2019/08/11 - 2019/08/11
61位(同エリア266件中)
ショコラさん
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遠野のオーベルジュをチェックアウトして、〈遠野ふるさと村〉へ向かいました。午前中は遠野を散策し、午後はこの旅行の最後のお楽しみ〈SL銀河〉に乗ります!
【旅程】 ■この旅行記
□8月9日
東京 ⇒ 新花巻
●宮沢賢治記念館
●宮沢賢治童話村
[志戸平温泉/泊]
□8月10日
花巻 ⇒ 遠野
レンタカー・ピックアップ
●伝承園/常堅寺&カッパ淵
●山崎のコンセイサマ/デンデラ野/山口の水車
[遠野/泊]
■8月11日
●遠野ふるさと村
●卯子酉神社
レンタカー返却
遠野 ⇒(SL銀河)⇒ 新花巻 ⇒ 東京
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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オーベルジュから車で10分ほどで〈遠野ふるさと村〉に到着。
遠野の古きよき村を再現した場所で、広大な敷地に曲り家や水田、水車小屋などが点在し、民話の世界を垣間見ることができます。
★遠野ふるさと村
http://www.tono-furusato.jp/index.html遠野ふるさと村 名所・史跡
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遠野ふるさと村のマップ。
かなり広そうだ。 -
入口を入ると、うっそうとした〈マヨイガの森〉が。
マヨイガとは『遠野物語』にも登場する、山中に忽然と現れる無人の豪邸のことで、訪れた者に福をもたらすと言われています。
物語の中にいざなわれていくような雰囲気。 -
すると、こんな家が現れました。
マヨイガ?と思ったら〈自然資料館〉でした。
遠野周辺に生息する動植物が展示されていました。 -
〈マヨイガの森〉を抜けました。
現在地はココ。 -
森を出ると、「大工どん」という名の立派な曲り家が目の前に。
曲り家とは、遠野地方で見られる住居と厩が一体となった家。
この家は明治中期のものだそう(88.60坪/292.40平方メートル)。 -
訪れた8月11日は「夏物語」というイベントの開催日でした。
そのイベントのひとつとして、この大工どんの家で「曲り家市」が催され、地元の方々の手作りの品々が展示販売されていました。 -
大工どんの家の中へ入ると、巨大なワラ人形がありました。
高さはなんと3メートル! -
このワラ人形は、台風の被害から農作物を守るための厄除けの行事「雨風祭」のために作られたものとのこと。
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よく見ると、このワラ人形の下半身には、小銭がたくさんうめこまれていた(^^;)
子宝の神さまではなさそうだけど、なんかご利益があるのかしらん? -
かつて使われていた農具も展示されていました。
-
続いて、こちらも曲り家の〈川前別家(かわまえべっけ)〉。
江戸末期築(63.68坪/210.16平方メートル) -
さらにその先の曲り家は〈大野どん〉という名の上流農家の家。
明治初期築(85.20坪/281.16) -
この曲り家では、実際にかわいいポニーが飼われています。
-
この家では機織りの実演が行われていて、覗いていたら、「やってみませんか?」と声がかかりました。
せっかくなので、やらせてもらうことに。
教えてもらいながら、パ、パッタン、パタン。
もたもたしてリズムよくとはいかないけれど、おもしろい~。 -
ここでは、語り部による昔話の実演も行われていました。
ちょうど始まる時間だったので、聞かせていただきました。
語ってくださったのは、「オシラサマ」「三兄弟」「へふり」(だったと思うけど、記憶があやふや)。曲り家の座敷で聞く昔話は、なんともいいものでした。
遠野の語り部になるには、認定試験に合格しなければならないそうです。
遠野の小学校では、昔話の授業もあるのだとか。
昔話の文化は、これからもずっと受け継がれていってほしいです。 -
ところで、語り部の方のお話によると、NHK連続テレビ小説『どんど晴れ』の遠野編のロケがここで行われたそうで、地元の女性たちが炊き出しに参加したとのこと。
ロケは1か月ほど行われ、その間、出演者やスタッフの要望で地元料理をふるまったそうです。 -
曲り家の片隅に米俵を載せた荷車がありました。
昔はこうやって運んでいたんだな。 -
村内のさらに奥へ進んでいくと、
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池と水田がある場所に出ました。
のどかな風景。時間がゆっくり流れている感じがするなぁ。 -
村内の一番に奥にあるのが、この集落の中で最大の曲り家〈肝煎り(きもいり)の家〉。
江戸末期築(126.2坪/416.38平方メートル)。
肝煎りとは庄屋さんの家のことだそう。 -
この家の厩。実際に馬が飼われているそうですが、このときはお留守でした。
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住居部分。黒光りした床。
この曲り家は格式の高い庄屋さんの住まいだったそう。
なるほど、広さもさることならが、堂々としていて、造りがとても立派でです。 -
この敷地の中にいると、昔にタイムスリップしたような感じがする。
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肝煎りの家の近くにあった水車小屋。
わらを打ったり、粉をついたりするのに使われている水車で、なんと今も現役だそう。 -
奥まで行ったので、来たときとはちがう森の小径を通って戻ります。
緑がいっぱい。 -
鯉のいる池。
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青々とした田んぼ。
のどかな風景。 -
「夏物語」のイベントでは、遠野郷鹿踊り(ししおどり)の勇壮な舞いも披露されます。
〈大工どん〉のところに戻ってきたとき、ちょうど舞いの最中でした。
鹿踊りは、岩手県や宮城県に多く見られる郷土芸能で、山で獲った獣に感謝し、たくさん獲れるよう祈り、獣を供養する鎮魂の踊り。それが時を経て、人間の供養や、お盆の供養、豊作祈願の踊りにもなっていったそうです。
ちょうどタイミングがよく、地元の踊りを見ることができました。 -
緑が綺麗。木造の橋もいい感じだな。
1時間半ほどかけて、ゆっくり村内を見て回りました。
ここは遠野の昔の暮らしや文化を感じることができ、緑も多く、散策が楽しい場所でした。 -
レンタカーを返却する前に、最後にもう1か所〈卯子酉様(うねとりさま)〉へ。
卯子酉様 寺・神社・教会
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ここは『遠野物語拾遺』にも登場する神社。
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今では恋愛成就のパワースポットになっているそう。
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赤い布がたくさん下がってます。
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赤い布を左手だけで結べたら恋が成就するそう。
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神社の祠。
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赤い布は1枚100円で売られています。
わたしたちが訪れたとき、男性が祠の前で祈願なさっていました。
願いが叶いますように。
これにて遠野さんぽはおしまい。
観光スポットの半分ぐらいしか回れなかったけれど、『遠野物語』の舞台を十分楽しむことができました。 -
お盆の時期で、近くのガソリンスタンドがお休みで、給油に手間取りましたが、なんとか時間内に遠野観光交流センター内のレンタカー店にて車を返却。
遠野散策は、やはりレンタカーは便利でした。 -
〈SL銀河〉の出発時刻まであまり時間がないので、交流センター内のカフェ〈マイケルズ・カフェ〉で手早くランチすることにしました。
2018年3月にオープンしたそうなので、訪れたときは営業を始めてまだ1年半の新しいカフェ。オーナーはアメリカ人だそう。 -
頼んだのは、ランチセットのアイスコーヒーと、
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コールスローとホットドック。
このセット、たしか600円くらいで、とても良心的でした~。
ソーセージも熱々でおいしかった! -
さて、いよいよ〈SL銀河〉に乗車します!
検札のハンコがSLデザインになってる♪
切符は1か月前にえきネットで予約しました。
観光列車って、ネットで予約できないものもあるけど、この列車はネットで早く予約すればチケットが取れるからよかった。
★〈SL銀河〉紹介ページ(JR東日本サイト内)
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/galaxysl.html -
ホームにはすでに列車が停まっています~!
このブルーの客車、素敵~♪
まさに銀河鉄道の雰囲気! -
遠野の駅名板とSLをパチリ。
遠野駅 駅
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車体は黒光りしています。
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機関士さんたち(?)が出発準備中。
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メカ好きの夫は車体に興味津々のよう。
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みなさん写真を撮ってます。
遠野駅での停車時間が長いので、ゆっくり写真が撮れてありがたい。 -
SLの正面に人がいなくなるのを待って、写真を何枚も撮りました。
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カッコイイ~♪
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さて、発車の時間が近づいてきたので乗り込みます。
車内の案内表示板。銀河っぽい♪ -
SL銀河の停車駅。
SL銀河は、花巻←→釜石を走っていて、遠野はその中間あたり。
今回乗車する、遠野から新花巻の区間は所要1時間10分ほどです。
本当は全区間乗りたかったけれど、遠野の観光もするとなるとちょっとスケジュール的に無理でした。 -
車内は――レトロな雰囲気で素敵~!
宮沢賢治が生きた大正から昭和の世界観を表現しているそう。
ステンドグラスや、植物をあしらったパーテーションが、ファンタジックな雰囲気を醸し出しています。 -
ほんと、『銀河鉄道の夜』で思い描いていたイメージとぴったりだ~。
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列車が動き始めました。
ホームを見ると、みなさんが手を振ってくださっています(^o^)/
温かいお見送り、うれしいな~。 -
車内には宮沢賢治のギャラリーも。
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宮沢賢治の作品関連や、ゆかりの品々が
展示されています。 -
窓から外に目を向けたら、SL銀河を撮影している人たちが見えました。
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途中の停車駅「宮守駅」。
駅名板のイラストは、駅ごとに違うようです。宮守駅 駅
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この宮守駅のホームには、かわいい鐘がありました。
『銀河鉄道の夜』の世界観がここにも。 -
ちょうどこのとき、車内に花を持った女性たちが入ってきて、乗客一人ひとりにこのりんどうの花束をプレゼントしてくださいました♪
りんどうは『銀河鉄道の夜』にも登場する花。
カムパネルラが銀河鉄道の車窓から外を指さして、「ああ、りんどうの花が咲いている。もうすっかり秋だねえ」と言ったのでした。 -
花巻では今もなお、8月から10月にかけてりんどうが咲くそうです。
りんどうの押し花をあしらった、こんな素敵なブックマークもいただきました。
「花巻ブルー」と言われる青がとても美しい。
旅からもどり、さっそく使わせてもらっています。 -
沿線でたくさんの人が手をふってくれているのが見えました。
右手に道の駅があり、そこのスタッフの方々やお客さんたちのようです。
わたしも手を振り返しました。 -
車内にはショップもあり、宮沢賢治関連のグッズが販売されています。
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このショップで、このクリアファイルを買いました。
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車掌さんからもらった「記念乗車証」。
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裏にはスタンプ欄があり、しっかりスタンプを押しました。
新花巻駅 駅
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家に帰って、いただいたりんどうを飾り、旅の余韻に浸りました。
宮沢賢治と遠野物語の世界にひたった岩手の旅も、これにておしまい♪
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旅行記グループ
宮沢賢治と遠野物語の世界にひたる旅
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