2020夏　北海道＆東日本パスで東日本をひとまわり vol.9「青森から古川編（弘前・リゾートしらかみ・秋田県の郷土料理・横手焼きそば）」　

2020/08/16 - 2020/08/16

例年なら海外のあやしい国巡りに出る今年の夏期休暇は、学生の時以来の東日本周遊の旅に出ることにしました。青春18きっぷと北海道＆東日本パスを利用した鉄道の旅。基本的に初めての場所、20年以上ご無沙汰の場所を中心にグルメや観光列車なども含めマイペースに周ってみました。宿泊はGotoキャンペーン＆地域キャンペーンのおかげでほぼ4,000円未満。道中はほとんど1人で行動し、会話も最低限のみ。途中2度も仕事で宮城に立ち寄ることや新型コロナウイルス感染拡大の影響もふまえ、「東日本一周」にしてはかなり無駄のある変則的な行程となりました。

《行程》
8/7 仕事の後、名古屋へ。
8/8 名古屋→妻籠（五平餅）→松本(松本城・山賊焼き・信州そば）→穂高→[ﾘｿﾞｰﾄﾋﾞｭｰふるさと]→長野
https://4travel.jp/travelogue/11647106
8/9 長野（善光寺）→[おいこっと]→十日町→[ゆめぞら]→十日町→長岡（へぎそば）→柳都Shu*kura→青梅川→新潟
https://4travel.jp/travelogue/11648365
8/10 新潟→村上（サラダホープ・バスセンターのカレー・鮭）→[海里]→鶴岡→新庄(だし）→[とれいゆつばさ]（いも煮）→天童→山形→北仙台
https://4travel.jp/travelogue/11649361
8/11 古川→花巻→釜石→[三陸鉄道]→宮古（浄土ヶ浜）→久慈→八戸（イカ飯・せんべい汁）→[シルバーフェリー]→
https://4travel.jp/travelogue/11649680
8/12 苫小牧→室蘭(地球岬×）→千歳（サーモンパーク千歳・ザンギ）→札幌（大通公園・時計台・スープカレー）
https://4travel.jp/travelogue/11650718
8/13 札幌→滝川→富良野→美瑛（四季彩の丘・青い池・白ひげの滝・ソフトカツゲン・中華饅頭）→旭川（ビタミンカステーラ・わかさいも）→札幌（焼きそば弁当）
https://4travel.jp/travelogue/11651414
8/14 札幌（回転寿司）→小樽（運河）→札幌（海鮮料理）
https://4travel.jp/travelogue/11652381
8/15 札幌（にぎりめし）→冨浦→洞爺→長万部（かにめし）→大沼→函館（塩ラーメン・函館山夜景）→[津軽海峡フェリー]→
https://4travel.jp/travelogue/11653042
8/16 青森→弘前（弘前城）→[リゾートしらかみ]→千畳敷→秋田（稲庭うどん・きりたんぽ・じゅんさい・いぶりがっこ・バター餅）→横手（かまくら館・横手焼きそば）→古川
　　　　《今回のお話はコチラ》
https://4travel.jp/travelogue/11654198
8/17 宮城で仕事＆通院＆松島海岸（馬の背）
https://4travel.jp/travelogue/11654561
8/18 仙台→福島（酪王カフェオレ）→新白河（白河ラーメン）→那須（那須ロープウェイ・那須湯本温泉）→宇都宮（レモン牛乳）→高崎（登利平）
https://4travel.jp/travelogue/11654601
8/19 高崎→横川（碓氷峠鉄道文化むら）→軽井沢→小諸（懐古園）→[HIGHRAIL1375]→清里→上諏訪→松本
https://4travel.jp/travelogue/11655953
8/20 松本→信濃大町→立山黒部アルペンルート(黒部ダム・黒部湖・大観峰・室堂）→富山→金沢（ゴーゴーカレー）→福井→京都
https://4travel.jp/travelogue/11656407

エリア 弘前(青森)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

札幌から函館へ、そして函館より津軽海峡フェリーで早朝青森港に到着しました。
https://4travel.jp/travelogue/11653042

実に綺麗な朝焼けを望むことができましたが、20分後にはこんな具合となりました。

5時前にフェリーターミナルを出発、

徒歩で青森駅西口へ。40分程かかりました。

さて、昨日で7日間有効の「北海道＆東日本パス」を使い切り、本日からは再び青春18きっぷを使用します。

奥羽本線の始発列車に乗車、

50分で弘前へ。

りんごの産地らしく、ポストにもリンゴが乗っかっています。

駅前からバスに乗り、

弘前城のお濠近くで下車します。

周辺一帯は弘前公園として整備されており、

桜の名所としても有名です。

城内を進んでゆきます。

本丸・北の郭のあるエリアは有料なのですが、

この時間帯は無料で入れるようでした。

天守や、

津軽富士を望むこともできました。

北門より城外に出て、

仲町というエリアに入ります。

武家屋敷の家並みが並び、

1978年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

弘前の散策を終え、

次は五能線の観光列車「リゾートしらかみ」に乗車します。

青森・弘前～秋田を五能線経由で結びます。

多い時は1日3往復が走り「青池」「橅」「くまげら」の3編成が使用されています。

今回乗車するのは1番新しい2代目「青池」編成です。

普通列車扱いなので指定券を購入すれば18きっぷでも利用できます。

津軽富士を望みながら奥羽本線を青森方面へ。

川部に着きました。ここから五能線に入ります。

停車時間を利用して車内を探索してみます。

コンパートメント席に、

車端部の、

展望コーナーです。

川部を出るとリンゴ畑の中を走ります。

五所川原で弘前行き列車と行き違うと、

津軽三味線の演奏が始まります。

こういったアトラクションも観光列車の楽しみのひとつです。

鯵ヶ沢で再び弘前行きと行き違うと日本海に沿って走り、

千畳敷に停車します。

しばらく停車し津軽国定公園に属する千畳敷を散策できます。

西津軽郡深浦町にある、

地震によって隆起した海岸です。

14分の観光停車後、

再び出発。

千畳敷近くの売店でタラの乾物を購入しました。

早速かじりつきます。

タラをかじりながらの日本海も格別です。

深浦、

ウェスパ椿山、

十二湖と、時間があれば途中下車してみたい駅をいくつも過ぎると、

秋田県に入り、

東能代からは再び奥羽本線を進み、

弘前から5時間弱で秋田に到着です。

さてこちらで遅いランチとします。

駅近くのこちらのお店へ。

秋田県の郷土料理が安直にいただける「秋田の味御膳」を注文します。

やってきました！

比内地鶏入りきりたんぽ、

じゅんさい、ハタハタ寿司、

いぶりがっこ、稲庭うどんなど、

大変おいしゅうございました。

さらに駅の売店でババヘラを購入、

夏の暑い日のデザートに最適です。

この後はローカル列車で1時間ちょっとの、

横手に移動します。

で、いきなり横手に到着です。

横手市といえばB級ご当地グルメの横手焼きそばや伝統行事のかまくらで有名ですが、

まずは駅から10分程歩いた場所にある「かまくら館」へ。

正式には「ふれあいセンターかまくら館」という市営の施設です。

入場料は100円です。

常時マイナス10℃に保たれているかまくら室に入ってみます。

二重扉を開けて中へ。

本物のかまくらが保存展示されています。

かまくらの中にも入ってみます。

実際には中は暖房で温かくお雑煮を食べたりする訳ですが、

あくまで展示なのでそういう訳ではありません。

100円にしては値打ちのある施設でした。

商店街を通って駅へ向かっていると、レコード屋から聞き覚えのある曲が聞こえてきます。

シンガーソングライター高橋優「明日はきっといい日になる」で、横手市は彼の生まれ故郷なのだそうです。

ラストはこちらで横手焼きそばをいただきます。

こじんまりとした居酒屋ですが、

目玉焼き、福神漬けがセットされているのが横手焼きそばの特徴です。

水分多めですが、これが実に旨いです。ごちそうさまでした。

お腹もくちて、北上線のローカル列車に乗車します。

北上、

一関、

小牛田と乗り継ぎ、

6日ぶりに古川駅に戻ってきました。

車で宮城の事業所へ向かい、秋田駅で購入したバター餅をいただきます。

もちもちとしたバター風味溢れるお餅でした。
さてこの後は、宮城での滞在の模様をご紹介します。
https://4travel.jp/travelogue/11654561