2020/12/25 - 2020/12/25
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shushu tany さん
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今年の年末年始は帰省や旅行をあきらめ、かといって、ずーーっと家にいるのも気が滅入るので、東京都内を散歩することにしました。
本日はクリスマスですが、全くクリスマスっぽくない、清澄白河から門前仲町の江戸時代を感じるコースを散策しました。
しかし、この地域、江戸時代から歴史ある街なのはもちろんですが、最新のコーヒー文化、人気のベーカリーなども多数で、むしろ最先端の文化の発信地、といった雰囲気もあったのが、新しい発見です。
以下、行程です。
12/25(金)
・清澄白河駅まで地下鉄で。この時点で10:00くらい。
・まずは、「清澄庭園」へ、都心とは思えない、ゆったりした時間を満喫します。
・「深川江戸資料館」で、江戸時代について理解を深めます。
・江戸時代、北海道や樺太を測量し、伊能忠敬とともに日本地図完成に貢献した「間宮林蔵の墓」へ。
・「長寿庵・蕎匠」で昼食。おいしいそばと、深川めしを堪能。
・「旧東京市営店舗向住宅」を見物し、そのひとつにあるベーカリー「Oval」でパンを購入。
・もうひとつ、近くのベーカリー「Viking」を訪問し、食パンを購入。
・門前仲町へ散歩していきます。
・「深川不動堂」を参拝。
・その門前にあるカフェ「MONZ CAFE」でカフェ休憩。
・最後に「富岡八幡宮」と、その敷地内にある「伊能忠敬像」を見学し、門前仲町駅から帰宅。この時点で15:00くらい。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
清澄白河駅から散策を開始します。
前半の清澄白河エリアはこのルート。
散策にあたっては、
清澄白河エリア↓
https://koto-kanko.jp/theme/detail.php?id=TH00027
などのサイトを参考にしました。 -
VIKING BAKERY zero以降、後半は、門前仲町エリア。
参考にしたのはこちら。
門前仲町エリア↓
https://koto-kanko.jp/theme/detail.php?id=TH00028 -
まずは、定番の清澄庭園から。
清澄庭園 公園・植物園
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江戸時代に、下総国関宿の藩主・久世大和守の下屋敷になり、その頃にある程度庭園が形づくられて、明治時代にも整備が進められ、今の形になった、という少し複雑な歴史のある庭園のようです。
清澄庭園 公園・植物園
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都心にいるのがウソのようで、ずーっとここでのんびりしたい、という感じになります。
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「伊豆石」とあるので、伊豆から運んできた石なのでしょうか。分かりませんが。
清澄庭園 公園・植物園
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日常生活ではほぼ見ることのない大きな石があります。
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えさが欲しいのでしょうか。鯉が大きな口を開けて寄ってきました。
かわいいですが、えさは持っていないので、申し訳ないですが、先に進みます。 -
落ち着く雰囲気です。
私は詳しいことはわかりませんが、野鳥も、かなりの種類が観察できるそうです。清澄庭園 公園・植物園
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清澄庭園から、深川江戸資料館に向かって歩いて行きます。このあたりは、普通に散歩していても、歴史を感じる建物がたくさんあります。都心ですが、落ち着いた雰囲気です。
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深川江戸資料館に到着。
江東区立で、400円ほどで入館できます。深川江戸資料館 美術館・博物館
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江戸時代の街並みが再現されていて、これが400円で見られるのが驚きます。
深川江戸資料館 美術館・博物館
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文字通り、街並みを再現。
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これは八百屋さん。
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お米屋さん。
江戸時代中期からは、精米技術が発達し、玄米ではなく白米を食べる習慣が広まったと、学芸員さんから説明がありました。
白米をたくさん食べるようになって、栄養が偏って脚気に罹る人も増えた、とのこと。 -
当時は水運も盛んだったということで、船も再現されています。
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本当に見ごたえがあります。
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天ぷらの屋台まで再現。
タイムスリップして、こういったところで、日本酒片手に天ぷらを食べてみたい、と思わせます。
お腹をこわすかもしれませんが。 -
こちらは普通の庶民の住居、いわゆる長屋、とのこと。
浅草あたりでは、数十年前まであった光景なのではないでしょうか。 -
内部まで再現されていて、当時の生活が、おぼろげながら分かってきます。
私自身は、そこまで歴史にすごく興味がある、というわけではないですが、それでも面白い、と思います。 -
続いて、間宮林蔵の墓、を訪問。
間宮林蔵は、江戸時代中後期に、北海道(当時は「蝦夷」(えぞ)と言っていました)や、今はロシア領の樺太(サハリン)に赴いて測量し、北海道や樺太の地図を作製した人物です。
有名な伊能忠敬にも測量術を習った人物で、当時の日本地図は伊能忠敬による本州以南の地図、間宮林蔵による北海道や樺太の地図によって構成されていたそうです。
私自身は吉村昭の小説『間宮林蔵』でなじみ深い人物だったので訪問しました。間宮林蔵の墓 名所・史跡
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普通に住宅街のど真ん中にあるので驚きました。
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ちなみに、間宮林蔵、晩年はこの深川に住んでいたことから、ここにお墓があるということのようです。
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間宮林蔵の墓から散策していくと、コーヒー屋さんやカフェが多いことに気づきます。
この清澄白河エリアは、例えば「ブルーボトルコーヒー」などもいち早く開店したなど、コーヒー文化の最先端を行っている地域だと聞いたことを、思いだします。
この写真のような、いわゆる”リノベ物件”も含め、古い建物を改修したカフェやベーカリーが多いです。フカダソウカフェ グルメ・レストラン
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昼食は、お蕎麦と、この地域のご当地グルメ「深川めし」が食べられるという、「長寿庵 蕎匠」へ。
このお店、女将さんが各席まであいさつに来てくれるなど、歴史を感じるお店です。
中野や吉祥寺などの東京西部では、あまりこういったお店は残っていないのではないでしょうか。長寿庵 蕎匠 グルメ・レストラン
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私は、深川御膳をいただきます。
このお店自慢のお蕎麦と、深川めし(アサリ丼)のセットです。
1,800円くらいですが、おいしいです。
こちらの深川めし、(深川めしといっても色々あるようですが)東海地方の八丁味噌を使用しているとのことで、東海地方出身で八丁味噌で育った私としては、懐かしい味でさえありますが、独特なのかもしれません。 -
妻は、このお店のもう一つの名物(あの「すぎちゃん」も来店して食べた?)、「牡蠣そば」を注文。
でかい牡蠣が4~5個入っていて食べ応えがあったようです。 -
この地域は、江戸時代の情緒を感じる街や庭園、最先端のカフェ文化、深川めしを初めとした食文化など、それらだけでも魅力的です。
しかし、関東大震災の後、当時の”東京市”が復興のために建てたという、大正時代の建物(「旧東京市営店舗向住宅」と言うようです)が部分的に残っているものがあり、これも見ごたえあります! -
すべてではないようですが、古いものものも残っているようです!
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その中に、「Oval」という、人気のベーカリーがあるようです。
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食パンは早い段階で売り切れ。チョコレートやブルーベリーの入ったハード系のパンを購入。
うちに帰って食べましたが、確かにおいしい! -
もう一軒、ベーカリーを訪問。
清澄白河エリアから、門前仲町エリアに向かうちょうど良い位置にあったため、「Viking Bakery Zero」というお店を訪問。バイキングベーカリー ゼロ グルメ・レストラン
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こちらでは食パンを購入。
おいしい!
恐るべし、この地域のベーカリー。 -
門前仲町エリアに歩いて到着。
先ほどのベーカリーから10分もしないうちに到着。人情深川ご利益通り 名所・史跡
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定番の深川不動堂に参拝。
新型コロナ対策で、本堂の中は、以前のようには自由に入ることができず、1日に数回の護摩祈祷時間にのみ、限られた人数しか入ることができませんでした。少し行列になっていました。深川不動堂 寺・神社・教会
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門前の街にあった、「MONZ CAFE」というお店でカフェ休憩。
MONZ CAFE 門前仲町店 グルメ・レストラン
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イチゴのケーキとコーヒーをいただきます。
この「MONZ CAFE」今では品川方面にも店舗があるようですが、ここが一号店とのこと。
この地域はコーヒー文化も、最先端だということが、よくわかります。
実際、ケーキもコーヒーもおいしいです。 -
続いて、これまた定番の富岡八幡宮へ。
富岡八幡宮 寺・神社・教会
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私としては、神社そのものよりも、伊能忠敬像を見たかったのです。
先に言及した間宮林蔵の、後半生の師で、江戸時代における正確な日本地図作成に最も貢献した人物です。
実際には、ここから西に数百メートルのところに住んでいたようです。富岡八幡宮 寺・神社・教会
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説明書きもありました。
この後、門前仲町駅から帰宅しました。
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