2020/11/21 - 2020/11/21
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SOUNIONさん
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海外旅行もできない状況なので、「海外に一番近いところ」ということで、対馬に行くことを計画しました。
そのついでに、壱岐、宗像もめぐって、それぞれは正直なところ駆け足になってしまいましたが、
事前に調べていたよりも、古代の生活や信仰などに触れた旅になりました。
2020年11月20日(金)ー11月23日(月・祝)
20日 ①出発、福岡から宗像、筑前大島 福岡(泊)
★21日 ②日帰り壱岐の島 福岡(泊)
22日 ③対馬へ、上島南部と下島 対馬(泊)
23日 ④上島、対馬から福岡経由帰宅
GoToトラベルもさることながら、国境離島に関する助成や、訪日韓国人の減少に伴う措置など、訪問客にいろいろなクーポン施策がとられているのも後押しとなりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
暗いうちから支度をして、ホテルの部屋を出発。コンビニで朝食を調達して歩いて博多港ターミナルへ。
早く着きすぎたせいか、早々にジェットフォイルのチェックインが完了。 -
連休初日だけあってそれなりに行列ができました。
定刻近くなってようやく乗船。 -
久しぶりのジェットフォイル。
朝日の照らされていました。 -
快適な船内。
満席ではないものの、結構埋まりました。 -
定刻通りに出発して、博多湾を快調に進みます。
福岡ドームと福岡タワーを海から眺めます。 -
島影の多い風景事態が、太平洋岸に生まれ育った私には新鮮です。
玄界灘は思いのほか波はあるようでしたが、ジェットフォイルはあまりそれを感じさせずに進みます。
予定通りに郷ノ浦港に到着。レンタカーの送迎で丘の上の駐車場に移動し、車を借り出します。 -
まずは壱岐国一宮の天手長男神社。郷ノ浦港からそれほど遠くはないところです。
駐車場に停めてそのまま車道を歩いていくことができますが、やはり正面から行きたいので、少し回り込みます。天手長男神社 寺・神社・教会
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隠れるようにして鳥居がありました。ここから石段を上っていきます。
天手長男神社 寺・神社・教会
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車道を一度横断して、さらに上っていくと、拝殿があります。
天手長男神社 寺・神社・教会
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残念ながら宮司さんとの都合がつかず、御朱印は拝殿においてある置き書きをいただきました。
帰りは車道を歩いて下って、車へ。
続いて岳の辻という壱岐の島の最高峰へ向かいます。天手長男神社 寺・神社・教会
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岳の辻は213mで島の最高地点だそうです。壱岐の島は全体的に平らで、これといった顕著な山頂がないようです。
この岳の辻の山頂部は、東、西、中央の3か所の展望台があって、穏やかに道が続いています。
九州本土方面を見ると、いくつかの島と本土の山が重なって、美しい景観です。岳ノ辻展望台 名所・史跡
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東北東方面を見ると、田んぼの中に原の辻遺跡や博物館が見えています。
こうやって見ると、比較的平らな島だというのがよくわかりました。岳ノ辻展望台 名所・史跡
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山を下って、原の辻遺跡へ。復元された建物が並んでいます。
実はここに来るまで知らなかったのですが、古代にしっかりと国があり、そこに王都があったというこだそうで、びっくりです。
詳しくはこの後の博物館でいろいろ学ぶことができました。原の辻遺跡 名所・史跡
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丘の上に立つ黒川紀章建築の一支国博物館。ここでは原の辻遺跡を中心に、壱岐の古代の繁栄がよくわかりました。
まさに海の交易の道の中継点だったんだなあ。一支国博物館 美術館・博物館
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博物館の展示ブースから原の辻遺跡を遠望。
一支国博物館 美術館・博物館
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博物館の展望台から周囲を見下ろします。
屋根が芝生になっていて、曲線で波打っています。
何となく愛知の新見南吉記念館にも通じる建物。一支国博物館 美術館・博物館
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岳の辻方向。
多分鉄塔があるところが展望台。
博物館は、ちょっとおもしろいグッズもあって、なかなか楽しい施設。特にシアターは必見。
いろいろ勉強になりました。一支国博物館 美術館・博物館
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壱岐の東側の湾内にある、満潮時には海に浸かってしまうというお地蔵さん。
この時は足元まで行くことができました。はらほげ地蔵 名所・史跡
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お地蔵さんのそばにあるうにめしが名物のお店。
団体さんが来たようで、相当時間を取られました・・・。
地元の方が一生懸命やっているようなので、致し方なし。うにめし食堂はらほげ グルメ・レストラン
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固くて重い壱岐豆腐。
しっかりしているけどそれほど重い味ではありませんでした。うにめし食堂はらほげ グルメ・レストラン
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ウニのシーズンではなかったので、生ではなくうにめしを。
あまりウニは好きではない方なのですが、これはこれで美味しい。うにめし食堂はらほげ グルメ・レストラン
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娘を楽しませようと壱岐イルカパーク&リゾートに向かいました。
壱岐の最北端です。
途中に元寇の文永の役古戦場の石碑を見学。元寇なんてすっかり忘れていた言葉でしたが、壱岐が戦場であったとは知りませんでした。
イルカパークに着いてみると・・・なんと連休なのにお休みでした。
残念!
近くの美しい海を眺めながらUターンです。イルカパーク&リゾート 動物園・水族館
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勝本へと戻る道は、島の北側の外海が広がっていて、美しい海食崖と荒々しい波の絶景が広がっていました。
車を降りて、砂浜や崖の下を散策しました。 -
するとハイビャクシンの自生地の看板がありました。
壱岐対馬などの狭い地域にのみ自生している貴重な植物ということが分かりました。
車を降りて歩いてみると、いろいろ楽しいことに出会えます。 -
ハイビャクシンの自生地そばでは、ダルマギクの群生がありました。
初めてお目にかかる野菊です。 -
ちょうど見ごろの時期でした。
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美しい・・・
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こちらが貴重なハイビャクシン。
庭木などにも使われるようです。 -
勝本の港に来ました。
細長い入り江に沿って、船、そして家が立ち並び、さらにそれに平行に内側にも道がある、そんな集落です。
今でも漁業が盛んな雰囲気が残ります。 -
一本路地を入ったところのカフェを目指します。
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この古い廻船問屋の建物をリノベートして作られた大久保本店。
建物の細部にも細工が施されていて、豊かな家だったことが分かります。モカジャバ カフェ 大久保本店 グルメ・レストラン
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2階の手すりなども美しいですね。
この細くてカーブした道も味があります。モカジャバ カフェ 大久保本店 グルメ・レストラン
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港の形状に平行そた道。
詳しいことはわかりませんが、1本入ることで寒さなども和らぐでしょうから、合理的な集落の造りに想えます。モカジャバ カフェ 大久保本店 グルメ・レストラン
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名物の壱岐牛バーガーをいただきます。
おやつなので、家族で1つ。
でもそれで十分すぎるくらい大きいバーガーでした。モカジャバ カフェ 大久保本店 グルメ・レストラン
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硝子の入り口も味わいがあります。
町に非常によくマッチしたビジネスで、素晴らしいですね。モカジャバ カフェ 大久保本店 グルメ・レストラン
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勝本の港をぶらぶら。
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大小の船がたくさんたくさん停泊しています。
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港の入り口付近に厳島神社が祭られていました。
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神社の前には公民館。これまた風情がありますが、すでに使われていないようです。
勝本を後にして、一路郷ノ浦港を目指します。
その前に時間の許す限り寄り道を。 -
壱岐最大の前方後円墳という双六古墳に立ち寄り。
全長100m弱の古墳で、後円部がずいぶん急斜面の大きなもので、前方部は細め。 -
南側に石室の入り口が開いていました。
古代の壱岐、実に興味深いモニュメントです。 -
さらに息を代表する観光名所、猿岩です。
時間がないので駐車場から見るだけ。
ニホンザルが座っているように見えます。
良く名付けたものです。 -
レンタカーを返却して、郷ノ浦港を少しだけ散策。
勝本ほどではありませんが、こちらにも大小の船が停泊しています。 -
郷ノ浦港にある観光案内所。
ガラス張りのきれいな建物です。 -
フェリーターミナル。
多くの人が最終ジェットフォイルを待っていると思っていたら、
それでけれではなくて、壱岐に戻ってくる島民を迎えに来ている人も多いみたい。郷ノ浦港フェリーターミナル 乗り物
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きれいなひつじ雲が出ていました。
郷ノ浦港フェリーターミナル 乗り物
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夕日を背にジェットフォイルが到着です。
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1時間の船旅はぐっすり眠って、あっという間に博多港に戻ってきました。
1日じゃ少し物足りない感じでした。 -
港の目の前のタワーがライトアップ。
ここから歩いてホテルに戻ります。
昨日よりもやや早めなので、そのまま中州へ夕食に出かけました。博多ポートタワー 名所・史跡
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博多一口餃子の発祥の店という宝雲亭へ。
運よくすぐに入れました。宝雲亭 グルメ・レストラン
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まずはニラ玉とビール。
それにポテトサラダも。
いや~満足。宝雲亭 グルメ・レストラン
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そして名物の餃子。
娘がかなり気に入ってしまって、たくさん食べてくれました。
確かにおいしかった!宝雲亭 グルメ・レストラン
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〆のラーメンまでいただいて、大満足。
壱岐の島日帰り旅は、物足りなくも充実した旅となりました。
翌日から対馬に渡ります。宝雲亭 グルメ・レストラン
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