2019/12/29 - 2019/12/29
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RAINDANCEさん
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沖縄県本島北部、国頭郡の村である国頭(くにがみ)を訪れました。村の多くの部分がやんばる国立公園に属し、村の面積の実に95%が森林であり、ヤンバルクイナなどの貴重な動物の生息地として知られています。
★北部の海沿いをドライブで一周、「茅打ちバンタ」や「辺戸岬」などの風光明媚な景勝地へ立ち寄り。
★「クイナの森」で、ヤンバルクイナの”クー太”をじっくり観察。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎サーターアンダギー
※ヤギ汁には手が出ず…
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2019年の年末、沖縄本島をレンタカーで巡る旅、名護市を拠点に中北部を訪れました。この旅行記は、沖縄本島北部一帯の国頭村(くにがみそん)の訪問記です。
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名護を出発し、海沿いの国道58号を北上します。
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国頭村(くにがみそん)に入りました。国頭は沖縄の方言では”くんじゃん”と読むそうです。
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まだあまり走ってませんが、トイレがてらに「道の駅ゆいゆい国頭」にて休憩。
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謎のヤンバルクイナ重量挙げ選手。
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国頭特産品や沖縄のお土産を扱う広々としたショップ。
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泡盛のラインナップが豊富でした。
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くにがみ特産品として”三線”も。
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やんばる猪豚料理発祥の店という「わぁ~家~」。目を見張るメニューでしたが、名護で朝飯を済ましてきたところなのでここはパス。
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北上を再開。
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沖縄ではロードバイクを多く見かけました。
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モーターサイクリストも。いーなー、気持ちよさそう。
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かなり北上してきました。このあたりから「やんばる国立公園」に入ります。もうすぐ辺戸岬というところで国道58号をそれて「茅打バンタ」へ立ち寄ります。
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”バンタ”とは方言で崖のことだそうです。
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高さ80mの断崖から沖縄海岸国定公園の海を望めます。
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理由は定かではないですが、茅がここから打たれた(投げられた)ので「茅打ちバンタ」と呼ばれるのだとか。
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茅打ちバンタから少し北、もうちょっとで辺戸岬というところに「大石林山(だいせきりんざん)」があります。カルスト地形と自然林を見どころとする観光施設。
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トレッキングコースへの入山はせず、「沖縄石の文化博物館」だけ立ち寄り。
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変わった石。
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これも。本土ではなかなか見ない石ですね。
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…で、ようやく沖縄本島の北端「辺戸岬」に到達しました。
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たくさんの車やモーターバイクで溢れていました。
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岬には遊歩道が整備されています。
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こうして見ると、サンゴ礁が隆起して出来たことが見て取れます。
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絶壁からは、太平洋と東シナ海の眺望。
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この日は曇っていてイマイチでしたが、晴れの日の正午頃には海底まで見えてきれいなのだそうです。
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遊歩道沿いには、様々な記念碑が建っていました。
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1972年に沖縄が日本に返還された時に建立された「日本祖国復帰闘争碑」。
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「ヨロン島・国頭村友好記念碑」。
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「新沖縄観光名所・国頭東海岸線」って…
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…これのことでしょうか。なかなか迫力ある風景です。
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遠方に辺戸岬の東側のビーチ「宇佐浜」。その上に見えるのが大きなヤンバルクイナ。
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その大きなヤンバルクイナへ向かいましょう。ヤンバルクイナが見えてきました。
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狭い道を行くと近くに5~6台が駐められる駐車場がありました。階段を上がると…
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「ヤンバルクイナ展望台」がど~ん。高さは約11.5mと、近づいてみると遠目に見るより巨大です。
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ずいぶん奇抜なものを建てたものです。が、ここからは宇佐浜ごしに辺戸岬の遠景を見ることができますのでお勧めです。
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さて、いよいよ本物のヤンバルクイナを見に行きます。
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山間部に入ると、このような道路標識が出てきました。”ヤンバルクイナ飛び出し注意”の看板。
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辺戸岬から南東に5kmほど行くと、「奥ヤンバルの里」なるものがありました。古民家風のコテージを用いた宿泊施設とのこと。
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宿泊施設のフロントや共用スペースも兼ねる「奥交流館」。
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このあたりは奥地区の集落になっており、”共同店”があります。”共同店”とは、沖縄本島に多く残り、集落の住民が共同で出資運営する商店で、この「奥共同店」は明治39年(1906年)に開店した第1号店とのこと。JAのガソリンスタンドを併設しています。
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”山羊(ヤギ)汁”のレトルトを発見。沖縄の人ですら好き嫌いが分かれるほどクセがあるという沖縄の郷土料理…今回の旅では結局挑戦する勇気がありませんでした。
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やんばる酒造 (旧 田嘉里酒造所)の泡盛「山原くいな(一升瓶)」とサーターアンダギー他が並べて売られてました。陳列が豪快。
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で、立ち寄り先に有るとつい買ってしまう「さぁーたーあんだぎー」。
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ミニパトとすれ違い。ここ奥地区は、平成8年(1996年)に発生した名護市女子中学生拉致殺害事件の舞台となりました。拉致発覚後のヘリ出動判断や北部の検問対応等、初動がもう少し適切だったらと悔やまれます。また、県外から来た2人の中年男の残忍卑劣な犯行は許し難く、風化させてはいけない事件だと思います。犠牲者の冥福を祈ります。
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国道58号は、奥地区を境に県道70号に変わりました。海沿いの県道に沿って、今度は本島の東側を南下します。
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辺戸岬から30kmほど走ったでしょうか、「安田くいなふれあい公園」の中にある「ヤンバルクイナ生態展示学習施設 クイナの森」にやってきました。
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まずはビジターセンターでチケットを購入。入館料はおとな一人500円。
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こちらがヤンバルクイナがいる施設。
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居ました!
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ヤンバルクイナの”クー太(♂)”です。
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2018年11月からココで活躍する2代目だそうです。初代は”キョンキョン(♀)”でした。
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野生のヤンバルクイナが人間の前に姿を現すのは稀ですが、ここで保護され育ったクー太は人懐っこい…
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人間に興味があるのか寄ってきます。
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イチオシ
胸の縞模様が見事で、ぱっちりした目がかわいい…
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で、何もないと判ったらクールに去る…
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後ろ姿が丸っこくてこれがまたかわいいのです。
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安田くいなふれあい公園を後にし、国頭村から東村(ひがしそん)に入りました。「花と水とパインの村」がキャッチフレーズ。
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村の真ん中に「福上湖」があります。福地川をせき止めてできた人口湖で、沖縄の重要な水がめの一つ。
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東村の南部、慶佐次(げさし)川の河口に来ました。
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ここに「東村ふれあいヒルギ公園」があります。
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国指定天然記念物の「慶佐次湾のヒルギ林」。ヒルギとはマングローブのことです。
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沖縄本島のマングローブの林としては、2番目の広さなのだそう。
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マングローブが生える砂地には…
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…絶滅危惧種でもあるハクセンシオマネキやベニシオマネキがいます。
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足元を見ると小さな穴がたくさん…近づくとすぐに穴に逃げ入ってしまうので、少し遠目から眺めましょう。
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公園のトイレに「沖縄あるある」が貼ってありました(妻撮影)。面白かったので紹介。
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ケンタッキーフライドチキンの1人当たりの消費量は沖縄が全国一。
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外国人は、多少雨が降っても傘をさしません。そういう意味では、傘をさすのは日本の本土だけかも。
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全国ツアーに含まれないのはちょっと悲しいですね。
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夏の甲子園は沖縄勢強いですよね。やはり意気込みが違っていたか…
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「かめーかめー攻撃」とは、おじぃやおばぁの最大級のおもてなしとして食べ物を次から次へと食べさせようとしてくる事だそうです。
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へー…「めんそーれー」はほとんど使わないんだ。
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沖縄に生息しているのはでかいワモンゴキブリですね。本州のクロゴキブリも飛ぶのは飛びますけどね。
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飲む前に風呂に入るのは、エンドレスの前提だから?
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北部を一周し名護市に戻ってきました。国頭村のやんばる地域は、もっと秘境かと思っていましたが、ドライブする分には意外に開けていると感じました(もちろん山奥には秘境があるのでしょうが)。野生ではなく保護施設とはいえ、ヤンバルクイナが見れて良かったです。
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