秋の東北その１、きりたんぽ、塩魚汁、稲庭うどん、秋田の美味しい料理を満喫する旅　秋田市内編

2020/10/08 - 2020/10/10

秋田1泊、盛岡1泊のグループ旅行。
秋田では、到着してすぐに料亭濱野屋できりたんぽ鍋の昼食。
夜は創業100年を超える老舗料亭志田屋で秋田野菜の料理や塩魚汁、稲庭うどんも付いた秋田料理の会席。
翌日は角館の料亭稲穂で現代的な秋田料理の懐石料理を食べた。

エリア 秋田

東京駅　朝8時30分頃。秋田新幹線こまちが、はやぶさに連結されてホームに入線。「こまち」は車両の幅が狭く「こまち」はホームにステップが出る。

盛岡から在来線を走る。秋田が近くなり田んぼが広がる。東京から４時間、秋田は遠い。

12時半に到着、我々グループは13名だが贅沢に大型バスに乗り繁華街がある川反地区に行く。
お城から見て川の反対にある繁華街のため川反と言うらしい。

川反にある濱野家という料亭で昼食。
入口に小さな庭がある立派なお店だ。

2階のお座敷に通された。欄間や障子が立派な座敷。
古い建物だが、トイレは現代的にリフォームされている。

きりたんぽ鍋の昼食。鍋ができるまで、前菜をつまみに、ビールと熱燗で一杯やる。

熱燗を何本も飲むうちにきりたんぽ鍋が出来上がった。
汁の味がとても濃く味わいがあり、今までで一番美味しいきりたんぽ鍋だった。女将とスタッフも愛想が良く、建物の雰囲気も良く素晴らしい料理屋だった。

視察旅行ということで訪れた秋田県立博物館。秋田県出身の偉人数十人の展示、郷土の化石や自然の展示、地方の県立博物館といった内容だった。
本来は、秋田大学鉱山学部付属鉱業博物館に行くはずが、コロナで県外から入館禁止。国がGotoキャンペーンを行い旅行を振興する中で、県外者禁止とは閉鎖的な県民気質を伺わせる。

秋田市民俗芸能伝承館。東北３大祭りの一つである竿燈祭りを展示している。

竹竿に沢山の提灯を付けた竿燈が展示されている。

竿燈祭りの様子の展示
徳島の阿波おどり展示館に比べると小さな施設だが、さっと竿燈祭りを知ることができる。

隣に金子家という町屋の展示建物が併設されており見学できる。
入口にお店、奥が住居と倉庫になっている。

説明文

入口のお店部分、中ほどに客間、台所、女中部屋等があり、奥には蔵があった。

今日のホテルはドーミーイン秋田。
駅と川反の中間にある。

シングルの部屋は、全国どこにでもあるドーミーインと同様、ベッドで一杯の非常に狭い部屋。
スーツケースを置く折り畳み台がなく、床にスーツケースを寝かせて荷物を出し入れした。
ベッドの枕は、どこのドーミーインでも同様だが、厚みがなく寝にくい。高さ調整できるよう２つ置いて欲しい。

ベッドの奥には机とテレビ台一体の家具。
必要なものは一通りある。

ドーミーイン特有の、部屋の通路に洗面所があるレイアウト。通路を洗面スペースに使い、面積を稼いでいる。

洗面台の前はトイレ、横にシャワースペースがあるが、狭いので大浴場に行った。

窓からの景色。

夕方、夜と２度行った大浴場。
6～7人程度入れる内湯浴槽とサウナ、露天風呂があり、露天風呂は屋上で目隠しがあって景色は見えないが、外気が当たり気持ち良かった。
ヌルヌルした湯で気に入った。

夜は、料亭「志田屋」に行った。川反地区の大通りに面した料亭だ。100年以上の歴史を持つ料亭だ。竿燈祭りの際は、写真にある２階の障子を開けて、目の前で竿燈がみられる桟敷席になるという。

2階の大広間に通された。我々グループ13名の宴会。
写真左の障子を開けると、竿燈祭りが練り歩く大通りだ。

今日の献立。
塩魚汁、鮎の甘露煮、稲庭饂飩等の秋田料理だ。

まずは、さつま芋のワイン煮等の秋田の野菜類の前菜に、とんぶりの山掛け、鯛のお造り等。
年配の秋田訛りの仲井さんが陽気に話しかけてくれる。
ビールに冷酒、熱燗とお酒が進む。

塩魚汁、枝豆のムース

舞茸等の秋田野菜の天ぷら。
鮎の甘露煮の写真は撮影を忘れた。
おなか一杯。

ごはんものは、稲庭うどん

デザートの梨
帰り道のスナックで一杯飲んだ後ホテルに歩いて帰る。
ドーミーインで夜に無料で食べられる夜泣きそば(ラーメン)をレストランで食べ、大浴場に行って就寝。
夜泣きそばと大浴場がドーミーインの良い点だろう。

朝食。朝6時15分から営業していて便利。6時半に行くと満席だった。コロナのためバイキングは中止で、和食重箱か洋食重箱を選択する。飲み物はセルフ。

和食重箱を選択。だんご汁をよそってもらった。
ラップした小鉢をいくつか持ってきた。

朝食後、男鹿半島に向けて大型バスで７時半に出発。