スマート珈琲から始まる京都二日目。洛西の奥深き山あいの神護寺・高山寺を訪ねて@２０１６京都

2016/11/12 - 2016/11/15

２０１６年１１月１４日（日）、京都二日目です。
老舗珈琲店「スマート珈琲」で、京都モーニングし、高雄の紅葉の名所神護寺と、可愛すぎるお宝がいっぱいの高山寺を訪ねました。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

京都で迎えた朝、モーニングはホテルから徒歩１０分の「スマート珈琲」です。
京都の老舗喫茶店で、朝８時から開いてます。
「京都モーニング」と検索すると、必ずや出てくる有名店なので、開店１５分前から並びました。
二組待っていて、我らは三組目。

人気のたまごサンド。

人気のホットケーキも。

そしてこれまた人気のフレンチトーストも。

二つに絞れなくて、ふたりで三品平らげます。
というか、まだもうひとつくらい軽くイケる感じがしましたけど。

予想してたとおりの昭和感。
とても落ち着きます。

開店と同時に満席となりました。

京都コーヒーは、味わいが深くて酸味が強いですね。
目覚めに飲むと、シャキッとする感じ。

河原町から二駅ほど阪急電車に乗りました。

阪急電車のカラーって、素敵ですよね～。

四条大宮からバスに乗り、京都の洛西といわれるところより、さらに奥の高雄を目指します。
京都の中ではいち早く紅葉が始まるところです。
山城高雄まで、ほとんど停車しない臨時バスで４０分くらいでしょうか。
バスに乗ってる人は、ほとんどハイカーと思われるような服装でした。

高雄山の中腹あたりの停留所で下車、そこからしばらく歩いて神護寺です。

お～、キレイですね～。
道すがら、いちいち山里の紅葉に感激します。

神護寺は坂を下り、橋を渡り、さらに長い長い石段を登って行きます。
ハイキングの服装で「当たり！」の山深さ。。

途中、「もみじの天ぷら」のお店が。。
540円って高くないですか?

写真だけ撮らせてもらいました。スミマセン。

清滝川の赤い橋を渡るところから、ポツリポツリと雨が…。

なんたって、石段が急なんですよ～。

石段が途切れるとお茶屋さんが現れ、そしてまた石段が始まるという。。

お茶屋さんの誘惑に吸い込まれそうになりますが、帰りにゆっくりね、と自分を励ます。（笑）

やっと山門が見えてきました。
石段は全部で３５０段あるらしいです。

やっと、神護寺です。

弘法大師が住持したというこのお寺、境内がまた広大なんです。

山寺のもみじは、とても趣がありますね。

金堂へと向かう幅広なこの石段は、かつてJR東海のCM「そうだ京都行こう」にも登場しました。
両側のイロハカエデが真っ赤に色付き、得も言われぬ美しさです。

金堂は錦秋の装いです。

イロハカエデをズームアップ

苔の石灯篭の上にも、もみじがはらはらと。。

神護寺から、さらに山深い「高山寺」へ行きます。

雨の水蒸気を含んだ重たい空気が白く立ち上がり、まるであたりは墨絵のよう。
２０～３０分くらいトボトボ歩いた先に、高山寺がありました。

なんとも古めかしい寺標ですが、「栂尾山　高山寺」とあります。

高山寺、まるで仙人が住んでいそうな秘境感があるのです。

実は高山寺は、世界遺産に登録されている名刹です。
文化財の宝庫といわれ、国宝、重要文化財をたくさん保持しているようです。
この古刹、現実世界を忘れそうな「ただならぬ」感じは確かにあるのでした。

国宝　石水院

石水院は後鳥羽上皇の学問所だったという。

石水院から眺める山々の紅葉は、ひと味違う趣があります。

この善財童子像と、鳥獣人物戯画が見たくて、ここにやってきたのです。

鳥獣人物戯画は国宝。こちらに展示されているのは複製ですが、撮影禁止です。

運慶作の「仔犬」もとても愛らしいのですが、これも撮影禁止なのでした。

高山寺、ここの空気感、とても好きになりました。

またいつか。。


最終日に続きます