コロナ禍での京都の紅葉、今年最後のライトアップ

2020/12/09 - 2020/12/11

もともとライトアップって、きれいなところを照らし、さらにきれいにし、汚いところには光を当てないので見えない・・・スーパーな道具なのです。
今年の京都は、コロナ禍で、ライトアップもすくなく、かつ、12月6日まで開催の場所も多く、この12月10日からで、ライトアップを開催しているのは、高台寺、その塔頭である圓徳院、および、東寺の３寺だけでした。
この旅行記は、その３寺のライトアップされた夜景についてです。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、定番の八坂神社の西楼門から

八坂神社 寺・神社・教会

紅葉の向こうに八坂神社舞殿、遠くは夕焼けがかすかに

南楼門から、高台寺に向かいます

まずは、高台寺の梵鐘が迎えてくれます

高台寺 寺・神社・教会

方丈もライトアップされ、幽玄さ倍増

茶室遺芳庵を上から見下ろす紅葉
本当は、茶室の円窓から、お茶をいただきながら眺めたいのですが・・・

きれいな紅葉！

２つある池の内で、モミジがないので、グッと地味な、偃月池。
松のライトアップもなかなかだと思うのですが。
奥は、開山堂

方丈庭園は、プロジェクションマッピングで、幻想的。
次は、枝垂れ桜の時に来たいものです

開山堂と臥龍廊、そして、それが、臥龍池に映り・・・
超美しい！

この世のものとは思えない・・・

水面だけでも、十分！

逆さ紅葉

振り返ると、方丈にかかる紅葉

中門から出て振り向くと塀越しでみえる、１枚前写真のモミジ

竹林の中の紅葉も、ライトアップ

さらに上っていくと、傘亭

傘亭と繋がっている時雨亭

帰路では、紅葉から竹へ！

竹もライトアップ

竹だけでも十分に美しい

背が高い竹の場合には、やっぱり縦撮りか・・・

帰りは台所坂から

台所坂もライトアップ

坂を下りたところにあるのが、圓徳院
北政所「ねね」の終焉の地だそうです。

圓徳院 寺・神社・教会

圓徳院には、北庭、南庭の２つがあり、こちらは新しい作庭の南庭

庭園正面から

「ねねの道」という怪しげな小路

メインの庭の北庭。
伏見城北政所化粧御殿の前庭を移したものであり、桃山時代の代表的庭園

室内からも豪壮な石組みと紅葉の組合せ

帰りぎわに

出たところは。三面大黒天
この建物が京都御苑からとは思えないものもありますが・・・

三面大黒天 寺・神社・教会

翌々日は、東寺のライトアップへ。
慶賀門を入ってすぐの宝蔵を守る堀から、すでにこの状態

東寺 慶賀門 名所・史跡

段々近づいてくる五重塔

東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会

きっとベストショットポイントとして、想定されている「逆さ五重塔」

紅葉の波に浮かぶ五重塔

人の波を背景に

近景

金堂は、本当に「『金』堂」！

東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会

金堂の基壇の上から

紅葉の色変化

ライトアップすれば、枝だけの枝垂れ桜も美しい