2020年9月、三重・岐阜・愛知の旅④（2日目・京急カラーの養老鉄道で大垣へ）

2020/09/14 - 2020/09/15

久しぶりに三重県・岐阜県のローカル私鉄に乗りに行きたかった私と、三重県のグルメやカフェ、アニメ映画「聲の形」の聖地・岐阜県大垣市を訪れたいという家内の利害が一致。

9月半ばに近鉄の株主優待券を片手に1泊2日の小旅行に出かけました。

今回は先行して、2日目に訪れた養老鉄道と大垣市内の様子をお伝えしようと思います。

①1日目（近鉄日本橋→桑名、近鉄株優利用で急行乗り継ぎ）はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11667160

②1日目（12年ぶりの三岐鉄道乗り歩き）はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11668570

③1・2日目（四日市グルメと四日市あすなろう鉄道）はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11670956

⑤2日目（近鉄名阪特急「ひのとり」での帰路）はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11672707

エリア 大垣(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日の宿泊地である近鉄四日市から、近鉄名古屋線の急行で桑名に到着。
松阪寄りの車輌は、2610系の「LCカー」でした。

桑名駅 駅

桑名駅の近鉄名古屋線改札口。
8月に橋上駅舎化されたばかりなので綺麗です。

桑名駅近鉄改札口前の床には、目の錯覚を利用した乗り場案内がペイントされていました。
橋上駅舎に近鉄・養老鉄道・JR東海の3社がそれぞれ別の改札を設けており、利用者への分かりやすい案内が求められていたゆえのユニークなサインです。

桑名駅 駅

今日これから私たちが利用するのは、桑名と大垣、揖斐を結ぶ養老鉄道養老線です。
2007年までは近鉄の養老線でした。

桑名駅 駅

養老鉄道養老線の改札口のサインもご覧の通り。

桑名駅 駅

橋上駅舎から階段を降り、しばらく歩いた先が養老鉄道養老線のホームです。

桑名駅 駅

養老鉄道養老線の券売機。
第三セクター化にあたり徹底した合理化を図ったので、券売機は食堂や温浴施設にあるような簡易なものが設置されていました。

桑名駅 駅

今回乗車する13時25分発の大垣行きは、600系(元近鉄1600系)による運行でした。
養老鉄道の前身と京浜急行電鉄(京急)の前身の創業者が同一人物であることにちなみ、京急のカラーリングに塗られた編成です。

桑名駅 駅

途中ですれ違った桑名行き電車は、最近東急電鉄から移籍した7700系。
東急時代と同じ「歌舞伎」カラーで活躍しています。

三重・岐阜県境付近の車窓
すぐ東側には揖斐川・長良川・木曽川が並んで流れ、洪水に悩まされてきた輪中地帯が広がっています。

養老の瀧でお馴染み、養老駅で列車行き違いのため小休止。

養老駅 駅

ここでも桑名行きの7700系と行き違います。
こちらは養老鉄道オリジナルの緑帯の編成です。

養老駅 駅

600系の車内。
古い車輌ですがかなり綺麗に手入れされていました。

車内広告。
鉄道グッズも各種取り揃え、増収に努めている印象でした。

1時間ほどの乗車で、終点の大垣駅に到着。

大垣駅 駅

隣の揖斐行きも600系でした。
こちらは昔ながらのマルーン塗装です。

大垣駅 駅

JRのホームに、米原からの311系普通電車が到着。
315系の導入で、数年内に置き換えられることが決まっています。

大垣駅 駅

大垣駅の駅ビル。
よく乗り換えで利用した駅ですが、まともに駅舎を撮影したのは今日が初めてかもしれません。

大垣駅 駅

関ヶ原の合戦420年を記念した大垣駅南口の花壇。

大垣駅 駅

駅の南側へは地下道を通る形になります。

大垣市のゆるキャラは、同地で「奥の細道」の長旅を終えた松尾芭蕉をモチーフにした「おがっきぃ」です。

大垣を訪れた目的はアニメ映画「聲の形」の聖地を見ること。
閉店した百貨店「ヤナゲン」のショーウィンドウに飾られた登場キャラクターのポップ。

駅通りをもう少し南に歩いた先にあるカフェ「masu cafe」で休憩することに。

masu cafe グルメ・レストラン

「masu cafe」は地元の特産である桝のメーカー、大橋量器が経営するお洒落なカフェです。

masu cafe グルメ・レストラン

壁面には同社製の桝がズラリ。
そのなかにはハロウィンの黒猫やカボチャはじめ可愛らしい人形が。

masu cafe グルメ・レストラン

こちらも「masu cafe」の壁面。

masu cafe グルメ・レストラン

快晴の暑い日だったので、果物のシャーベットを注文。横の「大垣ラムネ」をかけていただきます。

masu cafe グルメ・レストラン

「大垣ラムネ」の原材料は大垣の水。
まさに地産地消というメニューです。

masu cafe グルメ・レストラン

「masu cafe」で買い求めた「聲の形」のタイトルロゴ入りの桝

主人公の西宮硝子と石田将也のイラストも入っており、ファン必携のアイテムです。

「masu cafe」を出てさらに南へ。
映画「聲の形」では、水門川沿いの遊歩道がたびたび登場します。

水門川遊歩道 四季の路 名所・史跡

しばらくのんびりしていたい、川のある風景

水門川遊歩道 四季の路 名所・史跡

この橋も「聲の形」に登場していたはずです

水門川遊歩道 四季の路 名所・史跡

このアングルも登場したはずです

水門川遊歩道 四季の路 名所・史跡

帰りは近鉄の名阪特急「ひのとり」を利用予定。
駅前の金券ショップで、名古屋までの格安切符を買いました。

大垣駅の成城石井で飲食物を買い出した後、東海道本線の特別快速豊橋行きで名古屋へ。

大垣駅 駅

特別快速の車輌は313系でした。

大垣駅 駅