急「ひのとり」での帰路)はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11672707
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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近鉄四日市駅近くの「スーパーホテル四日市 国道1号線沿」に荷物を置いた後、夕食に名物の「四日市トンテキ」を求めて駅前商店街をしばし散策。
トンテキを提供しているラーメン店兼町中華の「東京おぎくぼラーメン ゑびすや 四日市店」を見つけて入店しました。東京おぎくぼラーメン ゑびすや 四日市店 グルメ・レストラン
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ひとまず瓶ビールで乾杯。
東京おぎくぼラーメン ゑびすや 四日市店 グルメ・レストラン
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イチオシ
お待ちかねの「四日市トンテキ」
他の料理も注文した兼ね合いで、1人前のみの注文となりましたが、食べごたえのある量でした。
濃い味付けでビールもよく進みました。東京おぎくぼラーメン ゑびすや 四日市店 グルメ・レストラン
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商店街に掲げられたフライヤー。
現在の近鉄四日市駅付近の商店街の一部は、かつて東海道でした。
ちなみにフライヤーに描かれたキャラクターは、四日市市のゆるキャラ「こにゅうどうくん」。
毎年夏の大四日市まつりに登場する巨大なからくり人形「大入道」の息子という設定のキャラクターです。 -
人通りの少なくなった夜の商店街を歩いて、ホテルに戻ります。
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イチオシ
翌日の朝食は、本来ならばビュッフェ形式のはずでしたが、新型コロナウイルスの感染防止策の関係でお弁当に変更されました。
私は幕の内弁当を、家内はカレー弁当を選択。近鉄四日市駅・JR四日市駅双方からのアクセスが良いです。 by TMBSさんスーパーホテル四日市 国道1号沿 宿・ホテル
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今回宿泊したホテルの客室。
近鉄四日市駅・JR四日市駅双方からのアクセスが良いです。 by TMBSさんスーパーホテル四日市 国道1号沿 宿・ホテル
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ホテルの客室からの眺め。
南北に走る広い道路は、国道1号線。
東西に走る広い道路は、近鉄四日市駅とJR四日市駅を結ぶ中央通り。
このあたりは四日市市の商業の中心で、商店街の中にマンションやオフィスビルが建ち並んでいます。近鉄四日市駅・JR四日市駅双方からのアクセスが良いです。 by TMBSさんスーパーホテル四日市 国道1号沿 宿・ホテル
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洗濯を済ませ、10時過ぎにホテルを出発。
今日最初の目的地に向かいます。近鉄四日市駅・JR四日市駅双方からのアクセスが良いです。 by TMBSさんスーパーホテル四日市 国道1号沿 宿・ホテル
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中央通りから見た近鉄四日市駅(四日市近鉄百貨店)。
近鉄四日市駅 駅
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四日市あすなろう鉄道の四日市駅は、近鉄四日市駅から中央通りを越えた先、近鉄の高架下に位置します。
あすなろう四日市駅 駅
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今日これから乗車する四日市あすなろう鉄道は、2016年にそれまで近鉄の路線だった内部線・八王子線の経営を引き継いだ第三セクター鉄道です。
両線に乗車するのは近鉄時代の2008年以来12年ぶり。あすなろう四日市駅 駅
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地元自治体出資の第三セクター鉄道として再出発してから4年。
四日市あすなろう鉄道は今や、四日市市の地域資源の一つとまで位置付けられています。あすなろう四日市駅 駅
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改札前に掲出された「シースルー列車」についての案内。
「シースルー列車」が何であるかは、おいおい説明させていただきます。あすなろう四日市駅 駅
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四日市あすなろう鉄道の線路の幅は762mm。
昨日乗車した三岐鉄道北勢線と同様、一般の鉄道より線路の幅が狭い「軽便鉄道(なローゲージ)」です。あすなろう四日市駅 駅
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イチオシ
近鉄の高架下に設けられたホームに、「なろうグリーン」のデザインを纏った内部線内部行きの電車がやってきました。
先頭車には、何やらヘッドマークが付いています。あすなろう四日市駅 駅
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「四日市⇔内部」の方向板。
近鉄時代は先頭車の方向幕に行き先を表示していましたが、現在は基本的にこの方向板で行き先を案内しています。あすなろう四日市駅 駅
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ご当地ゆるキャラ「こにゅうどうくん」をあしらったシースルー列車のヘッドマーク。
そう、この編成が先ほど少し触れた「シースルー列車」なのです。あすなろう四日市駅 駅
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「シースルー列車」とは何でしょうか。
実は四日市あすなろう鉄道260系263F編成のうち、内部・西日野方先頭車のク165号車は床の一部が透明なガラス張りになっており、全国的にも珍しい軽便鉄道の車輪や軌道、橋梁を床の上から観察することが可能になっています。
老若男女問わず、乗り物好きな方にはお勧めしたい車輌です。四日市あすなろう鉄道 内部線 乗り物
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車内に掲示された、「シースルー列車利用時の注意書き」。
こちらにも「こにゅうどうくん」があしらわれています。四日市あすなろう鉄道 内部線 乗り物
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四日市あすなろう鉄道260系電車の車内。
四日市あすなろう鉄道への移管時に近鉄から引き継がれた車輌ですが、経年の古い数両については新造車両での取替が実施され、比較的経年の浅い車輌についても新型車両と見違える程の大規模なリニューアル工事が実施されました。四日市あすなろう鉄道 内部線 乗り物
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車内の運賃表と次駅案内も、リニューアルに合わせて最新鋭のLCDモニターに置き換えられました。
日永駅 駅
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近鉄から四日市あすなろう鉄道への経営移管に当たっては、地元の四日市市が鉄道施設や車輌を保有、四日市あすなろう鉄道がそれを借り受けて運営する「上下分離方式」が取られました。
そのため、260系の車内には「四日市市」のプレートが貼付されています。四日市あすなろう鉄道 内部線 乗り物
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あすなろう四日市から19分ほどで、内部線終点の内部駅に到着。
内部駅 駅
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内部駅のホームに建つ架線柱には、近鉄の社章入りのプレートが残っていました。
内部駅 駅
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ホーム上のゴミ箱も近鉄仕様のまま。
2016年の経営移管からまだ4年しか経過していないとあり、そこかしこに近鉄時代の痕跡が残っています。内部駅 駅
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ホーム上には近鉄時代の雰囲気が残っていましたが、駅舎内の券売機は新しい食券タイプのものに置き換えられていました。
今回はあすなろう四日市駅の窓口で購入したフリーきっぷを利用したため、券売機を利用することはありませんでしたが・・・内部駅 駅
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四日市あすなろう鉄道への経営移管に合わせて、内部駅前には送迎客向けのロータリーが整備されました。
内部駅 駅
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内部駅ですが、駅舎もご覧のとおりお色直しされています。
内部駅 駅
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再び「シースルー列車」に乗車し、四日市方面に戻ることにします。
ドア横にも「こにゅうどうくん」が。四日市あすなろう鉄道 内部線 乗り物
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260系電車の車内。
普通鉄道より狭い車体に、小ぶりなクロスシートが並んでいます。四日市あすなろう鉄道 内部線 乗り物
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座席の手すりがハート形なのには、思わず心が和みました。
四日市あすなろう鉄道 内部線 乗り物
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内部駅停車中、「シースルー列車」の床越しに撮影した260系電車の台車と軌道。
四日市あすなろう鉄道 内部線 乗り物
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イチオシ
260系ク163号「シースルー列車」の台車。
よく見ると、車軸には星型の蛍光シールが貼付されています。四日市あすなろう鉄道 内部線 乗り物
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終点のあすなろう四日市までは乗車せず、2駅手前の日永で下車。
ここで八王子線に乗り換えます。
駅ホームにはちょっとした鉄道資料展示コーナーが。日永駅 駅
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日永駅のホームに展示されていた、762mm軌間用の電車の台車。
おそらく、リニューアル前の四日市あすなろう鉄道260系電車が履いていたものと思われます。日永駅 駅
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こちらの車輪は1067mm軌間(JR・養老鉄道・名鉄など)用のもの。
先ほどの台車とこの車輪の下に、762mm幅、1067mm幅、1435mm幅、計3本のレールが敷かれており、3種類の軌間の違いを目で見て体感できるようになっていました。
ちなみに三重県四日市市と桑名市は、762mm軌間・1067mm軌間・1435mm軌間の鉄道がいずれも通っている全国的に見ても稀な地域です。日永駅 駅
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展示コーナーの裏にも「こにゅうどうくん」が。
地域住民に愛される鉄道づくり、他地方、他国から軽便鉄道目当てに人が集まる街づくりを目指す四日市市の大きなビジョンが感じられました。日永駅 駅
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次に乗車する八王子線西日野行きが到着。
こちらも260系ですが、先ほどの内部線電車とは異なる「なろうブルー」塗装でした。日永駅 駅
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260系ドア上に掲出された路線図。
四日市あすなろう鉄道 八王子線 乗り物
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日永から1駅で、八王子線終点の西日野駅に到着。
線内に「八王子」を冠する駅がないのに、何故八王子線という路線名なのかについてはこれから軽くお話させていただきます。西日野駅 駅
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イチオシ
西日野駅の駅舎。
四日市あすなろう鉄道への移管に合わせて、駅前ロータリーに屋根が設けられました。西日野駅 駅
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このあたりは四日市市の四郷地域。
史跡や古い建物もいくつかあるようで、駅前にはウォーキングマップが設置されていました。西日野駅 駅
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西日野駅前に設置された、昔の八王子線について解説する案内板。
実は八王子線、かつては西日野から1.6Km先の伊勢八王子まで路線が伸びていました。
しかし、同区間は近鉄時代の1974年に水害で大きな被害を受け、復旧されないまま1976年に廃止されてしまいました。にも関わらず、路線名だけは「八王子線」のまま残されたという次第です。西日野駅 駅
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西日野駅前の風景。
1974年の水害までは、ここから駅前を流れる天白川に沿って線路が西に伸び、伊勢八王子に至っていました。西日野駅 駅
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西日野駅の駅舎に掲示された広報紙「あすなろう新聞」。
地域の足として欠かせない存在になりたいという、四日市あすなろう鉄道サイドの強い意志が伝わってきます。西日野駅 駅
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西日野を出た電車は、9分であすなろう四日市駅に到着。
あすなろう四日市駅 駅
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今回利用した四日市あすなろう鉄道の1dayフリーきっぷ。
2020年9月時点では、2種類のデザインのものが販売されていました。 -
左は「こにゅうどうくん」を象ったぶら下げ紐付きのフリーきっぷ。
右は260系電車を象ったフリーきっぷ。 -
昼食は近鉄四日市駅改札横のうどん・そば店「四日市庵」でいただくことに。
四日市庵 グルメ・レストラン
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イチオシ
私は伊勢うどんと炊き込みご飯のセットを、家内は(写真に撮り損ねましたが)きしめんと味噌カツのセットを注文しました。
大阪と名古屋両方の食文化の影響を受けている四日市。きしめんの出汁は関西のうどんに近い味わいで、また伊勢うどんや味噌カツも楽しめるのが興味深いところです。四日市庵 グルメ・レストラン
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乗車予定の電車までまだ時間があったので、「四日市庵」の向かいの「カフェチャオプレッソ」に入店。
カフェチャオプレッソ 四日市駅店 グルメ・レストラン
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コーヒーを飲んでしばし一息つきました。
カフェチャオプレッソ 四日市駅店 グルメ・レストラン
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次に乗車する電車は近鉄名古屋線の急行名古屋行き。
22000系の特急名古屋行きの後に入線するようです。近鉄四日市駅 駅
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近鉄四日市から名古屋までの急行停車駅は僅か4駅。
両駅の間を利用する際、特急ではなく急行を利用する人も多い様子でした。近鉄四日市駅 駅
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12時51分発の急行名古屋行きが到着。
前から2両目のロングシート車に乗車し、次の目的地桑名を目指します。近鉄四日市駅 駅
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