2020/11/14 - 2020/11/15
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rome†juri§さん
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本来ならば今年は4ヶ国に行く予定でしたがコロナで全て中止となってしまいました。
今年はもうどこにも行かないつもりでしたが、アゴダで予約していたホテルをキャンセルしたら期限付きのアゴダコインで返金され、その期限が迫っていた為急遽2週間前に奈良行きを決めました。
奈良に行こうと思ったは、コロナの自粛期間中に読んだ漫画「天智と天武」「長屋王残照記」「女王の手記」の影響で(笑)全部奈良時代辺りの設定の漫画です。歴史漫画読むとその地へ行ってみたくなります。聖地巡礼の旅です♪
普段公共交通機関を滅多に使わないのでこのコロナ禍、公共交通機関を使うのにまだちょっと抵抗があって。(しっかり対策すれば多分大丈夫なんだとは思いますが)
なので今回は車&レンタサイクル&徒歩での観光としました。マスクや除菌シート、除菌スプレー持参でしっかりコロナ対策もしていきました。
仕事も忙しかったりして中々計画も上手く立てれずちょっと準備不足だった感はありましたが、久しぶりに一人旅を満喫してきました♪
1泊2日奈良の旅2日目です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Agoda
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-
2日目は法隆寺からです。
ホテルをチェックアウトして車で移動、法隆寺の前にある有料駐車場(500円)に車を停めて、法隆寺門前に8:30着。
駐車場、殆ど車とまってませんでした。
もっと賑わってるかと思ってたのでちょっとびっくりしました。朝早いからでしょうか。法隆寺 寺・神社・教会
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法隆寺南大門です。中へ入りまーす。
法隆寺 寺・神社・教会
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人が殆ど見当たりません。
~法隆寺の簡単な歴史~
聖徳太子が601年に現法隆寺東院伽藍のある場所に斑鳩宮を造り、斑鳩宮へ移り住む。
607年頃、斑鳩宮に隣接した場所に斑鳩寺が造られる。
斑鳩寺が670年に全焼、その後に(場所を少しだけズラして)再建されたのが今残っている法隆寺西院伽藍だそうです。
時は流れて、荒れ果てた斑鳩宮の跡地に行信僧都が発願して739年に東院伽藍(夢殿)が造られたそう。
間違ってたらごめんなさい。 -
法隆寺中門です。
出入口の中心に柱が一本。これが、法隆寺が造られた時代には無い不思議な作りなんだそうです。
写真左側へ回り込んで拝観料1500円を支払って中へ入ります。西院伽藍、大宝蔵院、東院伽藍の共通チケットです。
まずは西院伽藍から拝見します。法隆寺 寺・神社・教会
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法隆寺五重塔です。日本最古の五重塔だそうです。
法隆寺 寺・神社・教会
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法隆寺大講堂です。
法隆寺 寺・神社・教会
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法隆寺金堂です。
正面ではなく側面に中へ入れる入口があって、写真撮影は禁止でしたが内部を見ることが出来ました。
中の壁画(創建当初のものは昭和に火事で消失、模写を参考に復元されたもののようです)に魅了されました。描かれた当初は、安置された仏像とも相まってそれはもう綺麗だったんだろうなと。法隆寺 寺・神社・教会
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法隆寺大宝蔵院です。パンフレットでも確認したけど大宝蔵殿とは別の建物です。
中は撮影禁止でした。
この中に有名な百済観音像、玉虫厨子等がありました。あとは聖徳太子の〇歳像とか。
百済観音像はほっそりとした観音様でした。作者は不明のようです。当時の、渡来人の仏師が造ったものなのでしょうか。法隆寺 寺・神社・教会
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東院伽藍にある夢殿へ来ました。
この日は夢殿の本尊であり秘仏・観音菩薩立像(救世観音)の特別開扉中です。春と秋の一定期間、特別開扉されているそうです。
この救世観音像が見たくて奈良へ、法隆寺へ来ました。天智と天武に出てくるから1度見てみたくて。
有難いことに、私が来た時は殆ど人がおらずゆっくりと見ることが出来ました。写真撮影禁止で、外から覗く感じでしか見れなかったですが、ずーっと眺めていられる感じ・・・。
救世観音像は長い年月の間、ずーっと白い布で覆われて秘仏扱いで誰も見ることが出来ませんでした。白い布で覆われてって、まるで封印ですよね。白い布をとって観音様を目覚めさすと天変地異が起こると信じられていたそうな。
明治初期に外国人美術史家フェノロサと岡倉天心が巻かれていた白い布を剥ぎ取り、救世観音像が「発見」?されたそうです。
救世観音像は聖徳太子の等身像といわれています。他にも、怨霊を封じ込めた像だともいわれていたり・・・。
白い布で覆われて誰も見ることの出来ないようにして夢殿の中へ納めた、理由は一体何なんでしょうか。今となっては誰にも真相は分からない。ん~!!歴史ミステリーですよねぇ~(*´ `*)
夢殿の中、救世観音像の脇に、行信僧都の像もありました。行信は夢殿、東院伽藍建立に尽力した人です。法隆寺 寺・神社・教会
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最後に、法隆寺でも御朱印を頂きました。
「以和為貴」
十七条の憲法の「和を以って貴しと為す」
ありがとうございます。
時間は10時過ぎ。次の目的地もあるので法隆寺を後にしますが、朝来た時に比べれば多少増えた気もしますが本当に人が少ない!
帰り際に駐車場のおじちゃんと少しお話しましたが、今年はコロナのせいで観光バスが全く来ないそうです。外国人のツアーや修学旅行生も来ないから平日は本当に人がいないし、今日(日曜日)は少し人が多いねと言ってみえました。と言っても、私が帰る時もその駐車場には車20台も停まってなくてガラガラ、他の駐車場にも殆ど車停まってませんでしたが。。法隆寺の中も殆ど人がいなかったし。
法隆寺、行くなら今かもしれません。
車を走らせ、斑鳩から明日香村へ移動です。
車にナビついてるけど使い慣れてるGoogleマップ先輩に案内してもらったら、地元の人しか通らないような道や地元の人でも通らないだろうと思われる道を案内してくれました。さすがGoogleマップ先輩。小回りのきく車で来てよかったと心底思いました。 -
明日香村へやって来ました。のどかな所です。
まず最初はキトラ古墳から。
キトラ古墳のすぐ側に「キトラ古墳壁画体験館・四神の館」があります。駐車場は無料。昼頃来ましたが満車じゃなくて良かった。
この日はイベント?がやっていたようで、少し人が多かったです。他にも期間限定で壁画が公開されていたようですが事前予約が必要みたいで、当日予約出来るか聞いたら夕方の部なら、、、との事。時間が微妙だったので今回はやめておきましたが、前もって知ってたら予約したかったな。こういうとこ準備不足ですね。
でも、この館の地下1階部分の展示室は入場無料で、原寸大のキトラ古墳石室の模型があって、石室内の壁画や発掘の経緯等が分かりやす展示されていました。館の職員さん?ボランティアガイドさん?の説明も聞くことが出来て、更に理解が深まりました。
確か撮影禁止だったので写真は撮れませんでした。
キトラ古墳は7世紀末~8世紀初め(600年代後半~700年代初め)の古墳のようです。石室内には四神(玄武・白虎・青龍・朱雀)や十二支、天文図が描かれていて、これらは日本国内のものではなく大陸から入ってきたもの。埋葬者は特定されてないそうですが、もしかしたら、大陸からの渡来人で身分の高い人が葬られていたのかもしれません。
歴史ロマンや~!(*´ `*)こういうの好きです。キトラ古墳壁画体験館 四神の館 美術館・博物館
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四神の館を出て少し上へ登っていくとキトラ古墳があります。小ぢんまりとした円墳です。
国営飛鳥歴史公園 公園・植物園
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模型もありました。この古墳が造られた頃は古墳も縮小化されていっている時代だったとの事。
奈良市内で見た前方後円墳は大きかったもんなぁ。造るのにも時間と人手とお金が沢山かかったことでしょう。。。
次行きます。 -
ごめんなさい、公園内にあるちょっと立派なトイレかと思いました。。。
高松塚壁画館 美術館・博物館
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高松塚壁画館で間違いありません。
中は写真撮影禁止と書いてあったので写真は撮ってませんが、、意外と皆さん写真撮られてるようで、、、フラッシュ無しならいいのか??
古墳石室内の壁画のレプリカが展示されていました。
色鮮やかな壁画。四神の絵、女性の絵、男性の絵。上等な服を着ているようなので宮廷での絵なのかなぁ。埋葬者は不明だそうですが、このような絵が描かれているということは、宮廷内でも地位のあった人物で華やかな場が好きだった人なのかなぁなんて思いました。 -
これが高松塚古墳。中は当たり前だけど見れないですよねぇ~。外から眺めるだけです。
高松塚古墳もキトラ古墳とほぼ同時期くらいの7世紀末~8世紀初めに造られた古墳だそうです。
ここへは近くの国営飛鳥歴史公園の無料駐車場に車を停めて徒歩で来ました。明日香村、無料駐車場多くて有難いです。国営飛鳥歴史公園 公園・植物園
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国営飛鳥歴史公園から車で1分くらい、天武・持統天皇陵に来ました。
天武天皇と持統天皇はご夫婦です。
持統天皇は天武天皇の兄・天智天皇の娘です。
叔父と姪の結婚なのですね。
というかこの頃は普通に兄妹婚あったそうですね。同母兄妹は×で異母兄妹ならOKとか。天武 持統天皇陵 名所・史跡
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持統天皇は初めて火葬された天皇だそうです。
次に行きます。 -
次は橘寺です。
橘寺があるこの場所は聖徳太子生誕の地と言われているそうです。また、この橘寺は聖徳太子建立7ヶ寺の1つに数えられているようです。
元は大規模なお寺だったようですが、長い年月の間に火災や戦火に焼かれ、江戸時代には正堂、念仏堂も大破し、僧舎一棟のみとなってしまっていたそう。今の御堂は1864年に再建されたものです。橘寺 寺・神社・教会
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こちらでも御朱印を頂きました。
「聖徳殿」
ありがとうございます。
次に行きます。 -
飛鳥寺(安居院)に来ました。
飛鳥寺の前に有料駐車場があり駐車料金500円です。
こちら、元は法興寺、元興寺、飛鳥寺、等と呼ばれ、現在は安居院と寺名が変わってる?ようです。
飛鳥寺が1番有名よね。飛鳥寺でいきまする。
飛鳥寺は蘇我馬子が発願して596年に創建された日本最初のお寺で、日本最古の仏像・飛鳥大仏が本尊です。飛鳥大仏は天皇、聖徳太子、蘇我馬子らの発願で、609年に鞍作鳥(くらつくりのとり)によって造られたそう。
鞍作鳥、日出処の天子に出てきてたなぁ。トリちゃん。安居院(飛鳥寺) 寺・神社・教会
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拝観料を払って中へ入ると、大仏様の前に皆さん揃って座り、お寺の方から飛鳥寺や飛鳥大仏のガイドを聞くことが出来ました。写真撮影もこちらはOKとの事で、ホスピタリティ溢れるお寺だと思いました。
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大仏様の顔左半分(写真右側)は怒った顔、大仏様の顔右半分は(写真左側)微笑んだ顔と、左右対称ではないようです。
言われてよく見てみると、本当にそう見えます。
大仏様の表情が1番印象に残ってます。 -
こちらでも御朱印を頂きました。
「飛鳥大仏」
ありがとうございます。
飛鳥寺の隣にお土産屋さんがあり、そこで「飛鳥の蘇」を買いました。古代のチーズだそうです。奈良のこと調べてる時にネットで見つけて気になっていたので買えてよかった! -
飛鳥寺のすぐ側に蘇我入鹿首塚がありました。
645年、中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が、宮中(明日香村にある飛鳥宮跡)にて蘇我入鹿を討った乙巳の変。その蘇我入鹿の首がここまで飛んできたとか。
本当にそんな非科学的な事が起こったんですかね^^;昔は怨霊や祟りなどが信じられていたそうだけど。首を切った弾みで飛んでくるにはちと遠すぎます。
飛鳥宮跡、行ってみたかったけど駐車場無く車では行けない場所だとお土産屋さんのお姉さんに聞いたので断念しました。蘇我入鹿首塚 名所・史跡
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少し車を走らせ、石舞台古墳近くに来ました。
こちらの明日香の夢市でお土産を買いました。明日香の夢市 グルメ・レストラン
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徒歩で石舞台古墳へ。
最初、大きい石が積まれてるだけやん~、なんて思いましたが、国営飛鳥歴史公園 公園・植物園
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中へ入れました!!
古墳の中へ入るの初めてです。何もなかったけど^^;
ここは埋葬者は不明ですが、蘇我馬子の古墳ではないかと言われてるそうです。
石舞台古墳周辺にはお土産屋さんとかレストラン?もあり、人も沢山で賑わっていました。
大体見たいところは見れたし帰るのにも時間がかかるので帰路につきます。
帰る前にコンビニで休憩してた時にふと思い出し、1件寄り道をする事にしました。 -
奈良県橿原市にある入鹿神社へ来ました。
予定には入れてなかったけど、帰る前にたまたま思い出して住所を調べてみると帰りの方向だったので、せっかくなので来てみました。
こちらは「全国で唯一蘇我入鹿公をお祀りする神社」です。
住宅街の中にポツンと佇んでいました。
夕方だったってのもあり?、私以外に1組参拝者がいただけ。
蘇我入鹿は史実では逆臣、悪人扱いされていますが、それは乙巳の変の首謀者、天智天皇と藤原鎌足の名誉を傷つけないために蘇我入鹿を悪人に仕立てあげた、という説もあるようです。
乙巳の変は日本書紀に記録されています。日本書紀を編纂したリーダーは、藤原鎌足の子・藤原不比等です。
藤原鎌足は元は中臣鎌足。天智天皇に重用され、藤原姓を賜り、藤原一族の始祖となった人です。
また藤原不比等自身も天智天皇の娘・持統天皇に取り立ててもらったそう。
藤原不比等にとって、一族の恩人である天智天皇と、一族の始祖である藤原鎌足の名誉を守ることは真実を記すよりも必要な事だった・・・のかもしれません。 -
入鹿神社のある橿原市小綱町は蘇我氏に縁の深い土地のようです。
明治時代、逆臣である蘇我入鹿を神として祀りあげられているのが都合が悪かったのか明治政府により社名と祭神の変更を求められたそうですが、地元住民はそれを拒否したそう。
入鹿神社、小ぢんまりとした神社でしたが、荒れてもおらず、とても綺麗に整備されていました。
蘇我入鹿、どんな人だったんだろうか。
お参りだけして、帰路につきました。
帰り、名阪自動車道が物凄く怖かった・・・!!路面荒いし高速道路じゃないのに高速だし、夜で暗くて道見えにくいし。二度と走りたくない道路認定しました。
ガス欠になりそうだったので自動車道を降りたらまさかの山の中で泣きそうになりました。笑笑 -
あすか土産。
グラノーラと葛湯。
グラノーラはナッツがゴロゴロ、ドライフルーツゴロゴロで美味しかったです(*´ `*)
葛湯は母に人気でした。 -
飛鳥の蘇。
古代のチーズです。食べるとほんの~り甘く、口の中にミルク感が広がりました。
家族の中では愛犬に一番好評でした(笑)
久しぶりの一人旅は、古代の日本に思いを馳せました。コロナで今年は本当にどこにも行ってなかったので、いい気分転換にもなりました。
コロナの感染者数も増えてきてるので、暫く旅行は控えますが日帰りでまたどこか行けたらいいな。
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